第2週目 アキラ・ハリアエトゥスの一週間
霊障見舞金として2000cの資金が送られました
◆日記
予め仕掛けておいたタイマーに叩き起こされ、目を開く。
視線の先にあるのはところどころ錆びたトタンと鉄骨の天井。いや、屋根と言うべきか。どちらにせよ、つい一週間前まで自分が居たあの都市の、自由はないがどこまでも消毒と清潔さが行き届いたそれとは似ても似つかない。
その光景に、自分がこの“残像領域”と言うらしい未知の世界に来てしまった事実を嫌でも認識させられる。
俺、アキラ・ハリアエトゥスはつい数日前にこの領域へと迷いこんだ。それまで居たのは東アイネシア大陸の──いや、あの場所の事はもういい。恐らくもう帰る事はできないのだろうし、帰る手段があったとしても帰ろうというつもりもない。
そこには徹底的にコンピュータに管理された都市があり、俺はそこで同志達と管理体制を打ち砕こうと活動していた。旧時代的の本に倣って名乗ればレジスタンス、というやつだ。
しかし俺はとある作戦の後、逃走ルートを潰され追い込まれ、イチかバチかと見知らぬ路地へと飛び込んだ。
そして、辿り着いたのがこの領域だった。
あの場所には、自由はなかったが服従し続ける分には生命は保証されていた。
この場所には、自由はあるが明日の命すら己の力で証明しなければならない。
正反対の場所だが、俺がやらなければならないことは何一つ変わらない。明日の自分を勝ち取るために、戦う。ただそれだけの事。
寝袋から這い出て、キャットウォークの床板を軋ませながら立ち上がる。ふと右手を見れば、そこには一つの巨躯が佇んでいた。
このボロ小屋に相応しく、ガラクタの山に装甲を貼り付けたような、歪な巨人。この領域ではこいつは“ハイドラ”と呼ばれているらしい。
大破していた機体を拾い、でっちあげこそしたがこいつが本当に動く物なのかは未知数だ……が、ここで命を繋いでいくためには動いて貰わなければ困る。
「お前だってまた野ざらしになって、朽ち果てるのを待つのは御免だろ?」
まだ一度も実戦を経験していないというのに既に傷だらけの装甲をそっと撫でる。
組み上げているときには気づかなかったが、よく見ればコクピットハッチの隣にネームプレートがはめ込まれている。
傷つき機体名は読み取れないが、この機体にかつて自分の運命を預けた誰かの想いや希望といった熱量がここにはこもっていたのだろう。
「そうだな、俺も先人に倣うとするか。」
この機体はこれからは名も知らぬ誰かの遺品ではなく、俺の生きる証となる。であれば新しい名をつけてやるべきだ。
「自由で居られそうな名前がいいな、鳥とかそういう……よし、お前の名前は今日から──」
パンディオン。空を舞い、急降下して水中の魚を捕らえる猛禽の名。
霧の海を這いつくばる敵を狩る機体には持って来いの名だ。
今はまだ、飛び立つことが出来るかも分からない雛鳥ではあるが、しかし。
「折角手にした自由なんだ。せいぜい飛んでいけるところまで飛んでいこうぜ、相棒」
器具を使って慎重にネームプレートを取り外し、表面を研磨する。ここに刻むのはただの個体識別のための文字列ではなく、生き抜いてやろうという意志の証明だ。
俺は万感の思いを込め、まっさらなネームプレートにノミを打ち込んだ。
視線の先にあるのはところどころ錆びたトタンと鉄骨の天井。いや、屋根と言うべきか。どちらにせよ、つい一週間前まで自分が居たあの都市の、自由はないがどこまでも消毒と清潔さが行き届いたそれとは似ても似つかない。
その光景に、自分がこの“残像領域”と言うらしい未知の世界に来てしまった事実を嫌でも認識させられる。
俺、アキラ・ハリアエトゥスはつい数日前にこの領域へと迷いこんだ。それまで居たのは東アイネシア大陸の──いや、あの場所の事はもういい。恐らくもう帰る事はできないのだろうし、帰る手段があったとしても帰ろうというつもりもない。
そこには徹底的にコンピュータに管理された都市があり、俺はそこで同志達と管理体制を打ち砕こうと活動していた。旧時代的の本に倣って名乗ればレジスタンス、というやつだ。
しかし俺はとある作戦の後、逃走ルートを潰され追い込まれ、イチかバチかと見知らぬ路地へと飛び込んだ。
そして、辿り着いたのがこの領域だった。
あの場所には、自由はなかったが服従し続ける分には生命は保証されていた。
この場所には、自由はあるが明日の命すら己の力で証明しなければならない。
正反対の場所だが、俺がやらなければならないことは何一つ変わらない。明日の自分を勝ち取るために、戦う。ただそれだけの事。
寝袋から這い出て、キャットウォークの床板を軋ませながら立ち上がる。ふと右手を見れば、そこには一つの巨躯が佇んでいた。
このボロ小屋に相応しく、ガラクタの山に装甲を貼り付けたような、歪な巨人。この領域ではこいつは“ハイドラ”と呼ばれているらしい。
大破していた機体を拾い、でっちあげこそしたがこいつが本当に動く物なのかは未知数だ……が、ここで命を繋いでいくためには動いて貰わなければ困る。
「お前だってまた野ざらしになって、朽ち果てるのを待つのは御免だろ?」
まだ一度も実戦を経験していないというのに既に傷だらけの装甲をそっと撫でる。
組み上げているときには気づかなかったが、よく見ればコクピットハッチの隣にネームプレートがはめ込まれている。
傷つき機体名は読み取れないが、この機体にかつて自分の運命を預けた誰かの想いや希望といった熱量がここにはこもっていたのだろう。
「そうだな、俺も先人に倣うとするか。」
この機体はこれからは名も知らぬ誰かの遺品ではなく、俺の生きる証となる。であれば新しい名をつけてやるべきだ。
「自由で居られそうな名前がいいな、鳥とかそういう……よし、お前の名前は今日から──」
パンディオン。空を舞い、急降下して水中の魚を捕らえる猛禽の名。
霧の海を這いつくばる敵を狩る機体には持って来いの名だ。
今はまだ、飛び立つことが出来るかも分からない雛鳥ではあるが、しかし。
「折角手にした自由なんだ。せいぜい飛んでいけるところまで飛んでいこうぜ、相棒」
器具を使って慎重にネームプレートを取り外し、表面を研磨する。ここに刻むのはただの個体識別のための文字列ではなく、生き抜いてやろうという意志の証明だ。
俺は万感の思いを込め、まっさらなネームプレートにノミを打ち込んだ。
NEWS
本日のニュースです企業連盟の長、バルーナスは幹線鉄道開通式に出席し、これを讃えました中枢都市から西に延びるこの鉄道によって、物流が盛んになり、経済が活性化すると言われています
一方、建設に駆り出された辺境の労働者には十分な賃金が支払われず、労働環境も……
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「ルオシュというものだ。ライダーの皆へ、極秘の任務を依頼したい」 |
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「我々辺境のレジスタンスは、ストラトスフェア要塞に奇襲を仕掛ける。それを援護してほしい」 |
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「同日、コロッセオでバルーナスが出席する大規模イベントがある。警備はみなそちらへと向かうはずだ」 |
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「ストラトスフェアの援護でも、コロッセオでの囮でも、我々としてはありがたい。自由に動けるはずだ」 |
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「俺も出撃する。このウォーハイドラ『コクーンメイデン』が……『ΑΦΡΟΔΙΤΗ』がある限り、俺は無敵だ」 |
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「父の信じた、『ΑΦΡΟΔΙΤΗ』があれば……どこまでも。恨みはないさ。ただ、お前たちが強すぎただけだ」 |
メルサリアからのメッセージ 「やはり、彼女からのメッセージを受け取ったようだな。告白しよう、私には友人がいた。名前はまだ思い出せやしないが」 |
メルサリアからのメッセージ 「私は名前を奪われていた。それを、いま、取り戻した。私の名前「メルサリア・メフィルクライア・メルククラリス」それが私の名前」 |
メルサリアからのメッセージ 「友人は、ひどく意地悪なんだ。私の失った名前を持って現れて、気付かないことを確かめていたんだ。でも、私は取り戻してしまった」 |
メルサリアからのメッセージ 「私を全力で叩き潰すはずだ。友人は。そして再起動をさせ、記憶をクリーンにする。それを幾年も、幾百年と繰り返してきた」 |
メルサリアからのメッセージ 「何でこんな話をするか不思議に思うだろう。お前たちは巻き込まれているんだ。そして目をつけられている。私の友人にな。手を組もうじゃないか、旅は道連れ、霧の行くままに」 |
◆訓練
射撃*3の訓練をしました射撃*3が10上昇した
射撃*3の訓練をしました射撃*3が11上昇した
射撃*3の訓練をしました射撃*3が12上昇した
射撃*3の訓練をしました射撃*3が13上昇した
射撃*3の訓練をしました射撃*3が14上昇した
射撃*3の訓練をしました射撃*3が16上昇した
反応*3の訓練をしました反応*3が10上昇した
反応*3の訓練をしました反応*3が11上昇した
反応*3の訓練をしました反応*3が12上昇した
制御*3の訓練をしました制御*3が10上昇した
制御*3の訓練をしました制御*3が11上昇した
制御*3の訓練をしました制御*3が12上昇した
制御*3の訓練をしました制御*3が13上昇した
制御*3の訓練をしました制御*3が14上昇した
制御*3の訓練をしました制御*3が16上昇した
◆破棄
◆送品
◆送金
アキラはアレクセイ=イワノフに100money送金した
◆受品・入金ログ
イワノフから精密設計図40が届いた◆購入
◆作製
作成時補助発動! 高圧!! 消費ENが 41 増加!!
作成時補助発動! 高圧!! 消費ENが 41 増加!!
レイドーム41と精密設計図41を素材にして仮設フロートウイングを作製した!!
◆戦闘システム決定
ノーマル に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に簡易操縦棺を装備した
脚部2に簡易軽逆関節Aを装備した
スロット3に姿勢制御強化ヘッドを装備した
スロット4に簡易腕部を装備した
スロット5に簡易速射砲を装備した
スロット6に簡易粒子ブレードを装備した
スロット7に簡易エンジンを装備した
スロット8に簡易レーダーを装備した
スロット9に簡易頭部を装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……フリー
ユニオン活動
ランダムの訓練をしました
ランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
メッセージ
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 2150
攻撃戦果補正4.61%
支援戦果補正5.83%
防衛戦果補正4.2%
撃墜数補正 0.2%
ノーマル補正0.1%
フリー補正 2%
未確認機補正2%
合計現金収入2588
整備費 -286
ユニオン費 0
◆経験値が120増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
攻撃戦果補正4.61%
支援戦果補正5.83%
防衛戦果補正4.2%
撃墜数補正 0.2%
ノーマル補正0.1%
フリー補正 2%
未確認機補正2%
合計現金収入2588
整備費 -286
ユニオン費 0
◆経験値が120増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
アキラは耐反動フレーム42を入手した!
アキラは機械油42を入手した!
明日の戦場
第6ブロック
研究所破壊
妙な実験を繰り返している研究所があるらしい。厄介なことになる前に力ずくでやめさせろ
来週の霧濃度:191%
来週の電磁波:3%
弖蹴 季 |
シエン・ウィンブル |
赤桂・藍桂 |
爪 |
ハイドレイジア |
霧生 |
MR-Arecibo |
四番目 |
言語魔術師アリューカ |
ブレイジングスター |
マツリヤ |
サンダーサイン |
湯守 |
マルガナ |
RB |
QUA-11-A |
アキラ・ハリアエトゥス |
リグ |
ヴェレカ・クラウン |
アイン |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
装甲戦車『ヒポポタマス』[物理] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
装甲戦車『ヒポポタマス』[物理] |
『クーゲルパンツァー』[霊障] |
『クーゲルパンツァー』[霊障] |
『クーゲルパンツァー』[霊障] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
装甲戦車『ヒポポタマス』[物理] |
装甲戦車『ヒポポタマス』[物理] |
『電磁鉄線』[電子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
『電磁鉄線』[電子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
『クーゲルパンツァー』[霊障] |
装甲戦車『ヒポポタマス』[物理] |
『電波塔』[霊障] |
『電波塔』[霊障] |
『電波塔』[霊障] |
『クーゲルパンツァー』[霊障] |
装甲戦車『ヒポポタマス』[物理] |
装甲戦車『ヒポポタマス』[物理] |
『電磁鉄線』[電子] |
『クーゲルパンツァー』[霊障] |
『電磁鉄線』[電子] |
装甲戦車『ヒポポタマス』[物理] |
装甲戦車『ヒポポタマス』[物理] |
キャラデータ
名前
アキラ・ハリアエトゥス
愛称
アキラ
|
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プロフィール
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科学の発達し、コンピューターが人類を管理するディストピアが誕生した世界から迷い込んだ旅人。 元の世界では反コンピューターを掲げる反抗勢力に加担していたため当局に追われていたが、囚われる間際で“残像領域”へと迷いこんだ。 搭乗ハイドラ 逆関節型“パンディオン” ミサゴの名を持つハイドラで、飛行能力に長けた構成をしている(予定) 現在はジャンク同然のパーツからでっち上げられた手足やエンジンに簡素な武装が取り付けられているだけの代物である | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
|
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1 | 操縦棺A | 簡易操縦棺 [40/---/---]《装備:1》 | ▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | 軽逆関節A | 簡易軽逆関節A [40/---/---]《装備:2》 機動[741] 跳躍[292] AP[468] 旋回速度[1170] 防御属性[粒子] 防御値[240] 貯水量[117] 積載量[2100] 消費EN[144] 金額[480] 重量[800] [逆関節] *作者* |
▼詳細 |
3 | 頭部A | 簡易頭部 [40/---/---]《装備:9》 | ▼詳細 |
4 | 腕部A | 簡易腕部 [40/---/---]《装備:4》 | ▼詳細 |
5 | 速射砲A | 簡易速射砲 [40/---/---]《装備:5》 火力[365] 発射数[4] 防御属性[電子] 防御値[336] 精度[234] 貯水量[11] 弾数[15] 武器属性[速射] 異常追加[35] 消費EN[6] 金額[480] 弾薬費[25] 重量[150] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
6 | 粒子ブレードA | 簡易粒子ブレード [40/---/---]《装備:6》 火力[1544] 連撃数[1] 防御属性[電子] 防御値[792] 精度[117] 貯水量[234] 弾数[9999] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[480] 金額[480] 重量[150] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
7 | エンジンB | 簡易エンジン [40/---/---]《装備:7》 | ▼詳細 |
8 | レーダーA | 簡易レーダー [40/---/---]《装備:8》 | ▼詳細 |
9 | 頭部B | 姿勢制御強化ヘッド [40/機動/---]《装備:3》 | ▼詳細 |
10 | 飛行ユニットA | 仮設フロートウイング [41/広域索敵/高圧変形] | ▼詳細 |
11 | 素材 | 耐反動フレーム42 [42/重変形/---] 特殊B[520] [素材] |
▼詳細 |
12 | 素材 | 保証書41 [41/保証/---] 特殊B[500] [素材] |
▼詳細 |
13 | 素材 | 精密設計図40 [40/高圧変形/---] 特殊B[480] [素材] |
▼詳細 |
14 | 素材 | 機械油42 [42/旋回/---] 特殊B[520] [素材] |
▼詳細 |
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