ENo.0467　アクト=ユーティレス

エリカ「敵残存戦力無し。無力化を確認しました。」
よ、ようやく終わった・・・。
エリカ「お疲れ様でした。やはり一筋縄ではいきませんでしたね。腐っても要塞、ということでしょうか。」
砲撃が激しかった。
エリカ「えぇ。他の部隊でも何人かが撃破されたようです。死者もいたとか。」
そっか……。
エリカ「他人の心配をするのもいいですが、自分の心配もしてください？今回損傷が大きかったですよ。」
あれはまぁ……あのままじゃ他の人が被弾しそうだったし。
エリカ「それで自身が落とされたのでは意味が無いのでは？」
わかってはいるんだけど……。
エリカ「他人を守る事が悪いとは言いません。ですが、本当に危険な時は自分の命を優先してください。死んでしまえば、何も残らないんですから。」
うん？ちょっと声が沈んでるような
エリカ「いいですか、戻ってきたらしっかりと修理をしてください？」
は、はい。

--数日後--

うーん……パーツを作ろうにもなぁ。
エリカ「おはようございます。パーツの作製ですか？」
そのつもりだったんだけど、必要な素材が……。
エリカ「なるほど。でしたら、マーケットから求める効果を持つ安いパーツを買って、それを素材として活用してはいかがでしょうか？」
パーツを素材としてか、なるほど。試してみようかな。
エリカ「いつまでも簡易パーツでは機体構成に不備があるも同然です。早く揃えてくださいね。」
はい。
エリカ「さて、それでは次の任務ですが……廃工場になにやら賊が集まってきているそうです。背後に何がしかのスポンサーがいるのか、簡単な相手ではないようですよ。油断しないように。」
オッケー。