ENo.0244　許多&アンフィニの人工精霊

ルオルカさんが電磁波が4%しかない良い天気だからと私達をお買い物に誘ってくれたので、
ロウシャさんも誘って三人でお買い物に行くことにしました。
兄さんがどうしても超加速して衝撃波を出したいと言って聞かないので
今まで買ったことがなかったブースターの選び方をお二人に教えてもらいました。
ブースターの噴霧量は他のパーツと比べかなり高いので、
対電子攻撃耐性とのバランスが難しく戦場を選ぶパーツだと思います。
ルカさんがいつもスレイベルやコロッソスがいる戦場に妙に耐電性能が低いアセンブルで
来てしまう理由が今回よくわかりました。

いつも見に行くエンジンのお店の前に、高価なエンジンを悲しそうに見つめている女の子と
その女の子と会話しているんだか会話できていないのだかちょっと判らない、奇妙な言葉遣いの男性がいました。
事件性がないか心配になって兄さんが声をかけたところ、女の子の方はなんと残像で、男性の方は生きていました。
残像なのに意識ははっきりとしていて、ハンナ・コヴァルスカさんと名乗り、今週も戦場に出るのだと言っていました。
新しい領域殲滅兵器とエンジンが欲しいそうなのですが、残像にパーツを売ってくれる人はいないととても悲しそうでした。
何かお供えしてあげたかったのですが…、ハンナさんが求めているのは
私達も入用で予備がないミストエンジンと、私達が持ち合わせていない領域殲滅兵器だったのが残念です。

男性の方はカラーガタさんと名乗っていましたが、それ以外の発言は意味を汲み取るのが非常に難しく、
ルオルカさんが「これぞ適性極って感じなんだろうね」と評していました。
適性極の人とは総じてそんな感じなのでしょうか…？そんな、まさか。
粘り強く対話を試みた結果、カラーガタさんは残像領域に来てまだ間もなく、
誘発装置を求めてマーケットを彷徨っていた途中にハンナさんを見つけて、
彼なりにハンナさんを励まそうとしていた…？という推測が立ちました。
追手の憲兵でもそれ以外の悪い人でもなさそうなので、
カラーガタさんには後日、余っているチャフ散布装置を送ってあげようと思います。

不思議な出会いでした。
なお、終始ロウシャさんはドン引きされておられました。


(Special Thanks:
@mizukimachihiro/Eno.158 ルオルカ・マーマレイド
@ayautaginrei/Eno.44 ロウシャ・ゼイルストゥラ
@synctrunk/Eno.381 故 ハンナ・コヴァルスカ
@kirugiri/Eno.277 カラ・アーガタ
背景素材拝借/PixivID=59218933）

何らかの理由によりハイドラに縛りつけられたライダーが集まる。掃き溜めとも言う。
　
一部メンバーの素行不良により世間からの評判は芳しくない。

音楽専念。