第3週目 マリエッタの一週間
◆日記
「随分とぼんやりしているけど、疲れているのかい?」
読みかけの本のページが風でぱらぱらと捲れる。
カフェのテーブルに肘をついて、いつのまにか視線は本ではなく何処か遠くを見ていた。
紅茶から上がるハーブの香りが乗った湯気は、運ばれた時に比べだいぶ少なくなっている。
「あ……、いいえ、大丈夫よ。それよりごめんなさい、折角デートに誘ってくれたのに……。」
「いいんだよ。無理してつき合わせたのなら、謝らなきゃいけないのは俺の方だし。」
そんな事はないと、私は小さく首を横に振る。
だって、貴方と一緒の時間は私の宝物だもの。
単純なのかもしれないけれど、貴方に逢えるこの休日をどれだけ楽しみにして日々を過ごしている事か。
「そう?でも、本当に無理はしないで。」
レモンシフォンの髪がふわりと揺れて。
ネイビーの瞳を細めながら、その顔が近づく。
伸ばされた大きな手が私の長いオリーブグリーンの髪に触れる。
視界に広がる、彼の柔らかい笑みに、つられるように、金色の瞳を細め、柔らかく微笑む。
「マリィ、…………」
ああ、幸せだわ。いつまでもこの幸せが、どうか、どうか、続きますように。
私は、切に、そう願った。
☆+☆+☆+☆+☆+☆+☆+☆+☆
「……あの時は。」
何でこんな大昔の事を思い出したかって言えば、この首から下げている指輪のせいなんだけれど。
この指輪を贈ってくれた彼とは疾うの昔に関係は終わっている。
「終わらせた、って言った方が正しいか。」
そんな終わった関係の相手からの贈り物を今でも大事に身に付けているなんて、甚だ馬鹿馬鹿しいとは思うだろう。
別に今でも引き摺っているから持ち歩いているわけじゃない。
「別れたばかりの頃は、また再び逢ってその時まだお互い気持ちがあれば、昔の僕『マリィ』に戻ってやってもいいかな、なんて思ったりもしたりしなかったり?」
本当に、本当に、何千年も前の大昔の話。
ちゃーんと女の子らしかった頃の僕の話。
けれどそんな日はやってはこなかった。……というより、僕が避けていたんだけれども。
避けても避けても、それでも出逢うのなら、運命だと思ってやり直してもいいと思ったりもした。
……結果、彼とは運命などではなかった。
それでも今でも持ち歩いてしまうのは、最早癖というかなんというか。
ま、今更出会ったところでやり直す気なんてさらさらないし、向こうももう、別な相手と幸せになっているのだし。
「寧ろあいつの……レナの方が余程運命じゃないだろうか。……もちろん、嫌な意味での運命、って意味だけれど。」
腐れ縁、というかなんというか。
出逢ってから、ここに来るまで、言い合いや喧嘩多め、それでも何だかんだ共にしているのはそれ以外何て言ったらいいのだろう。
「本当、煩いったらありゃしない。」
さっさと成仏すればいいのに、連れて逝くだのなんだの。
ノーサンキュウだっての。
「だから、こうして離れてしまって、傍に居ないと清々するね。」
☆+☆+☆+☆+☆+☆+☆+☆+☆
……いや、本当は落ち着かない。
早く、迎えに来ておくれよ。
おまえが居ないと、不安で仕方がない。
消えてしまって二度と逢えないんじゃないかと思ってしまう。
…………ああ、僕としたことが。見事に依存してしまっているなぁ。
読みかけの本のページが風でぱらぱらと捲れる。
カフェのテーブルに肘をついて、いつのまにか視線は本ではなく何処か遠くを見ていた。
紅茶から上がるハーブの香りが乗った湯気は、運ばれた時に比べだいぶ少なくなっている。
「あ……、いいえ、大丈夫よ。それよりごめんなさい、折角デートに誘ってくれたのに……。」
「いいんだよ。無理してつき合わせたのなら、謝らなきゃいけないのは俺の方だし。」
そんな事はないと、私は小さく首を横に振る。
だって、貴方と一緒の時間は私の宝物だもの。
単純なのかもしれないけれど、貴方に逢えるこの休日をどれだけ楽しみにして日々を過ごしている事か。
「そう?でも、本当に無理はしないで。」
レモンシフォンの髪がふわりと揺れて。
ネイビーの瞳を細めながら、その顔が近づく。
伸ばされた大きな手が私の長いオリーブグリーンの髪に触れる。
視界に広がる、彼の柔らかい笑みに、つられるように、金色の瞳を細め、柔らかく微笑む。
「マリィ、…………」
ああ、幸せだわ。いつまでもこの幸せが、どうか、どうか、続きますように。
私は、切に、そう願った。
☆+☆+☆+☆+☆+☆+☆+☆+☆
「……あの時は。」
何でこんな大昔の事を思い出したかって言えば、この首から下げている指輪のせいなんだけれど。
この指輪を贈ってくれた彼とは疾うの昔に関係は終わっている。
「終わらせた、って言った方が正しいか。」
そんな終わった関係の相手からの贈り物を今でも大事に身に付けているなんて、甚だ馬鹿馬鹿しいとは思うだろう。
別に今でも引き摺っているから持ち歩いているわけじゃない。
「別れたばかりの頃は、また再び逢ってその時まだお互い気持ちがあれば、昔の僕『マリィ』に戻ってやってもいいかな、なんて思ったりもしたりしなかったり?」
本当に、本当に、何千年も前の大昔の話。
ちゃーんと女の子らしかった頃の僕の話。
けれどそんな日はやってはこなかった。……というより、僕が避けていたんだけれども。
避けても避けても、それでも出逢うのなら、運命だと思ってやり直してもいいと思ったりもした。
……結果、彼とは運命などではなかった。
それでも今でも持ち歩いてしまうのは、最早癖というかなんというか。
ま、今更出会ったところでやり直す気なんてさらさらないし、向こうももう、別な相手と幸せになっているのだし。
「寧ろあいつの……レナの方が余程運命じゃないだろうか。……もちろん、嫌な意味での運命、って意味だけれど。」
腐れ縁、というかなんというか。
出逢ってから、ここに来るまで、言い合いや喧嘩多め、それでも何だかんだ共にしているのはそれ以外何て言ったらいいのだろう。
「本当、煩いったらありゃしない。」
さっさと成仏すればいいのに、連れて逝くだのなんだの。
ノーサンキュウだっての。
「だから、こうして離れてしまって、傍に居ないと清々するね。」
☆+☆+☆+☆+☆+☆+☆+☆+☆
……いや、本当は落ち着かない。
早く、迎えに来ておくれよ。
おまえが居ないと、不安で仕方がない。
消えてしまって二度と逢えないんじゃないかと思ってしまう。
…………ああ、僕としたことが。見事に依存してしまっているなぁ。
NEWS
……では、現在の状況を詳しく見ていきましょう西方辺境には≪月の谷≫があり、そこへ続くルートにはやはり無数の遺跡要塞が存在していました
そして手前からリソスフェア、バイオスフェア、ストラトスフェア、イオノスフェアの4つの要塞が現存します
辺境軍閥は≪月の谷≫に眠る遺産技術を発掘するために、禁を破り西方辺境へ秘密裏に進出しました
そしてこの4つの遺跡要塞の再起動に成功します
ようやく事態に気付いた企業連盟はハイドラ大隊を招集し、現在に至ります。そして……
◆訓練
制御の訓練をしました制御が12上昇した
整備の訓練をしました整備が12上昇した
◆送品
◆送金
◆破棄
◆購入
エッタは落花時節又逢君を360cで購入した!!
◆戦闘システム決定
アシスト に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に簡易操縦棺を装備した
脚部2に簡易軽二脚Aを装備した
スロット3に簡易頭部を装備した
スロット4に簡易腕部を装備した
スロット5に簡易速射砲を装備した
スロット6に簡易粒子ブレードを装備した
スロット7に簡易エンジンを装備した
スロット8に簡易レーダーを装備した
スロット9に虚無飛行ユニットA-索敵を装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
レナンティスとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
ユニオン活動
ランダムの訓練をしました
ランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
メッセージ
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1150
攻撃戦果補正5.7%
支援戦果補正4.91%
防衛戦果補正5.44%
合計現金収入1344
整備費 -790
ユニオン費 0
◆経験値が20増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
攻撃戦果補正5.7%
支援戦果補正4.91%
防衛戦果補正5.44%
合計現金収入1344
整備費 -790
ユニオン費 0
◆経験値が20増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
エッタは自動修復装置22を入手した!
エッタは粒子吸着材22を入手した!
明日の戦場
第20ブロック
ジャンク漁り
大型のカーゴが荒野で発見された。この貴重な物資を他のものに奪わせるわけにはいかない。すでに、ハゲワシが群がっているようだ。全員撃破してくれ
来週の霧濃度:63%
来週の電磁波:3%
アルターカーグ |
灰縞の猫 |
白靴下の猫 |
グラウコノメ |
湯守 |
花火や 紅扇 |
クリスティン&ヘキサ |
楓・エルドリッジ |
キリー=エヴァンス |
テツテツ |
レジーナ・ティラミスト |
林完津 |
アイちゃん |
霧崎サダメ |
クック・チョウコウ |
マリエッタ |
レナンティス |
マスクメロンパンマン |
ムジカ・ネネウ |
ライラプス |
『装甲車』[火炎] |
『装甲車』[火炎] |
『装甲車』[火炎] |
『装甲車』[火炎] |
装甲DR『ポーン』[電子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
『装甲車』[火炎] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
『装甲車』[火炎] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
装甲DR『ポーン』[電子] |
装甲DR『ポーン』[電子] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
『装甲車』[火炎] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
『装甲車』[火炎] |
装甲DR『ポーン』[電子] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
キャラデータ
名前
マリエッタ
愛称
エッタ
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プロフィール
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トレードマークはアンシンメトリーの髪。 ……と、背後に憑りついた、幽霊。 ●マリエッタ・シャンティ ┗見聞を深める為に旅する冒険者。 過去、冒険を共にし、その最中に命を落としたレナ(ENo.79レナンティス)という女性の幽霊に憑りつかれた元・男装の氷術師。 自分を地獄へ連れて行けるのはレナだけだ、と常日頃思っており、地獄へ行ったら迷わずに道案内できるように今からしつこいくらいに言っている程。 「もうすぐお前と同じ場所に逝ってやるから、もう少しだけ待ってておくれよ」 ……とは言ったものの、当人にはまだまだ死ぬ気は、ない。 ☆+☆+☆+☆+☆+☆+☆+☆+☆ 少年のような見た目に、小柄な体格。 皮肉屋な性格は多少マシになったとかなっていないとか。 必要も無くなったので男装はやめたものの、胸だけは男装しなくても可哀想なくらいの、つるぺた。 あまりにも目立つので周りからPADを勧められ、そして装着している。 当人は認めたくはないが、憑りついた彼女だけには心を許している。 ☆+☆+☆+☆+☆+☆+☆+☆+☆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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1 | 操縦棺A | 簡易操縦棺 [20/---/---]《装備:1》 | ▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | 軽二脚A | 簡易軽二脚A [20/---/---]《装備:2》 機動[598] 跳躍[157] AP[438] 旋回速度[658] 防御属性[物理] 防御値[180] 貯水量[87] 積載量[1900] 消費EN[270] 金額[360] 重量[700] [二脚] *作者* |
▼詳細 |
3 | 頭部A | 簡易頭部 [20/---/---]《装備:3》 | ▼詳細 |
4 | 腕部A | 簡易腕部 [20/---/---]《装備:4》 | ▼詳細 |
5 | 速射砲A | 簡易速射砲 [20/---/---]《装備:5》 火力[219] 発射数[4] 防御属性[電子] 防御値[180] 精度[175] 貯水量[8] 弾数[15] 武器属性[速射] 異常追加[35] 消費EN[4] 金額[360] 弾薬費[50] 重量[150] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
6 | 粒子ブレードA | 簡易粒子ブレード [20/---/---]《装備:6》 火力[1053] 連撃数[1] 防御属性[電子] 防御値[540] 精度[87] 貯水量[175] 弾数[9999] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[360] 金額[360] 重量[150] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
7 | エンジンB | 簡易エンジン [20/---/---]《装備:7》 | ▼詳細 |
8 | レーダーA | 簡易レーダー [20/---/---]《装備:8》 | ▼詳細 |
9 | 飛行ユニットA | 虚無飛行ユニットA-索敵 [20/索敵/---]《装備:9》 | ▼詳細 |
10 | 素材 | 避雷針20 [20/耐電/---] | ▼詳細 |
11 | 素材 | 軽量化プラン20 [20/重量軽減/---] | ▼詳細 |
12 | 素材 | 対魔呪符20 [20/耐霊/---] | ▼詳細 |
13 | 素材 | 噴霧ノズル21 [21/噴霧/---] 特殊B[100] [素材] |
▼詳細 |
14 | 素材 | 反応スプリング21 [21/跳躍/---] 特殊B[100] [素材] |
▼詳細 |
15 | パイルA | 落花時節又逢君 [20/重量軽減/噴霧] 火力[1667] 連撃数[1] 防御属性[粒子] 防御値[720] 貯水量[263] 噴霧量[24] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[90] 金額[360] 弾薬費[140] 重量[80] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
16 | 素材 | 自動修復装置22 [22/AP回復/---] 特殊B[120] [素材] |
▼詳細 |
17 | 素材 | 粒子吸着材22 [22/耐粒/---] 特殊B[120] [素材] |
▼詳細 |
18 | --- | --- | --- |
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21 | --- | --- | --- |
22 | --- | --- | --- |
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24 | --- | --- | --- |
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