第8週目 如月の一週間
◆日記
パイロットデバイス68式乙40号のコンディションチェック。
生命維持……、規定値を大きく下回る。
精神安定……、規定値を下回る。
該当デバイスの廃棄を決定。
…………………………………………。
デバイスの生命素体の継続利用は、結論から言えばとても危ない判断だった。
前回の戦闘によって、デバイスの生命維持能力が劣化していたことは明らかだった。
継続利用は慎重を期すべきで、むしろ選択するリスクが高すぎることはわかっていたはずなのだ。
帰還したデバイスは、戦闘行動を完遂できたことが不思議なほど、肉体的にも精神的にも消耗していた。
ウォーハイドラの損傷は少なかったが、撃破されていた可能性は十分高かった。
ハイドラライダー量産計画は死亡しても代替えを可能とするものだが、ライダーを無駄遣いする思想に基づいていない。
これは悪しき結果だ。
チームが、そして私自身が、目に見える形で、結果を追い求めた。
いきすぎた成果主義に囚われかけていたのだ。
順風を背に受け、図に乗っていたのかと言われれば、否定はできない。
大胆さと思考停止は異なるもの。戒めるべきだ。
…………………………………………。
術導駆動制御機構の改修が完了。これまでのように操縦棺内の搭乗箇所に設置する。
検知器の不具合を改善。これにより高電磁波環境下での検知器の誤作動を防止する。
さらにハイドラパーツに利用される霊障強化素材を転用し、術導回路を補強。これによりパイロットデバイスの精神保護機能が向上する。
…………………………………………。
肉体の生命活動の限界付近にありながら、なぜデバイスは戦闘行動を最後まで成し遂げられたのか。
そのような疑問を整備班の一人が挙げた。
彼はプロジェクト後期に白兎から出向してきた人員で、優秀だが新参だ。
パイロットデバイスの戦闘人格は、クローニングによって生み出した素体に高度戦闘教育を施しつつ、余計な精神要素はすべて排除した整形している。
デバイスの人格は、かつてそれ自体が排除されて機械的に冷徹な判断力だけを備えた知能が採用されていたが、素体のオリジナルの戦闘記録に比較して著しい戦闘能力の低下が確認された。
無人化したハイドラと決定的な差を生む、俗に言う魂とでも呼ぶべきもの、その存在反証をまざまざと見せ付けられたのだ。
以来、チーム如月では、そのソフトウェアを【戦闘人格】と呼称している。
無人操縦システムではなく、あくまでもハイドラライダーを製造すること。
その意義を如月の全員がよく知るためには、これは実に良い機会だった。
…………………………………………。
パイロットをデバイス68式丙75号へ修理交換。
戦闘人格および学習記録をバックアップからロード。
コンディションチェック。
生命維持……、正常。
精神安定……、正常。
さあ、出撃の時間だ。
生命維持……、規定値を大きく下回る。
精神安定……、規定値を下回る。
該当デバイスの廃棄を決定。
…………………………………………。
デバイスの生命素体の継続利用は、結論から言えばとても危ない判断だった。
前回の戦闘によって、デバイスの生命維持能力が劣化していたことは明らかだった。
継続利用は慎重を期すべきで、むしろ選択するリスクが高すぎることはわかっていたはずなのだ。
帰還したデバイスは、戦闘行動を完遂できたことが不思議なほど、肉体的にも精神的にも消耗していた。
ウォーハイドラの損傷は少なかったが、撃破されていた可能性は十分高かった。
ハイドラライダー量産計画は死亡しても代替えを可能とするものだが、ライダーを無駄遣いする思想に基づいていない。
これは悪しき結果だ。
チームが、そして私自身が、目に見える形で、結果を追い求めた。
いきすぎた成果主義に囚われかけていたのだ。
順風を背に受け、図に乗っていたのかと言われれば、否定はできない。
大胆さと思考停止は異なるもの。戒めるべきだ。
…………………………………………。
術導駆動制御機構の改修が完了。これまでのように操縦棺内の搭乗箇所に設置する。
検知器の不具合を改善。これにより高電磁波環境下での検知器の誤作動を防止する。
さらにハイドラパーツに利用される霊障強化素材を転用し、術導回路を補強。これによりパイロットデバイスの精神保護機能が向上する。
…………………………………………。
肉体の生命活動の限界付近にありながら、なぜデバイスは戦闘行動を最後まで成し遂げられたのか。
そのような疑問を整備班の一人が挙げた。
彼はプロジェクト後期に白兎から出向してきた人員で、優秀だが新参だ。
パイロットデバイスの戦闘人格は、クローニングによって生み出した素体に高度戦闘教育を施しつつ、余計な精神要素はすべて排除した整形している。
デバイスの人格は、かつてそれ自体が排除されて機械的に冷徹な判断力だけを備えた知能が採用されていたが、素体のオリジナルの戦闘記録に比較して著しい戦闘能力の低下が確認された。
無人化したハイドラと決定的な差を生む、俗に言う魂とでも呼ぶべきもの、その存在反証をまざまざと見せ付けられたのだ。
以来、チーム如月では、そのソフトウェアを【戦闘人格】と呼称している。
無人操縦システムではなく、あくまでもハイドラライダーを製造すること。
その意義を如月の全員がよく知るためには、これは実に良い機会だった。
…………………………………………。
パイロットをデバイス68式丙75号へ修理交換。
戦闘人格および学習記録をバックアップからロード。
コンディションチェック。
生命維持……、正常。
精神安定……、正常。
さあ、出撃の時間だ。
NEWS
本日のニュースですハイドラ大隊はリソスフェア要塞の攻略に成功しました
辺境軍閥はこの戦いで戦力の3割を失ったとみられています
ただ、≪月の谷≫の遺産技術を手に入れた彼らには、まだ切り札があるとされています
辺境軍閥の士気は依然高く、苦しい戦いを強いられ……
メフィルクライア 「おはようございます。派遣仲介人のメフィルクライアです」 |
メフィルクライア 「辺境軍閥は波が引くようにバイオスフェア要塞へと逃げていきました。しばらくは遠征を続けながら現地の障害を排除していきましょう」 |
メフィルクライア 「余計な戦力の消耗かもしれませんが、こうして紛争を解決することが異郷の地での信頼獲得につながるというものです」 |
メフィルクライア 「要塞を粉砕したあなたたちには、簡単な仕事かもしれませんね。そう、会長からのメッセージが届いていますよ」 |
メルサリアからのメッセージ 「リソスフェア攻略戦、ご苦労だった。企業連盟はあなたたちの活躍に満足しているよ。特別報酬を受け取ってくれ」 |
メルサリアからのメッセージ 「ただ、気を付けてほしい。前線では未確認機の目撃情報が寄せられている。今まで通りの戦いではないぞ。心してかかれ」 |
メルサリアからのメッセージ 「未確認機の戦場を希望するなら、いくらかの報酬を用意している。以上だ」 |
◆訓練
格闘の訓練をしました格闘が27上昇した
格闘の訓練をしました格闘が30上昇した
格闘の訓練をしました経験値が足りない
格闘の訓練をしました経験値が足りない
格闘の訓練をしました経験値が足りない
◆送品
68式丙75号は闇に特殊合金26を送品した
68式丙75号はニーユ=ニヒト・アルプトラに90式甲 荷電粒子短刀身『風神』を送品した
68式丙75号はベティ・ヴィーナスに反応スプリング24を送品した
鼎からロボットアーム21が届いたベティから避雷針26が届いた
闇から神秘合金26が届いた
ニーユから100moneyが送金された
◆送金
68式丙75号は四条 鼎に100money送金した
◆破棄
68式丙75号は羅刹を破棄した!!
68式丙75号は48X式甲 軽装逆関節『普賢』を破棄した!!
68式丙75号は刃を破棄した!!
◆購入
68式丙75号はBBS棺を577cで購入した!!
68式丙75号は133式甲 溶断長身刀『日輪』を390cで購入した!!
68式丙75号はL-Test-07を390cで購入した!!
◆作製
資金を800を投入した!!
ロボットアーム21とロボットアーム25を素材にして48式甲 軽装逆関節『普賢』を作製した!!
◆戦闘システム決定
バーサーク に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1にBBS棺を装備した
脚部2に48式甲 軽装逆関節『普賢』を装備した
スロット3に歪んだ上方隔壁を装備した
スロット4に上騰エンジン「サルティシダエ」を装備した
スロット5に超圧縮雲丹エンジンC型を装備した
スロット6にL-Test-07を装備した
スロット7に130式甲 溶断打鞭身刀『阿弥陀』を装備した
スロット8にX/P.B04『デッドエンドⅢ』を装備した
スロット9に133式甲 溶断長身刀『日輪』を装備した
スロット10に150式甲 高速機動補助車輪『聖』を装備した
スロット11に150式甲 高速機動補助車輪『聖』を装備した
◆パーツ改名
歪んだ上方隔壁を55X式甲 装甲索敵機構『摩利支』に改名した!!
◆パーツアイコン変更
55X式甲 装甲索敵機構『摩利支』をアイコン変更した!!
◆僚機設定
東亞なまうに共同経営団体とバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……死亡許容
ユニオン活動
ダガー工房【Lamp of Ice】の活動記録
残像領域のある場所。
ある都市のうちのひとつ、霧都市。
都市のはずれ、その中にひとつ、霧の中でぼんやりと明かりが灯っている建物が見える。
霧と混じる工房の煙。
ここは、ダガー工房。
ハイドラのためのダガーを造るための人々が集う場所。
硬質ダガーに魅せられた人々が集う場所。
今日もダガーの職人、技術者、お客、全然関係ない人。
いろいろな人物がいろいろな目的で集まっている。
その様子を工房の片隅で、
無口なバーテンが笑顔で見ている。
※説明
・ダガーユニオン
・【訓練】格闘*5 【購入】経験値+1
・雰囲気ユニオン
・片隅にショットバー
ある都市のうちのひとつ、霧都市。
都市のはずれ、その中にひとつ、霧の中でぼんやりと明かりが灯っている建物が見える。
霧と混じる工房の煙。
ここは、ダガー工房。
ハイドラのためのダガーを造るための人々が集う場所。
硬質ダガーに魅せられた人々が集う場所。
今日もダガーの職人、技術者、お客、全然関係ない人。
いろいろな人物がいろいろな目的で集まっている。
その様子を工房の片隅で、
無口なバーテンが笑顔で見ている。
※説明
・ダガーユニオン
・【訓練】格闘*5 【購入】経験値+1
・雰囲気ユニオン
・片隅にショットバー
格闘の訓練をしました
格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
100c支払い、経験値を1手に入れた
マスターは変わらずしゃべらず、部屋の片隅で酒を飲む男も変わりはない。ただ、いつもより大きく、グラスの氷の音が聞こえる気もする
刃を研ぐ音はもう聞こえない
パトリック 「……ジントニックひとつ。思い出のお酒でね、これを飲むと昔を思い出すんだ。安い酒以外の顔も、ひとそれぞれ」 |
パトリック 「今日のダガーの切れ味はどうだい? 時には軟質になってしまう日もある……そういうときにも、硬質でありたいと思う。それが、強い硬質ダガーだと思う」 |
シリーマウス 「ふむ……なるほどね」 |
サムライ・ロック――日本酒とライムジュースを混ぜたシンプルなカクテル。
米蔵を襲ったねずみのように無表情でそれを飲み下しながら、シリーマウスは考える。
(ちょっちょっちょ、バーテンじゃなくてこの金髪の方が重要人物なのかよ!
完全に勘違いしたわ! 完っ全に勘違いしてかっこつけたわあたし!
うっわはっずかし! どう誤魔化すかなーこれ!)
シリーマウス 「……なかなか硬質(ハードボイルド)な返事の仕方ね。 気に入った。 このシリーマウスの新しい根城に相応しい……しばらく通うからよろしく頼むわ」 |
メッセージ
◆戦闘結果
戦闘報酬
キャラデータ
名前
如月
愛称
68式丙75号
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プロフィール
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『ハイドラライダー量産計画』 残像領域で際限無く繰り返される戦闘行動は、領域の住人達と、由来不明な旅人によって戦力が補填され続けています。 彼らは勇敢かつ優秀ですが、ときに脱走し、ときに戦死し、ときに行方不明となり、脱落していきます。 長期的視野で測れば、我々の活動が現状維持されているのは、幸運の賜物以外の何物でもなく、戦線はいつ綻びを見せるか知れたことではありません。 弊社はその流れに身を委ね続けることの危うさを受け止め、最大の懸念であるハイドラライダーの安定供給を改善することを目的とし、領域最前線にこのプロジェクトを立ち上げました。 如月はパイロットのパーソナルネームとして登録されていますが、正式にはプロジェクトチームの通称です。 パイロットは我々が製造した中でも、選りすぐった最高のデバイスを用意しました。 プロジェクトチームの努力が実り、作戦任務において新人ライダーと同程度に運用可能な品質を実現しています。 実験段階であり、活動限界は極めて短く、任務をひとつクリアする度にデバイスの交換が必要です。 将来的にこのデバイスの量産化がなれば、私たち人類は犠牲なく領域を開拓し、その恩恵のみを享受するでしょう。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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1 | 軽車輪A | DOLPHIN TAIL [23/重量軽減/耐火] | ▼詳細 |
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2 | 操縦棺B | CO-INABA[V1]C [22/機動/飛行] | ▼詳細 |
3 | ヒートストリングA | バターナイフ [22/耐電/精度] 火力[281] 連撃数[4] 防御属性[電子] 防御値[759] 精度[220] 貯水量[46] 弾数[20] 武器属性[速射] 異常追加[40] 消費EN[9] 金額[434] 弾薬費[5] 重量[160] [火炎格闘] *作者* |
▼詳細 |
4 | レーダーA | 索敵強化システム『隼の目』 [22/索敵/索敵] | ▼詳細 |
5 | 重ブースターA | 白鴉改良型推力増幅機関 [21/重量軽減/臂力] | ▼詳細 |
6 | 重ブースターA | 白鴉改良型推力増幅機関 [21/重量軽減/臂力] | ▼詳細 |
7 | 補助輪A | 150式甲 高速機動補助車輪『聖』 [24/高機動/機動]《装備:10》 | ▼詳細 |
8 | エンジンB | 上騰エンジン「サルティシダエ」 [23/出力/跳躍]《装備:4》 | ▼詳細 |
9 | 操縦棺A | BBS棺 [25/耐電/高機動]《装備:1》 | ▼詳細 |
10 | ヒートソードA | 133式甲 溶断長身刀『日輪』 [25/耐粒/臂力] 火力[1087] 連撃数[1] 防御属性[粒子] 防御値[761] 精度[152] 貯水量[266] 弾数[5] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[39] 金額[390] 弾薬費[50] 重量[130] [火炎格闘] *作者* |
▼詳細 |
11 | 軽逆関節A | 48式甲 軽装逆関節『普賢』 [23/臂力/臂力]《装備:2》 機動[656] 跳躍[245] AP[391] 旋回速度[980] 防御属性[粒子] 防御値[201] 貯水量[97] 積載量[2100] 消費EN[120] 金額[861] 重量[800] [逆関節] *作者* |
▼詳細 |
12 | 重ブースターA | 88式甲 大型推進機構『和修吉』 [22/機動/出力] | ▼詳細 |
13 | ヒートソードA | 133式甲 溶断長身刀『日輪』 [25/耐粒/臂力]《装備:9》 火力[1087] 連撃数[1] 防御属性[粒子] 防御値[761] 精度[152] 貯水量[266] 弾数[5] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[39] 金額[390] 弾薬費[50] 重量[130] [火炎格闘] *作者* |
▼詳細 |
14 | エンジンA | うさみみ族特製エンジン [20/重量軽減/---] | ▼詳細 |
15 | --- | --- | --- |
16 | ヒートストリングA | 130式甲 溶断打鞭身刀『阿弥陀』 [21/臂力/機動]《装備:7》 火力[285] 連撃数[4] 防御属性[火炎] 防御値[751] 精度[206] 貯水量[46] 弾数[20] 武器属性[速射] 異常追加[40] 消費EN[9] 金額[660] 弾薬費[5] 重量[160] [火炎格闘] *作者* |
▼詳細 |
17 | 素材 | 避雷針26 [26/耐電/---] 特殊B[200] [素材] |
▼詳細 |
18 | 粒子装甲A | L-Test-07 [25/重装甲/重装甲]《装備:6》 | ▼詳細 |
19 | 頭部B | 55X式甲 装甲索敵機構『摩利支』 [20/索敵/跳躍]《装備:3》 | ▼詳細 |
20 | 腕部B | Benedikt [20/重量軽減/精度] | ▼詳細 |
21 | エンジンB | 上騰エンジン「サルティシダエ」 [23/出力/跳躍] | ▼詳細 |
22 | 素材 | 貯水タンク25 [25/貯水/---] 特殊B[180] [素材] |
▼詳細 |
23 | エンジンC | 超圧縮雲丹エンジンC型 [24/出力/出力]《装備:5》 | ▼詳細 |
24 | パイルA | X/P.B04『デッドエンドⅢ』 [24/臂力/臂力]《装備:8》 火力[1927] 連撃数[1] 防御属性[粒子] 防御値[809] 貯水量[295] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[101] 金額[750] 弾薬費[140] 重量[100] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
25 | 重ブースターA | 白鴉改良型推力増幅機関 [21/重量軽減/臂力] | ▼詳細 |
26 | 補助輪A | 150式甲 高速機動補助車輪『聖』 [24/高機動/機動]《装備:11》 | ▼詳細 |
27 | 素材 | 神秘合金26 [26/高圧軽量/---] 特殊B[200] [素材] |
▼詳細 |
28 | 素材 | ブラックボックス26 [26/誘発/---] 特殊B[200] [素材] |
▼詳細 |
29 | --- | --- | --- |
30 | --- | --- | --- |