第3週目 パアム・ライザの一週間
◆日記
実験は成功した
ナノマシンの集合体は一つの意識として機能し、急速に動作の精度を上げていった。
更に集合体であるメリットとして、ナノマシンを幾つかの群に分解し、比較的小型な機体へ分割、学習させた後に合一することで、より効率的な学習を行うことも出来た。
筋肉繊維も機能した。入力デバイスの細かな動作とシンクロし、腕部の精密な動作を実現するに至った。
順調だった。順調すぎるほどだった。
ただ一つ、懸念があった。集合体の意識は、開発者や周辺の環境をどこまで認識しているのだろうか。
姿勢制御と、動作の補助。これだけを担わせているが、集合体となったナノマシンは、どこまで知性を得ているのだろうか。
元々は災害救助など、機材が立ち入れない場所で用いられる予定の物だが、そこで、人の判断によらない、ナノマシン自身の判断で行動され、被害を拡大されては叶わない。
そこで、現在は入力デバイスからの反応のみを機体動作へ反映させるようにしている。
科学者自身は、機体へ乗り込んで操縦させるようにしたい、と思っていた。目指すのは、大型化したヒトであった為だ。
そこに自身の夢、希望が無かったと言えば嘘になる。だが、それ以上に人の動作をそのまま反映させることができれば、人が機体になる事ができれば、より汎用的に巨大な力を行使できると考えたのだ。
現在の入力デバイスは機体のカメラ、及び各種センサーを受容するための機材が必要だ。人の動作をそのまま反映するにはあまりに巨大で、結局それを運搬できる車と共にしか行動できない。
かといって基地から離れ過ぎれば、動作に遅延を生じさせる。コンマ一秒でも、正確な動作には致命的だ。
やはり、人が搭乗するしかない。しかし、そのスペースは無かった。
悩み抜いたある日、あるアイデアがもたらされた。国軍からだった。
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「……なんでしょう、あれ」
整備を終え、一休みするパアムの視線の先には、奇妙な光景が広がっていた。
参加したユニオン組織には先客がいた。もしかしたら同期かもしれないが、それはひとまず置いておく。
その機体は、……非常に、非常に個性的だった。個性的でない機体など、異邦者が度々たどり着くこの世界では、存在しないのかもしれないけれど。
暫く思考し、機構などを考えて……考えるのを止めた。
細かいことを抜きにしても、整備、制御という観点から情報交換ができた事は幸運だった。
教唆を受けることができたし、プレディの問題点も認識することができた。
その上で、自分でも改良を行ってみた。市販品をベースに、一部''プレディに置き換える''事で軽量化を狙ったのだ。
どこまで有効かは分からないが、上手くいくと嬉しい。
と、いう事で大幅な改修を行った。
脚部フレームを頑丈で重装甲な物に置き換え、先日購入したものの、積載量の関係上使用できなかった武装を積んだ。
エンジンとバーニアを増設し、機動力を確保、その上でFCSを導入し、射撃性能を上げた。
次の戦場は、予測では霧が晴れる。射線も通りやすいというから、後は自分の腕次第だ。
「生き残れると良いですね」
賑やかなユニオンの面々を前に、パアムはひとりごちた。
ナノマシンの集合体は一つの意識として機能し、急速に動作の精度を上げていった。
更に集合体であるメリットとして、ナノマシンを幾つかの群に分解し、比較的小型な機体へ分割、学習させた後に合一することで、より効率的な学習を行うことも出来た。
筋肉繊維も機能した。入力デバイスの細かな動作とシンクロし、腕部の精密な動作を実現するに至った。
順調だった。順調すぎるほどだった。
ただ一つ、懸念があった。集合体の意識は、開発者や周辺の環境をどこまで認識しているのだろうか。
姿勢制御と、動作の補助。これだけを担わせているが、集合体となったナノマシンは、どこまで知性を得ているのだろうか。
元々は災害救助など、機材が立ち入れない場所で用いられる予定の物だが、そこで、人の判断によらない、ナノマシン自身の判断で行動され、被害を拡大されては叶わない。
そこで、現在は入力デバイスからの反応のみを機体動作へ反映させるようにしている。
科学者自身は、機体へ乗り込んで操縦させるようにしたい、と思っていた。目指すのは、大型化したヒトであった為だ。
そこに自身の夢、希望が無かったと言えば嘘になる。だが、それ以上に人の動作をそのまま反映させることができれば、人が機体になる事ができれば、より汎用的に巨大な力を行使できると考えたのだ。
現在の入力デバイスは機体のカメラ、及び各種センサーを受容するための機材が必要だ。人の動作をそのまま反映するにはあまりに巨大で、結局それを運搬できる車と共にしか行動できない。
かといって基地から離れ過ぎれば、動作に遅延を生じさせる。コンマ一秒でも、正確な動作には致命的だ。
やはり、人が搭乗するしかない。しかし、そのスペースは無かった。
悩み抜いたある日、あるアイデアがもたらされた。国軍からだった。
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「……なんでしょう、あれ」
整備を終え、一休みするパアムの視線の先には、奇妙な光景が広がっていた。
参加したユニオン組織には先客がいた。もしかしたら同期かもしれないが、それはひとまず置いておく。
その機体は、……非常に、非常に個性的だった。個性的でない機体など、異邦者が度々たどり着くこの世界では、存在しないのかもしれないけれど。
暫く思考し、機構などを考えて……考えるのを止めた。
細かいことを抜きにしても、整備、制御という観点から情報交換ができた事は幸運だった。
教唆を受けることができたし、プレディの問題点も認識することができた。
その上で、自分でも改良を行ってみた。市販品をベースに、一部''プレディに置き換える''事で軽量化を狙ったのだ。
どこまで有効かは分からないが、上手くいくと嬉しい。
と、いう事で大幅な改修を行った。
脚部フレームを頑丈で重装甲な物に置き換え、先日購入したものの、積載量の関係上使用できなかった武装を積んだ。
エンジンとバーニアを増設し、機動力を確保、その上でFCSを導入し、射撃性能を上げた。
次の戦場は、予測では霧が晴れる。射線も通りやすいというから、後は自分の腕次第だ。
「生き残れると良いですね」
賑やかなユニオンの面々を前に、パアムはひとりごちた。
NEWS
……では、現在の状況を詳しく見ていきましょう西方辺境には≪月の谷≫があり、そこへ続くルートにはやはり無数の遺跡要塞が存在していました
そして手前からリソスフェア、バイオスフェア、ストラトスフェア、イオノスフェアの4つの要塞が現存します
辺境軍閥は≪月の谷≫に眠る遺産技術を発掘するために、禁を破り西方辺境へ秘密裏に進出しました
そしてこの4つの遺跡要塞の再起動に成功します
ようやく事態に気付いた企業連盟はハイドラ大隊を招集し、現在に至ります。そして……
◆訓練
射撃の訓練をしました射撃が14上昇した
射撃の訓練をしました経験値が足りない
射撃の訓練をしました経験値が足りない
射撃の訓練をしました経験値が足りない
射撃の訓練をしました経験値が足りない
◆送品
◆送金
◆破棄
◆購入
パアムはL2-02-Titanを939cで購入した!!
パアムは照準ヘルプを360cで購入した!!
パアムは機動ユニット【スタープリズム】を939cで購入した!!
◆作製
資金を1000を投入した!!
加速装置21と加速装置21を素材にしてPP001-HAYATEを作製した!!
◆戦闘システム決定
アサルト に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に簡易操縦棺を装備した
脚部2にL2-02-Titanを装備した
スロット3に簡易頭部を装備した
スロット4に20mm機関砲を装備した
スロット5にXE-221T "SnapDragon"を装備した
スロット6に虚無狙撃砲A-機動を装備した
スロット7に照準ヘルプを装備した
スロット8に簡易エンジンを装備した
スロット9にPP001-HAYATEを装備した
スロット10に機動ユニット【スタープリズム】を装備した
スロット11にクイックバーニアを装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
ユニオン活動
グロッソラリアの活動記録
言葉はわからなくても作るものなら心は通じる。
そういう人たちの組織がここ「グロッソラリア」
制御とか整備が好きな人はおいでください。
どちらか一方だけでも結構!
作れ作れ!
※ユニオン活動は制御2 整備3です。
RPとかはするかもしれません
そういう人たちの組織がここ「グロッソラリア」
制御とか整備が好きな人はおいでください。
どちらか一方だけでも結構!
作れ作れ!
※ユニオン活動は制御2 整備3です。
RPとかはするかもしれません
制御の訓練をしました
制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
100c支払い、素材を1個手に入れた
![]() | ベル 「え、ええと…うん… わたしの名前は「ヴェレカ・クラウン」… …研究者をやっていたの。 「ベル」でも「レッカ」でも好きに呼んでいいよ!これからよろしく!」 |
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メッセージ
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1150
攻撃戦果補正5.69%
支援戦果補正5%
防衛戦果補正4.63%
合計現金収入1335
整備費 -835
ユニオン費 -92
◆経験値が20増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
攻撃戦果補正5.69%
支援戦果補正5%
防衛戦果補正4.63%
合計現金収入1335
整備費 -835
ユニオン費 -92
◆経験値が20増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
パアムは姿勢制御装置22を入手した!
パアムは対魔呪符22を入手した!
パアムは保証書22を入手した!
明日の戦場
第4ブロック
鋼鉄のコロッセオ
君たちの戦いをダシに賭けを行うようだ。気にせず全力で戦ってほしい
来週の霧濃度:63%
来週の電磁波:3%
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キャラデータ
名前
パアム・ライザ
愛称
パアム
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プロフィール
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各地を彷徨い歩く、常に腹ペコお姉さん。 割り切りが早く、自分にはこれしかない、やるしかない、と思っているからハイドラに乗っている。 四肢は義体。かろうじて左腕が肘まで残っている。かと言って力が無いわけではない。襲うと腕をねじ切られるぞ☆ 義肢を頻繁に付け替えする性質上、常に薄着、そしてその上に布を羽織っている。 目的も無く、ただその日を生きている。 ただ、その過程で本を沢山読めたら良いな、とは本人の弁。 「プレディーター」 一貫性が無い継ぎ接ぎだらけのパーツと装甲のハイドラ ハイドラはこの名前を気に入っていないようだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 悪魔的発想だった。 ロボット、とりわけ巨大な二足歩行ロボットに足りないものは強度だ。 骨組みはともかく、動かすモーターが問題だった。股関節部には負荷がかかるし、それで動かしたとして、車の1/10以下の速度では、目も当てられない。 モーターを制御する事も困難だった。なぜなら、巨大になればなるほど、それを制御するAIを作ることは、物理的に難しくなっていくのだ。主に実験場とコスト的な意味で。 なれば、どうするか。 ある科学者は考えた。人は、筋肉で身体を動かしている。筋で身体を補助し、防護している。軟骨で、それを緩和している。 ならば、再生する筋肉、そして、それを統括する脳。それがあれば、良いのではないか。 ある科学者には心当たりがあった。 ナノマシンだ。 脳はどこまでが脳なのか、聞いたことがあるだろうか。 例えば、脳を半分にしたとする。それでも人は意識を保っている。半分でも、脳は脳だ。人の意識を持っている。 どこからが脳で、どこまでが脳細胞の集合体なのか。今はそんな問答はどうでもいい。 それを、ナノマシンの集合体で作ろうとしたのだ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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1 | 操縦棺A | 簡易操縦棺 [20/---/---]《装備:1》 | ▼詳細 |
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2 | 中二脚A | 簡易中二脚A [20/---/---] 機動[406] 跳躍[131] AP[1316] 旋回速度[438] 防御属性[物理] 防御値[360] 貯水量[175] 積載量[2500] 消費EN[180] 金額[360] 重量[1000] [二脚] *作者* |
▼詳細 |
3 | 頭部A | 簡易頭部 [20/---/---]《装備:3》 | ▼詳細 |
4 | 腕部A | 簡易腕部 [20/---/---] | ▼詳細 |
5 | 速射砲A | 簡易速射砲 [20/---/---] 火力[219] 発射数[4] 防御属性[電子] 防御値[180] 精度[175] 貯水量[8] 弾数[15] 武器属性[速射] 異常追加[35] 消費EN[4] 金額[360] 弾薬費[50] 重量[150] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
6 | 粒子ブレードA | 簡易粒子ブレード [20/---/---] 火力[1053] 連撃数[1] 防御属性[電子] 防御値[540] 精度[87] 貯水量[175] 弾数[9999] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[360] 金額[360] 重量[150] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
7 | エンジンB | 簡易エンジン [20/---/---]《装備:8》 | ▼詳細 |
8 | レーダーA | 簡易レーダー [20/---/---] | ▼詳細 |
9 | 狙撃砲A | 虚無狙撃砲A-機動 [20/機動/---]《装備:6》 火力[1667] 発射数[1] 防御属性[火炎] 防御値[306] 精度[526] 貯水量[70] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[180] 金額[360] 弾薬費[160] 重量[900] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
10 | 素材 | アンテナ20 [20/索敵/---] | ▼詳細 |
11 | 素材 | 粒子吸着材20 [20/耐粒/---] | ▼詳細 |
12 | 素材 | 貯水タンク20 [20/貯水/---] | ▼詳細 |
13 | 機関砲A | 20mm機関砲 [20/精度/---]《装備:4》 火力[35] 発射数[60] 防御属性[電子] 防御値[18] 精度[147] 貯水量[43] 弾数[80] 武器属性[速射] 異常追加[30] 消費EN[1] 金額[360] 弾薬費[5] 重量[250] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
14 | 焼夷機関砲A | XE-221T "SnapDragon" [20/精度/---]《装備:5》 火力[26] 発射数[50] 防御属性[物理] 防御値[18] 精度[24] 貯水量[43] 弾数[100] 武器属性[漏出] 異常追加[5] 消費EN[1] 金額[360] 弾薬費[6] 重量[150] [火炎射撃] *作者* |
▼詳細 |
15 | 軽ブースターA | クイックバーニア [20/機動/---]《装備:11》 | ▼詳細 |
16 | 素材 | アンテナ21 [21/索敵/---] 特殊B[100] [素材] |
▼詳細 |
17 | エンジンB | PP001-HAYATE [21/機動/機動]《装備:9》 | ▼詳細 |
18 | 素材 | 姿勢制御装置22 [22/飛行/---] 特殊B[120] [素材] |
▼詳細 |
19 | 重二脚A | L2-02-Titan [20/装甲/装甲]《装備:2》 機動[252] 跳躍[94] AP[3119] 旋回速度[235] 防御属性[物理] 防御値[774] 貯水量[754] 積載量[4200] 消費EN[251] 金額[939] 重量[1600] [二脚] *作者* |
▼詳細 |
20 | FCSA | 照準ヘルプ [20/精度/装甲]《装備:7》 | ▼詳細 |
21 | 重ブースターA | 機動ユニット【スタープリズム】 [20/機動/旋回]《装備:10》 | ▼詳細 |
22 | 素材 | 対魔呪符22 [22/耐霊/---] 特殊B[120] [素材] |
▼詳細 |
23 | 素材 | 保証書22 [22/保証/---] 特殊B[120] [素材] |
▼詳細 |
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