第8週目 K.I.D.の一週間
◆日記
結局──
キッド個人の調査能力では、ハイドラライダー“L=F”と、失踪した元傭兵団長“キャプテン・J”を紐付ける情報は一つたりとも手に入らなかった。
かといって、それは両者が無関係であるという証明になるものではない。
どっちつかずの悶々とした感情を抱き込んだまま、とにもかくにもミッションの出撃ノルマを果たし、帰還後は相変わらず大半の時間をガレージに籠ってシステム分析と情報解析に明け暮れる。
前回はろくな格闘戦用武装も無しに近接戦闘用の自動プログラムが起動して酷い目に遭ったため、その教訓を活かす形で近接戦闘に対応する形の兵装を整え、再び『Strider』モードを発動させて戦闘に臨んだ。
結果としては友軍が圧倒的なまでに戦局を有利に運んだため、またも10分にも満たぬ速攻でミッションは終了してしまったが……その僅かな交戦の中で、新たなデータをHCSから引き出すことには、かろうじて成功していた。
「……うん、サンプルはほとんど取れなかったけど……初手のブレード斬撃、この機動は明らかに昔見たのと同じやつだ。
オイラの気のせいなんかじゃない……このHCSに仕込まれてる格闘戦プログラムは、“疾風”の戦闘パターンで間違いないぞ」
その「符合」が何を意味するのか、証拠となる情報が無いとはいえ類推できないわけもない。
だが、あえてキッドはその「結論」から目を背けるように……やや震える手で、もう一つの情報ファイルを示すポインターに指を伸ばした。
キッドの現在の乗機・“レイヴンズ・クロウ”──バイオスフェア要塞攻略戦で撃墜された、鹵獲ウォーハイドラ。
その機体に記録された鹵獲前までの情報は徹底的に(つまり人為的に)消去されていたが、正式なミッション登録を経て複数の作戦に参加していた以上、その情報を外部から集めること自体はさほど困難ではなかった。
問題は、そこに紐付いていたはずの元乗り手・“L=F”の情報が、不自然なまでに少なく、断片的であること。
「……でも、逆に言えば、わざわざ痕跡を消す“必要”があって、そうしてたっていう状況証拠にもなる。
このライダーがなぜそんなことをしてたのかはわかんないけど──」
公式に編纂された『バイオスフェア要塞攻略戦』の戦況ファイルのうち、部隊が潰走した唯一のデータを開く。
何度も何度もなぞった数値と記録の束をカーソルで撫で付けながら、部隊の編成記録をオープンする。
そこに残された“L=F”の記録の中に──ウォーハイドラ“レイヴンズ・クロウ”の名称は、記されていない。
「……何かのメッセージなんだ。
この“レイヴンズ・クロウ”っていう名前自体が、誰かに何かを知らせるための……!
あーもー、すぐそこに手が届きそうなのに! わっかんないー!」
ばっしんばっしん、と無実のコンソールを乱暴にひっぱたいて、ふてくされたように操縦席のシート上でごろごろと身をよじるキッド。
八つ当たりの犠牲になったコンソールユニットが、ごろりとキッドの手を離れ転がってグリップの一つに引っかかり──ぴろん、と軽妙な音を立ててサブモニターに画面を映し出す。
「っとと、いけね。変なとこにアクセスしちったかな……
……って、あれ?」
ユニオン──ハイドラライダーを中心に様々な形態で結びついた互助組織の総称である。
個人サイトに等しいような趣味の延長のものから、企業が公式にサポートする大規模・有名なものまでピンキリであり、大半のハイドラライダーは(決して小さくはない互助の恩恵を目当てに)何らかのユニオンに属している。
そのようなコネクションを持たない外様者のキッドには、そもそも門外漢たる情報であり、今まで興味も関心も持っていなかったが……
「なんだこれ……『レッド・クロウ』? ユニオン?
この“L=F”ってライダーの所属してたところか……って所属人数ゼロじゃん! 幽霊ユニオンかよっ!」
どうやら所属メンバーの更新自体は、何らかのデータリンクによってハイドラライダーのライセンス登録と連動しているらしく、すでに撃墜・死亡扱いとなった“L=F”の所属メンバーとしての扱いは「登録後死亡、抹消」となっていた。
だが、過去記録からリンクされたユニオン情報そのものはその時点でのライダー情報と紐付いていたため、偶然ユニオンへのリンクにアクセスする形で画面が開いたものだろうか。
──もちろん、キッドには知る由もない。
この『レッド・クロウ』なるユニオンが、かつて一度たりとも新規のメンバーを受け入れたことはおろか、メンバー用ログイン画面を使用されたことさえ無い、という事を……
「………。
ま、絶対ないと思うけどもねー」
半笑いのような微妙な表情を浮かべながら、拾い上げたコンソールにぽちぽちと文字列を入力していくキッド。
ID:[KID_______]
PW:[**********]
「れ・い・ぶ・ん・ず・く・ろ・う……
いやー、オイラとしたことが血迷ってるにも程があるよね! こんなん通るわけないじゃーん」
気の迷いからおかしな行動に走った自覚があるのか、半ば照れ隠しのように決定ボタンをぺしっ、と叩くキッド。
僅かに認証のための読み込み時間が過ぎた後、入力画面は異なる画面へと速やかに遷移し──
「………っ、え……?」
表示されたのは、キッドが期待していた入力エラー画面ではなく。
しかし、普通の認証から遷移するようなメニュー画面でもなく。
たった2つのテキストアイコンだけが表示された、殺風景なUI。
そのうちの1つ、おそらくはテキストタイトルに相当するヘッダ部分に記された文字列。
それは、ほんの一瞬とはいえ、確実に──キッドの心臓の動きを、止めた。
『待たせたな、キッド。やっとお前たちに会える』
キッド個人の調査能力では、ハイドラライダー“L=F”と、失踪した元傭兵団長“キャプテン・J”を紐付ける情報は一つたりとも手に入らなかった。
かといって、それは両者が無関係であるという証明になるものではない。
どっちつかずの悶々とした感情を抱き込んだまま、とにもかくにもミッションの出撃ノルマを果たし、帰還後は相変わらず大半の時間をガレージに籠ってシステム分析と情報解析に明け暮れる。
前回はろくな格闘戦用武装も無しに近接戦闘用の自動プログラムが起動して酷い目に遭ったため、その教訓を活かす形で近接戦闘に対応する形の兵装を整え、再び『Strider』モードを発動させて戦闘に臨んだ。
結果としては友軍が圧倒的なまでに戦局を有利に運んだため、またも10分にも満たぬ速攻でミッションは終了してしまったが……その僅かな交戦の中で、新たなデータをHCSから引き出すことには、かろうじて成功していた。
「……うん、サンプルはほとんど取れなかったけど……初手のブレード斬撃、この機動は明らかに昔見たのと同じやつだ。
オイラの気のせいなんかじゃない……このHCSに仕込まれてる格闘戦プログラムは、“疾風”の戦闘パターンで間違いないぞ」
その「符合」が何を意味するのか、証拠となる情報が無いとはいえ類推できないわけもない。
だが、あえてキッドはその「結論」から目を背けるように……やや震える手で、もう一つの情報ファイルを示すポインターに指を伸ばした。
キッドの現在の乗機・“レイヴンズ・クロウ”──バイオスフェア要塞攻略戦で撃墜された、鹵獲ウォーハイドラ。
その機体に記録された鹵獲前までの情報は徹底的に(つまり人為的に)消去されていたが、正式なミッション登録を経て複数の作戦に参加していた以上、その情報を外部から集めること自体はさほど困難ではなかった。
問題は、そこに紐付いていたはずの元乗り手・“L=F”の情報が、不自然なまでに少なく、断片的であること。
「……でも、逆に言えば、わざわざ痕跡を消す“必要”があって、そうしてたっていう状況証拠にもなる。
このライダーがなぜそんなことをしてたのかはわかんないけど──」
公式に編纂された『バイオスフェア要塞攻略戦』の戦況ファイルのうち、部隊が潰走した唯一のデータを開く。
何度も何度もなぞった数値と記録の束をカーソルで撫で付けながら、部隊の編成記録をオープンする。
そこに残された“L=F”の記録の中に──ウォーハイドラ“レイヴンズ・クロウ”の名称は、記されていない。
「……何かのメッセージなんだ。
この“レイヴンズ・クロウ”っていう名前自体が、誰かに何かを知らせるための……!
あーもー、すぐそこに手が届きそうなのに! わっかんないー!」
ばっしんばっしん、と無実のコンソールを乱暴にひっぱたいて、ふてくされたように操縦席のシート上でごろごろと身をよじるキッド。
八つ当たりの犠牲になったコンソールユニットが、ごろりとキッドの手を離れ転がってグリップの一つに引っかかり──ぴろん、と軽妙な音を立ててサブモニターに画面を映し出す。
「っとと、いけね。変なとこにアクセスしちったかな……
……って、あれ?」
ユニオン──ハイドラライダーを中心に様々な形態で結びついた互助組織の総称である。
個人サイトに等しいような趣味の延長のものから、企業が公式にサポートする大規模・有名なものまでピンキリであり、大半のハイドラライダーは(決して小さくはない互助の恩恵を目当てに)何らかのユニオンに属している。
そのようなコネクションを持たない外様者のキッドには、そもそも門外漢たる情報であり、今まで興味も関心も持っていなかったが……
「なんだこれ……『レッド・クロウ』? ユニオン?
この“L=F”ってライダーの所属してたところか……って所属人数ゼロじゃん! 幽霊ユニオンかよっ!」
どうやら所属メンバーの更新自体は、何らかのデータリンクによってハイドラライダーのライセンス登録と連動しているらしく、すでに撃墜・死亡扱いとなった“L=F”の所属メンバーとしての扱いは「登録後死亡、抹消」となっていた。
だが、過去記録からリンクされたユニオン情報そのものはその時点でのライダー情報と紐付いていたため、偶然ユニオンへのリンクにアクセスする形で画面が開いたものだろうか。
──もちろん、キッドには知る由もない。
この『レッド・クロウ』なるユニオンが、かつて一度たりとも新規のメンバーを受け入れたことはおろか、メンバー用ログイン画面を使用されたことさえ無い、という事を……
「………。
ま、絶対ないと思うけどもねー」
半笑いのような微妙な表情を浮かべながら、拾い上げたコンソールにぽちぽちと文字列を入力していくキッド。
ID:[KID_______]
PW:[**********]
「れ・い・ぶ・ん・ず・く・ろ・う……
いやー、オイラとしたことが血迷ってるにも程があるよね! こんなん通るわけないじゃーん」
気の迷いからおかしな行動に走った自覚があるのか、半ば照れ隠しのように決定ボタンをぺしっ、と叩くキッド。
僅かに認証のための読み込み時間が過ぎた後、入力画面は異なる画面へと速やかに遷移し──
「………っ、え……?」
表示されたのは、キッドが期待していた入力エラー画面ではなく。
しかし、普通の認証から遷移するようなメニュー画面でもなく。
たった2つのテキストアイコンだけが表示された、殺風景なUI。
そのうちの1つ、おそらくはテキストタイトルに相当するヘッダ部分に記された文字列。
それは、ほんの一瞬とはいえ、確実に──キッドの心臓の動きを、止めた。
『待たせたな、キッド。やっとお前たちに会える』
NEWS
……番組は御覧のスポンサーの提供でお送りしました――重厚な思いを、明日へ――デ ス ケ ル 重 工
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「ルオシュだ。要塞戦に関してメフィルクライアからメッセージを受け取った」 |
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「何の思惑があるか分からんが……とにかく、俺は進むだけ。ただ、それだけだ」 |
メフィルクライア 「おはようございます。メフィルクライアです!」 |
メフィルクライア 「『ミサイルキャリアー』は超高速で領域離脱と領域復帰を繰り返します。スキャンによる追尾でも射程に捉えることは不可能です」 |
メフィルクライア 「ただ、護衛をすべて破壊してしまえば、逃げるわけにもいかないので、あとは通常通りでしょう」 |
メフィルクライア 「あなたたちの、力……私はそれが、この世界をどう変えてしまうか。それだけが気になります。この領域を焼き尽くすのか、それとも……」 |
◆訓練
適性の訓練をしました適性が164上昇した
◆破棄
キッドはテスラコイル43を破棄した!!
キッドは巨大培養卵40を破棄した!!
キッドはLN-3883D『アイゼンドラッヘ』を破棄した!!
キッドはグラニースミスを破棄した!!
キッドは耐反動フレーム43を破棄した!!
キッドは重エンジン『メイネルテラ』を破棄した!!
◆送品
◆送金
◆購入
キッドは第玖式-魔動力創成炉《イシュタル》を876cで購入した!!
キッドはib-ARM2を491cで購入した!!
B品購入!!
キッドはゴリラの怒りを100cで購入した!!
◆作製
資金を500を投入した!!
作成時補助発動! 加重!! パーツ重量が 43 増加!!
作成時補助発動! 加重!! パーツ重量が 43 増加!!
ブラック・マジックⅡとブラック・マジックⅡを素材にしてANM-KA2『シュヴァルジスハイトⅡ』を作製した!!
◆戦闘システム決定
バーサーク に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に棺A:スノイリハを装備した
脚部2にALUNIZAJEを装備した
スロット3にQC-K02『ネーベルフルーゲⅡ』を装備した
スロット4にANM-KA2『シュヴァルジスハイトⅡ』を装備した
スロット5に円筒培養装置[コフィンメイデンIV]を装備した
スロット6に生贄式生体保存パックを装備した
スロット7に試製加圧培養装置[コフィンメイデン01]を装備した
スロット8に凸☆印の回し車2世を装備した
スロット9に第玖式-魔動力創成炉《イシュタル》を装備した
スロット10にジャンクエンジンB6を装備した
スロット11にANM-KA01『シュヴァルジスハイト』を装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……フリー
ユニオン活動
レッド・クロウの活動記録
赤茶けたカラスが項垂れたように佇むエンブレムが印象的なユニオン。
入団申請フォームには「初めての傭兵業にも充実のサポート♪」「動物モチーフのコールサインを推奨♪」などのフレンドリーな文言が並んでいるが、結成以来その申請フォームが一般に開放されたことは一度も無い。
入団申請フォームには「初めての傭兵業にも充実のサポート♪」「動物モチーフのコールサインを推奨♪」などのフレンドリーな文言が並んでいるが、結成以来その申請フォームが一般に開放されたことは一度も無い。
適性の訓練をしました
適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
100c支払い、素材を1個手に入れた
メッセージ
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 2250
攻撃戦果補正5.14%
支援戦果補正7.42%
防衛戦果補正8.83%
フリー補正 2%
合計現金収入2821
整備費 0
ユニオン費 -100
◆経験値が130増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
攻撃戦果補正5.14%
支援戦果補正7.42%
防衛戦果補正8.83%
フリー補正 2%
合計現金収入2821
整備費 0
ユニオン費 -100
◆経験値が130増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
キッドは対魔呪符44を入手した!
キッドはアンテナ44を入手した!
キッドはフィルター44を入手した!
明日の戦場
第20ブロック
奇妙な植物園[目標物破壊]
謎の植物を栽培している農場が発見された。万が一のことを考え、農場を破壊してほしい。護衛がいるはずだ。特に農地や畜舎を見つけたら重点的に破壊してほしい
来週の霧濃度:87%
来週の電磁波:113%
ドランカー |
YLI |
クワゥチー・サビラ |
ぷかぷか号 |
スーニエット・ラヴァスキ |
クヴェックジルバー・アルタード |
レイコ |
リリノーア=ウェペリット |
花能 霞 |
闇 |
フリズルシズル |
GrinBoy |
アイシャ=ロングゲート |
K.I.D. |
デイアスガヴァイト=レジヌ=メラニフスヴィート |
ヴィクター=ハガルライト |
発明家ニトロ |
ゲルトハルト |
ヒューイ・トランジェット |
エマージェンシー・コール |
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--- | --- | - vs - | --- | --- |
『電波塔』[霊障] |
『電波塔』[霊障] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
『電波塔』[霊障] |
『電波塔』[霊障] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
『電波塔』[霊障] |
『幽霊戦闘機』[霊障] |
『幽霊戦闘機』[霊障] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
『幽霊戦闘機』[霊障] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
『電波塔』[霊障] |
『電波塔』[霊障] |
『電波塔』[霊障] |
『幽霊戦闘機』[霊障] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
『電波塔』[霊障] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
『幽霊戦闘機』[霊障] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
『電波塔』[霊障] |
『幽霊戦闘機』[霊障] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
『幽霊戦闘機』[霊障] |
『幽霊戦闘機』[霊障] |
『幽霊戦闘機』[霊障] |
『電波塔』[霊障] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
『幽霊戦闘機』[霊障] |
『幽霊戦闘機』[霊障] |
キャラデータ
名前
K.I.D.
愛称
キッド
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プロフィール
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15歳としてはやや小柄な体格の少年。通称キッド。 薄い褐色の肌に赤みがかった金髪が特徴的だが、髪は短く刈った上にたいていスポーティな帽子を被っているので日頃はさほど目立たない。 本名は「キリー・イグナシウス・ディッガー」。ただし、記録上この名前の人物は10年以上も前に死亡している。 また、キッド自身も決してこの名を名乗ることはないため、彼のこの本名を知る存命者は世に2人しか存在しない。 かつて『傭兵団「J」』という組織に属していたが、団長の失踪を始めとするいくつかの『事件』により団が事実上解散してからは、各宙域を渡り歩きながら、行方知れずとなった傭兵団の元リーダー「キャプテン・J」の手掛かりを探し求めている。 彼自身は傭兵ではなく、有人兵器による戦闘経験もさほど無いが、不可思議な才能によりあらゆるヴィークルを自在に操る。 本来この年齢ではあり得ない航宙船操縦資格さえ正式に持っていたことがあり、その他のものでも(無免許ではあるが)単独操縦が可能であれば彼に動かせない乗り物は存在しない。 《残像領域》を訪れたのは、別行動をとっていた同行者との合流のためだったが、偶然入手したハイドラとそのライセンスが、彼を霧深き戦場に向かわせることとなる…… 『レイヴンズ・クロウ』 キッドが“偶然”手に入れた鹵獲ウォーハイドラ。 鹵獲回収された当時はハイドラとしての原形を留めていなかったらしく、キッドが入手した現在ではフレーム以外ほぼ別の部品に置き換えられている。 メモリー領域には前のライダーの情報はほとんど残っていなかったが(誰かによって意図的に消されていた)、割合新しめの日付──おそらくこのハイドラが撃墜された当日──を示すタイムスタンプと共に、機体名だけが更新されていた。 あたかも、何かを意図した暗号ででもあるかのように。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 |
機体データ |
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1 | 狙撃砲A | 呪砲〈Canon〉改 [38/装甲/装甲] 火力[3453] 発射数[1] AP[190] 防御属性[火炎] 防御値[512] 精度[871] 貯水量[100] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[244] 金額[906] 弾薬費[160] 重量[900] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | 操縦棺A | 修復操縦棺『レッグレススパイダー』 [34/---/---] | ▼詳細 |
3 | エンジンB | 円筒培養装置[コフィンメイデンIV] [39/加圧卵/加圧卵]《装備:5》 | ▼詳細 |
4 | エンジンB | 第玖式-魔動力創成炉《イシュタル》 [42/幻想機動/幻想機動]《装備:9》 | ▼詳細 |
5 | 培養装置A | 試製加圧培養装置[コフィンメイデン01] [37/加圧卵/加圧卵]《装備:7》 | ▼詳細 |
6 | 操縦棺A | 棺A:スノイリハ [38/耐火/薄装飛行]《装備:1》 | ▼詳細 |
7 | 重多脚A | カイザーシュラハト [39/超重装甲/重出力] 機動[238] 跳躍[48] AP[5541] 旋回速度[280] 防御属性[霊障] 防御値[1002] 貯水量[940] 積載量[5400] 消費EN[1127] 金額[1216] 重量[1817] [多脚] *作者* |
▼詳細 |
8 | 領域殲滅兵器A | LD-0603-1『ヴィンドヴェール』 [39/減圧/重精密] | ▼詳細 |
9 | 操縦棺A | 姿勢制御型操縦棺『アラーベルガー』 [39/突撃態勢/突撃態勢] | ▼詳細 |
10 | 培養装置A | 生贄式生体保存パック [37/重卵/重卵]《装備:6》 | ▼詳細 |
11 | 噴霧機A | ib-ARM2 [42/幻想機動/突撃態勢] | ▼詳細 |
12 | 腕部A | ゴリラの怒り [42/高圧変形/重変形] | ▼詳細 |
13 | 高速増殖培養槽A | QC-K02『ネーベルフルーゲⅡ』 [40/突撃態勢/高機動]《装備:3》 | ▼詳細 |
14 | 高速増殖培養槽A | QC-K01『ネーベルフルーゲ』 [38/薄装飛行/噴霧] | ▼詳細 |
15 | 素材 | コンデンサー41 [41/減圧/---] 特殊B[500] [素材] |
▼詳細 |
16 | 術導肢A | ANM-KA2『シュヴァルジスハイトⅡ』 [43/重霊障/重霊障]《装備:4》 | ▼詳細 |
17 | 素材 | 対魔呪符44 [44/耐霊/---] 特殊B[560] [素材] |
▼詳細 |
18 | 術導肢A | ANM-KA01『シュヴァルジスハイト』 [42/重霊障/重霊障]《装備:11》 | ▼詳細 |
19 | 動作不良誘発A | AR-K1『フェアタイデン』 [41/出力/出力] | ▼詳細 |
20 | 重車輪A | ALUNIZAJE [41/突撃態勢/重卵]《装備:2》 機動[728] AP[2496] 旋回速度[12] 防御属性[電子] 防御値[1026] 貯水量[380] 積載量[4100] 消費EN[256] 金額[1245] 重量[1541] [車輪] *作者* |
▼詳細 |
21 | エンジンB | ジャンクエンジンB6 [37/重霊障/重霊障]《装備:10》 | ▼詳細 |
22 | 素材 | アンテナ44 [44/索敵/---] 特殊B[560] [素材] |
▼詳細 |
23 | ミサイルA | 試製高圧精度ミサイルA-0 [41/高圧精度/重変形] 火力[490] 発射数[12] 防御属性[物理] 防御値[218] 精度[287] 貯水量[11] 弾数[12] 武器属性[ミサイル] 異常追加[5] 消費EN[43] 金額[486] 弾薬費[30] 重量[391] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
24 | パイルA | 杷火手裏剣 [32/耐物/高圧軽量] 火力[2492] 連撃数[1] 防御属性[物理] 防御値[952] 貯水量[315] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[139] 金額[431] 弾薬費[140] 重量[52] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
25 | 粒子スピアA | 改良型粒子ハルバード [41/高握力/高握力] 火力[2305] 連撃数[1] 防御属性[電子] 防御値[696] 精度[181] 貯水量[181] 弾数[9999] 武器属性[貫通] 異常追加[40] 消費EN[455] 金額[640] 重量[200] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
26 | 補助輪A | 凸☆印の回し車2世 [40/突撃態勢/突撃態勢]《装備:8》 | ▼詳細 |
27 | エンジンB | 超高出力エンジン【ハダド】 [40/重暴力/重暴力] | ▼詳細 |
28 | 素材 | フィルター44 [44/減霧/---] 特殊B[560] [素材] |
▼詳細 |
29 | --- | --- | --- |
30 | 素材 | ちらつく蝶43 [43/高圧躍動/---] 特殊B[540] [素材] |
▼詳細 |