ENo.0667　ラピュリメント＝バーキュラ

《303様、594様、656様へ》
《前回(35回更新)でのメッセージの愛称が本来『ラピア』であるべき所を『ヘニィ』と誤表記しました。この場を借りて謝罪申し上げます》
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残像領域にはいつものように霧がたちこめ
《霜の巨人》により、雪が降るようになった

当然、野外に停泊(駐車？)されたハイドラには雪の山が山盛りにこれでもかと積もる。というか、ラピュリメント・バーキュラのハイドラには積もっていた。

「ずぅっと、建物のなかで話し合ってハイドラはあまり乗っていなかったからなぁ………」
ラピアは、頬をかいて雪山(とそれに埋もれたハイドラ)をみて、搭乗の面倒くささに憂鬱になる

「グリスター・システム起動だ。」
「領域離脱開始の表示確認、よし。霊送加速良好確認、よし。現在……100％完了かな？
さて、次元の向こうへと旅立とう。」
ーーー領域急速離脱開始。領域離脱に成功。霊送加速良好。現在……100％維持

ハイドラに降り積もった雪は、『次元の向こうへと往った』支えを失い自重で崩壊する。
その音と共に、雪とともに《彼女》は《余計な感情》をおいていくーーーーーー

「さて、打ち合わせ通りに戦闘開始だ。」
「禁忌が現れた戦場は、どんな組み合わせだろうと一定水準の撃墜数がでる『確率の異常仮設』」
「リー・インが、ギルデンロウが旗を揚げたこの検証と懸賞を兼ねた大規模戦闘」

「わたしは《次元のむこうの彼女》と組み、徳の試練に挑もう！」
「硬質ダガーのガク、その護り手のマヒロが、ホークアイが狙撃する攻撃の手」
「ルプスが全天の敵影を告げてくれる。ロズウェルが更に追い込んでくれるだろう。」

「さぁ、振り分けられた第32ブロック分隊による、調子に乗っている禁忌の鼻柱を折る祭のはじまりだ！」

ーーーーーその声は、どこか絞り出すように、該当分隊の通信に高く響き渡るだろう

セッキュ・ベーシュレード倶楽部へようこそ。

どんな素材が欲しい、パーツが欲しいとかの噂話をしばしば耳にするのが趣味の、酒場のテーブルさ。

基本的には私１人しか居ないところだ。備品の飲み物はご自由に飲んでよいぞ。
後片付けは絶対条件だがね。

制御を訓練5回、機動3％が基本。
許していただきたい。

667宛てに便箋送るとか、広域メッセージとか、秘密の鳥便が来た次第ウェルカムする。