ENo.0001　マンノウォーシステム

ヴェネラブル「主任、ちょっといいですか？聞きたいことあるんですが…」
ウォースパイト「ん？何々？ボーナス査定の内容は教えないよ」
ヴェネラブル「それは物凄く気になりますが違います。…ワニ映画なんですけど」
ウォースパイト「ワニ映画。…え？君ワニ映画なんて見るの？」
ヴェネラブル「いや、この間先方さんにワニ映画の話振ったら好きだったみたいで…」
ウォースパイト「おー、私多分彼となら美味しい酒が飲めると思うよ」
ヴェネラブル「…で、上司が詳しいって言ったら何かオススメないかって聞かれたわけです」
ウォースパイト「ふむふむ。で、どういうの視聴済みか聞いた？」
ヴェネラブル「有名どころは大体見たって言ってました。お気に入りは『エルドリア』だとか…」
ウォースパイト「あ、そっち路線。若いだけあるなぁ…」
ヴェネラブル「（「エルドリアって言えば傾向伝わる」って言ってたけどマジかよ…）」
ウォースパイト「エルドリア好きなら…多分『200万』も気に入ると思う」
ヴェネラブル「へー…タイトルだけだと面白そうだな」
ウォースパイト「200万のクロコダイルのハンドバッグを盗まれたOLがね、一人で犯罪組織に殴り込みにいく話」
ヴェネラブル「ワニ要素ハンドバッグだけか！！」
ウォースパイト「いやいや、犯罪組織がワニの密猟をしていてね、怒りに燃えるワニ達の反逆シーンは圧巻だよ」
ヴェネラブル「はんぎゃくしーん」
ウォースパイト「クライマックスの犯罪組織vsOLvsワニの三つ巴シーンは涙が出たなぁ…」
ヴェネラブル「それのどこに感動要素が？」
ウォースパイト「いや、笑いすぎで」
ヴェネラブル「わらいすぎ」
ウォースパイト「後はね、そうだな、ワニの爪とかいいかも」
レックス「ワニの爪って聞こえた！（ﾄﾞｱｱｹﾊﾅﾁｰ」
ヴェネラブル「お前もかよ！！！」
レックス「ワニの爪はいいぞ！何がいいって何がいいかわからないところがな！」
ウォースパイト「わかる。面白いとかつまらないを超越して、見た後に「よくわからない」って感想しか残らない」
ヴェネラブル「それのどこがいいんですか…」
レックス「はー…。これだから素人は…」
レックス「ワニの爪の「よくわからない」はこう…なんか…真っ白になった頭の中に「よくわからない」って文字だけが残る、そういうわからなさがいいんじゃないか」
ヴェネラブル「いいんですか」
レックス「いいんです」
ヴェネラブル「（どうしよう、何を言ってるか全くわからない…）」

――霞そばとは、お蕎麦屋さんである。

霧の中、今日も今日とて屋台が通る――




（店舗は談義の結果、鉄騎武者の牽く移動屋台と化しました）


～お品書き～

・かけそば
・おろしそば
・月見そば
・獣装機攻ダンクーガソヴァ
（その他のメニューは応相談です。無茶振りも程々に対応致します。）

各種おそばは小盛、並盛、大盛から、
ダンクーガソヴァは並盛、大盛、マックスゴッド盛からお選び頂けます。



▲ダンクーガソヴァマックスゴッド盛

※冷たいおそばもございます。


～過去の注文履歴～
・天丼
・コロッケそば