ENo.0286　リーブラ

【英雄日誌　その3】
遺跡にはやがて戦力が集結し始める。
神秘は開示され、手が入れられ、やがては「一般的(メジャー)」なものとなる。それは世の常。
だが、果たしてこの遺跡に眠るものは、単なる神秘と呼称してよいものなのだろうか。

集結した戦力は『霧笛の塔』と呼ばれる組織のものだ。
彼らは一体何を目的として動いているのだろうか。
このように堂々と行動して……いや、この行動が衆目に触れているとは限らない。
彼らが仮に、世界に仇為す存在であれば、なおさら。


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「え？いや、僕様は正義の方につきたいのであるが」
「正義の反対はまた別の正義ィ？　ハッ！きれいごとであるな～！」
「僕様は正義！ただそれだけである！」