ENo.0122　ソシル=ナヅナ

【日誌a】
なーんか妙だとは思っていたが。
　どうも、先週ものすごく久々に機体を組み替えた際にパーツを1個付け忘れていたらしい。…普通なら9個パーツが付いてるはずのハイドラに8個しか付けずに普通に出撃していた。アホか。
　それにしても多少組み替えただけで旋回性とEN出力の向上が目覚ましい…半年しか経っていないというのに、随分と進歩したもんだ。

【日誌b】
面白い事故の話を耳にした。
　企業広告のように特定のアピールした輩に報酬を渡す予定だった主催が死亡許容して見事に爆散、「足を舐めただけで何も受け取れなかった間抜けなライダー」二人が後に残されたのだという。
　事実は小説より奇なり、とはよく言うが…死人が出ているというのになんとも気の抜ける話なことで。
　霊障見舞金とでも称して適当な資金を送っておくか。俺には到底使いきれんが、コロセウムランカーであれば多少の足しにはなるだろう。

『当社について説明致します』
『ミナヅキ･インダストリはパーツ製造を目的としたユニオンです』
『扱う商品は主に火炎放射機、パイル･ダガー･ブレード類の近接兵器、FCSやジェネレータ等の内装部品となります』
『参加に特にこれといった条件はありません。もし上記パーツを1つ製造しているのであれば十二分でしょう』
『強いて言うのであれば、培養兵器･領域殲滅兵器の使用者を特に募集しております』
『当社からの説明は以上になります』
『貴方からの良き返答に期待しています』

*訓練ステータスは適性極です。ご注意を