ENo.0357　赤田　幸

コウ「さて・・・・いよいよもって、この世界ヤバいよね？」

ナン「マジで世界の終りって奴だよねー？」

ホウ「だな・・・・まぁ凄い事に立ちあえってるてのがなぁ」

コウ「とはいえ・・・・ホントお陀仏になるのは勘弁したいよ？」

ホウ「それは俺も同じだ・・・・何としてでも生き残らないとな・・・・」

ナン「・・・・帰りたいね？」

コウ「・・・・うん」

ホウ「・・・・そうだな」

ナン「・・・・死にたくないよ？」

コウ「うん・・・・」

ホウ「・・・・そうだ・・・・な」

ナン「・・・・うわああん・・・・帰りたい、帰りたいよう！」

いままで明るく能天気に振る舞ってきたナンだったが、ここに来て遂に耐えられなくなってしまったようだ。

コウ「ちょ・・・・ナン！？」

ホウ「やっぱり限界だったようだな・・・・」

ナン「うえええぇえええん！」

コウ「・・・・・・・・」

ホウ「いっそコウも泣いても良いぞ？」

コウ「・・・・・・・・いやまだ泣かないでおくよ・・・・どうせ泣くならさ・・・・」

ホウ「泣くなら・・・・？」

コウ「ちゃんと生き残ってから！泣くなら嬉し泣きの方が良いっ！！」

ホウ「・・・・そうか・・・・なら俺も、それまでとっておくか・・・・」

コウ「ほら・・・・ナン？そろそろ泣き止もうね・・・・最後まで頑張ろうよ？」

ナン「・・・・ううっ・・・・うん・・・・がんばる・・・・」

なんとか泣き止んでくれたようだ。

コウ「さぁ・・・・何が何でも生き残る方法を考えないとね・・・・生き残れれば、いつかきっと帰れるだろうしね？」

ホウ「だな・・・・生き残る事を第一にしなければな・・・・」

ナン「俺も・・・・ホントがんばるよ・・・・ぐすっ」


と・・・・何としてでも生き残る事を優先して行動すると決めた3人・・・・果たして、この先・・・・無事に生き残って帰れるのかどうかは・・・・今はまだ分からない。

今の所は仮ですｗ