第3週目 Solitusの一週間
◆日記
カナエとソーナが操るソリトゥスの初陣は無事にこちらの陣営の勝利で終わった。
ソリトゥスの扱いに慣れないため、最初はレーダーを上手く扱えずに敵影を発見することができないという最悪の滑り出しだったが、隣に座っていたソーナがすかさず歌ってソリトゥスを操ることでなんとか持ち直すことに成功した。
他のウォーハイドラもそうなのかは不明だが、マギカマキナで猛威を振るっていた融機獣と呼ばれる生き物たちと同じように、どうやらソリトゥスもソーナの歌に反応するらしい。
ソーナの力は自分よりも強いことはよく知っていたが、正直ここまでとは思っていなかったため、カナエは強い衝撃を受けると共にソーナをソリトゥスに乗せて本当によかったと感じた。
もしこれでソーナが乗っていなかったら、今頃大変なことになっていたかもしれない。
「まあとりあえず、早いとこ慣れないとねぇ……あと、ちゃんとした滞在場所も見つけないと」
小型ラジオから流れてくるニュースを聞きながら、カナエが溜息混じりに呟く。
現在の自分たちの滞在場所は、打ち捨てられた何かの倉庫の中だ。
ソリトゥスを休ませるには十分な広さがあるし、雨風を凌ぐこともできるが、人間の子供二人がしばらくの間、過ごしていくにはあまりにも不便すぎる。
マギカマキナにいた頃はお互い有名になりすぎていたため身を隠す必要があったが、ここ残像領域ではこそこそと身を隠して過ごす必要はないのだから、もっときちんとした場所で過ごしたかった――ソーナがいるから、余計に。
「……別に、わたしはずっとここに滞在でもいいよ?」
「あのねぇ……」
読んでいた本から顔を上げ、首を傾げてそういったソーナへ深い溜息をつく。
「ずーっとここに滞在なのは俺が嫌なの。何より、ソナは女の子なんだから。身なりを整えることができるちゃんとした場所が必要でしょ?」
全く、ソーナは出会ったときからずっとそうだ。
ソーナは女の子だ。とても可愛らしい顔立ちをしているし、髪もとても長いからきちんと整えたほうがうんと可愛らしくなるのに、自分のことに関してはとてもいい加減になる。
現在はカナエが整えているし、機械塔に幽閉されていた頃も時折訪れる国からの使いが世話をしていたため、これはひどいと言いたくなるほどに酷い状態になったことは今のところないが。
ゆっくりと首を傾げるソーナの様子に、カナエは本日早くも三回目になる溜息をつく。
「とにかく、きちんとした滞在先は見つけてそっちに移動するからね。ソナのためにも」
「……よくわからないけど……わかった」
不思議そうな顔をしつつも頷いたソーナへ、カナエも頷き返す。
次の瞬間、二人の耳に次の戦場の情報が入った。
謎の植物を栽培している農場が発見された。万が一のことを考え、農場を破壊してほしい。護衛がいるはずだ――……。
ノイズ混じりの通信に、カナエの目が細められ、ソーナが警戒するような顔をする。
「謎の植物を栽培している農場、か。もしかしたら危ない植物だったりしてね?」
「……悪さ、するみたいな?」
「そうそう。……ま、危ない植物だったとしても、危なくない植物だったとしても、俺たちはお上からの指示に従って全部焼き払うまでだけどね」
カナエの手が、頭部にずりあげられていたゴーグルを目元にまで引き下ろす。
ソーナも機械の翼と尻尾をゆっくりと揺らして立ち上がり、カナエと二人並んでソリトゥスのほうへ歩いていった。
ソリトゥスの扱いに慣れないため、最初はレーダーを上手く扱えずに敵影を発見することができないという最悪の滑り出しだったが、隣に座っていたソーナがすかさず歌ってソリトゥスを操ることでなんとか持ち直すことに成功した。
他のウォーハイドラもそうなのかは不明だが、マギカマキナで猛威を振るっていた融機獣と呼ばれる生き物たちと同じように、どうやらソリトゥスもソーナの歌に反応するらしい。
ソーナの力は自分よりも強いことはよく知っていたが、正直ここまでとは思っていなかったため、カナエは強い衝撃を受けると共にソーナをソリトゥスに乗せて本当によかったと感じた。
もしこれでソーナが乗っていなかったら、今頃大変なことになっていたかもしれない。
「まあとりあえず、早いとこ慣れないとねぇ……あと、ちゃんとした滞在場所も見つけないと」
小型ラジオから流れてくるニュースを聞きながら、カナエが溜息混じりに呟く。
現在の自分たちの滞在場所は、打ち捨てられた何かの倉庫の中だ。
ソリトゥスを休ませるには十分な広さがあるし、雨風を凌ぐこともできるが、人間の子供二人がしばらくの間、過ごしていくにはあまりにも不便すぎる。
マギカマキナにいた頃はお互い有名になりすぎていたため身を隠す必要があったが、ここ残像領域ではこそこそと身を隠して過ごす必要はないのだから、もっときちんとした場所で過ごしたかった――ソーナがいるから、余計に。
「……別に、わたしはずっとここに滞在でもいいよ?」
「あのねぇ……」
読んでいた本から顔を上げ、首を傾げてそういったソーナへ深い溜息をつく。
「ずーっとここに滞在なのは俺が嫌なの。何より、ソナは女の子なんだから。身なりを整えることができるちゃんとした場所が必要でしょ?」
全く、ソーナは出会ったときからずっとそうだ。
ソーナは女の子だ。とても可愛らしい顔立ちをしているし、髪もとても長いからきちんと整えたほうがうんと可愛らしくなるのに、自分のことに関してはとてもいい加減になる。
現在はカナエが整えているし、機械塔に幽閉されていた頃も時折訪れる国からの使いが世話をしていたため、これはひどいと言いたくなるほどに酷い状態になったことは今のところないが。
ゆっくりと首を傾げるソーナの様子に、カナエは本日早くも三回目になる溜息をつく。
「とにかく、きちんとした滞在先は見つけてそっちに移動するからね。ソナのためにも」
「……よくわからないけど……わかった」
不思議そうな顔をしつつも頷いたソーナへ、カナエも頷き返す。
次の瞬間、二人の耳に次の戦場の情報が入った。
謎の植物を栽培している農場が発見された。万が一のことを考え、農場を破壊してほしい。護衛がいるはずだ――……。
ノイズ混じりの通信に、カナエの目が細められ、ソーナが警戒するような顔をする。
「謎の植物を栽培している農場、か。もしかしたら危ない植物だったりしてね?」
「……悪さ、するみたいな?」
「そうそう。……ま、危ない植物だったとしても、危なくない植物だったとしても、俺たちはお上からの指示に従って全部焼き払うまでだけどね」
カナエの手が、頭部にずりあげられていたゴーグルを目元にまで引き下ろす。
ソーナも機械の翼と尻尾をゆっくりと揺らして立ち上がり、カナエと二人並んでソリトゥスのほうへ歩いていった。
NEWS
……では、現在の状況を詳しく見ていきましょう西方辺境には≪月の谷≫があり、そこへ続くルートにはやはり無数の遺跡要塞が存在していました
そして手前からリソスフェア、バイオスフェア、ストラトスフェア、イオノスフェアの4つの要塞が現存します
辺境軍閥は≪月の谷≫に眠る遺産技術を発掘するために、禁を破り西方辺境へ秘密裏に進出しました
そしてこの4つの遺跡要塞の再起動に成功します
ようやく事態に気付いた企業連盟はハイドラ大隊を招集し、現在に至ります。そして……
◆訓練
射撃の訓練をしました射撃が10上昇した
反応の訓練をしました経験値が足りない
制御の訓練をしました制御が10上昇した
制御の訓練をしました経験値が足りない
反応の訓練をしました経験値が足りない
◆送品
◆送金
◆破棄
◆購入
カナエはMaterial-A[Ver0.1]を534cで購入した!!
カナエは試製噴霧速射砲A-0を360cで購入した!!
カナエは【鐘撞き星】を939cで購入した!!
◆作製
資金を200を投入した!!
作成時補助発動! 耐霊!! 防御属性が 霊障 に変化!!
霊障強化!
作成時補助発動! 耐火!! 防御属性が 火炎 に変化!!
火炎強化!
対魔呪符21と消火装置20を素材にして融機歌獣型歯車「旋風」を作製した!!
◆戦闘システム決定
ステルス に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に打ち捨てられた棺を装備した
脚部2に簡易軽多脚Aを装備した
スロット3に融機歌獣型頭部「機竜角」を装備した
スロット4に融機歌獣型歯車「旋風」を装備した
スロット5に虚無機関砲A-精度を装備した
スロット6に【鐘撞き星】を装備した
スロット7にハイフィを装備した
スロット8に索敵歯車を装備した
スロット9に簡易エンジンを装備した
スロット10に試製噴霧速射砲A-0を装備した
スロット11にMaterial-A[Ver0.1]を装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
ユニオン活動
ランダムの訓練をしました
ランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
メッセージ
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1150
攻撃戦果補正5.48%
支援戦果補正5.04%
防衛戦果補正4.75%
撃墜数補正 0.1%
販売数補正 1.7%
合計現金収入1358
整備費 -527
ユニオン費 0
パーツ販売数 17個
◆経験値が20増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
攻撃戦果補正5.48%
支援戦果補正5.04%
防衛戦果補正4.75%
撃墜数補正 0.1%
販売数補正 1.7%
合計現金収入1358
整備費 -527
ユニオン費 0
パーツ販売数 17個
◆経験値が20増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
カナエは演算装置22を入手した!
カナエは避雷針22を入手した!
明日の戦場
第7ブロック
地下空間探索
都市の地下に巨大な空間が発見された。謎の部隊が調査に向かっているらしい。奴らを妨害し、撃破してほしい
来週の霧濃度:63%
来週の電磁波:3%
パシェメル |
エスカ=クイックシルバー |
Solitus |
ファル |
L=F |
棺屋《灰霧》 |
ルベラ=ルジェイラ |
クライドルク |
moge |
シンナガ サブロウタ シキダ |
ルーゼンエッタ |
カエデ |
南嶋雲雀 |
ドニ・オードラン |
ハンス・ウォーケン |
MR-Arecibo |
Dalince=Orban |
速水 |
瀬斗 武永 |
マイム・マイム・マイム |
装甲DR『ポーン』[電子] |
『トーチカ』[物理] |
『装甲車』[火炎] |
装甲DR『ポーン』[電子] |
『装甲車』[火炎] |
『装甲車』[火炎] |
『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
『装甲車』[火炎] |
『装甲車』[火炎] |
『装甲車』[火炎] |
装甲DR『ポーン』[電子] |
『霊場』[霊障] |
装甲DR『ポーン』[電子] |
『装甲車』[火炎] |
『装甲車』[火炎] |
『装甲車』[火炎] |
『霊場』[霊障] |
『装甲車』[火炎] |
『トーチカ』[物理] |
『霊場』[霊障] |
『装甲車』[火炎] |
『装甲車』[火炎] |
『霊場』[霊障] |
『装甲車』[火炎] |
装甲DR『ポーン』[電子] |
『装甲車』[火炎] |
キャラデータ
名前
Solitus
愛称
カナエ
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プロフィール
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「リスクが高いほうが、燃えるってもんでしょ?」 調唄鼎(しらべうた かなえ)(ツインテールの方) 通称カナエ。相方のソーナからはテイと呼ばれている。 絡繰世界「マギカマキナ」に住んでいた盗賊団「霧の眼」に所属するシーフの少年。 陽気で明るく、自分に強い自信を持つ。生意気な物言いをすることがあるため敵を作りやすい性格。 リスクが高ければ高いほど燃えるギャンブラー気質といった一面も持つ問題児。 調律士と呼ばれる特殊な力を持った一人で、元の世界にいた頃は相方のソーナを機械塔から盗み出し、以降彼女と共に逃亡生活を送っている。 今回、その途中で残像領域へ迷い込み、莫大な報酬につられてウォーハイドラ「Solitus」の乗り手になった。 少女にしか見えない姿をしているが立派な少年で、自分の外見を利用して何かすることもある。 他者とのやりとりが必要だったりする際、主に対応するのはこちら。 いわゆるメインキャラ。 ++++ 「……これが、外の世界……?」 響音奏鳴(ひびきね そうな) 通称ソーナ。相方のカナエからはソナと呼ばれている。 絡繰世界「マギカマキナ」で歌姫と呼ばれ崇められていた少女。 カナエのようにたくさん喋ることはあまり得意ではなく、黙っていることのほうが多いため、何を考えているのかわかりにくい。 しかしその中身は好奇心旺盛な幼子のような性格で、何かに興味を持つとそちらへ寄っていきやすく、自分自身のことに関しては非常にいい加減になりやすい。 カナエと同じく調律士と呼ばれる特殊な力を持った一人で、機械塔の中に幽閉されていたのだが、カナエに盗み出されてからは彼と共に逃亡生活を送っている。 歌うことで機械や生き物を操ることができるが、幽閉されていた頃、何も考えず言われるままに力を使い続けていた結果、反動で片目が見えなくなってしまっている。 ++++ 狼型多脚機体 Solitus(ソリトゥス) カナエとソーナが扱っているウォーハイドラ。 大規模な故障で乗り手を失った機体をカナエが修理し、もう一度乗れるようにしたもの。 狼のような姿が特徴で、ソーナが歌っているときは嬉しそうにディスプレイを点滅 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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1 | 操縦棺A | 簡易操縦棺 [20/---/---] | ▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | 軽多脚A | 簡易軽多脚A [20/---/---]《装備:2》 機動[470] 跳躍[122] AP[965] 旋回速度[605] 防御属性[霊障] 防御値[180] 貯水量[175] 積載量[3600] 消費EN[720] 金額[360] 重量[900] [多脚] *作者* |
▼詳細 |
3 | 頭部A | 簡易頭部 [20/---/---] | ▼詳細 |
4 | 腕部A | 簡易腕部 [20/---/---] | ▼詳細 |
5 | 速射砲A | 簡易速射砲 [20/---/---] 火力[219] 発射数[4] 防御属性[電子] 防御値[180] 精度[175] 貯水量[8] 弾数[15] 武器属性[速射] 異常追加[35] 消費EN[4] 金額[360] 弾薬費[50] 重量[150] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
6 | 粒子ブレードA | 簡易粒子ブレード [20/---/---] 火力[1053] 連撃数[1] 防御属性[電子] 防御値[540] 精度[87] 貯水量[175] 弾数[9999] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[360] 金額[360] 重量[150] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
7 | エンジンB | 簡易エンジン [20/---/---]《装備:9》 | ▼詳細 |
8 | レーダーA | 簡易レーダー [20/---/---] | ▼詳細 |
9 | レーダーA | 索敵歯車 [20/索敵/---]《装備:8》 | ▼詳細 |
10 | 砲塔A | 融機歌獣型歯車「旋風」 [21/耐霊/耐火]《装備:4》 | ▼詳細 |
11 | 頭部B | 融機歌獣型頭部「機竜角」 [20/精度/変形]《装備:3》 | ▼詳細 |
12 | 素材 | 演算装置22 [22/重精密/---] 特殊B[120] [素材] |
▼詳細 |
13 | 操縦棺A | 打ち捨てられた棺 [20/装甲/---]《装備:1》 | ▼詳細 |
14 | 機関砲A | 虚無機関砲A-精度 [20/精度/---]《装備:5》 火力[35] 発射数[60] 防御属性[電子] 防御値[18] 精度[147] 貯水量[43] 弾数[80] 武器属性[速射] 異常追加[30] 消費EN[1] 金額[360] 弾薬費[5] 重量[250] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
15 | エンジンA | ハイフィ [20/出力/---]《装備:7》 | ▼詳細 |
16 | 素材 | 特殊合金21 [21/重装甲/---] 特殊B[100] [素材] |
▼詳細 |
17 | 軽ブースターA | Material-A[Ver0.1] [20/耐火/噴霧]《装備:11》 | ▼詳細 |
18 | 速射砲A | 試製噴霧速射砲A-0 [20/噴霧/耐電]《装備:10》 火力[219] 発射数[4] 防御属性[電子] 防御値[196] 精度[175] 貯水量[8] 噴霧量[24] 弾数[15] 武器属性[速射] 異常追加[35] 消費EN[4] 金額[360] 弾薬費[50] 重量[150] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
19 | 速射パルス砲A | 【鐘撞き星】 [20/出力/変形]《装備:6》 火力[113] 発射数[10] 防御属性[粒子] 防御値[154] 精度[142] 貯水量[141] 弾数[40] 武器属性[速射] 異常追加[25] 消費EN[17] 金額[939] 重量[200] [粒子射撃] *作者* |
▼詳細 |
20 | 素材 | 避雷針22 [22/耐電/---] 特殊B[120] [素材] |
▼詳細 |
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