第20週目 リビー・ニエロの一週間




◆日記


閃光。

操縦棺内がけたたましい警告音で満たされる。
MRパネルが一気にオールレッドを示し、回避の可能性を模索しては実行不可能と打ち消す文字が滝のように流れる。
おそらく数秒にも満たない時間。

閃光。衝撃。轟音。轟音。轟音。
歪み引き裂かれていく過程。声なき悲鳴。

【重ロケット直撃。機体重度損傷。機動制御に重大な問題発生。戦闘モード維持できません】
「『ッ、くそったれ!! 悪ィ!!! 墜ちる!!!!』」

僚機に向けて通信を試みる。腸を焼くのは不甲斐ない己への怒りと、僚機を、リオを、戦場に残して墜ちることへの焦燥感。
回線は生きていたようで、リオの悲痛な声が聞こえ、そして途切れた。

【モード変更。ライダー生存優先。緊急脱出装置作動まで2,1】
「『黒金乱眼』!! 生きてろよ!!!」

操縦棺にも損傷があった。
緊急脱出が成功するかどうか分からない。
だから他にするべきことはあったのかもしれない。

それでもリビーが最後に行ったのは、黒金乱眼への指示という名の願望だ。

ウォーハイドラに対して『生きていろ』と声をかけることをリビーは躊躇わない。
それは協力者であり共犯者でもある『黒金乱眼』への、リビーの同族意識の発露だ。

真っ赤に埋め尽くされたパネルの中『脱出完了』の文字だけがグリーンに輝いていた。



(『リビー』)

(誰かが呼んでいる)
(——あの人じゃない)
(あの人よりもっとずっと若い声)

(『リビー』)

(悲しみで震えている)
(俺はそんな風に呼ばれる資格なんてないのに)

そう思った瞬間、どろりと世界が崩れた。
コールタールのように粘度のある黒い闇が四肢を絡め取り、目を塞ぎ、口を塞ぎ、耳を塞ぎ、さらに深いところへ引きずり込まれて行く。
重く冷たく暗い。
なぜこんなに暗いんだろう。

(ああ、そうか)
(俺はずっとここに居たんだ)



意識が浮上した。
酷く冷たいところにいたような気がする。
体温が低いせいでそんな錯覚をしたのかもしれない。
取り留めのないことを思いながら奇妙に重い瞼をこじ開けると、目の前には今にも泣きそうに歪むリオの顔があった。

「なんて顔、してんだよ、リオ」
「リビー……!」

小声を捻り出すとそれだけで喉が痛んだ。——ここは、どこだ。

「目が覚めたのか、良かった……!!」
「……ここ、どこだ」

見覚えがない場所だ。天井とベッドがあるから上等だけれど。
浮かんだ疑問はそのまま口からこぼれた。やはり小さな声だったが、傍のリオには問題なく届いたようで、泣きそうな顔の上にさらに心配が上乗せされる。

「覚えていないのか?」
「……断片的、だな」

閃光。黒金乱眼のAI音声。オールレッド。痛み。轟音。通信回路から響くリオの声。

「それも、そうか。あなたは……」

リオが一瞬言葉に詰まった。しかし感情を鎮め状況を話し始める。

「……あなたは、げ、撃墜後、緊急脱出した。おれが駆けつけたときには、自分で操縦棺から這い出していた。黒金乱眼の側で、整備屋への即時機体回収依頼コールも完了していた。あなたは、その場で、おれに向かって『ガレージに行く』と言った。……だが、意識が朦朧としてるようだったし、怪我もあったから、そのままここに運んだんだ」

撃墜されたことは覚えていた。
レイピア改の機影と重ロケットの閃光。轟音。
その前後もじわじわと蘇ってくる。
損傷の激しい黒金乱眼。血塗れの手でコールを入力する自分。
バラバラだったシーンがゆっくりと繋がり、時系列に並べられる。記憶の混乱や喪失はないようだ。

「この病室はモンテズマが手配した。おれがメンテをしてる施設もこの病院の運営なんだ。ライダー保険も適用されるし、腕は確かだと聞いている」
「……ああ、……そうか」

リオの献身とモンテズマの優秀さはどちらも折り紙付きだ。ゆっくり息を吐くと、全身の痛みの中でも脇腹と太腿、そして頭と目の奥がひときわ痛んだ。

(肋……。あとは、全身打撲。頭も打ってるけど、固定帯はねえし、リオが何も言わねえし、おそらく脳味噌は無事で、打撲だけだ。目は、単純に光に過敏になってる)

己の状態を確認すればするほど、情けなさがつのる。
僚機を置き去りにして戦場から離脱するなど。

(俺みたいなの組むやつは、攻撃力を制限されてるってのに)
(そんな僚機を、リオを、あの戦場に、残して、俺は)

息を吐き切るとやはり脇腹が酷く痛んだ。
だが、死ぬような怪我ではない。

「思い出してきた。ありがとよ。手間かけたな」
「っ、手間なんて!!」

リオが声を荒らげる。
しかし手間をかけたのは事実だ。それも酷い手間だ。
役立たずと判じられて仕方のないところ、リオは優しいから、こうして拾ってくれた。
だから、礼と詫びをいう以外リビーには思いつかなかった。

「手間だなんて、言わないでくれ……!」

だから、なぜリオが一層泣きそうになっているのか、なぜ小刻みに震える手がベッドのシーツを握りしめているのか、分からなかった。
泣かせたいわけではない。しかしこのまま話していると泣かせてしまいそうな気がして、リビーは困惑していた。

「……そんじゃ、ガレージに戻るか」
「何を言っているんだ!? 」

だから、日常に立ち戻るべく起き上がろうとした。
しかし今度は目を剥いたリオに叫ばれ、押し止められた。
泣かれるのも困るが、怒られるのも困る。
ただでさえ馬鹿な頭はぼんやりしていて、最適解がわからない。

「あの衝撃を考えればあなたの怪我は軽い。でも、それなりに出血は多かったんだ。楽観視はできない。だからせめて数日は、ここにいてくれ。……お願いだ」

ゆっくりとベッドに戻され、上掛けを掛けられる。
酷く優しい仕草。それが不思議で、リビーは黙ってリオを見ていた。

「着替えとか、日用品とか、必要なものがあったら言ってくれ。持ってくる。あなたのガレージの様子も見てくる。……何も、心配しなくていい」
「……必要なもんは、特には……ああ、そうだ。ガレージは、ちょいと気になるな」

そうだ。ガレージだ。
黒金乱眼が戻っているはずだ。
とっさに出来る限りの手は打ったが、リビーが本格的な整備を開始しないと、黒金乱眼は直らない。

「見てこようか?」

おそらく、今ここで自分も行くと言い張っても、リオは決して許さないという点だけは理解できた。
それが理不尽な拘束ならば、いくらでも暴れ、出し抜くこともできるが、これは『心配』だ。
リオは心配しているから、自分をここに留めている……と、鈍いリビーの頭でも、それだけは分かった。
そうなると、リビーのガレージに入れるのはリオだけだから、頷くしかない。
黒金乱眼に異常がないかだけでも、見てきてもらえるなら助かるのだから。

「分かった。端末を一つ置いていく。こっちにモンテズマを呼び出しておくから、何かあったら彼に」

リオが使っているタブレットとほぼ同じ形のものを取り出し、何度か操作すると、そこから聞き慣れた音声が流れた。

【どうもリビーさん、色々とお任せを!】
「おう、悪いな」

明るくはきはきとした緑の鳥は、あえていつもと変わらない調子でリビーに話しかけているようだ。——気の使える奴だ、と思う。
傍らのキャビネットに端末を置くと、リオはそっと病室から出ていった。




【……リビーさん? どこか、痛みますか?】

どれくらい経ってからか。
遠慮がちな声がした。

「……いや。大して」
【大してって、あなた。全身打撲。側頭部裂傷。左脇腹と左大腿部に破片による刺傷。これはおそらくスーツと接続体があったからこの程度で済んでいます。あとおまけに小さいですが一箇所肋骨にヒビが。リオも言っていましたが、あの衝撃を考えればあなたの怪我は軽い。でも『軽傷』というわけではない。出血も多かった。……お分かりですか? リオは、酷く取り乱す程、心配していました。もちろん私も心配しました】

流れるように怪我の説明され、リビーは自分の予測とそう外れていないことに安堵し、頷いた。破片が刺さっていたのがリビーにとっては『おまけ』だが。

「……お前にも手間かけた」
【ですから! リオも言いましたが、手間なんて一つもかけられていません。それに僚機を保護するのは当たり前でしょう? 嫌な例え話で恐縮ですが、もしもリオが墜ちたとき。リビーさんは手間だなーって思いながら手続きなさるんですか?】
「……思わねえな」
【ほらごらんなさい】

ふん、と鼻を鳴らしそうな口ぶりのモンテズマは、いかにも『人間的』だ。馴染んだやり取りに、どことなく遠くを見ていたリビーの目が、傍らの端末に戻った。切れた口端を歪め、笑う。

「モンテズマ」
【はいはい、なんでしょう】
「戦闘後に発表されたデータと、新しい情報関連を全部出してくれ」
【あの、リビーさん、安静って言葉をご存知……】
「ご存知だよ。だからベッドの上にいる。お前が出してくれねえんなら、移動開始だが」
【ああもう! お喋りできるようになったかと思ったらこれですよ! リオに怒られても知りませんからね! あと私が怒られたら庇ってくださいね!!】

ぷりぷりと怒って見せながらも、リビーの焦燥を理解しているのか、モンテズマはそれ以上ごねることもなく大量のデータを表示し始めた。
多くの新情報と本部から発表。そして新たな技術。
手元に寄せた端末のパネルを操作していたリビーの指が、ある一点で止まる。

「……オーガアーム」


修羅に堕ちて、鬼神となる。

(リオを、あの戦場に、残すくらいなら)



(堕ちてだなんて)

(おまえはもとからそこにいたのに)



NEWS

本日のニュースです企業連盟はストラトスフェア要塞に大規模な部隊を展開し
何らかの調査を開始した模様です
一方、遺産要塞の出土品をめぐって内部抗争が表面化してきているとも言われ……
メフィルクライア
「おはようございます。メフィルクライアです」
メフィルクライア
「ストラトスフェア要塞攻略目指して、頑張っていきましょう!」
メフィルクライア
「企業連盟は要塞にWHを多数配備しています。それとは別に、隠し玉もあるようで」
メフィルクライア
「出土品……そう、『ミサイルキャリアー』です。100連ミサイルを放ち、超高速機動を行います」
メフィルクライア
「攻撃開始は2か月後あたりを目標に。奇襲の形を取ります。絶対成功させましょうね」
メフィルクライア
「企業連盟は大きくなりすぎました。コロッセオにしか興味ないもの、遺産目当てで血眼なもの……統制を失っています」

◆訓練

格闘の訓練をしました
格闘が113上昇した
格闘の訓練をしました
経験値が足りない
格闘の訓練をしました
経験値が足りない
格闘の訓練をしました
経験値が足りない
格闘の訓練をしました
経験値が足りない

◆送品

リビーはリオ・B・ミナスジェライスに重吸着粒子38を送品した

◆送金


◆破棄

リビーは高速化プラン36を破棄した!!
リビーは星の揺籃を破棄した!!

◆購入

リビーは減霧式耐電操縦棺『エレキネット』を537cで購入した!!
リビーはダンプオータムを537cで購入した!!
リビーは火炎紐マルデブルクを1187cで購入した!!

◆作製

資金を100を投入した!!

作成時補助発動! 薄装!! APが 38 減少!!
作成時補助発動! 薄装!! APが 38 減少!!
REG02-Fenderと限界機動プラン38を素材にして星の天蓋を作製した!!


◆戦闘システム決定

オーガアーム に決定!!


◆アセンブル

操縦棺1に減霧式耐電操縦棺『エレキネット』を装備した
脚部2に関節部強化型脚部を装備した
スロット3にLEA-R「リーフィーシー2」軽量機構を装備した
スロット4に星の天蓋を装備した
スロット5に調整用エンジン『ブリッツェン』を装備した
スロット6に耐火レーダー『ベーオウルフ』を装備した
スロット7にダンプオータムを装備した
スロット8に火炎紐マルデブルクを装備した
スロット9にシェイディフェザーを装備した
スロット10に白鴉突撃増幅装置を装備した
スロット11にカギヅメを装備した

◆パーツ改名


◆パーツアイコン変更


◆僚機設定

リオ・B・ミナスジェライスとバディを結成した!!

◆意思表示設定

意志設定……生存優先

◆ミッション

ミッション設定……ミッションA

ユニオン活動

ガレージの活動記録


 
リビーが『黒金乱眼』を置いている格納ガレージ。
薄暗いガレージの隅には古いマットレスと毛布、多少の荷物が無造作に転がっており、ここで寝起きしているようだ。
 
 
ガレージの中央に鎮座するのは『黒金乱眼』。
機体が置いてある部分はきちんと照明や整備機器、および簡易のテーブルと椅子があるが、それ以外はがらんとしていて薄暗い。
 
 
 
【ユニオン基本】
・格闘上げ+ロールプレイ舞台。
 情景描写のお供にどうぞ。
 
・参加希望の場合はENo.316までメッセージをいただければ次回更新時に随時許可宣言予定。
 (メッセージ内の最後に【希望】と入れてくださると分かりやすくて助かります)
 未参加のまま、情景を利用したメッセージのみのやりとりも可。
 
【ユニオン活動】
・格闘
 
【ユニオン購入】
・機動力+3%
・経験値+1
 


格闘の訓練をしました
格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました
格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました
格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました
格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました
格闘が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘において機動力を3%強化した

メッセージ

ENo.131からのメッセージ>>
リビーのリアクションが想像の外だったのか、ファンタは拍子抜けして、ぎらついていた目をまん丸く開き、数回、瞬いた。
ファンタ
「なんだ。
格闘機乗りは、皆チンピラまがいの脳筋傭兵だと思ってたが。
お前を見るに、そうでもないのか?
存外、話の通じそうな奴だ… 」
ファンタ
「ふん。
お前らはいつも、その軽い機体でピョンピョン先に行っちまって…
一番楽しいところを持ってきやがるからな。
少し、噛み付いてやろうと思ったのに。
つまんねえの… 」
どうやらファンタなりに喧嘩を売っていたらしい先のモーションを体良くすかされて
不服そうに唇を掻き、ヨモツイクサを睨むファンタだが。
それも束の間、リビーから漏れた言葉に、俄然、意気を取り戻して笑う。

ファンタ
「でかいか?
くくく…。
そうだ。おれのゼットンは大怪獣だ…
パワーも装甲も、そこらの即席ハイドラとはスケールが違う! 」
ファンタ
「……まあ、その…
遅えから。大概、戦場に着く頃には終わってんだけど…。 」
ファンタ
「腕っぷしも!
当たりさえすりゃ、テンペストがへし折れるぐらいの、すさまじい左ストレートを持ってる! 」
ファンタ
「……当てたことは、ねえが。」
ENo.291からのメッセージ>>
ゼン
「違いねぇ…!
とはいえ、同じ酔狂モンなんだったらよ…
少しでも、派手な事をしてみてぇとは思うぜ。」
(彼の発言の意図は、よく解らない。
だが、しかし… 少なくとも、それは好意に影をさす様なものではなく。

… 恐らくは、彼には彼なりの負い目やら何やらがあるのだろう。
…そう、ゼンは解釈する事にした)

ゼン
「ハハッ… 駄目なのかもしれねぇ。
けどな、多分だがよ… ホントに駄目なヤツってのは自覚すらねぇモンだ。

…だから、オレはある程度アンタを信用するぜ。」
(勘ではある。しかし… それは大抵間違ってはいない、ハズだ。
そうして生きてきた。目の前の男は危険な存在ではない…恐らくは。
…それは仕草にも現れる、そう思っている)

ゼン
「おうよ、解るぜホントになァ…
好き好んで、そういう目をしてるワケじゃねぇっつーの。

そうだなァ…
オレは別段アンタの目が嫌いとは思わねぇが…そんならいっそ、目を隠しちまうってのはどうだァ?

それはそれで不審がるヤツもいるだろうが…
いらねぇ手間は減るかもしれねぇぜ?」
(提案を、してみる。
必要な時以外はそうしておけば、不要な因縁も付けられずに済むかもしれない…と。
それはそれで、更に印象を落とすかもしれないので一長一短ではあるが…)

ゼン
「あァ…らしいな?
良けりゃ、よろしく頼むぜ。別に接触を持つ必要はねぇが」
(そして、彼が話し始めるのは相方の話で… …
成る程、確かに頼りになる者のようだ。よくわかった)

ゼン
「ほー… 成る程なァ。重多脚ってのは、壁になるセッティングなんだな。
防衛も得意で、援護も有能… いいじゃねぇか。

オレの相方もその辺が得意だが、火力も出るってのは良いじゃねぇか。
… ま、向こうさんもアンタを支援出来るのは嬉しいんじゃねぇか?

… 自分の相方っつっても、他人だ。
それをこうまで褒められるってのは… なかなか出来る事じゃねぇよ。」
(思わず、そう言って微笑みを浮かべる… 様にも見える)
ENo.315からのメッセージ>>
青年は申し訳なさそうな顔をしている。
リオ
「……この前は、すまなかった。あなたをカバーしきれなくて。怪我の方は、もう大丈夫か?」
先日撃墜されたことについて話しているようだ。
そうして、じっとりと睨めつけられたことに対しては、青年は少し困ったように笑った。

リオ
「ああ、あれは大丈夫だ。少し派手に汚れてしまうけれど、大した損傷ではないから。おれの体は電力さえあればすぐに修復できるし……。
でも、心配をかけてしまったな。すまない、ありがとう。できるだけ気をつける。」
リオ
「『虚無パーツ』か、言い得て妙だな。おれも試しに一つ作ってみたが……浮くようには作ったのは確かだけれど、まさか本当に浮いてしまうとは思わなかったよ。良くも悪くも、ここにいると飽きないな」
残像領域の不思議に思いを馳せているのか、青年は少々遠い目をした。
それから、自分は碌でもないのだと言う相手を見据える。
リオ
「あなたは、碌でなしなんかじゃ、ない」
そう言い切った青年は、続く相手の言葉に薄く笑みを浮かべた。
リオ
「……おれが優しいのだとしても、それは『誰に対しても』ではないよ、リビー。
あなたと妹達以外のものはどうなったっていいと、思ってしまうこともあるんだから」
優しいと言ってくれるのは嬉しいけれど、と笑う。
直後、自機のAIについて言及され、む、と眼を細めた。

リオ
「そうか。役に立てると思ったんだが。出撃中以外は、結構暇をしているようだったし……まあ、あなたがそう言うのなら。
勿論、おれはいつでも手伝えるからな」
リオ
「……しかし、お守りって……そりゃあおれは、あなたよりは年下だけれど」
そんなに幼いだろうかと、青年は珍しくむくれている。
真顔で語る相手に現場の苦労を垣間見たのだろう。青年はどこか危うく笑って言った。
リオ
「ああ、滅ぶべきだな。それから「金さえ払えば何をしてもいいと思っている輩」も燃えてしまえばいい」
言い捨てて軽く肩を竦める。
そして『複合体』技術は相手の世界に存在しないと聞いて、安堵の表情を見せた。

リオ
「よかった、あなたのところにあれはなかったか。ああ、おれの国は宇宙よりも人間の精神や魂を『加工すること』に熱心でね。その結果の一つは、おれを見てくれれば分かるだろう」
リオ
「おれもあなたの世界の文化や技術が興味深いよ。宇宙は空気がないし絶対零度だし、放射線も大量に飛び交っていると聞く。
ブラックホールとかいう、重力の化け物のような現象もあるんだろう? 思えばあなたの黒金乱眼は、そんな過酷な環境でも耐えられる機体なんだな」
あんなに軽やかなのに……と、感嘆していた青年だったが、その後の相手の言葉に目を丸くした。
紫のカメラアイがまじまじと、穏やかに笑う僚機のライダーを凝視する。
それから、確かめるように口にした。

リオ
「……いいのか? おれもいつか、あなたと一緒に……その、宇宙に行っても?」
遊園地に誘われた子供のように、期待と遠慮が入り混じった顔で、青年は首を傾げている。

◆戦闘結果

*こちら*


戦闘報酬

戦闘収入  2000
攻撃戦果補正8.53%
支援戦果補正6.51%
防衛戦果補正5.32%
撃墜数補正 0.3%
販売数補正 0.1%
サブクエスト0.5%


合計現金収入2457
整備費   0
ユニオン費 -100
パーツ販売数 1個
今回の購入者-->>356
◆格闘値が1成長しました
◆経験値が105増加しました……
◆素材が組織から支給されました……

リビーは照準装置39を入手した!
リビーは照準装置39を入手した!



明日の戦場

第6ブロック

奇妙な植物園[防衛]

謎の植物を栽培している農場が発見された。万が一のことを考え、農場を破壊してほしい。護衛がいるはずだ。守備を重視してくれ。こんなミッションで死んではライダーの名折れだぞ

来週の霧濃度:178%
来週の電磁波:138%

オルハ・D・マインド
エフラム・アームスピニング
codename:garra
アレクセイ=イワノフ
イート・ミートサンド
フロウ・シリマナイト
百目
カラメル・デスプリン・アラモード
マスクメロンパンマン
シュテッケン・ホッケンハイム
adha
キーナツャレ・パトレンヘッラ
リオ・B・ミナスジェライス
リビー・ニエロ
トマーソン・ロッソ
ヴィ・クルツ
ルオルカ・マーマレイド
許多&アンフィニの人工精霊
ハマー・ダスト・エイブラムス
カエデ
--- --- --- --- ---
------- vs -------
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子]
火撃型WH『タイガ』[火炎]
電撃型WH『テスラ』[電子]
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子]
『火焔放射戦車』[火炎]
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子]
電撃型WH『テスラ』[電子]
『火焔放射戦車』[火炎]
電撃型WH『テスラ』[電子]
火撃型WH『タイガ』[火炎]
電撃型WH『テスラ』[電子]
電撃型WH『テスラ』[電子]
電撃型WH『テスラ』[電子]
『霊場』[霊障]




キャラデータ

名前

リビー・ニエロ

愛称
 リビー
ステータス
Eno316
累積報酬39973
RP0
射撃100
格闘1252
反応102
制御100
整備100
適性100
所持資金3612
経験値164
画像データ
プロフ絵機体画像
プロフィール

荒れた金髪ツーブロック。
ぎょろついた三白眼。
ぎざっ歯。
痩せぎす。
小柄。

大抵にやにや笑ってる。
あんまり行儀の良くない男。
黒に黒金黒銀の這う鈍色の機体『黒金乱眼』を駆る、電波気味の酔っぱらい。どうやら酒ではないもので酔っている。

『うえーい! いくぜー!!!』


元艦隊エウゲネ所属SK見習い……だった男。
かつて残像領域で消息を絶った上官を今も探している。
上官の話をする時だけは真摯な目をする。

『銀の尾をひき天を翔る、あの人を、俺は、今も、探してる』


 
 
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■感謝
プロフ絵・アイコンは、ENo.315 PLさんより頂きました。ありがとうございます!
 

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__8アイコン__9アイコン_10アイコン_11アイコン_12アイコン_13アイコン_14アイコン_15アイコン
_16アイコン_17アイコン_18アイコン_19アイコン_20アイコン_21アイコン_22アイコン_23アイコン

機体データ

機体構成
操縦棺:操縦棺
減霧式耐電操縦棺『エレキネット』
脚部:二脚
関節部強化型脚部
1:ミストエンジン
LEA-R「リーフィーシー2」軽量機構
2:腕
星の天蓋
3:ミストエンジン
調整用エンジン『ブリッツェン』
4:レーダー
耐火レーダー『ベーオウルフ』
5:粒子射撃
ダンプオータム
6:火炎格闘
火炎紐マルデブルク
7:ブースター
シェイディフェザー
8:ブースター
白鴉突撃増幅装置
9:腕
カギヅメ
機体データ
AP2730
EN3142EN回復量402
機動力2617総重量2239
旋回速度887跳躍力1422
最大火力986
索敵範囲591命中精度299
貯水量464噴霧量647
物理防御
132
霊障防御
651
粒子防御
442
火炎防御
2226
電子防御
867
積載量1539/1900
機体状況機動力補正…3%強化
高速射撃可能
クイックドライブ可能
連動攻撃可能
付加発動!!
高握力!! 高圧格闘ダメージ強化を43強化!
高握力!! 高圧格闘ダメージ強化を43強化!
突撃態勢!! 薄装機動を57強化!
突撃態勢!! 薄装機動を57強化!
突撃態勢!! 薄装機動を46強化!
高機動!! 高圧機動を55強化!
機動!! 機動を37強化!
突撃態勢!! 薄装機動を49強化!
突撃態勢!! 薄装機動を51強化!
突撃態勢!! 薄装機動を51強化!
重暴力!! 加重格闘ダメージ強化を43強化!
重暴力!! 加重格闘ダメージ強化を43強化!



アイテムリスト
1
レーダーA
ぷかぷか号-FFv3 [32/薄装飛行/薄装飛行]

索敵[633] AP[48] 防御属性[霊障] 防御値[459]
消費EN[114] 金額[1114] 重量[100] [レーダー] *作者*

▼詳細
2
ヒートソードA
星の燦然 [32/臂力/臂力]

火力[1472] 連撃数[1] 防御属性[火炎] 防御値[903] 精度[171] 貯水量[300] 弾数[5] 武器属性[漏出] 異常追加[30]
消費EN[44] 金額[502] 弾薬費[50] 重量[130] [火炎格闘] *作者*

▼詳細
3
エンジンA
調整用エンジン『ブリッツェン』 [36/減霧/減霧]《装備:5》

出力[1126] 防御属性[電子] 防御値[228] 噴霧量[6]
消費EN[1] 金額[456] 重量[300] [ミストエンジン] *作者*

▼詳細
4
操縦棺A
トゥースフェアリー [33/高圧軽量/薄装甲]

迎撃[116] AP[1918] 防御属性[物理] 防御値[930] 貯水量[389]
消費EN[265] 金額[1129] 重量[202] [操縦棺] *作者*

▼詳細
5
操縦棺B
コアチップLIGHT [33/高機動/重量軽減]

AP[1090] 防御属性[粒子] 防御値[223] 貯水量[54]
消費EN[256] 金額[509] 重量[67] [操縦棺] *作者*

▼詳細
6
パイルA
星の残響 [37/耐火/精度]

火力[3019] 連撃数[1] 防御属性[火炎] 防御値[1058] 精度[29] 貯水量[350] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30]
消費EN[119] 金額[752] 弾薬費[140] 重量[100] [物理格闘] *作者*

▼詳細
7
エンジンA
ファントムアーツ [35/高圧軽量/高圧軽量]

出力[1248] 防御属性[電子] 防御値[231] 噴霧量[228]
消費EN[71] 金額[594] 重量[196] [ミストエンジン] *作者*

▼詳細
8
軽二脚A
関節部強化型脚部 [36/高握力/高握力]《装備:2》

機動[1069] 跳躍[236] AP[589] 旋回速度[887] 防御属性[物理] 防御値[241] 貯水量[117] 積載量[1900]
消費EN[434] 金額[1173] 重量[700] [二脚] *作者*

▼詳細
9
パイルA
星の驟雨 [34/耐霊/高圧軽量]

火力[2694] 連撃数[1] 防御属性[霊障] 防御値[999] 貯水量[330] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30]
消費EN[147] 金額[516] 弾薬費[140] 重量[49] [物理格闘] *作者*

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10
操縦棺C
減霧式耐電操縦棺『エレキネット』 [37/薄装減霧/薄装減霧]《装備:1》

迎撃[94] AP[1619] 防御属性[電子] 防御値[705] 貯水量[13] 噴霧量[-503]
消費EN[282] 金額[537] 重量[200] [操縦棺] *作者*

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11
軽ブースターA
AABST-14AngelVoice [32/薄装甲/薄装甲]

機動[223] 跳躍[305] AP[-64] 防御属性[火炎] 防御値[215] 噴霧量[315]
消費EN[280] 金額[431] 重量[4] [ブースター] *作者*

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12
重ブースターA
シェイディフェザー [33/突撃態勢/薄装甲]《装備:9》

機動[339] 跳躍[370] AP[-66] 防御属性[霊障] 防御値[223] 噴霧量[435]
消費EN[669] 金額[509] 重量[51] [ブースター] *作者*

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13
エンジンC
試製軽蒸気機関 [30/薄装甲/重量軽減]

出力[614] AP[-30] 防御属性[霊障] 防御値[105] 噴霧量[51]
消費EN[1] 金額[420] 重量[75] [ミストエンジン] *作者*

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14
パイルA
星の嵐 [28/耐物/重量軽減]

火力[2290] 連撃数[1] 防御属性[物理] 防御値[917] 貯水量[304] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30]
消費EN[104] 金額[475] 弾薬費[140] 重量[72] [物理格闘] *作者*

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15
腕部B
カギヅメ [36/重暴力/重暴力]《装備:11》

格闘補正[206] AP[380] 防御属性[粒子] 防御値[164] 精度[149] 貯水量[80]
消費EN[282] 金額[671] 重量[172] [腕] *作者*

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16
パイルA
星の晴天 [33/耐電/高機動]

火力[2616] 連撃数[1] 防御属性[電子] 防御値[985] 貯水量[326] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30]
消費EN[144] 金額[509] 弾薬費[140] 重量[100] [物理格闘] *作者*

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17
エンジンB
LEA-R「リーフィーシー2」軽量機構 [34/薄装甲/薄装甲]《装備:3》

出力[2016] AP[-68] 防御属性[粒子] 防御値[344] 噴霧量[268]
消費EN[1] 金額[654] 重量[398] [ミストエンジン] *作者*

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18
ヒートソードA
Klaus-heatsword- [32/耐電/高握力]

火力[1457] 連撃数[1] 防御属性[電子] 防御値[928] 精度[171] 貯水量[300] 弾数[5] 武器属性[漏出] 異常追加[30]
消費EN[76] 金額[502] 弾薬費[50] 重量[130] [火炎格闘] *作者*

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19
腕部B
星の天蓋 [38/突撃態勢/突撃態勢]《装備:4》

格闘補正[220] AP[307] 防御属性[粒子] 防御値[166] 精度[150] 貯水量[80]
消費EN[285] 金額[544] 重量[100] [腕] *作者*

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20
頭部A
バードヘッド [30/旋回/飛行]

AP[591] 旋回速度[30] 防御属性[物理] 防御値[219] 精度[133] 貯水量[107]
消費EN[21] 金額[752] 重量[150] [頭] *作者*

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21
レーダーA
耐火レーダー『ベーオウルフ』 [31/突撃態勢/耐火]《装備:6》

索敵[591] AP[74] 防御属性[火炎] 防御値[458]
消費EN[108] 金額[496] 重量[100] [レーダー] *作者*

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22
粒子スピアA
星の激浪 [35/高握力/突撃態勢]

火力[1900] 連撃数[1] AP[-35] 防御属性[電子] 防御値[641] 精度[167] 貯水量[167] 弾数[9999] 武器属性[貫通] 異常追加[40]
消費EN[378] 金額[523] 重量[200] [粒子格闘] *作者*

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23
重ブースターA
白鴉突撃増幅装置 [34/突撃態勢/突撃態勢]《装備:10》

機動[345] 跳躍[375] AP[-68] 防御属性[霊障] 防御値[226] 噴霧量[441]
消費EN[678] 金額[516] 重量[100] [ブースター] *作者*

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24
素材
限界軽量化プラン36 [36/薄装甲/---]

特殊B[400] AP[-36]
重量[-54] [素材]
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25
パルス砲A
ダンプオータム [37/重量軽減/薄装甲]《装備:7》

火力[530] 発射数[4] AP[-37] 防御属性[粒子] 防御値[211] 精度[339] 貯水量[114] 弾数[12] 武器属性[速射] 異常追加[40]
消費EN[88] 金額[537] 重量[-42] [粒子射撃] *作者*

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26
エンジンB
カミカゼエンジン [35/突撃態勢/薄装甲]

出力[1960] AP[-70] 防御属性[粒子] 防御値[337] 噴霧量[264]
消費EN[1] 金額[450] 重量[448] [ミストエンジン] *作者*

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27
素材
神秘合金26 [26/高圧軽量/---]

特殊B[200]
消費EN[78] 重量[-117] [素材]
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28
素材
照準装置39 [39/精度/---]

特殊B[460]
[素材]
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29
ヒートストリングA
火炎紐マルデブルク [37/高機動/機動]《装備:8》

火力[456] 連撃数[4] 防御属性[火炎] 防御値[1026] 精度[262] 貯水量[60] 弾数[20] 武器属性[速射] 異常追加[40]
消費EN[49] 金額[1187] 弾薬費[5] 重量[160] [火炎格闘] *作者*

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30
素材
照準装置39 [39/精度/---]

特殊B[460]
[素材]
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