第2週目 ドランカーの一週間
◆日記
【オープニング①】
古傷が疼く、というのはこういう感覚なのだろうか?
街の隅でハイドラ用のジャンク屋を営んでいる男――マーカスはそう思った。
40近く生きて、大した怪我を負った事はない。しかし、今しがたやってきた客の顔を見ると、無性に胸が疼くのである。
よくある事、であった。
引退したはずのハイドラライダーがここに来るのは。そして二度と戻ってこないのは。
そんな話はこの世界にはありふれていて、マーカス自身慣れたはずであった。
しかし、それをそういうものだと無視出来ないのは――その客が、駆け出しの時からの常連、その最後の一人だからだろうか。
酷く、胸が、疼いた。
震える手でリストを受け取り、目を通す。
大方、予想通りである。ハイドラパーツと、その客の右袖の中身だ。
「駄目だ、君に、これは売れない――」
そんな言葉が漏れたのは、感傷からか。
「そりゃあないぜ、足りているはずだ」
客は食い下がる。
断る理由はない。”ここは棺桶は売っていない”等と、怒鳴り返す若さは、マークスにはない。
しかし、どうしても、頷けなかったのだ。
「――赤い、スナイパーが出た」
ごろりと硬い物を吐き出すような客の言葉に、ぴくり、と、マーカスの肩が震える。
ありもしない、傷が疼く。
「頼むぜマーカス、俺はあいつを眠らせなきゃならないんだ」
「……そんなの、残存領域が見せる幻だ!彼じゃない!」
マーカスは血を吐くように、半ば叫んで返した。
客も、それを承知のはずである。この霧の中で長く生きていたはずなのだから。
「だが、それでも、俺は眠らせてやりたいと思う」
ゆっくりと、続ける。
「なあ、俺には帰る場所なんてない。だが、あいつにはあったんだ。
だから――幻でも――あんな場所に居るのが許せないんだよ、分かるだろ?」
――マーカスは耳を塞ぎたかった。
しかし、客の言葉は、それを許さない凄みがあるのだ。
「君は、戻ってこれないかもしれない、レオン――」
辛うじて、その言葉を返す。
客はそれを鼻で笑い、
「今の俺はどこにでもいる酔っ払い(Drunkar)さ。そいつがふらつく場所が酒場か、霧の中か――大した違いがあるかよ」
そう、言った。
マーカスは諦めたようにため息を吐くと、客――ドランカーの前に一つのディスプレイを置いた。
(オープニング②へ続く)
古傷が疼く、というのはこういう感覚なのだろうか?
街の隅でハイドラ用のジャンク屋を営んでいる男――マーカスはそう思った。
40近く生きて、大した怪我を負った事はない。しかし、今しがたやってきた客の顔を見ると、無性に胸が疼くのである。
よくある事、であった。
引退したはずのハイドラライダーがここに来るのは。そして二度と戻ってこないのは。
そんな話はこの世界にはありふれていて、マーカス自身慣れたはずであった。
しかし、それをそういうものだと無視出来ないのは――その客が、駆け出しの時からの常連、その最後の一人だからだろうか。
酷く、胸が、疼いた。
震える手でリストを受け取り、目を通す。
大方、予想通りである。ハイドラパーツと、その客の右袖の中身だ。
「駄目だ、君に、これは売れない――」
そんな言葉が漏れたのは、感傷からか。
「そりゃあないぜ、足りているはずだ」
客は食い下がる。
断る理由はない。”ここは棺桶は売っていない”等と、怒鳴り返す若さは、マークスにはない。
しかし、どうしても、頷けなかったのだ。
「――赤い、スナイパーが出た」
ごろりと硬い物を吐き出すような客の言葉に、ぴくり、と、マーカスの肩が震える。
ありもしない、傷が疼く。
「頼むぜマーカス、俺はあいつを眠らせなきゃならないんだ」
「……そんなの、残存領域が見せる幻だ!彼じゃない!」
マーカスは血を吐くように、半ば叫んで返した。
客も、それを承知のはずである。この霧の中で長く生きていたはずなのだから。
「だが、それでも、俺は眠らせてやりたいと思う」
ゆっくりと、続ける。
「なあ、俺には帰る場所なんてない。だが、あいつにはあったんだ。
だから――幻でも――あんな場所に居るのが許せないんだよ、分かるだろ?」
――マーカスは耳を塞ぎたかった。
しかし、客の言葉は、それを許さない凄みがあるのだ。
「君は、戻ってこれないかもしれない、レオン――」
辛うじて、その言葉を返す。
客はそれを鼻で笑い、
「今の俺はどこにでもいる酔っ払い(Drunkar)さ。そいつがふらつく場所が酒場か、霧の中か――大した違いがあるかよ」
そう、言った。
マーカスは諦めたようにため息を吐くと、客――ドランカーの前に一つのディスプレイを置いた。
(オープニング②へ続く)
STORY
本日のニュースです先日発生した企業連盟の基地爆破事件について、連盟は熾天使旅団を名指しで批判しています
熾天使旅団はリソスフェア要塞を支配する西方辺境最大の軍閥であり、素直に賠償を受け入れるとは思えません
各地の勢力は、企業連盟、または熾天使旅団を中心とした辺境軍閥か。いずれかの勢力への支持を迫られています
一方、ハイドラ大隊の総指揮を執る≪霧笛の塔≫関係者は企業連盟に対し不信感をあらわにしています
証拠こそないものの、基地爆破事件は絶妙なタイミングであり、辺境軍閥は苦しい立場に立たされ……
◆訓練
反応の訓練をしました反応が10上昇した
格闘の訓練をしました格闘が10上昇した
反応の訓練をしました反応が11上昇した
格闘の訓練をしました格闘が11上昇した
反応の訓練をしました反応が12上昇した
◆送品
◆送金
◆破棄
◆購入
ドランカーはHBU-01ラーゼンヴィントを360cで購入した!!
ドランカーはSOUKARIN-V0.9を360cで購入した!!
ドランカーは試作型エネルギー変換器『AR-001』を360cで購入した!!
◆作製
資金を1000を投入した!!
作成時補助発動! 耐電!! 防御属性が 電子 に変化!!
電子強化!
作成時補助発動! 耐霊!! 防御属性が 霊障 に変化!!
霊障強化!
避雷針20と対魔呪符20を素材にして武骨な鉄板【耐電霊】を作製した!!
◆戦闘システム決定
バーサーク に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に簡易操縦棺を装備した
脚部2に簡易軽二脚Aを装備した
スロット3に簡易頭部を装備した
スロット4に簡易腕部を装備した
スロット5に簡易レーダーを装備した
スロット6にジャンクブレードを装備した
スロット7に簡易エンジンを装備した
スロット8に試作型エネルギー変換器『AR-001』を装備した
スロット9にSOUKARIN-V0.9を装備した
スロット10にHBU-01ラーゼンヴィントを装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
ユニオン活動
街外れのジャンク屋【マーカス ショップ】の活動記録
恰幅のいい40歳の男が経営する小さなハイドラ用のジャンク屋。
小さいながらもパーツの揃えはよく、そこそこ繁盛しているようだ。
長年やっているだけあって残像領域の情報やハイドラライダーの噂話に敏く、それを目的にやってくる客も居るらしい。
立ち寄る事があったら世間話でもしてみたらいかがだろうか。
(※暫定ユニオンです。消すかどうかは折り見て考えます)
小さいながらもパーツの揃えはよく、そこそこ繁盛しているようだ。
長年やっているだけあって残像領域の情報やハイドラライダーの噂話に敏く、それを目的にやってくる客も居るらしい。
立ち寄る事があったら世間話でもしてみたらいかがだろうか。
(※暫定ユニオンです。消すかどうかは折り見て考えます)
格闘の訓練をしました
格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
100c支払い、経験値を1手に入れた
メッセージ
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1100
攻撃戦果補正5.11%
支援戦果補正4.9%
防衛戦果補正5%
撃墜数補正 0.2%
販売数補正 0.2%
合計現金収入1278
整備費 0
ユニオン費 -100
パーツ販売数 2個
◆経験値が16増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
攻撃戦果補正5.11%
支援戦果補正4.9%
防衛戦果補正5%
撃墜数補正 0.2%
販売数補正 0.2%
合計現金収入1278
整備費 0
ユニオン費 -100
パーツ販売数 2個
◆経験値が16増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
ドランカーはロボットアーム21を入手した!
ドランカーは培養卵21を入手した!
明日の戦場
第21ブロック
霧に消えた部隊
とある部隊が霧に隠れて消息不明になった後、再び現れた。奇妙なことに、我々を敵だと思い攻撃を続けている。説得は不可能だ。全滅させてくれ
来週の霧濃度:40%
来週の電磁波:40%
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キャラデータ
名前
ドランカー
愛称
ドランカー
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プロフィール
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【パイロット】 偽名:ドランカー 年齢:38 性別:男 【ハイドラ】 機体:ROCINANTE 搭載AI:SYS-MARY 特徴:格闘戦特化の数世代前のハイドラ。 ドランカーは片腕がないため、操縦補助として戦闘AIの『SYS-MARY』を搭載している。 (本来、義手を買うつもりだったが実戦に耐えうるものは高くて買えず、中古AIを仕方なく購入) 『SYS-MARY』は結構自由に喋って毒舌。いつかスクラップにしてやりたいと思っている。 【プロロローグ】 ――かつて男はベテランのハイドラライダーだった。しかし、ある戦いで相棒と利き腕を失った。つまらないミスだった。 それからは、気力を失い飲んだくれる毎日。金が尽きればそのまま野垂れ死ぬ……はずだった。 過去の稼ぎが底を尽きかけた頃、聞いていたラジオにノイズが混じる――この世界ではよくある事だ。 近くか遠くかも知れない誰かの救援要請――これもまあまあある事だ。 しかし、続く”襲撃者”の外観は、よくある事と聞き逃す事が出来なかった。 それがどう言う事か分からぬ程、この霧を知らぬわけではない。わけではないが。 「……あの日、何かをあそこに忘れてきたんだ。相棒か、腕か、名声か、はたまた別の何かか……なんだっていい、最期に探しに行くのも悪くはねぇ」 そして男は――未練がましく残っていた――愛機の埃を払った。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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1 | 操縦棺A | 簡易操縦棺 [20/---/---]《装備:1》 | ▼詳細 |
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2 | 軽二脚A | 簡易軽二脚A [20/---/---]《装備:2》 機動[598] 跳躍[157] AP[438] 旋回速度[658] 防御属性[物理] 防御値[180] 貯水量[87] 積載量[1900] 消費EN[270] 金額[360] 重量[700] [二脚] *作者* |
▼詳細 |
3 | 頭部A | 簡易頭部 [20/---/---]《装備:3》 | ▼詳細 |
4 | 腕部A | 簡易腕部 [20/---/---]《装備:4》 | ▼詳細 |
5 | 速射砲A | 簡易速射砲 [20/---/---] 火力[219] 発射数[4] 防御属性[電子] 防御値[180] 精度[175] 貯水量[8] 弾数[15] 武器属性[速射] 異常追加[35] 消費EN[4] 金額[360] 弾薬費[50] 重量[150] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
6 | 粒子ブレードA | 簡易粒子ブレード [20/---/---] 火力[1053] 連撃数[1] 防御属性[電子] 防御値[540] 精度[87] 貯水量[175] 弾数[9999] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[360] 金額[360] 重量[150] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
7 | エンジンB | 簡易エンジン [20/---/---]《装備:7》 | ▼詳細 |
8 | レーダーA | 簡易レーダー [20/---/---]《装備:5》 | ▼詳細 |
9 | 粒子ブレードA | ジャンクブレード [20/機動/---]《装備:6》 火力[1053] 連撃数[1] 防御属性[電子] 防御値[540] 精度[87] 貯水量[175] 弾数[9999] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[360] 金額[360] 重量[150] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
10 | 電子装甲A | 武骨な鉄板【耐電霊】 [20/耐電/耐霊] | ▼詳細 |
11 | 素材 | ロボットアーム21 [21/臂力/---] 特殊B[100] [素材] |
▼詳細 |
12 | 素材 | テスラコイル20 [20/霊障/---] | ▼詳細 |
13 | 重ブースターA | HBU-01ラーゼンヴィント [20/機動/---]《装備:10》 | ▼詳細 |
14 | 重ブースターA | SOUKARIN-V0.9 [20/機動/---]《装備:9》 | ▼詳細 |
15 | エンジンA | 試作型エネルギー変換器『AR-001』 [20/重量軽減/---]《装備:8》 | ▼詳細 |
16 | 素材 | 培養卵21 [21/卵/---] 特殊B[100] [素材] |
▼詳細 |
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