第12週目 K.I.D.の一週間
◆日記
(前回からつづき)
「…そういえば、あんたの名を聞いたのは今日が初めてだな。
“あのとき”は、名前を尋ねてる暇なんてありはしなかった」
「ああ。そういえばそうだったか……
とはいえ、“あのとき”に限らず、私も名を幾度となく変えてきて久しい。
時折り、自分の本当の名前を忘れてしまいそうになる程度にはね」
手術台の上で身体のあちこちを弄られながら、オレは他愛もない世間話のような会話を続けていた。
何をどのようにしたものか、痛覚は遮断されており、身体にメスや機材を入れられている感覚はない。にも関わらず、こうして普通に喋れるというのは、オレの知る限りの医療知識にはない技術だ。
かつて、意に沿わぬ形で己の身体を好き勝手に『改造』されてしまった事への嫌悪は確かに根強く残っているが──何故だか、この男に同じ事をされているはずであるのに、オレの中に拒否感や不快感は不思議と湧いてこなかった。
あまりの手際の良さに違和感を感じる暇も無かったからか、あるいは……オレが、名前さえまともに認識していなかったこの男を、どこかで“信頼”していたためだろうか。
「体幹強化系、神経強化系とも特に異常はなし。それなりに酷使していたはずだが、うまく負荷を逃がしているな。
伊達に『組織』の思惑を超えて“真実”に触れたわけではない、というところか」
「オレはそこまで『強化』技術に詳しいわけじゃないから、よくわからんが。
この程度の短時間で、よくそこまで解析できるもんだぜ」
「当然だとも。
この『強化』技術の基礎理論と汎用化プロセスは、私が作ったのだからな。勝手知ったる何とやらだよ」
「…あんたが?」
その割には、かつて『組織』の人体実験ラボで出会ったこの男の様子は、特段偉そうでも地位や扱いが高そうでもなかった。
確かに、末端の技術者にしては情報に精通し過ぎているきらいはあったが……まさか「設計者」当人とは。
心底意外そうなオレの声に触発された……わけでもないのだろうが、ほんの少しの間、彼の施術の手が止まる。
「本来は、人類の生存が困難になった環境への適応技術として生み出した『強化』だったのだがね。
軍事転用くらいは予算獲得のための必然と割り切っていたが、望まぬ者への人体実験までを許容したつもりはない」
病人のごとく泥のような肌の色で察しずらいその表情が、明確に後悔の色に染まるのを、オレはやや感慨をもって眺めていた。
オレの印象では徹頭徹尾「研究者肌」といった風情の人物だと思っていたが、彼にも彼なりの仁義があるということだろうか。
そんな間も、施術は進み──手足、そして腹の中を(文字通りの意味で)一通り調べ尽くされたのち。
施術の手は、オレの頭部へと進んでいた。凄まじいまでに効率的な手際で、開けられた頭蓋の隙間から細かい器材を次々と差し込んでは別の器材と入れ替えてゆく。
さすがに直接その様子を視界に収めることはできないので(謎の技術により痛みはおろか異物感等の感覚さえもない)、オレは頭の中をまさぐられているという事実をイメージして無駄に冷や汗を流すしかできない。
「……脳波同調パルススキャナーも正常稼働。
人体に軍用レーダーを組み込んでいるようなものだから、かなり心身に負担がかかる設計なのだが。よく扱えているものだ」
「あんまり人の脳味噌をじろじろ覗かないでもらいたいな。恥ずかしいぜ」
「私にそっちの趣味はないから安心したまえ」
「冗談でもやめてくれ……
それで、『装置』の除去はできそうなのか」
別に、世間話とメンテナンスのために身体を弄らせているわけではない。
起動すればたちどころにオレを死に至らしめ、強化データのサンプルを抱えた肉の塊になり果てさせる「殺害装置」。
オレが『組織』の支配から逃れ、逆に反撃に転じるためにどうしても不可欠な除去施術──
「解除、及び物理的除去は完了した。君の生命の危機は去ったというわけだな」
「……いつの間に」
「言ったろう。この『小細工』も含めて、私がもたらした技術だと、ね」
その後、瞬く間に止血に縫合・消毒までを済ませ、身体の自由を取り戻したオレは、傍らの時計の文字盤を覗き込む。
──彼の宣言通り、施術開始から30分と経っていない。
「あんたの手際は初めてこの目で見たが、さすがの一言だな。
素人に毛が生えた程度のオレの知識でも、ずば抜けた技術だとわかる」
「褒めても何も出んよ……いや、茶くらいは出しておこうか」
相変わらず表情の見えない様子のまま、それでも彼の冗談めいた口調にはいくらかの安堵が滲んでいた。
「それで。
君は、これからどうする」
「……決まっているさ。『組織』を、潰す」
「話が早くて助かるな。だが……どうやって?
相手は企業複合体、軍事部門も多数抱えている。星間領域にも手を伸ばしている国家規模の勢力を、どう滅ぼす」
「オレは──“獲物を貪る鴉(Raven)”だ。
誰がそう導いたのかはわからないが……オレの嘴は、もう、『組織』の喉元に手が届くところまで来ている。
あいつらも、必死だったのさ。オレを止めるか、奴らが滅ぶかの、二択を前にしてな」
今のこの時点ではオレすらも知る余地のないことだが……
この後、二度の大きな戦役──企業間紛争、そして“管理者”の破壊──を経て、オレは“世界”の柱を一度、完全に砕く存在となる。
ただ、生き残るために必死になっていただけの過去を思うと、赤面の至りだが。
オレが生き延びているとわかれば、再び奴ら『組織』の連中は、複合企業体との裏の連携でオレにちょっかいをかけてくるだろう。
その前に、こちらが正式なルートで『組織』の依頼を受け、内部に潜り込む。
オレがこの時握っていたのは、自らに施された“技術”だけではない……『組織』の存在を揺るがす“秘密”を、意図せずとはいえ手に入れてしまっていた。
ならば、決着を付けるしかないのだ。オレと、『組織』と、どちらが生き残るべきなのか。
「……なるほど。
では、私はもう逃げ道を断たれたに等しいわけだな。
君にBETする以外に、生き残る方法はなさそうだ」
「味方といえる味方も、今はいないもんでな。歓迎するぜ、ドクター」
「…ドクター?」
「あんたの呼び名だよ。
本名もろくにわからんうさんくさい相手を無理に名前で呼ぶより、愛称の方が親しみやすいだろ」
「……君のそのセンスにはいささか異議を唱えたくもあるが。
まあ、そう呼ばれること自体は嫌ではないよ。
ドクター・ケイン──これからは、そう呼んでくれたまえ」
「キャプテン・J。
それが今の、オレの名だ」
正直、こればかりはセンス以前に笑われても仕方なかったかもしれない。
たった一人の、たかが傭兵ごときが“首領”を名乗る、などというのは。
しかし、まさにこの時にこそ、オレは人知れず決めたのだった。
オレは、己に備わった“才能”を、“チカラ”を──何かを為すために。
成すために、使おうと。
「ふむ。
──よろしく、キャプテン……さしずめ我らが船の船長だな」
「誰が海賊だ誰が」
++++++++++++
……機械音声が、長い一人語りを終えた時。
キッドは、知らず詰めていた息を、ぶはーっと吐いて、シートに背を預けるように沈み込んだ。
『…オレとドクターを追っていたのは、その時ぶっ壊した「組織」──企業複合体の残党だ。
ドクターはついでで、本命はオレの肉体に施された「強化技術」、その実物。唯一の完全成功例』
「なんでそいつら、兄ちゃんを狙ってるのさ。
強化技術なんだから、また別の誰かを使えばいいのに」
『できないんだよ。奴らには、もう「技術」を再現するだけの蓄積が残っていないんだ。
オレとドクターが、徹底的にぶち壊したからな……』
「あー………それで、ジェイ兄ちゃんを……」
『自業自得とも言うかな。あるいはお互い様、か』
「じゃあ、あれからドクターと全然連絡取れないのも……」
『オレが「処置」を済ませるまで、身を隠すように言ってあったのさ。
こうして、オレが……“肉体を失って生き残る”状態になるのを、ずっと待たせてた』
「兄ちゃん……」
キッドの顔が、後悔に曇る。
知らなかった事とはいえ、もっと知っていれば、もっと助けになれたはずなのに、と。
『はは。そんな顔するなって。
伝説のレイヴンとしての力は確かにもう失くしたが、オレはまだまだ先を生きる。
──果たしていない約束が、あるからな』
「! 兄ちゃん、それって──」
『この戦争が終わったら、探しに行くぜ。
オレ達のかけがえのない仲間を──ブルー・ジョウのやつをな!』
その時、キッドは、存在すらしない“笑顔”の記憶を、再び脳裏に鮮烈に浮かべたのだった。
かつてキッド達を率いていた頼れるリーダーの、どんな局面でも彼らを安心させてくれた、勇気と自信に溢れる笑顔を──。
「…そういえば、あんたの名を聞いたのは今日が初めてだな。
“あのとき”は、名前を尋ねてる暇なんてありはしなかった」
「ああ。そういえばそうだったか……
とはいえ、“あのとき”に限らず、私も名を幾度となく変えてきて久しい。
時折り、自分の本当の名前を忘れてしまいそうになる程度にはね」
手術台の上で身体のあちこちを弄られながら、オレは他愛もない世間話のような会話を続けていた。
何をどのようにしたものか、痛覚は遮断されており、身体にメスや機材を入れられている感覚はない。にも関わらず、こうして普通に喋れるというのは、オレの知る限りの医療知識にはない技術だ。
かつて、意に沿わぬ形で己の身体を好き勝手に『改造』されてしまった事への嫌悪は確かに根強く残っているが──何故だか、この男に同じ事をされているはずであるのに、オレの中に拒否感や不快感は不思議と湧いてこなかった。
あまりの手際の良さに違和感を感じる暇も無かったからか、あるいは……オレが、名前さえまともに認識していなかったこの男を、どこかで“信頼”していたためだろうか。
「体幹強化系、神経強化系とも特に異常はなし。それなりに酷使していたはずだが、うまく負荷を逃がしているな。
伊達に『組織』の思惑を超えて“真実”に触れたわけではない、というところか」
「オレはそこまで『強化』技術に詳しいわけじゃないから、よくわからんが。
この程度の短時間で、よくそこまで解析できるもんだぜ」
「当然だとも。
この『強化』技術の基礎理論と汎用化プロセスは、私が作ったのだからな。勝手知ったる何とやらだよ」
「…あんたが?」
その割には、かつて『組織』の人体実験ラボで出会ったこの男の様子は、特段偉そうでも地位や扱いが高そうでもなかった。
確かに、末端の技術者にしては情報に精通し過ぎているきらいはあったが……まさか「設計者」当人とは。
心底意外そうなオレの声に触発された……わけでもないのだろうが、ほんの少しの間、彼の施術の手が止まる。
「本来は、人類の生存が困難になった環境への適応技術として生み出した『強化』だったのだがね。
軍事転用くらいは予算獲得のための必然と割り切っていたが、望まぬ者への人体実験までを許容したつもりはない」
病人のごとく泥のような肌の色で察しずらいその表情が、明確に後悔の色に染まるのを、オレはやや感慨をもって眺めていた。
オレの印象では徹頭徹尾「研究者肌」といった風情の人物だと思っていたが、彼にも彼なりの仁義があるということだろうか。
そんな間も、施術は進み──手足、そして腹の中を(文字通りの意味で)一通り調べ尽くされたのち。
施術の手は、オレの頭部へと進んでいた。凄まじいまでに効率的な手際で、開けられた頭蓋の隙間から細かい器材を次々と差し込んでは別の器材と入れ替えてゆく。
さすがに直接その様子を視界に収めることはできないので(謎の技術により痛みはおろか異物感等の感覚さえもない)、オレは頭の中をまさぐられているという事実をイメージして無駄に冷や汗を流すしかできない。
「……脳波同調パルススキャナーも正常稼働。
人体に軍用レーダーを組み込んでいるようなものだから、かなり心身に負担がかかる設計なのだが。よく扱えているものだ」
「あんまり人の脳味噌をじろじろ覗かないでもらいたいな。恥ずかしいぜ」
「私にそっちの趣味はないから安心したまえ」
「冗談でもやめてくれ……
それで、『装置』の除去はできそうなのか」
別に、世間話とメンテナンスのために身体を弄らせているわけではない。
起動すればたちどころにオレを死に至らしめ、強化データのサンプルを抱えた肉の塊になり果てさせる「殺害装置」。
オレが『組織』の支配から逃れ、逆に反撃に転じるためにどうしても不可欠な除去施術──
「解除、及び物理的除去は完了した。君の生命の危機は去ったというわけだな」
「……いつの間に」
「言ったろう。この『小細工』も含めて、私がもたらした技術だと、ね」
その後、瞬く間に止血に縫合・消毒までを済ませ、身体の自由を取り戻したオレは、傍らの時計の文字盤を覗き込む。
──彼の宣言通り、施術開始から30分と経っていない。
「あんたの手際は初めてこの目で見たが、さすがの一言だな。
素人に毛が生えた程度のオレの知識でも、ずば抜けた技術だとわかる」
「褒めても何も出んよ……いや、茶くらいは出しておこうか」
相変わらず表情の見えない様子のまま、それでも彼の冗談めいた口調にはいくらかの安堵が滲んでいた。
「それで。
君は、これからどうする」
「……決まっているさ。『組織』を、潰す」
「話が早くて助かるな。だが……どうやって?
相手は企業複合体、軍事部門も多数抱えている。星間領域にも手を伸ばしている国家規模の勢力を、どう滅ぼす」
「オレは──“獲物を貪る鴉(Raven)”だ。
誰がそう導いたのかはわからないが……オレの嘴は、もう、『組織』の喉元に手が届くところまで来ている。
あいつらも、必死だったのさ。オレを止めるか、奴らが滅ぶかの、二択を前にしてな」
今のこの時点ではオレすらも知る余地のないことだが……
この後、二度の大きな戦役──企業間紛争、そして“管理者”の破壊──を経て、オレは“世界”の柱を一度、完全に砕く存在となる。
ただ、生き残るために必死になっていただけの過去を思うと、赤面の至りだが。
オレが生き延びているとわかれば、再び奴ら『組織』の連中は、複合企業体との裏の連携でオレにちょっかいをかけてくるだろう。
その前に、こちらが正式なルートで『組織』の依頼を受け、内部に潜り込む。
オレがこの時握っていたのは、自らに施された“技術”だけではない……『組織』の存在を揺るがす“秘密”を、意図せずとはいえ手に入れてしまっていた。
ならば、決着を付けるしかないのだ。オレと、『組織』と、どちらが生き残るべきなのか。
「……なるほど。
では、私はもう逃げ道を断たれたに等しいわけだな。
君にBETする以外に、生き残る方法はなさそうだ」
「味方といえる味方も、今はいないもんでな。歓迎するぜ、ドクター」
「…ドクター?」
「あんたの呼び名だよ。
本名もろくにわからんうさんくさい相手を無理に名前で呼ぶより、愛称の方が親しみやすいだろ」
「……君のそのセンスにはいささか異議を唱えたくもあるが。
まあ、そう呼ばれること自体は嫌ではないよ。
ドクター・ケイン──これからは、そう呼んでくれたまえ」
「キャプテン・J。
それが今の、オレの名だ」
正直、こればかりはセンス以前に笑われても仕方なかったかもしれない。
たった一人の、たかが傭兵ごときが“首領”を名乗る、などというのは。
しかし、まさにこの時にこそ、オレは人知れず決めたのだった。
オレは、己に備わった“才能”を、“チカラ”を──何かを為すために。
成すために、使おうと。
「ふむ。
──よろしく、キャプテン……さしずめ我らが船の船長だな」
「誰が海賊だ誰が」
++++++++++++
……機械音声が、長い一人語りを終えた時。
キッドは、知らず詰めていた息を、ぶはーっと吐いて、シートに背を預けるように沈み込んだ。
『…オレとドクターを追っていたのは、その時ぶっ壊した「組織」──企業複合体の残党だ。
ドクターはついでで、本命はオレの肉体に施された「強化技術」、その実物。唯一の完全成功例』
「なんでそいつら、兄ちゃんを狙ってるのさ。
強化技術なんだから、また別の誰かを使えばいいのに」
『できないんだよ。奴らには、もう「技術」を再現するだけの蓄積が残っていないんだ。
オレとドクターが、徹底的にぶち壊したからな……』
「あー………それで、ジェイ兄ちゃんを……」
『自業自得とも言うかな。あるいはお互い様、か』
「じゃあ、あれからドクターと全然連絡取れないのも……」
『オレが「処置」を済ませるまで、身を隠すように言ってあったのさ。
こうして、オレが……“肉体を失って生き残る”状態になるのを、ずっと待たせてた』
「兄ちゃん……」
キッドの顔が、後悔に曇る。
知らなかった事とはいえ、もっと知っていれば、もっと助けになれたはずなのに、と。
『はは。そんな顔するなって。
伝説のレイヴンとしての力は確かにもう失くしたが、オレはまだまだ先を生きる。
──果たしていない約束が、あるからな』
「! 兄ちゃん、それって──」
『この戦争が終わったら、探しに行くぜ。
オレ達のかけがえのない仲間を──ブルー・ジョウのやつをな!』
その時、キッドは、存在すらしない“笑顔”の記憶を、再び脳裏に鮮烈に浮かべたのだった。
かつてキッド達を率いていた頼れるリーダーの、どんな局面でも彼らを安心させてくれた、勇気と自信に溢れる笑顔を──。
NEWS
本日のニュースですハイドラ大隊に狙われたものは全て滅びる……戦地で流れる噂ですあるものは逃げるように去り、あるものは資産の力で彼らを味方につけ、あるいは……
今後の動向が注目されます
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「ルオシュだ。貴公らにだけ明かそう。俺は、とある人物から秘密の装置を……アンビエント・ユニットを託されている」 |
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「これはあまりにも恐ろしいシステムを内蔵している。これを起動させるのは最後の手段だ……たとえ、それが霧笛の塔から承認されているとしても」 |
メルサリアからのメッセージ 「静かな気分だ。いま、私は空虚な心の中にいる。だが、不安はない。空虚にして、満たされている」 |
メルサリアからのメッセージ 「ふふ、君たちには関係のないことであったな。これは独り言だ。誰も聞くこともない。ただ、私は語らずにいられない」 |
メルサリアからのメッセージ 「一つのシステムが欠けたまま、私の夢は完成に近づいている。それがどれほど危険なことか、承知の上だ」 |
メルサリアからのメッセージ 「なぁ、君たちは生きることを証明したくはないか? 自らが生きる目的を、存在をさ。私はそれを、証明したい」 |
メルサリアからのメッセージ 「ミッションAが私の依頼だ。私も出撃する。パズルのピースが欠けた機体で……。頼む、何も君たちに寄与できないまま、身勝手な頼みを許してくれ」 |
メルサリアからのメッセージ 「……私は、ずっと、自分だけを見ていた。自分を信じたかった。そして身勝手なまま滅ぶだろう。その時を……最後に、君たちが見届けて、証明してくれ。私の存在を」 |
メフィルクライア 「おはようございます。メフィルクライアです」 |
メフィルクライア 「『徳の禁忌』が姿を現したようですね。でも、禁忌は引き裂かれた状態ではそれほどの脅威ではないです」 |
メフィルクライア 「ハイドラには9つの頭がありますね。禁忌も似たような存在でした。組み合わせることで、圧倒的な力を発揮する……」 |
メフィルクライア 「でも、禁忌は滅びました。18の神器を持ったドゥルガーの手によって、名前さえ破壊されるほどに」 |
メフィルクライア 「つまりは、同じことを繰り返しているのです。ドゥルガーはハイドラの手によって破壊されました。今回も同じです」 |
メフィルクライア 「禁忌を滅ぼした、ドゥルガーを滅ぼした、ハイドラを……滅ぼし、新たな秩序とコントロールシステムを作ります」 |
メフィルクライア 「あなたたちはやりすぎたのです。強くなりすぎたのです。世界が揺らぐほどに。ならば、やり直すほかないのです。最初から。それでは」 |
ヒルコ教団の神聖巫女『ヒルコ』からのメッセージ 「…………わ、わ……私には見えています。すべての結末が。だから、私を、信じて……ミッションB」 |
ヒルコ教団の神聖巫女『ヒルコ』からのメッセージ 「…………信じられないよね。ゴメンネ…………」 |
ヒルコ教団の神聖巫女『ヒルコ』からのメッセージ 「(背後から聞こえる慌てた声)『ヒルコ様!』『ヒルコ様は我々が信じておりますぞ!』『クソッ……ヒルコ様を信じられないやつがいたら……俺が……俺がッ!』『馬鹿ッ!そんなこと言うなよ……だってこんなに、ヒルコ様は……ヒルコ様は……』ガチャン、ツー・ツー」 |
企業連盟の会長『バルーナス』からのメッセージ 「フハッ、フハハッ……まさか、『禁忌』を打ち破ることなど、できるはずが……フハハッ……まさか、『禁忌』に……? フハハッ……『禁忌』だぞ……まさか……『禁忌』……フハハッ……まさか……? フヒッ」 |
ノラからのメッセージ 「規定日数が経過すると送信されるメッセージです。これが送信されたということは、どうやら私は死んでしまったようですね。同時に、霧笛の塔の中枢には踏み込まれなかった、ということです」 |
ノラからのメッセージ 「本来ならば、私がエージェントとしてあなたたちにアンビエント・ユニットを供与して、HCSのシステム・オーバーロードを誘発させるはずでした」 |
ノラからのメッセージ 「でも、私はそれを躊躇してしまいました。それはハイドラの死とあなたたちの死を意味するからです」 |
ノラからのメッセージ 「このメッセージを受け取っているということは、メフィルクライアさんはあなたたちにアンビエント・ユニットを与えていないということですね。私は信じていました」 |
ノラからのメッセージ 「なんのことか分かりますか? 未来のあなたたちは、どんな状況下にありますか? メフィルクライアさんは正体を明かしてくれましたか?」 |
ノラからのメッセージ 「伝えたいことがありすぎて、何から話していいか分かりません。でも、一つだけ言えることがあります」 |
ノラからのメッセージ 「あなたたちの成し遂げることは、誰にもできることじゃないです。地獄の冷たい川底で、燃えるように輝く柘榴石です」 |
ノラからのメッセージ 「信じてほしいのです。あなた自身のことを。多分、世界は滅びに向かっているでしょう。私のせいで。私が、躊躇したせいで」 |
ノラからのメッセージ 「私はメフィルクライアさんに、信じてほしいと訴えました。あなたたちをです。この世界は……奇妙な機械や、意味不明な現象や、超常の力なんて無くたって、明日を迎えることができるって」 |
ノラからのメッセージ 「私は企業連盟の暗部に殺されるかもしれません。もう、時間がありません。次に会う機会が最後のチャンスです。畜舎を買ったなんて全部嘘です。私は結局、何も残せないのです。今もこうして、大切なことは何一つ伝えられない。最後まで、満足に仕事ができませんでした」 |
◆訓練
◆破棄
キッドは加速装置47を破棄した!!
◆送品
◆送金
◆購入
キッドはグラス・スリッパーを757cで購入した!!
キッドは試製変形FCSB-0を516cで購入した!!
◆作製
資金を500を投入した!!
作成時補助発動! 薄装!! APが 47 減少!!
作成時補助発動! 高圧!! 消費ENが 47 増加!!
噴霧強化!
QC-K01『ネーベルフルーゲ』とコンプレッサー45を素材にしてQC-K03『ネーベルフルーゲⅢ』を作製した!!
◆戦闘システム決定
バーサーク に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に姿勢制御型操縦棺『アラーベルガー』を装備した
脚部2にALUNIZAJEを装備した
スロット3にQC-K03『ネーベルフルーゲⅢ』を装備した
スロット4に試製加圧培養装置[コフィンメイデン01]を装備した
スロット5にib-ARM2を装備した
スロット6に第玖式-魔動力創成炉《イシュタル》を装備した
スロット7にBP_-/teege^aを装備した
スロット8に補助輪『スリーリトルピグレッツIII』を装備した
スロット9にグラス・スリッパーを装備した
スロット10に試製飛行ミサイルA-0を装備した
スロット11にペネトレイトを装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……フリー
ユニオン活動
レッド・クロウの活動記録
赤茶けたカラスが項垂れたように佇むエンブレムが印象的なユニオン。
入団申請フォームには「初めての傭兵業にも充実のサポート♪」「動物モチーフのコールサインを推奨♪」などのフレンドリーな文言が並んでいるが、結成以来その申請フォームが一般に開放されたことは一度も無い。
入団申請フォームには「初めての傭兵業にも充実のサポート♪」「動物モチーフのコールサインを推奨♪」などのフレンドリーな文言が並んでいるが、結成以来その申請フォームが一般に開放されたことは一度も無い。
ユニオン金庫……1000c
適性の訓練をしました
適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘においてAPを10%強化した
メッセージ
◆戦闘結果
戦闘報酬
明日の戦場
第9ブロック
奇妙な植物園[目標物破壊]
謎の植物を栽培している農場が発見された。万が一のことを考え、農場を破壊してほしい。護衛がいるはずだ。特に農地や畜舎を見つけたら重点的に破壊してほしい
来週の霧濃度:49%
来週の電磁波:190%
サイレンス |
フェア=ツヴェイフル |
ライラ |
カリオ・ボーズ |
ジャンク・ジャンキー・テッカー |
イダナート・ルノベシタ |
ジュリア・オッペンハイマー |
メーデ・マイン |
K.I.D. |
エイブラハム・ブラックウッド |
鉄ヶ原 鉄造 |
μ-nanico |
クルス・T・ヴァルカ |
ハルティ・カーデルマン |
ルベラ=ルジェイラ |
meteorologistan |
白兎生体科学社生体兵器開発部門第八課第三分室 |
言語魔術師アリューカ |
アルフォンス |
レフト・レニーデイ |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
『シャドウ・ライトニング』[電子] |
『ルミナス・テンプル』[霊障] |
機動破壊兵器『タイフーン』[電子] |
遊撃機『クレイモア』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
機動破壊兵器『タイフーン』[電子] |
機動破壊兵器『タイフーン』[電子] |
霊撃型WH『ヴァルナ』[霊障] |
遊撃機『クレイモア』[物理] |
未確認機『オルゴイコルコイ』[火炎] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
未確認機『オルゴイコルコイ』[火炎] |
未確認機『オルゴイコルコイ』[火炎] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
未確認機『オルゴイコルコイ』[火炎] |
キャラデータ
名前
K.I.D.
愛称
キッド
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
15歳としてはやや小柄な体格の少年。通称キッド。 薄い褐色の肌に赤みがかった金髪が特徴的だが、髪は短く刈った上にたいていスポーティな帽子を被っているので日頃はさほど目立たない。 本名は「キリー・イグナシウス・ディッガー」。ただし、記録上この名前の人物は10年以上も前に死亡している。 また、キッド自身も決してこの名を名乗ることはないため、彼のこの本名を知る存命者は世に2人しか存在しない。 かつて『傭兵団「J」』という組織に属していたが、団長の失踪を始めとするいくつかの『事件』により団が事実上解散してからは、各宙域を渡り歩きながら、行方知れずとなった傭兵団の元リーダー「キャプテン・J」の手掛かりを探し求めている。 彼自身は傭兵ではなく、有人兵器による戦闘経験もさほど無いが、不可思議な才能によりあらゆるヴィークルを自在に操る。 本来この年齢ではあり得ない航宙船操縦資格さえ正式に持っていたことがあり、その他のものでも(無免許ではあるが)単独操縦が可能であれば彼に動かせない乗り物は存在しない。 《残像領域》を訪れたのは、別行動をとっていた同行者との合流のためだったが、偶然入手したハイドラとそのライセンスが、彼を霧深き戦場に向かわせることとなる…… ++++++++++++ 『レイヴンズ・クロウ』 キッドが“偶然”手に入れた鹵獲ウォーハイドラ。 鹵獲回収された当時はハイドラとしての原形を留めていなかったらしく、現在ではフレーム以外ほぼ別の部品に置き換えられている。 『“キャプテン・J”』 ウォーハイドラ《レイヴンズ・クロウ》のHCSのメモリ領域を「間借り」する形で電子化された?疑似人格。 かつてハイドラライダー傭兵“ロスト・ファルコン”と名を変えて《残像領域》の戦場を渡り歩くも、バイオスフェア要塞攻略戦で戦死。しかし… | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 |
機体データ |
|
|
1 | ミサイルA | 試製飛行ミサイルA-0 [45/飛行/超重回復]《装備:10》 火力[514] 発射数[12] 防御属性[物理] 防御値[229] 精度[249] 貯水量[12] 弾数[12] 武器属性[ミサイル] 異常追加[5] 消費EN[2] 金額[510] 弾薬費[30] 重量[440] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
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2 | 操縦棺A | 修復操縦棺『レッグレススパイダー』 [34/---/---] | ▼詳細 |
3 | パイルA | ペネトレイト [44/耐物/出力]《装備:11》 火力[3038] 連撃数[1] 防御属性[物理] 防御値[1136] 貯水量[392] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[128] 金額[585] 弾薬費[140] 重量[100] [物理格闘] *作者* |
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4 | エンジンB | 第玖式-魔動力創成炉《イシュタル》 [42/幻想機動/幻想機動]《装備:6》 | ▼詳細 |
5 | 培養装置A | 試製加圧培養装置[コフィンメイデン01] [37/加圧卵/加圧卵]《装備:4》 | ▼詳細 |
6 | 操縦棺A | 棺A:スノイリハ [38/耐火/薄装飛行] | ▼詳細 |
7 | 制動障害誘発A | ARCUS-Lapis [45/突撃態勢/突撃態勢] | ▼詳細 |
8 | 領域殲滅兵器A | DU-0603-2『ヴィンドヴェールⅡ』 [46/減圧/減圧] | ▼詳細 |
9 | 操縦棺A | 姿勢制御型操縦棺『アラーベルガー』 [39/突撃態勢/突撃態勢]《装備:1》 | ▼詳細 |
10 | 素材 | 保水ジェル47 [47/幻想貯水/---] 特殊B[620] [素材] |
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11 | 噴霧機A | ib-ARM2 [42/幻想機動/突撃態勢]《装備:5》 | ▼詳細 |
12 | エンジンB | BP_-/teege^a [43/重卵/重卵]《装備:7》 | ▼詳細 |
13 | 高速増殖培養槽A | QC-K02『ネーベルフルーゲⅡ』 [40/突撃態勢/高機動] | ▼詳細 |
14 | 高速増殖培養槽A | QC-K03『ネーベルフルーゲⅢ』 [47/薄装飛行/高噴霧]《装備:3》 | ▼詳細 |
15 | 素材 | コンデンサー41 [41/減圧/---] 特殊B[500] [素材] |
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16 | 術導肢A | ANM-KA3『シュヴァルジスハイトⅣ』 [45/重霊障/重霊障] | ▼詳細 |
17 | 素材 | 対魔呪符44 [44/耐霊/---] 特殊B[560] [素材] |
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18 | 術導肢A | ANM-KA3『シュヴァルジスハイトⅢ』 [44/重霊障/重霊障] | ▼詳細 |
19 | 術導肢A | ANM-KA3『シュヴァルジスハイトⅢ』 [44/重霊障/重霊障] | ▼詳細 |
20 | 重車輪A | ALUNIZAJE [41/突撃態勢/重卵]《装備:2》 機動[728] AP[2496] 旋回速度[12] 防御属性[電子] 防御値[1026] 貯水量[380] 積載量[4100] 消費EN[256] 金額[1245] 重量[1541] [車輪] *作者* |
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21 | 素材 | 雨傘47 [47/防空/---] 特殊B[620] [素材] |
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22 | 術導肢A | ANM-KA2『シュヴァルジスハイトⅡ』 [43/重霊障/重霊障] | ▼詳細 |
23 | 重ブースターA | グラス・スリッパー [46/高圧霊障/高圧霊障]《装備:9》 | ▼詳細 |
24 | 素材 | ちらつく蝶48 [48/高圧躍動/---] 特殊B[640] [素材] |
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25 | 補助輪A | 補助輪『スリーリトルピグレッツIII』 [44/幻想機動/幻想機動]《装備:8》 | ▼詳細 |
26 | FCSB | 試製変形FCSB-0 [46/変形/噴霧] | ▼詳細 |
27 | 素材 | 反応スプリング48 [48/跳躍/---] 特殊B[640] [素材] |
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30 | 素材 | ちらつく蝶43 [43/高圧躍動/---] 特殊B[540] [素材] |
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