第18週目 リビー・ニエロの一週間
◆日記
意識が研ぎ澄まされて行く。
思考が驚くほどクリアになり、一瞬ごとにその純度は増す。
視界は黒金乱眼と完全にリンクしたかのようだ。死角が消える。
入ってくる情報への対処が限りなく反射に近づく。それも正確な。
厳しい戦場で稀に訪れる感覚だった。
派手派手しいオレンジと灰色がかった紺の群。その奥に鎮座する怖気を誘う白い繭。
大量のバイオ兵器と、それらを統べるバイオコクーンだ。
どちらを見ても敵ばかり。生み出される恐ろしいほどの物量は純粋な力となり、戦場を覆い尽くそうとしていた。
その力に対抗する。
黒金乱眼は立ちふさがる大群へ向かい、切り込むように駆け続ける。
駆けて、跳び、殴る。殴る。殴る。殴る。
粒子スピアの白い光槍とヒートソードの紅い半月が戦場の大群を、蠢く有象無象を、次々と貫き切り裂く。
貫いても切り裂いても殴り倒しても生み出され一向に減らない相手を、減るまで墜とし続け、生み出す大元も叩き潰す。それが黒金乱眼の、リビーの、攻撃機の役目だった。
今回の要塞戦は敵味方の耐久値と火力のせめぎ合いがひときわ激しい。
倒しても倒しても減った気配なく連続攻撃を仕掛けてくる敵と、それらを率いて体力を回復する敵。
味方の機体が乱舞し、絶え間なく敵を墜とし、墜とし、墜とし続けている。
それでも、あちらも墜ちるが、こちらも墜ちる。そんな戦場。
リビーの駆る黒金乱眼は、ブースターを三機搭載して機動特化を試みておいたことが功を奏した。同じく機動特化した機体や火力に秀でた機体とともに、索敵特化機体から送信される大量のデータを使って、全員が壮絶な勢いでバイオ兵器とコクーンに猛攻を仕掛ける。
つまり、削りきれれば勝ちだ。
敵勢力が不明のまま要塞攻略に臨まなくてはならないと分かった時、リビーは僚機のリオと相談し、黒金乱眼の調整を少しだけ『尖らせた』。
リビーは前衛で格闘戦を行うタイプだが、だからといって生還を軽視することはない。その志向は搭乗機の調整にも現れている。だからこれまで黒金乱眼はシステムノーマルであり、機動優先の軽量機ながら防御値も最低限考慮されていた。
しかし今回はAPと装甲数値、そして索敵スキャン能力を有する頭部パーツを一部降ろしてまでブースターを増設した。一か八かの賭けに近かったが、運良く当たった。
その運を、最大限に活かさなければならない。
(じゃねえと、削りきる前にこっちの戦線が崩壊だ!!!)
雨あられと降り注ぐのは、バイオ兵器が繰り出す霊障攻撃。残像領域に閃く不可思議な現象が畳み掛けるように幾度も幾度も襲い来る。
「舐めるな!!!」
最大回避で躱す。その道筋が見えた。感覚は依然としてクリアだ。
澄み切った頭の中で残存APが半分を切っていることを認識する。だが機体は軽い。まだまだ行ける。
いつも以上に激しい機動と絶え間ない攻撃による被弾で負った打撲の痛みは切り離され、意識の外だ。アドレナリンとドーパミン、その他諸々の脳内物質が大量放出されているのが認識できそうなほど、全身の感覚が戦場へ向けて開いている。
(早く。もっと、速く)
また一機、味方が墜ちた。残像機も。
一回の跳躍で二体のバイオ兵器を潰し、バイオコクーンの白い繭肌を一発殴りつける。敵はまだ揺らがない。バイオ兵器が蘇生する。霊障攻撃の雨が降る。
(もっと、もっと、速く。はやく。はやく、はやく)
展開されたMRパネルに流れる戦場のデータ。リビーの視界の端に耐え続ける僚機のステータスが映る。僚機の、リオのバーントイエローは、既に被弾回数が二桁を超えた。
(速く。はやく。はやく、はやく、はやくはやく、はやくはやくはやくはやく)
ただひたすら敵を捕捉し、攻撃し続ける。
押し寄せる『死』に追いつかれないように。顎をひらく『死』に飲み込まれないように。
リオが『死』に、触れないように。
黒金乱眼の機体が軋む。拉げてひび割れ剥がれ落ちる装甲が、薄い霧の中で散って行く。残る装甲面を精一杯彩るように、動力エネルギーの波が光の軌跡となり煌めいた。機動速度がひときわ上がる。
味方の一撃が命中し、最後のバイオ兵器が墜ちる。
それが見なくても分かった。
ただ一体残ったのは、ぼろぼろになりながらもまだどこか白いバイオコクーンだ。
駆ける。
あれが終わりだ。あれを墜とせば。あれを墜とさなくては。あれを。
「墜ちろ!!!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
リビーが黒金乱眼との接続を解除し、機体から降りたのとほぼ同時に、息急き切ったリオがガレージに飛び込んできた。
「リビー!」
損傷の激しい黒金乱眼を痛ましげに見やる視線。次いでリビーを捉え、目が合った瞬間、駆け寄ってくる。
「リビー、よかった、無事で……!」
どこか泣きそうな顔で言うリオはパイロットスーツのままだ。不思議な色合いの髪は乱れ、遠目にも分かるほど顔色が良くない。帰投直後、取るものもとりあえずこちらに来たのだろう。またモンテズマにどやされるぞ、と内心リビーはため息を吐く。接続肢の解除が雑で困るという愚痴は、優秀なAIから何度も聞いた。
「体の具合は? 怪我は? 黒金乱眼も、大丈夫か?」
言葉に詰まりながら、リビーの様子を——具合を、観察するように一心に見つめてくるリオに、むず痒い心持ちになる。不安気なバディを安心させてやりたくて、リビーは口の端を引き上げた。
「損傷が酷えが、ほとんど装甲部分だ。なんとかなる」
リオが笑みと歪みが入り混じったような複雑な表情を浮かべた。過酷な戦場の残り香をまだ引きずって、混乱しているような顔だった。苦しげで、しかし確かな安堵混じりの。
「俺は大丈夫だ。問題ない……って、リオ!! お前!!」
そんなリオが側まで来た瞬間、鼻腔を掠めたのは独特の臭いだ。覚えのあるそれにリビーが目を剥いた。
「どっか怪我しただろ!!!」
怒鳴りつけ、盛大に顔を顰める。これはリオの人工血液の臭いだ。どこか甘い、けれど鉄臭い、リオの血の臭い。
「え、あ、これは」
驚いたように目を丸くし瞬いたその目尻から、だらりと新たな血が流れ、リビーの堪忍袋の緒は容易く切れた。確信する。こいつ、無治療だ。
「なにこっちに来てやがる!! さっさと電源繋いで治療しろ!!」
吼える声は一層鋭さを増し、眉間に刻まれた峡谷のような皺が一気に深く、険しくなる。
「だ、大丈夫だ。大した損傷じゃないし」
「それだけ出血しといて何言ってんだ馬鹿野郎!!」
どこかおたおたと言い募るリオの暢気さに、リビーのこめかみがひくつく。
リオのパイロットスーツは、機械油染みではない、明らかに滴り落ちた血で、あちこちが汚れていた。良く見れば両手にも血がこびり付いている。流れ出た部分を拭ったらしい。顔を歪め鬼のような形相でぎりぎりと歯ぎしりをするリビーの前で、リオは尚もなんでもないことのように、自分の様子を見下ろし、
「本当に大丈夫なんだ、このぐらいすぐに直せるし……」
「だったらすぐに治してこい!!」
何を言おうと、治療するまではどんな話も聞く耳持たない、という強い決意を込めて、紫色の瞳を睨みつける。それでも一瞬、動くことをためらったリオだが、流石にリビーの剣幕に気圧されたのか、小さく頷いた。
「分かった。直してくる」
「ああ」
「落ち着いたら連絡する! あなたも少し、休んで」
「いいから早く行け!」
とっとと行け、という鉄の意志で再度怒鳴ると、ようやくリオは踵を返した。急ぎ足で自分のガレージに戻りながら、それでも立ち去り難いのか、何度か心配そうに振り返る。その度に、さっさと行け、と睨み続けていたリビーと視線が合った。
リビーはリオの姿が完全に扉の向こうに消えるまで、仁王立ちのまま見送った。
扉が閉まり、何重かのロックがかかる音がする。
ふと、気が抜けた。
目眩と吐き気が戻ってくる。
戦場の過酷さと比例して、いつもより酷い。
地面が揺れる。血と吐瀉物の味が喉奥を焼く。
怪我はいい。
怪我ならいい。
生きているということだから。
(リオが、『直す』と言っているのが分かる)
(お前の『なおす』は『直す』なのか)
(なあ、違うだろ)
(『治す』だろ)
(『なおす』は『治す』だ)
(忘れるな)
(忘れるな)
(お前は生きているということを)
NEWS
本日のニュースです企業連盟はハイドラ大隊の遠征完了を発表しました
英雄となったライダーたちには、さらに活躍の場が与えられます
巨大闘技場でハイドラ同士が戦う興行を各地で行う計画が……
メフィルクライア 「おはようございます。メフィルクライアです」 |
メフィルクライア 「突然ですが、遠征の終わりで、わたしの大隊指揮管理は終わりのようです」 |
メフィルクライア 「元々私は戦争屋でも何でもないですしね。寂しいですが、肩の荷が下りました」 |
メフィルクライア 「これからどうするかなあ……デスクワークの日々に戻るだろうし、特に予定もないのですけれど」 |
メフィルクライア 「また連絡してもいいですか? わたしは、あなたたちに少し興味を持ちました」 |
メフィルクライア 「あなたたちは嫌がるだろうけど…わたしは嫌われ者だから。でも、きっとあなたたちは…驚くと思うよ。何がって? 教えない!」 |
メルサリアからのメッセージ 「メルサリアだ。鹵獲感謝する。思い出した。私はアレを知っている」 |
メルサリアからのメッセージ 「企業連盟は信用するな。明らかに高速増殖培養槽について情報を制限していた」 |
メルサリアからのメッセージ 「トップは私だが、悲しいかな、組織というものが私の上に存在し縛っているのだ」 |
メルサリアからのメッセージ 「極秘の任務を与える。次なる要塞、ストラトスフェアへ向かってくれ。そこに私の求めるものがある」 |
メルサリアからのメッセージ 「しばらくは道化を演じてほしい。テレビに映るのは嫌いか? インタビューは? ははっ、似合わないかもな」 |
◆訓練
格闘の訓練をしました格闘が92上昇した
格闘の訓練をしました経験値が足りない
格闘の訓練をしました経験値が足りない
格闘の訓練をしました経験値が足りない
格闘の訓練をしました経験値が足りない
◆送品
リビーは大怪獣ファンタにオッドサーキット35を送品した
◆送金
◆破棄
リビーは限界軽量化プラン28を破棄した!!
リビーはAGT1700を破棄した!!
◆受品・入金ログ
ファンタから高速化プラン36が届いた◆購入
リビーはファントムアーツを594cで購入した!!
リビーはカミカゼエンジンを450cで購入した!!
◆作製
資金を100を投入した!!
作成時補助発動! 耐粒!! 防御属性が 粒子 に変化!!
粒子強化!
星の追憶とロボットアーム36を素材にして星の揺籃を作製した!!
◆戦闘システム決定
ノーマル に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1にコアチップLIGHTを装備した
脚部2にREG02-Fenderを装備した
スロット3にLEA-R「リーフィーシー2」軽量機構を装備した
スロット4にAABST-14AngelVoiceを装備した
スロット5にぷかぷか号-FFv3を装備した
スロット6にカミカゼエンジンを装備した
スロット7に白鴉突撃増幅装置を装備した
スロット8に星の激浪を装備した
スロット9に星の揺籃を装備した
スロット10にシェイディフェザーを装備した
スロット11に星の石楠【改】を装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
リオ・B・ミナスジェライスとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションA
ユニオン活動
ガレージの活動記録
リビーが『黒金乱眼』を置いている格納ガレージ。
薄暗いガレージの隅には古いマットレスと毛布、多少の荷物が無造作に転がっており、ここで寝起きしているようだ。
ガレージの中央に鎮座するのは『黒金乱眼』。
機体が置いてある部分はきちんと照明や整備機器、および簡易のテーブルと椅子があるが、それ以外はがらんとしていて薄暗い。
【ユニオン基本】
・格闘上げ+ロールプレイ舞台。
情景描写のお供にどうぞ。
・参加希望の場合はENo.316までメッセージをいただければ次回更新時に随時許可宣言予定。
(メッセージ内の最後に【希望】と入れてくださると分かりやすくて助かります)
未参加のまま、情景を利用したメッセージのみのやりとりも可。
【ユニオン活動】
・格闘
【ユニオン購入】
・機動力+3%
・経験値+1
格闘の訓練をしました
格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
100c支払い、経験値を1手に入れた
メッセージ
ENo.131からのメッセージ>>
よく晴れた空に、黒煙が火の粉を纏わせて立ち上り、ゆるやかな風にたなびいている。
怪我人の呻きと、勝ち馬乗りの傭兵の笑い声が混じって響く、作戦後の前線キャンプ、
そこを。
足下に歩兵を逃げ惑わせながら我が物顔で歩く、大型のハイドラがある。
肩には、その両腕でちぎり取ったとおぼしき、敵機のブースト機構を担いでいる。
コクピットハッチを開けて声を張るファンタは、その眼下に心当たりを認めると
愛機の巨大な腕を滑り降りてそのまま地面に飛び降りた。
かねてより名前も聞き及ぶ腕利き、リビーその人への興味を隠そうともせず…
鼻先を突き合わせるほど無遠慮に、じろじろと眺め回すファンタ。
とかく、自分のことは棚に上げ…
横柄にそう言って、ファンタは何故だか楽しそうに、くつくつと喉の奥で笑った。
ENo.291からのメッセージ>>
(ギョッとした様な表情でこちらを見やる彼に気付けば、怪訝な顔をして…)
(意味がわからず、釈然としない様子で… とりあえずは頷いておいた。
それでも、別段その敬意にも似た感情は揺らぐ事はなかったのだが…
…多少『変なヤツ』と思った程度で)
(本当にそうだそうだと、何度か頷いて。
やはり似た様な事があるのだと、内心で親近感が更に募る)
ENo.315からのメッセージ>>
青年はしみじみと語っている。
苦笑しながら肩を竦めてみせる。そうして、相手の回答に目を細めた。
続く言葉を聞いて、青年の表情が険しいものに変わっていく。
唇を引き結び、思いつめたような眼差しで相手を見据え、きっぱりと青年は言った。
そう続けて、青年は少しだけ表情を和らげた。
青年は首を傾げていたが、コンビニの話になると、いささかげんなりした顔になった。
ため息をつき、煙草に火をつけた相手を見つめる。青年は目を細め、静かに口を開いた。
そう語る青年のカメラアイはいつになく輝いている。表情は相変わらず薄いが、どこか幼くも見えた。
メッセージを送信しました
>>Eno.574
よく晴れた空に、黒煙が火の粉を纏わせて立ち上り、ゆるやかな風にたなびいている。
怪我人の呻きと、勝ち馬乗りの傭兵の笑い声が混じって響く、作戦後の前線キャンプ、
そこを。
足下に歩兵を逃げ惑わせながら我が物顔で歩く、大型のハイドラがある。
肩には、その両腕でちぎり取ったとおぼしき、敵機のブースト機構を担いでいる。
ファンタ 「リビーってな、どいつだ!! おれがファンタだ、ブツの交換に来た!! 」 |
ファンタ 「……お。 」 |
愛機の巨大な腕を滑り降りてそのまま地面に飛び降りた。
ファンタ 「お前だな?リビー・ネエロ… じゃねえ。ニエロ。 すぐ分かったよ。 一番、目付きの悪い奴だって聞いてたからな。 」 |
鼻先を突き合わせるほど無遠慮に、じろじろと眺め回すファンタ。
ファンタ 「……ふーーん? 噂の稼ぎ頭だけあって… 物騒なツラしてるなあ。 ちっちぇえ鳥ぐらい、目で落としそうじゃねえかよ。 」 |
ファンタ 「感心しねーな。 少しは、愛想良くしとかねえと… 骨、拾ってもらえねーぞ。 」 |
横柄にそう言って、ファンタは何故だか楽しそうに、くつくつと喉の奥で笑った。
ENo.291からのメッセージ>>
ゼン 「いるだろうなァ… 普段の戦場見回しても、酔狂モンばっかだ。 …ま、オレもそうでないとは言い切れねぇんだがなァ…」 |
ゼン 「お、おう。駄目な奴、なのかァ…? それを言うなら、別段オレだって出来た奴じゃねぇんだが… … ま、まァ… そうかよ…??」 |
それでも、別段その敬意にも似た感情は揺らぐ事はなかったのだが…
…多少『変なヤツ』と思った程度で)
ゼン 「まったくだぜ… オレもよ、『因縁つけんな』だの『喧嘩売ってんのか』だの 散々言われた覚えはあるが… 仕方ねぇじゃねぇのってなァ?」 |
やはり似た様な事があるのだと、内心で親近感が更に募る)
ゼン 「おうよ、なかなかゴキゲンなヤツだぜ? そーだなァ… お上の采配と、運かァ? 仮に同じ戦場を希望しても、一緒とは限らねぇしな… ホントに縁だなァ。 ま、珍しく次の戦場は知り合いが多いトコに出撃になったんだがな。 ほぉ… 重多脚とは面白いなァ。 オレの相方はタンクだが… よけりゃ、相方の話も聞かせてくれねぇか?」 |
リオ 「酷い目にあったな、バイオスフェア戦。苦戦するとは思っていたがあれほどとは……あなたが墜ちなくて良かった、本当に」 |
リオ 「霊障という単語が当たり前のものとして飛び交っているのも、よく考えると妙な話だ。よそではオカルト扱いされるだろうに……はは、耐霊パーツを扱っていると、たまに自分が何をしているのか分からなくなるよ。呪符を貼ると本当に効いてしまうのだから、お手上げだ」 |
リオ 「……そうか、あなたにとっては恩人でもあるんだな、その人は。 それなら、尚更……え?」 |
唇を引き結び、思いつめたような眼差しで相手を見据え、きっぱりと青年は言った。
リオ 「リビー、誰かを思い慕う心に貴賎なんかない。 もしもあなたの心を塵芥だと嗤う奴がいるのなら、おれはそいつを許さない」 |
リオ 「……あなたの気持ちは、あなただけのものだ。他に代わりなんかないと、おれは思う」 |
リオ 「画像データまで含めた情報となると、正規の手段では入手し辛いかも知れないな。 ……うちのモンテズマが『そう言うの』が得意だったはずだ。やらせてみるか?」 |
リオ 「……呪符を貼ろうかな、一枚。ただ、本社にバレると少し面倒だし、こっそりやろうと思う。 イメージダウンだの何だのうるさいんだ。残像領域に出店している時点で何を言っているんだという気もするが……」 |
リオ 「……いや、リビー。おれにとってはとても興味深い。あなたがいた世界なのだから。それに、あなたは『宇宙』を見ているんだろう?」 |
リオ 「おれのいた世界では、せいぜい衛星に……月に行くのがやっとだったと、データにある。地上の戦争に忙しかったんだろうな。 そんな訳で、おれは宇宙のことはデータでしか知らないんだが……画像を見ただけでも、圧倒されたよ」 |
リオ 「だから、あなたと黒金乱眼はあの星の海のただ中にいた事があるんだと思うと、少し、羨ましい。叶うならおれもいつか、自分の目で見てみたい……」 |
メッセージを送信しました
>>Eno.574
◆戦闘結果
戦闘報酬
明日の戦場
第3ブロック
非合法都市
盗賊紛いの奴らが都市を築き、軍隊まで集めている。交通の要所には邪魔な存在だ。叩き潰してくれ
来週の霧濃度:119%
来週の電磁波:155%
AQUA・AI |
スカイ=ヘームル |
ヒメリアス |
たけし |
アイザック・クロムウェル |
メーネ="クルーク"=フライス |
アイシャ=ロングゲート |
LOE-844-Xⅱ 葬霊騎兵 No.Xⅱ |
エージュダナファス |
旅する棺桶 |
wyeth |
グレイ・アルストロメリア |
NINE GOATS |
スーニエット・ラヴァスキ |
ジェヴォーダン |
リオ・B・ミナスジェライス |
リビー・ニエロ |
CSMC-65 SWARM of HORNET |
D型コアユニット・Drage |
キース・コリンズ |
岡崎 花澄 |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
格闘DR『スレイベル』[電子] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
装甲飛行艇『ドルフィン』[電子] |
格闘DR『スレイベル』[電子] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
格闘DR『スレイベル』[電子] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
格闘DR『スレイベル』[電子] |
キャラデータ
名前
リビー・ニエロ
愛称
リビー
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プロフィール
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荒れた金髪ツーブロック。 ぎょろついた三白眼。 ぎざっ歯。 痩せぎす。 小柄。 大抵にやにや笑ってる。 あんまり行儀の良くない男。 黒に黒金黒銀の這う鈍色の機体『黒金乱眼』を駆る、電波気味の酔っぱらい。どうやら酒ではないもので酔っている。 『うえーい! いくぜー!!!』 元艦隊エウゲネ所属SK見習い……だった男。 かつて残像領域で消息を絶った上官を今も探している。 上官の話をする時だけは真摯な目をする。 『銀の尾をひき天を翔る、あの人を、俺は、今も、探してる』 ---------- ■感謝 プロフ絵・アイコンは、ENo.315 PLさんより頂きました。ありがとうございます! | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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1 | レーダーA | ぷかぷか号-FFv3 [32/薄装飛行/薄装飛行]《装備:5》 | ▼詳細 |
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2 | ヒートソードA | 星の燦然 [32/臂力/臂力] 火力[1472] 連撃数[1] 防御属性[火炎] 防御値[903] 精度[171] 貯水量[300] 弾数[5] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[44] 金額[502] 弾薬費[50] 重量[130] [火炎格闘] *作者* |
▼詳細 |
3 | 重ブースターA | AABST-13AngelCall [28/突撃態勢/突撃態勢] | ▼詳細 |
4 | 操縦棺A | トゥースフェアリー [33/高圧軽量/薄装甲] | ▼詳細 |
5 | 操縦棺B | コアチップLIGHT [33/高機動/重量軽減]《装備:1》 | ▼詳細 |
6 | パイルA | AD-03[リカー] [31/耐火/臂力] 火力[2502] 連撃数[1] 防御属性[火炎] 防御値[958] 貯水量[317] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[108] 金額[496] 弾薬費[140] 重量[100] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
7 | エンジンA | ファントムアーツ [35/高圧軽量/高圧軽量] | ▼詳細 |
8 | エンジンB | 如月式軽量エンジンB [30/薄装甲/高圧軽量] | ▼詳細 |
9 | パイルA | 星の驟雨 [34/耐霊/高圧軽量] 火力[2694] 連撃数[1] 防御属性[霊障] 防御値[999] 貯水量[330] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[147] 金額[516] 弾薬費[140] 重量[49] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
10 | 粒子スピアA | 星の揺籃 [36/耐粒/臂力]《装備:9》 火力[1962] 連撃数[1] 防御属性[粒子] 防御値[677] 精度[169] 貯水量[169] 弾数[9999] 武器属性[貫通] 異常追加[40] 消費EN[348] 金額[530] 重量[200] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
11 | 軽ブースターA | AABST-14AngelVoice [32/薄装甲/薄装甲]《装備:4》 | ▼詳細 |
12 | 重ブースターA | シェイディフェザー [33/突撃態勢/薄装甲]《装備:10》 | ▼詳細 |
13 | エンジンC | 試製軽蒸気機関 [30/薄装甲/重量軽減] | ▼詳細 |
14 | パイルA | 星の嵐 [28/耐物/重量軽減] 火力[2290] 連撃数[1] 防御属性[物理] 防御値[917] 貯水量[304] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[104] 金額[475] 弾薬費[140] 重量[72] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
15 | 腕部B | 星の石楠【改】 [31/高跳躍/跳躍]《装備:11》 | ▼詳細 |
16 | パイルA | 星の晴天 [33/耐電/高機動] 火力[2616] 連撃数[1] 防御属性[電子] 防御値[985] 貯水量[326] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[144] 金額[509] 弾薬費[140] 重量[100] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
17 | エンジンB | LEA-R「リーフィーシー2」軽量機構 [34/薄装甲/薄装甲]《装備:3》 | ▼詳細 |
18 | ヒートソードA | Klaus-heatsword- [32/耐電/高握力] 火力[1457] 連撃数[1] 防御属性[電子] 防御値[928] 精度[171] 貯水量[300] 弾数[5] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[76] 金額[502] 弾薬費[50] 重量[130] [火炎格闘] *作者* |
▼詳細 |
19 | 軽二脚A | REG02-Fender [34/突撃態勢/突撃態勢]《装備:2》 機動[970] 跳躍[239] AP[506] 旋回速度[899] 防御属性[物理] 防御値[235] 貯水量[114] 積載量[1900] 消費EN[353] 金額[1143] 重量[700] [二脚] *作者* |
▼詳細 |
20 | 頭部A | バードヘッド [30/旋回/飛行] | ▼詳細 |
21 | レーダーA | 耐火レーダー『ベーオウルフ』 [31/突撃態勢/耐火] | ▼詳細 |
22 | 粒子スピアA | 星の激浪 [35/高握力/突撃態勢]《装備:8》 火力[1900] 連撃数[1] AP[-35] 防御属性[電子] 防御値[641] 精度[167] 貯水量[167] 弾数[9999] 武器属性[貫通] 異常追加[40] 消費EN[378] 金額[523] 重量[200] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
23 | 重ブースターA | 白鴉突撃増幅装置 [34/突撃態勢/突撃態勢]《装備:7》 | ▼詳細 |
24 | 素材 | 限界軽量化プラン36 [36/薄装甲/---] 特殊B[400] [素材] |
▼詳細 |
25 | 素材 | 照準装置37 [37/精度/---] 特殊B[420] [素材] |
▼詳細 |
26 | エンジンB | カミカゼエンジン [35/突撃態勢/薄装甲]《装備:6》 | ▼詳細 |
27 | 素材 | 神秘合金26 [26/高圧軽量/---] 特殊B[200] 消費EN[52] 重量[-78] [素材] |
▼詳細 |
28 | 素材 | バッテリー37 [37/出力/---] 特殊B[420] [素材] |
▼詳細 |
29 | 素材 | 高速化プラン36 [36/高機動/---] 特殊B[400] [素材] |
▼詳細 |
30 | --- | --- | --- |