第3週目 クロムノート・ウェルサキオンの一週間
◆日記
クロムがその噂を聞いたのは、最初の戦闘を終えた後の酒場だった。
曰く『死んだ戦機(ウォーマシン)を蘇らせた女がいる』という、ありがちな噂だ。
この不気味な霧と、不可解な敵と相対するため、異様な戦機を駆っているのだからその手の噂は尽きないだろう。
事実、嘘か真か、これに類する噂なら今日だけでも十指を超える数を耳にしている。
それでもクロムがその噂に興味を持ったのにはいくつか理由があったが、その最たるものは親近感、だろうか。
あるいは憧憬なのか。ともかく、顔どころか実在も分からぬその誰かに自分は何かを期待しているのは間違いないとクロムは感じていた。
いるのならば会ってみたい
何をするのか、まで考えず。単純な衝動に身を任せて男は薄霧の街をふらりと彷徨った。
…数刻後、深夜といってもいい時間帯。男は探している相手はここにいると確信を持って古びた格納庫の前に立っていた。
どうして見つけられたのかといえば、簡単だ。戦機を蘇らせた女がいる、という事は女によって蘇った戦機が存在しているという事。
蘇った戦機といえば聞こえはいいが、要はゾンビだ。他のウォーハイドラとは動きが異なるだろうし、女が気にしていなければ――戦場でそんなものを気にするような馬鹿はいないだろうが――見た目もかなり独特だった事だろう。
後、その2つの条件に合致した戦機の情報を探り、目撃情報からエリアを絞り込み、その中から更に可能性の高そうな倉庫や格納庫を探るだけでいい。
クロム自身は1月で見つかれば上々と思っていたのだが、どうやら件の戦機は身を隠そうという気はさらさら無かったのか、目撃情報が多数あったため労せずしてそれらしい場所まで辿り着くことができた。
「……まさか誘ってんのか?」
扉に手をかけながら呟いた。
が、すぐに「ありえないな」と自分に返しながら扉を押し開ける。
自身の女々しい希望的観測に若干呆れながら男は格納庫の中に足を踏み入れ、その中央に鎮座する一台のウォーハイドラを発見する。
仮設パーツばかりで構成されたそれは、ボロボロを通り越して既に死に体のように思えた。それはまさしく「死んだ戦機」そのものであり、つまり噂と予測は真実なのだった。
蘇らせたという、女の姿は見えない。
席を外したのか? いいや、違う。
クロムは強い確信を持ちながら、目前のウォーハイドラへと語り掛けた。
「お前か? お前だな? 『死んだ戦機(ウォーマシン)を蘇らせた女』ってのはよ」
声に反応して瞑った眼を開くようにハイドラの仮設頭部の目にライトが灯り、ウォーハイドラに取り付けられた外部スピーカーを通した女の声が格納庫に響く。
『それは、わたしが自ずから名乗ったものではありませんが』
クロムの口元は、知らず笑みの形を作った。
それは嬉しさから生じたものであることは間違いないのだが、例えようもなく不吉な笑みだ。
「否定はしないんだな? それならいいさ。
…ああ、降りないでいい。そもそも降りる身体もねえのかもしれねえが、まあ、どっちだっていい。どうでもいいんだ、そんなことはよ」
興奮しているのか。
言葉に熱を込めながら、クロムは言葉を続ける。
頭部のライトは、まるで男と世界を切り離すかのように。
影を濃く、闇を深めて。
「それよりもお前、俺と組まねえか?」
不吉な笑みだけを不気味に浮かび上がらせながら。
男はその誘いを口にした。
曰く『死んだ戦機(ウォーマシン)を蘇らせた女がいる』という、ありがちな噂だ。
この不気味な霧と、不可解な敵と相対するため、異様な戦機を駆っているのだからその手の噂は尽きないだろう。
事実、嘘か真か、これに類する噂なら今日だけでも十指を超える数を耳にしている。
それでもクロムがその噂に興味を持ったのにはいくつか理由があったが、その最たるものは親近感、だろうか。
あるいは憧憬なのか。ともかく、顔どころか実在も分からぬその誰かに自分は何かを期待しているのは間違いないとクロムは感じていた。
いるのならば会ってみたい
何をするのか、まで考えず。単純な衝動に身を任せて男は薄霧の街をふらりと彷徨った。
…数刻後、深夜といってもいい時間帯。男は探している相手はここにいると確信を持って古びた格納庫の前に立っていた。
どうして見つけられたのかといえば、簡単だ。戦機を蘇らせた女がいる、という事は女によって蘇った戦機が存在しているという事。
蘇った戦機といえば聞こえはいいが、要はゾンビだ。他のウォーハイドラとは動きが異なるだろうし、女が気にしていなければ――戦場でそんなものを気にするような馬鹿はいないだろうが――見た目もかなり独特だった事だろう。
後、その2つの条件に合致した戦機の情報を探り、目撃情報からエリアを絞り込み、その中から更に可能性の高そうな倉庫や格納庫を探るだけでいい。
クロム自身は1月で見つかれば上々と思っていたのだが、どうやら件の戦機は身を隠そうという気はさらさら無かったのか、目撃情報が多数あったため労せずしてそれらしい場所まで辿り着くことができた。
「……まさか誘ってんのか?」
扉に手をかけながら呟いた。
が、すぐに「ありえないな」と自分に返しながら扉を押し開ける。
自身の女々しい希望的観測に若干呆れながら男は格納庫の中に足を踏み入れ、その中央に鎮座する一台のウォーハイドラを発見する。
仮設パーツばかりで構成されたそれは、ボロボロを通り越して既に死に体のように思えた。それはまさしく「死んだ戦機」そのものであり、つまり噂と予測は真実なのだった。
蘇らせたという、女の姿は見えない。
席を外したのか? いいや、違う。
クロムは強い確信を持ちながら、目前のウォーハイドラへと語り掛けた。
「お前か? お前だな? 『死んだ戦機(ウォーマシン)を蘇らせた女』ってのはよ」
声に反応して瞑った眼を開くようにハイドラの仮設頭部の目にライトが灯り、ウォーハイドラに取り付けられた外部スピーカーを通した女の声が格納庫に響く。
『それは、わたしが自ずから名乗ったものではありませんが』
クロムの口元は、知らず笑みの形を作った。
それは嬉しさから生じたものであることは間違いないのだが、例えようもなく不吉な笑みだ。
「否定はしないんだな? それならいいさ。
…ああ、降りないでいい。そもそも降りる身体もねえのかもしれねえが、まあ、どっちだっていい。どうでもいいんだ、そんなことはよ」
興奮しているのか。
言葉に熱を込めながら、クロムは言葉を続ける。
頭部のライトは、まるで男と世界を切り離すかのように。
影を濃く、闇を深めて。
「それよりもお前、俺と組まねえか?」
不吉な笑みだけを不気味に浮かび上がらせながら。
男はその誘いを口にした。
NEWS
……では、現在の状況を詳しく見ていきましょう西方辺境には≪月の谷≫があり、そこへ続くルートにはやはり無数の遺跡要塞が存在していました
そして手前からリソスフェア、バイオスフェア、ストラトスフェア、イオノスフェアの4つの要塞が現存します
辺境軍閥は≪月の谷≫に眠る遺産技術を発掘するために、禁を破り西方辺境へ秘密裏に進出しました
そしてこの4つの遺跡要塞の再起動に成功します
ようやく事態に気付いた企業連盟はハイドラ大隊を招集し、現在に至ります。そして……
◆訓練
格闘の訓練をしました格闘が10上昇した
格闘の訓練をしました経験値が足りない
格闘の訓練をしました経験値が足りない
反応の訓練をしました経験値が足りない
反応の訓練をしました経験値が足りない
◆送品
◆送金
◆破棄
クロムは簡易レーダーを破棄した!!
クロムは簡易エンジンを破棄した!!
クロムは簡易粒子ブレードを破棄した!!
◆購入
クロムはマナ動力炉・新式を939cで購入した!!
クロムは機動ユニット【スタープリズム】を939cで購入した!!
クロムはRD-8008-OCT『ヘクトアイズ』を939cで購入した!!
◆作製
旋回強化!
反動吸収機構20と機械油20を素材にして工業用粒子カッターを作製した!!
◆戦闘システム決定
アサルト に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1にカルキノスコフィン・ザ・ファーストを装備した
脚部2によくあるレッグパーツを装備した
スロット3に簡易頭部を装備した
スロット4に工業用粒子カッターを装備した
スロット5にマナ動力炉・新式を装備した
スロット6に機動ユニット【スタープリズム】を装備した
スロット7にRD-8008-OCT『ヘクトアイズ』を装備した
スロット8にオールドエッジを装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
マシーナ=クローイェヴナ・アンドロースカヤとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
ユニオン活動
終わらない戦火をの活動記録
戦争! 戦争! 戦争だ!
喜べよ下種畜生ども。地獄のラッパが響いてきたぞ。
俺達が呼ばれている。
多くの血を流すため、多くの命を踏み潰すため、多くの死を広げるために。地獄の戦鬼が。
よう戦友! アンタが求めるのは血か? 金か? 闘争か? 栄誉か? はたまた正義なんて求めてるのか?
まあ、いいさ。どれだって。御大層な理由だろうがクソみたいな理由だろうが、やる事も同じなら逝く場所も同じなんだからよ。
どうあれ、ここにいるって事は俺と同じく戦争をより盛り上げたいってイカレ共だ。
死体と涙と恨みと鉄屑を空高く積み上げたいって、死んだら地獄行き間違いなしの畜生共だ。
同じ死体を漁る野良犬同士、せいぜい仲良く分け合っていこうぜ、なあ?
--------------------------------------------------
格闘反応な命が葉っぱ勢のあなたに。
ユニオン活動は格闘×3 反応×2 → 格闘×2 反応×3の順で更新毎に変更していきます。
10人の状態で死亡者が出た場合、また2更新以上行動しない場合は参加許可を外す可能性があります。ご了承ください。
ユニオン購入は序盤は経験値+1、中盤以降は素材+1を予定しています。
喜べよ下種畜生ども。地獄のラッパが響いてきたぞ。
俺達が呼ばれている。
多くの血を流すため、多くの命を踏み潰すため、多くの死を広げるために。地獄の戦鬼が。
よう戦友! アンタが求めるのは血か? 金か? 闘争か? 栄誉か? はたまた正義なんて求めてるのか?
まあ、いいさ。どれだって。御大層な理由だろうがクソみたいな理由だろうが、やる事も同じなら逝く場所も同じなんだからよ。
どうあれ、ここにいるって事は俺と同じく戦争をより盛り上げたいってイカレ共だ。
死体と涙と恨みと鉄屑を空高く積み上げたいって、死んだら地獄行き間違いなしの畜生共だ。
同じ死体を漁る野良犬同士、せいぜい仲良く分け合っていこうぜ、なあ?
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格闘反応な命が葉っぱ勢のあなたに。
ユニオン活動は格闘×3 反応×2 → 格闘×2 反応×3の順で更新毎に変更していきます。
10人の状態で死亡者が出た場合、また2更新以上行動しない場合は参加許可を外す可能性があります。ご了承ください。
ユニオン購入は序盤は経験値+1、中盤以降は素材+1を予定しています。
格闘の訓練をしました
格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
メッセージ
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1150
攻撃戦果補正4.45%
支援戦果補正4.87%
防衛戦果補正4.64%
撃墜数補正 0.2%
合計現金収入1320
整備費 -269
ユニオン費 0
◆経験値が20増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
攻撃戦果補正4.45%
支援戦果補正4.87%
防衛戦果補正4.64%
撃墜数補正 0.2%
合計現金収入1320
整備費 -269
ユニオン費 0
◆経験値が20増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
クロムは演算装置22を入手した!
クロムはブラックボックス22を入手した!
明日の戦場
第17ブロック
武装宗教団体殲滅
巨大化したとある宗教団体が武装化を始めているようだ。今のうちに手を打つ必要がある。アジトを壊滅させてくれ
来週の霧濃度:63%
来週の電磁波:3%
カレリア・ニィルセン |
イリス・ケウィラス |
H.S.J.B. |
グランドレッサー |
ジャンク・ジャンキー・テッカー |
ラナ・ロスティ |
S.I.R.O.I |
ラッド・ラット・ラダー |
メル・ログ |
仙道 一馬 |
1Lla011m-type2528 |
ラヴィタス・フルバ |
月野 十五 |
マシーナ=クローイェヴナ・アンドロースカヤ |
クロムノート・ウェルサキオン |
レイリア・ブライダル&ルクシア・ムーンブルグ |
サイレンス |
レイコ |
A.S.N-O AR-X III |
トマーソン・ロッソ |
ヴィ・クルツ |
『トーチカ』[物理] |
『トーチカ』[物理] |
『トーチカ』[物理] |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
『トーチカ』[物理] |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
『トーチカ』[物理] |
キャラデータ
名前
クロムノート・ウェルサキオン
愛称
クロム
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プロフィール
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
43歳。独身。14の頃から傭兵稼業を続けて来たとは本人の談。世界中の戦場を巡りに巡って、最終的にこの地へ辿り着いた。 夢も情熱も枯れ果てた男であり、戦がもたらす不幸と理不尽は嫌というほど味わってはきたものの、明日を夢みる若い兵士が死ぬ当たり前の不幸については未だ折り合いをつける事ができず、危なっかしい新兵を見つけると世話を焼かずにはいられない。 基本的にぶっきらぼうで説教臭い。従順ではあるが柔軟性や独創力に欠ける、悪人ではないのだが不器用が災いして全年代からやや煙たがれてしまうようなおっさん。 ……そのはずだった。 今ここにいる男は、戦火を広げる事を目的とし、ただひたすらに血と殺戮と怨念を振り撒くただの怪物である。 -------------------------------------------------- 乗騎機体『軽二脚 DA25 "レイジングヴァイパー"』 軽量の二脚型ウォーハイドラ。 機動力に重点を置いてチューンナップされた機体であり、少しでも重量を軽くし、動作性を上げるために射撃よりも近接戦闘向き。 速度の反面装甲は脆く、コックピットの防御性能も低いため搭乗者は他の機体以上に命の危険に晒される。 クロムは重装甲の機体に比べると安価であり、修理も容易なためこういった機体を好む傾向にある。 -------------------------------------------------- パーツアイコンは絹漉様のものをお借りさせて頂いています。ありがとうございます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
_0_1_2_3_4_5_6_7 _8_9101112131415 1617181920212223 |
機体データ |
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1 | 軽二脚A | よくあるレッグパーツ [20/機動/---]《装備:2》 機動[598] 跳躍[157] AP[438] 旋回速度[658] 防御属性[物理] 防御値[180] 貯水量[87] 積載量[1900] 消費EN[270] 金額[360] 重量[700] [二脚] *作者* |
▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | エンジンA | 試作型エネルギー変換器『AR-001』 [20/重量軽減/---] | ▼詳細 |
3 | 頭部A | 簡易頭部 [20/---/---]《装備:3》 | ▼詳細 |
4 | 操縦棺B | カルキノスコフィン・ザ・ファースト [20/重量軽減/---]《装備:1》 | ▼詳細 |
5 | 素材 | 粒子吸着材21 [21/耐粒/---] 特殊B[100] [素材] |
▼詳細 |
6 | エンジンA | マナ動力炉・新式 [20/出力/AP回復]《装備:5》 | ▼詳細 |
7 | 重ブースターA | 機動ユニット【スタープリズム】 [20/機動/旋回]《装備:6》 | ▼詳細 |
8 | レーダーA | RD-8008-OCT『ヘクトアイズ』 [20/耐電/索敵]《装備:7》 | ▼詳細 |
9 | 硬質ダガーA | オールドエッジ [20/機動/---]《装備:8》 火力[412] 連撃数[3] 防御属性[粒子] 防御値[180] 精度[175] 貯水量[140] 弾数[12] 武器属性[速射] 異常追加[40] 消費EN[12] 金額[360] 弾薬費[10] 重量[50] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
10 | 粒子ブレードA | 工業用粒子カッター [21/変形/旋回]《装備:4》 火力[1073] 連撃数[1] 旋回速度[21] 防御属性[電子] 防御値[549] 精度[89] 貯水量[178] 弾数[9999] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[366] 金額[366] 重量[150] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
11 | 素材 | 演算装置22 [22/重精密/---] 特殊B[120] [素材] |
▼詳細 |
12 | 素材 | 対魔呪符20 [20/耐霊/---] | ▼詳細 |
13 | 素材 | 貯水タンク21 [21/貯水/---] 特殊B[100] [素材] |
▼詳細 |
14 | 素材 | ブラックボックス22 [22/誘発/---] 特殊B[120] [素材] |
▼詳細 |
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16 | --- | --- | --- |
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21 | --- | --- | --- |
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27 | --- | --- | --- |
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30 | --- | --- | --- |