第2週目 『至極の悪夢』ハンブルグ・ダーウェンの一週間
◆日記
『…ああ、もしもし。久しぶりだな。おめえさんにちぃと用があってな』
『…ほう?』
『娘一家には既に話を通してある。先の長くない老いぼれの願いだ、聞いてくれるか?』
『言ってみろ』
『…俺を再び戦場に。もう一度鋼鉄の方舟に乗せてくれやしねえか』
『お前の事だ、いつかそう言うだろうとは思った。…任せておけ、お似合いの戦場が用意してある』
※※※
ダーウェン
「あれから2週間か。はええもんだ」
最終点検も終わりかけのハイドラを見上げながら、ダーウェンは呟いた。
本当は…自分は、死に場所が欲しかった。安穏と子供や孫に囲まれて死ぬのが、どうにも性に合わなかった。だから櫂瑜…祖国を征服した軍の絶対的エースに、戦場の斡旋を頼んだ時も1人で赴くつもりだった。…だった、のに。
ダーウェン
「全く、あのヤローめ…これじゃ死ぬに死ねねえじゃねえか」
???
「ダーウェンさんが墓場求めて戦場に行く、って聞いた時はたまげましたよホント。俺たちを置いてかないでくだせえ」
ダーウェン
「バーカ。てめえらまで連れてきた以上死ぬ気は無えよ、モルガー」
モルガー・エルガン、40歳。この戦場に同行してきた整備士の1人だ。
そう、櫂瑜は…死に場所を求めていた自分に、かつて愛機専属の整備士だった4名をくっつけて送り出した。これでは、死ぬに死ねない。
モルガー
「その方がありがてえや。俺だって死にたくないっすよ。だけど、もしその時が来たら俺も…きっと先輩たちもお供しやすぜ」
ダーウェン
「ハッハッハ!こりゃ余計死ねねえわ!いーから戻って点検再開しやがれ、さっさと終わらせてダベろうぜ」
モルガー
「おっとすいやせん!持ち場に戻りますわ!」
駆けていくモルガーを見るダーウェンの目は、新たな戦場への期待に満ち溢れていた。
※※※
『…櫂瑜、お前なあ』
『俺から特別に報酬まで先払いして呼んだんだ、感謝しとけよ?』
『そりゃー…うーむ……お前なあ……』
『旦那、悪いけどアンタ1人で逝かせる訳にゃいかねえ。死ぬ時は道連れにしてくれや』
『あっしらを置いてこうなんて水臭い事言わないでくだせえや。大体、マシンの整備がダーウェンの旦那に務まる訳ねえっすわ』
『読みが甘かったな、ダーウェン?俺たちだってな、『アメジスタ』とは一心同体だったんだ。そのパイロットが1人で死ににいく?冗談じゃねえ、連れてけ』
『ダーウェンさんとなら、地獄の底までだってお供出来ますぜ!連れてってください、ダーウェンさん!』
『全員、お前の為なら命を捨てる男達だ。…そんなのが4人もいるとは、中々の幸せモンだな?』
『てめえら……マジなんだな?』
『『『『応!!!』』』』
『お前達に〔残像領域殲滅任務〕を依頼する。達成条件は…『心残りが無くなるまで暴れろ。そしてその間、1人たりとも死ぬな』とする。ダーウェン、お前が守り抜いてみせろ…今度こそ、だ』
『はー…つくづくニクい事してくれやがって。大体そりゃあ櫂瑜、お前と三国同盟軍のせいじゃねえか』
『仕方ないだろう。…残像領域は霧が常に立ち込める、戦狂いの為のフィールド。お前達を送った先には、既に機体と拠点を用意してある。各自、拠点のリビングに置いてある資料から情報を得るように。後は…ダーウェンの力量と、整備係4人の腕と改造次第だ。霧に潜む全機に、『至極色の悪夢』を見せてやれ』
『あーくそ完全に踊らされてら。これじゃ燃えざるを得ねえじゃねえか』
『お前達が帰る頃には、俺もこの世界を去っているだろう。任務報酬は既に長男ゼルフォードに託してある、終わったら武門ハルクート家と連絡を取ってくれ。ああそれと、餞別だ』
『…おいこれって』
『旦那…こいつは『アメジスタ』の…!』
『ハイランドで保管しておいた、アメジスタ管制コントロールシステム『アメジスタ・カーネル』そのものだ。特別にくれてやる、どう使うかは好きにしろ。じゃあな』
『…何から何まで至れり尽くせりじゃねえか。癪だが…感謝するぜ。ありがとよ、暴れてきてやる』
『…ほう?』
『娘一家には既に話を通してある。先の長くない老いぼれの願いだ、聞いてくれるか?』
『言ってみろ』
『…俺を再び戦場に。もう一度鋼鉄の方舟に乗せてくれやしねえか』
『お前の事だ、いつかそう言うだろうとは思った。…任せておけ、お似合いの戦場が用意してある』
※※※
ダーウェン
「あれから2週間か。はええもんだ」
最終点検も終わりかけのハイドラを見上げながら、ダーウェンは呟いた。
本当は…自分は、死に場所が欲しかった。安穏と子供や孫に囲まれて死ぬのが、どうにも性に合わなかった。だから櫂瑜…祖国を征服した軍の絶対的エースに、戦場の斡旋を頼んだ時も1人で赴くつもりだった。…だった、のに。
ダーウェン
「全く、あのヤローめ…これじゃ死ぬに死ねねえじゃねえか」
???
「ダーウェンさんが墓場求めて戦場に行く、って聞いた時はたまげましたよホント。俺たちを置いてかないでくだせえ」
ダーウェン
「バーカ。てめえらまで連れてきた以上死ぬ気は無えよ、モルガー」
モルガー・エルガン、40歳。この戦場に同行してきた整備士の1人だ。
そう、櫂瑜は…死に場所を求めていた自分に、かつて愛機専属の整備士だった4名をくっつけて送り出した。これでは、死ぬに死ねない。
モルガー
「その方がありがてえや。俺だって死にたくないっすよ。だけど、もしその時が来たら俺も…きっと先輩たちもお供しやすぜ」
ダーウェン
「ハッハッハ!こりゃ余計死ねねえわ!いーから戻って点検再開しやがれ、さっさと終わらせてダベろうぜ」
モルガー
「おっとすいやせん!持ち場に戻りますわ!」
駆けていくモルガーを見るダーウェンの目は、新たな戦場への期待に満ち溢れていた。
※※※
『…櫂瑜、お前なあ』
『俺から特別に報酬まで先払いして呼んだんだ、感謝しとけよ?』
『そりゃー…うーむ……お前なあ……』
『旦那、悪いけどアンタ1人で逝かせる訳にゃいかねえ。死ぬ時は道連れにしてくれや』
『あっしらを置いてこうなんて水臭い事言わないでくだせえや。大体、マシンの整備がダーウェンの旦那に務まる訳ねえっすわ』
『読みが甘かったな、ダーウェン?俺たちだってな、『アメジスタ』とは一心同体だったんだ。そのパイロットが1人で死ににいく?冗談じゃねえ、連れてけ』
『ダーウェンさんとなら、地獄の底までだってお供出来ますぜ!連れてってください、ダーウェンさん!』
『全員、お前の為なら命を捨てる男達だ。…そんなのが4人もいるとは、中々の幸せモンだな?』
『てめえら……マジなんだな?』
『『『『応!!!』』』』
『お前達に〔残像領域殲滅任務〕を依頼する。達成条件は…『心残りが無くなるまで暴れろ。そしてその間、1人たりとも死ぬな』とする。ダーウェン、お前が守り抜いてみせろ…今度こそ、だ』
『はー…つくづくニクい事してくれやがって。大体そりゃあ櫂瑜、お前と三国同盟軍のせいじゃねえか』
『仕方ないだろう。…残像領域は霧が常に立ち込める、戦狂いの為のフィールド。お前達を送った先には、既に機体と拠点を用意してある。各自、拠点のリビングに置いてある資料から情報を得るように。後は…ダーウェンの力量と、整備係4人の腕と改造次第だ。霧に潜む全機に、『至極色の悪夢』を見せてやれ』
『あーくそ完全に踊らされてら。これじゃ燃えざるを得ねえじゃねえか』
『お前達が帰る頃には、俺もこの世界を去っているだろう。任務報酬は既に長男ゼルフォードに託してある、終わったら武門ハルクート家と連絡を取ってくれ。ああそれと、餞別だ』
『…おいこれって』
『旦那…こいつは『アメジスタ』の…!』
『ハイランドで保管しておいた、アメジスタ管制コントロールシステム『アメジスタ・カーネル』そのものだ。特別にくれてやる、どう使うかは好きにしろ。じゃあな』
『…何から何まで至れり尽くせりじゃねえか。癪だが…感謝するぜ。ありがとよ、暴れてきてやる』
STORY
本日のニュースです先日発生した企業連盟の基地爆破事件について、連盟は熾天使旅団を名指しで批判しています
熾天使旅団はリソスフェア要塞を支配する西方辺境最大の軍閥であり、素直に賠償を受け入れるとは思えません
各地の勢力は、企業連盟、または熾天使旅団を中心とした辺境軍閥か。いずれかの勢力への支持を迫られています
一方、ハイドラ大隊の総指揮を執る≪霧笛の塔≫関係者は企業連盟に対し不信感をあらわにしています
証拠こそないものの、基地爆破事件は絶妙なタイミングであり、辺境軍閥は苦しい立場に立たされ……
◆訓練
射撃の訓練をしました射撃が10上昇した
射撃の訓練をしました射撃が11上昇した
射撃の訓練をしました射撃が12上昇した
射撃の訓練をしました射撃が13上昇した
射撃の訓練をしました射撃が14上昇した
◆送品
◆送金
◆破棄
◆購入
ダーウェンはPG03A-JURGISを360cで購入した!!
ダーウェンは蒼い右目を360cで購入した!!
ダーウェンは澪鳥を360cで購入した!!
◆作製
作成時補助発動! 耐火!! 防御属性が 火炎 に変化!!
火炎強化!
反動吸収機構20と消火装置20を素材にして一式大型榴弾砲『バークドッグ』を作製した!!
◆戦闘システム決定
アサルト に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に簡易操縦棺を装備した
脚部2に簡易中逆関節Aを装備した
スロット3に簡易頭部を装備した
スロット4に試製砲塔・MR-1型を装備した
スロット5に簡易速射砲を装備した
スロット6に一式大型榴弾砲『バークドッグ』を装備した
スロット7に簡易エンジンを装備した
スロット8に簡易レーダーを装備した
スロット9にPG03A-JURGISを装備した
スロット10に蒼い右目を装備した
スロット11に澪鳥を装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
ユニオン活動
Amethysta.Nの活動記録
射撃特化のユニオンです。
もし入りたい、という方がいましたらメッセージを送っていただくか、ツイッター(@kamonegi_afn)にお願いします。お気軽にどうぞ。
もし入りたい、という方がいましたらメッセージを送っていただくか、ツイッター(@kamonegi_afn)にお願いします。お気軽にどうぞ。
射撃の訓練をしました
射撃が1上昇した
射撃の訓練をしました射撃が1上昇した
射撃の訓練をしました射撃が1上昇した
射撃の訓練をしました射撃が1上昇した
射撃の訓練をしました射撃が1上昇した
メッセージ
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1100
攻撃戦果補正4.83%
支援戦果補正4.88%
防衛戦果補正5%
販売数補正 0.4%
合計現金収入1275
整備費 0
ユニオン費 0
パーツ販売数 4個
◆経験値が15増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
攻撃戦果補正4.83%
支援戦果補正4.88%
防衛戦果補正5%
販売数補正 0.4%
合計現金収入1275
整備費 0
ユニオン費 0
パーツ販売数 4個
◆経験値が15増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
ダーウェンはテスラコイル21を入手した!
ダーウェンはロボットアーム21を入手した!
明日の戦場
第21ブロック
霧に消えた部隊
とある部隊が霧に隠れて消息不明になった後、再び現れた。奇妙なことに、我々を敵だと思い攻撃を続けている。説得は不可能だ。全滅させてくれ
来週の霧濃度:40%
来週の電磁波:40%
ドランカー |
『至極の悪夢』ハンブルグ・ダーウェン |
ラセン |
なし |
坂上 碧 |
ぷかぷか号 |
ムーア・ロメロミアニ |
OLD BLUE |
バンディット |
S.I.R.O.I |
宇南山 真澄 |
自律型飛行兵器試作肆型 |
ヴァル・フルバ |
ラヴィタス・フルバ |
発明家ニトロ |
アルマロス |
エステラ・ヴォルフラント |
クレイン・ヤギシマ |
クワゥチー・サビラ |
タチバナ・アキラ |
機動破壊兵器『テンペスト』 |
『装甲車』 |
自走砲『イーグル』 |
装甲DR『ポーン』 |
装甲DR『ポーン』 |
自走砲『イーグル』 |
『装甲車』 |
装甲DR『ポーン』 |
自走砲『イーグル』 |
『装甲車』 |
機動破壊兵器『テンペスト』 |
自走砲『イーグル』 |
装甲DR『ポーン』 |
機動破壊兵器『テンペスト』 |
機動破壊兵器『テンペスト』 |
キャラデータ
名前
『至極の悪夢』ハンブルグ・ダーウェン
愛称
ダーウェン
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
敗戦国の戦闘用ロボット元エースパイロット。63歳。 『至極の悪夢』『死角撃ち』の異名で知られていた。 ―――老兵の魂は、今も至極色の愛機と共に。 《―ようこそ、我が主。XX-METATRON、中枢管制システム『アメジスタ・カーネル』です。当機体は『アメジスタ』でないことを確認いたしました、全てのコントロールシステムは無力化されます。…何故に私を積んだのです、主?》 「んなこた分かってら。お前の声がなきゃ落ち着かねえってだけだ、悪いか?」 《そんなことは》 「なら、お前には死ぬまで付き合ってもらうぜ…『アメジスタ』」 《御意。ガラクタ未満でも引きずり回す酔狂な主に、最期までお供しましょう》 「んじゃ、いつもの頼むぜ?形だけでも、無いと気分が乗らん」 《―火器管制システム起動、ブースター制御システムをレベル7にて起動、滞空姿勢維持システム起動、パイロットアラートを全て無効。XX-METATRON『アメジスタ・カーネル』の正常な起動を確認しました。特殊大型カルマルカ『アメジスタ』、出撃します》 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
_0_1_2_3_4_5_6_7 _8_9101112131415 1617181920212223 |
機体データ |
|
|
1 | 操縦棺A | 簡易操縦棺 [20/---/---]《装備:1》 | ▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | 中逆関節A | 簡易中逆関節A [20/---/---]《装備:2》 機動[320] 跳躍[175] AP[1053] 旋回速度[702] 防御属性[粒子] 防御値[360] 貯水量[131] 積載量[2900] 消費EN[90] 金額[360] 重量[1100] [逆関節] *作者* |
▼詳細 |
3 | 頭部A | 簡易頭部 [20/---/---]《装備:3》 | ▼詳細 |
4 | 腕部A | 簡易腕部 [20/---/---] | ▼詳細 |
5 | 速射砲A | 簡易速射砲 [20/---/---]《装備:5》 火力[219] 発射数[4] 防御属性[電子] 防御値[180] 精度[175] 貯水量[8] 弾数[15] 武器属性[速射] 異常追加[35] 消費EN[4] 金額[360] 弾薬費[50] 重量[150] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
6 | 粒子ブレードA | 簡易粒子ブレード [20/---/---] 火力[1053] 連撃数[1] 防御属性[電子] 防御値[540] 精度[87] 貯水量[175] 弾数[9999] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[360] 金額[360] 重量[150] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
7 | エンジンB | 簡易エンジン [20/---/---]《装備:7》 | ▼詳細 |
8 | レーダーA | 簡易レーダー [20/---/---]《装備:8》 | ▼詳細 |
9 | 砲塔A | 試製砲塔・MR-1型 [20/旋回/---]《装備:4》 | ▼詳細 |
10 | 素材 | バッテリー20 [20/出力/---] | ▼詳細 |
11 | 榴弾砲A | 一式大型榴弾砲『バークドッグ』 [20/変形/耐火]《装備:6》 火力[1245] 発射数[1] 防御属性[火炎] 防御値[376] 精度[266] 貯水量[87] 弾数[3] 異常追加[5] 消費EN[90] 金額[360] 弾薬費[150] 重量[800] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
12 | 素材 | テスラコイル21 [21/霊障/---] 特殊B[100] [素材] |
▼詳細 |
13 | 速射パルス砲A | PG03A-JURGIS [20/変形/---]《装備:9》 火力[105] 発射数[10] 防御属性[粒子] 防御値[144] 精度[131] 貯水量[131] 弾数[40] 武器属性[速射] 異常追加[25] 消費EN[16] 金額[360] 重量[200] [粒子射撃] *作者* |
▼詳細 |
14 | FCSA | 蒼い右目 [20/精度/---]《装備:10》 | ▼詳細 |
15 | 飛行ユニットA | 澪鳥 [20/旋回/---]《装備:11》 | ▼詳細 |
16 | 素材 | ロボットアーム21 [21/臂力/---] 特殊B[100] [素材] |
▼詳細 |
17 | --- | --- | --- |
18 | --- | --- | --- |
19 | --- | --- | --- |
20 | --- | --- | --- |
21 | --- | --- | --- |
22 | --- | --- | --- |
23 | --- | --- | --- |
24 | --- | --- | --- |
25 | --- | --- | --- |
26 | --- | --- | --- |
27 | --- | --- | --- |
28 | --- | --- | --- |
29 | --- | --- | --- |
30 | --- | --- | --- |