ENo.0208　アズナヴィール・ウスイ

　
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またここへ戻って来れるとは、思いませんでした。
あまり嬉しい事ではない――はずなのです。

ここ数年で学んだことは山ほどあります。

私はやはり、戦闘のプロにはなれないということ。
今回のこの場所は、少しばかり様子が違います。
鈍い私でも何かを感じ取れるのですから、そういう事なのでしょう。
最初の任務を受け取るまでに、顔見知りが少し増えました。
あの人の知り合いが混じっているのは、この業界は狭いなと感じる部分ですけれど。
私にとって、見知らぬと関われること自体が、どんなにか。それはとても…すごく、すごく嬉しい事です。

その半面、戦場で出会う人々が居なくなることは、■■しくて、

■　　　■■■、

何と、■深いことを■うのでしょ■。


【紙面に水分が滴る】


■　　　　　　　　　　■■


【それを指でなぞった痕がある】


ア■ンさん。ごめんなさい。


【インクが滲んでいる】


それでも戦■のあ■■ころへ、■は来てしま■のです■■■
■ヴァ■■さんが、あなたの元にいるのなら。どうか■きし■■あげて。
わたしがまた外へ赴き■■かでい■■を、■■な■つだと笑ってほ■い。

ア■■さん。あなたは■■どこ■るのでしょう。
無事なのでしょうか。それとも。




【インクが滲んでいる】


【インクが滲んでいる】



【インクが滲んでいる】




【インクが滲んでいる】
【インクが滲んでいる】
【インクが滲んでいる】