第37週目 バハルギュルの一週間
霊障見舞金として1000cの資金が送られました
◆日記
(第28回日記の続きとなります。
また、Eno.168クリスさんをお借りしております。)
「――…バハル? バハル…!」
まどろみから目覚めるように、私は意識を揺り戻されました。
目を開けると、クリスくんが深刻な顔をして私を見つめています。
窓を見れば、既に朝とは言い難いほどにお日様が高く昇っておりました。
「…あ、ああっ? ご、ごめんねぇ、クリスくん。私ったら、すっかりボーッとしてもうたみたいで……」
一体、どれほどの時間が過ぎていたのでしょう。
家事の手を休めて手紙の封を切り、中身を読んだら、途端に頭が真っ白になって――
少し頭を冷やそうと部屋に戻ったら、あとはそれきり。
何をしていたか、記憶も定かではありませんでした。
「ちょっと、どうしたの…。一体何が…あって…、…その手紙は?」
心配そうな面持ちで、クリスくんが問い掛けます。
彼が私を呼びに来たということは、当然ご飯の時間はとうに過ぎていて……
お腹を空かせながら、今も私のことを気にかけてくれている。
それを思うと、やるせないような情けないような、色んな気持ちが込み上げてくるのでした。
「え、ええとね、何でも無いんよ。この手紙もね、気にせんでええやつだから。」
ともかく、いつまでも情けない顔ばかりしていません。
私は精一杯の笑顔を見せながら、手紙を背中に隠しました。
何しろ、手紙のことはまだ心の整理の付かない話ですから。
上手く答える自信も無ければ、再び思考を止めてしなわないとも限りません。
だからこれで良いのです。
今は、私のやるべき事をする時ですから。
「それより、お腹が空いたんやないの? ちいっと待っててね。すぐ朝ごはんを作り直しに行って来るから。」
いざ、向かうは炊事場。
手紙をベッドの上に置いて立ち上がり、扉へ向かいます。
今はやるべき家事を全て済ませるべきで、考えるのはそれからすれば良い。
だって私に出来ることは限られていて、でもそれを選択することはあまりにも――
「な、なんでもないなんてこと、ないだろ…!?」
その時でした。
突然声を上げたかと思うと、駆け寄って来て、私の身体を支えるように抱き留めました。
「朝ごはんなら俺が作るから。そんなふらふらな状態じゃ、任せらんないよ…。」
果たして、私が今居る場所を見れば、扉から大きく離れた場所に立っていました。
抱えられた不自然な体勢を鑑みれば状況は一目瞭然。
どうやら私は、このごく短い距離を蛇行した挙句、すてんと転げかけていたのです。
「…え、ええっ? クリスくん? あの、えっと…… あ、ありがとう……」
「とりあえず、食堂行こう。…その手紙も、持ったままでいいから。」
「で、でもぉ。そ、そんな、悪いわぁ。ご飯作るんは私の役目やし、私が何とかせんと……」
つい先ほど、やるべきことをやると決めたばかりなのです。
そう簡単に覆してなるものかと、思わず反論が口を付いて出てしまいます。
ですが、同時に一つの言葉が気にかかります。
手紙は置いたままの筈なのに、どうして持ったままで良いなどと?
…恐る恐る目を向ければ、手紙はそこに、私の手に握られておりました。
ただ一つ確かなことは、今の私は手も足も自分の自由になっていないということ。
こうなった以上は、クリスくんの言葉を無下に断ることなど、出来ようもありません。
「…ううん、やっぱりクリスくんの言う通りやわ。さっきかて、クリスくんが来てくれんかったら、えらいことになっとたもん。今の私は、あんま振るわんみたい……」
私に出来ることと言えば、今度こそしっかり歩くよう気を付ける事くらいのものです。
「ごめんね、クリスくん。ご飯作るんは、簡単なもんでええよ。後片付けやったら、私も手伝えるから……」
「ん。じゃ、そのままつかまってて。」
よろけることのないよう気を付けて、慎重に足を踏み出します。
こうして私はクリスくんに支えられながら、食堂へと向かって行ったのでした。
--------------------------------------
「うぅーん、本当に簡単なものしか作れなかった… バハルはすごいよな、いつも。」
食堂の椅子に座り、待つこと30分ほど。
クリスくんが手料理を運んで来てくれました。
先程のこともありますから、私は下手に手伝うわけには行きません。
そのことはとても歯痒くありましたが、同時に何故かホッとした心地も感じました。
運ばれて来た料理の香りを嗅ぐと、不思議と食欲も沸いて来ます。
思えば故郷を出て以来、誰かの手料理を食べるのは、お店の物を除けば初めてのことでした。
「さ、とりあえず食べようか。何か食べれば少しは元気も出るよ。俺もお腹空いたし。」
「わぁ……」
出て来た料理は目玉焼きとベーコン。
傍らにはちぎったレタスとトマトが添えてあります。
別のお皿にはバタートーストが乗り、ホットミルクからは柔らかな湯気が立ち上っていました。
ベーコンは少し焦げて、レタスやトマトの切り方も少し不格好でしたが、そのこともまた、何故か美味しそうに見えてしまうのです。
こうした料理を前に、私は喉を鳴らさずにはいられませんでした。
「ううん、すごいわクリスくん。トースト焼くだけでも良かったんに、こない沢山作ってくれて。どれもみんな、とっても美味しそうに出来とるもん。」
「ありがと、クリスくん。早速いただかせて貰うね。」
二人でいただきますを済ませると、早速料理に手を付けて行きます。
まずは手に取ったのは、綺麗に焼き上がったバタートースト。
軽く口を付けると、さくりと音を立てながら、甘いバターの香りが口いっぱいに広がります。
「…うん、美味しい。」
「そ、そう?美味しいなら…良かったよ。いっぱい作ったのは、俺がお腹空いてただけだし…。」
そうして二人してにこりと笑いながら、朝食を食べ進めて行くのでした。
そして――
「ふぅ…ごちそうさま。」
「まあ、もう食べ終わったんね。よっぽど、お腹が空いとったんやねえ。」
クリスくんはあっと言う間に、食事を平らげてしまいました。
一方の私はと言えば、折角の手料理だからと味わいながら食べていたものですから、その食事の進み具合は大層遅々とした物です。
「俺、ちょっと調理場の片付けやってくるよ。…けっこう色々放置したままだし。」
少しだけ悩んだ姿を見せた後、クリスくんは空になった皿を手にして立ち上がりました。
勿論、私に止める理由はありません。
彼に任せる所は任せると決めましたし、料理を途中で投げ出してしまうのは、彼に対しても失礼ですから。
しっかりと、味わってから後を追うことにしました。
「バハルはゆっくり食べてて大丈夫だからさ。あ、でも食べ終わったら一緒に片付け手伝ってほしいな。」
「うん、分かった。大きなフライパンとかは、お水にさらしといてくれればええからね。私もすぐ食べ終えて、片付けに行くようにするから。
「何から何までおおきにね、クリスくん。」
「気にしないでよ。いつもバハルがやってることじゃないか。むしろ俺が改めて感謝しなきゃって気持ちになってるくらいだよ。」
クリスくんの背中を見送りながら、トーストの欠片を手に取ります。
―その時、ふとあることが思い出されました。
今朝から、今の食事の終わりに至るまで、一度も姿を見せていない人が居ます。
「…そういえば、おじさんは? 思えば、朝から姿を見掛けんかったけど……おじさんは朝ごはん食べんで大丈夫なんやろか?」
普段であれば、おじさんも含めた3人で食卓を囲むことが日常です。
炊事の支度を半端にしたままだったので、先に食事を済ませたとも思われないのですが……
「おじさん?あー…確か今朝早くにどっか出掛けてたよ。ちゃんとした服着てたから、たぶん仕事じゃないかな? いつ帰ってくるかはわからないけど…。」
「へぇ、そうだったんね。おじさんが正装してくやなんて珍しなぁ。てっきりまだ寝てるんやないかって、心配してしもうたよ。そうゆう事情なら安心やね。」
どうやら、体調を悪くしていたわけでは無いようです。
私は胸を撫でおろしながら、ホットミルクに口を付けました。
「でも、おじさんが居てへんで少しホッとしたかも知れんなぁ。こない姿を見せたら、余計な心配かけてまうとこやったから……」
おじさんは鋭い所のある人ですから、私が幾ら気丈に振る舞おうと、きっと察してしまうことでしょう。
その時までに、私もちゃんと事情を説明出来るようになっていないと……
そんなことを考えていると、再び胸の奥がいっぱいになって、つっかえたような心地になって行きます。
これでは、先程の二の舞です。思考を切り替えて、意識を食事に集中しなければ。
「…あんまり、喋ってばかりやとご飯が片付かんね。
引き留めてごめんね、クリスくん。私もすぐ食べて、クリスくんのお手伝い出来るよにするから。ちょっとだけ、先にお片付けお願いね。」
「…、…うん。じゃ、待ってる。」
クリスくんが炊事場に戻って行くと、私は再び食事を再開しました。
一口一口噛み締めて、喉の奥をするりするりと食べ物が通って行きます。
大丈夫、まだ入る。ちゃんと食べられてる。
料理の温もりと感触、そして炊事場の水音が、私を暖かな場所に留め置き続けてくれていました。
また、Eno.168クリスさんをお借りしております。)
「――…バハル? バハル…!」
まどろみから目覚めるように、私は意識を揺り戻されました。
目を開けると、クリスくんが深刻な顔をして私を見つめています。
窓を見れば、既に朝とは言い難いほどにお日様が高く昇っておりました。
「…あ、ああっ? ご、ごめんねぇ、クリスくん。私ったら、すっかりボーッとしてもうたみたいで……」
一体、どれほどの時間が過ぎていたのでしょう。
家事の手を休めて手紙の封を切り、中身を読んだら、途端に頭が真っ白になって――
少し頭を冷やそうと部屋に戻ったら、あとはそれきり。
何をしていたか、記憶も定かではありませんでした。
「ちょっと、どうしたの…。一体何が…あって…、…その手紙は?」
心配そうな面持ちで、クリスくんが問い掛けます。
彼が私を呼びに来たということは、当然ご飯の時間はとうに過ぎていて……
お腹を空かせながら、今も私のことを気にかけてくれている。
それを思うと、やるせないような情けないような、色んな気持ちが込み上げてくるのでした。
「え、ええとね、何でも無いんよ。この手紙もね、気にせんでええやつだから。」
ともかく、いつまでも情けない顔ばかりしていません。
私は精一杯の笑顔を見せながら、手紙を背中に隠しました。
何しろ、手紙のことはまだ心の整理の付かない話ですから。
上手く答える自信も無ければ、再び思考を止めてしなわないとも限りません。
だからこれで良いのです。
今は、私のやるべき事をする時ですから。
「それより、お腹が空いたんやないの? ちいっと待っててね。すぐ朝ごはんを作り直しに行って来るから。」
いざ、向かうは炊事場。
手紙をベッドの上に置いて立ち上がり、扉へ向かいます。
今はやるべき家事を全て済ませるべきで、考えるのはそれからすれば良い。
だって私に出来ることは限られていて、でもそれを選択することはあまりにも――
「な、なんでもないなんてこと、ないだろ…!?」
その時でした。
突然声を上げたかと思うと、駆け寄って来て、私の身体を支えるように抱き留めました。
「朝ごはんなら俺が作るから。そんなふらふらな状態じゃ、任せらんないよ…。」
果たして、私が今居る場所を見れば、扉から大きく離れた場所に立っていました。
抱えられた不自然な体勢を鑑みれば状況は一目瞭然。
どうやら私は、このごく短い距離を蛇行した挙句、すてんと転げかけていたのです。
「…え、ええっ? クリスくん? あの、えっと…… あ、ありがとう……」
「とりあえず、食堂行こう。…その手紙も、持ったままでいいから。」
「で、でもぉ。そ、そんな、悪いわぁ。ご飯作るんは私の役目やし、私が何とかせんと……」
つい先ほど、やるべきことをやると決めたばかりなのです。
そう簡単に覆してなるものかと、思わず反論が口を付いて出てしまいます。
ですが、同時に一つの言葉が気にかかります。
手紙は置いたままの筈なのに、どうして持ったままで良いなどと?
…恐る恐る目を向ければ、手紙はそこに、私の手に握られておりました。
ただ一つ確かなことは、今の私は手も足も自分の自由になっていないということ。
こうなった以上は、クリスくんの言葉を無下に断ることなど、出来ようもありません。
「…ううん、やっぱりクリスくんの言う通りやわ。さっきかて、クリスくんが来てくれんかったら、えらいことになっとたもん。今の私は、あんま振るわんみたい……」
私に出来ることと言えば、今度こそしっかり歩くよう気を付ける事くらいのものです。
「ごめんね、クリスくん。ご飯作るんは、簡単なもんでええよ。後片付けやったら、私も手伝えるから……」
「ん。じゃ、そのままつかまってて。」
よろけることのないよう気を付けて、慎重に足を踏み出します。
こうして私はクリスくんに支えられながら、食堂へと向かって行ったのでした。
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「うぅーん、本当に簡単なものしか作れなかった… バハルはすごいよな、いつも。」
食堂の椅子に座り、待つこと30分ほど。
クリスくんが手料理を運んで来てくれました。
先程のこともありますから、私は下手に手伝うわけには行きません。
そのことはとても歯痒くありましたが、同時に何故かホッとした心地も感じました。
運ばれて来た料理の香りを嗅ぐと、不思議と食欲も沸いて来ます。
思えば故郷を出て以来、誰かの手料理を食べるのは、お店の物を除けば初めてのことでした。
「さ、とりあえず食べようか。何か食べれば少しは元気も出るよ。俺もお腹空いたし。」
「わぁ……」
出て来た料理は目玉焼きとベーコン。
傍らにはちぎったレタスとトマトが添えてあります。
別のお皿にはバタートーストが乗り、ホットミルクからは柔らかな湯気が立ち上っていました。
ベーコンは少し焦げて、レタスやトマトの切り方も少し不格好でしたが、そのこともまた、何故か美味しそうに見えてしまうのです。
こうした料理を前に、私は喉を鳴らさずにはいられませんでした。
「ううん、すごいわクリスくん。トースト焼くだけでも良かったんに、こない沢山作ってくれて。どれもみんな、とっても美味しそうに出来とるもん。」
「ありがと、クリスくん。早速いただかせて貰うね。」
二人でいただきますを済ませると、早速料理に手を付けて行きます。
まずは手に取ったのは、綺麗に焼き上がったバタートースト。
軽く口を付けると、さくりと音を立てながら、甘いバターの香りが口いっぱいに広がります。
「…うん、美味しい。」
「そ、そう?美味しいなら…良かったよ。いっぱい作ったのは、俺がお腹空いてただけだし…。」
そうして二人してにこりと笑いながら、朝食を食べ進めて行くのでした。
そして――
「ふぅ…ごちそうさま。」
「まあ、もう食べ終わったんね。よっぽど、お腹が空いとったんやねえ。」
クリスくんはあっと言う間に、食事を平らげてしまいました。
一方の私はと言えば、折角の手料理だからと味わいながら食べていたものですから、その食事の進み具合は大層遅々とした物です。
「俺、ちょっと調理場の片付けやってくるよ。…けっこう色々放置したままだし。」
少しだけ悩んだ姿を見せた後、クリスくんは空になった皿を手にして立ち上がりました。
勿論、私に止める理由はありません。
彼に任せる所は任せると決めましたし、料理を途中で投げ出してしまうのは、彼に対しても失礼ですから。
しっかりと、味わってから後を追うことにしました。
「バハルはゆっくり食べてて大丈夫だからさ。あ、でも食べ終わったら一緒に片付け手伝ってほしいな。」
「うん、分かった。大きなフライパンとかは、お水にさらしといてくれればええからね。私もすぐ食べ終えて、片付けに行くようにするから。
「何から何までおおきにね、クリスくん。」
「気にしないでよ。いつもバハルがやってることじゃないか。むしろ俺が改めて感謝しなきゃって気持ちになってるくらいだよ。」
クリスくんの背中を見送りながら、トーストの欠片を手に取ります。
―その時、ふとあることが思い出されました。
今朝から、今の食事の終わりに至るまで、一度も姿を見せていない人が居ます。
「…そういえば、おじさんは? 思えば、朝から姿を見掛けんかったけど……おじさんは朝ごはん食べんで大丈夫なんやろか?」
普段であれば、おじさんも含めた3人で食卓を囲むことが日常です。
炊事の支度を半端にしたままだったので、先に食事を済ませたとも思われないのですが……
「おじさん?あー…確か今朝早くにどっか出掛けてたよ。ちゃんとした服着てたから、たぶん仕事じゃないかな? いつ帰ってくるかはわからないけど…。」
「へぇ、そうだったんね。おじさんが正装してくやなんて珍しなぁ。てっきりまだ寝てるんやないかって、心配してしもうたよ。そうゆう事情なら安心やね。」
どうやら、体調を悪くしていたわけでは無いようです。
私は胸を撫でおろしながら、ホットミルクに口を付けました。
「でも、おじさんが居てへんで少しホッとしたかも知れんなぁ。こない姿を見せたら、余計な心配かけてまうとこやったから……」
おじさんは鋭い所のある人ですから、私が幾ら気丈に振る舞おうと、きっと察してしまうことでしょう。
その時までに、私もちゃんと事情を説明出来るようになっていないと……
そんなことを考えていると、再び胸の奥がいっぱいになって、つっかえたような心地になって行きます。
これでは、先程の二の舞です。思考を切り替えて、意識を食事に集中しなければ。
「…あんまり、喋ってばかりやとご飯が片付かんね。
引き留めてごめんね、クリスくん。私もすぐ食べて、クリスくんのお手伝い出来るよにするから。ちょっとだけ、先にお片付けお願いね。」
「…、…うん。じゃ、待ってる。」
クリスくんが炊事場に戻って行くと、私は再び食事を再開しました。
一口一口噛み締めて、喉の奥をするりするりと食べ物が通って行きます。
大丈夫、まだ入る。ちゃんと食べられてる。
料理の温もりと感触、そして炊事場の水音が、私を暖かな場所に留め置き続けてくれていました。
NEWS
本日のニュースですついに霜の巨人との戦いが始まりました
ヒルコ教団の指導者、ヒルコは依然眠りについたままです
予定では、生命と全ての種に先んじて、アルラウネが雪の中発芽すると言われています
この生育が遅れると、生命と全ての種が優勢となり、森林を形成するのは……
辺境のレジスタンス『ルオシュ』 「第三装甲WH中隊……壊滅! 一番隊から二番隊へ状況! 狼の群れを突破できない……救援が遅れる、すまない!」 |
混線 「アルラウネの発芽はどうなっているんだ!? このままじゃ……」 |
白兎生体化学研究員 「ダメだ……ハイドラのコントロールシステムをアップデートできない! 理論は完璧なのに」 |
混線 「これじゃ、勝っても負けじゃねぇかよ! 来るのか、生命の種……とか言う奴が」 |
企業連盟残党のオペレーター 「霧濃度、急速変動! 電磁波もです! し、霜の巨人……崩壊を開始!」 |
混線 「な、なんだこれ……地面が、波打っている……泥みたいに……た、助けてくれ!」 |
メルサリア 「青空だ」 |
混線 「霧が消えちまった……あれは何だ!? 地平線の向こうに、居る奴らは何だ?」 |
辺境のレジスタンス『ルオシュ』 「……囲まれている! 残像だ! あいつらを、俺は知っている。霧に消えたはずの亡霊だ」 |
混線 「残像なんかじゃない! 俺たちによく似ている……けれども、違う! 蝋人形より異質な……」 |
白兎生体化学研究員 「伝承のままだ……暁に現る新しき世界の禁忌……とうとう、発芽してしまった」 |
混線 「アルラウネはどうなっているんだ……これじゃあまるで……失敗した、のか?」 |
連盟残党の指導者『バルーナス』 「……まさか、これほどとはな。侮れん、ということだ」 |
連盟残党の指導者『バルーナス』 「私の部隊は壊滅した。私のことは気にするな。少し、脱出が……難しいだけだ」 |
連盟残党の指導者『バルーナス』 「しかし、見たまえ……この青空を。魂が帰る場所があるとしたら、あのような……気持ちの良い場所なのだろうな」 |
連盟残党の指導者『バルーナス』 「起業の夢……か。夢というものは、掴む瞬間に消える、虹のようなものかもしれんな……」 |
少女のような謎の声の混線 「アンビエント・ユニット・メルククラリスより、最後の一人へ……聞こえていますか?」 |
混線 「信じていたのに!」 |
少女のような謎の声の混線 「あなたもぼくも、もう長くはないはず。けれども、最後になすべき時が来ました」 |
混線 「もう……終わりだ」 |
少女のような謎の声の混線 「……長い旅が、終わるとき。居場所を見つけられた時。そこがあなたの、求めていた幸せの場所だから。きっと、あなたは――」 |
◆訓練
整備の訓練をしました整備が341上昇した
◆破棄
バハルギュルはロケットモーター55を破棄した!!
100c相当の資材を手に入れた
100c相当の資材を手に入れた
バハルギュルは軽量化プラン55を破棄した!!
100c相当の資材を手に入れた
100c相当の資材を手に入れた
バハルギュルは苦痛の波動を破棄した!!
626c相当の資材を手に入れた
626c相当の資材を手に入れた
バハルギュルは事象遮断装甲『ベロ・オリゾンテ』を破棄した!!
619c相当の資材を手に入れた
619c相当の資材を手に入れた
◆送品
バハルギュルはクリスティアン・フライベルグに全てが白になるを送品した
◆送金
バハルギュルはベティ・ヴィーナスに100c送金した
バハルギュルはニルス=ヴォルフトンに2564c送金した
バハルギュルはクリスティアン・フライベルグに1000c送金した
◆受品・入金ログ
クリスからUSAMIMI-Wolfエンジン改が届いた◆購入
バハルギュルは鉄兵式電子装甲肆號を1435cで購入した!!
バハルギュルは試製超重減霧火炎装甲A-0を564cで購入した!!
バハルギュルは試製広域索敵狙撃砲A-0を564cで購入した!!
◆作製
資金を1000を投入した!!
作成時補助発動! 高圧!! 消費ENが 55 増加!!
作成時補助発動! 高圧!! 消費ENが 55 増加!!
静電気防止処置済み毛皮と試製広域索敵狙撃砲A-0を素材にして雪嵐結界を作製した!!
◆戦闘システム決定
ティタンフォート に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1にC-A34VHPS2を装備した
脚部2に夜空を駆ける脚を装備した
スロット3に羽ばたくトナを装備した
スロット4に【砲塔】クルーアルを装備した
スロット5にごわごわ毛皮を装備した
スロット6に試製超重減霧火炎装甲A-0を装備した
スロット7にUSAMIMI-Wolfエンジン改を装備した
スロット8に雪嵐結界を装備した
スロット9に7B式37-4A型レーダー『J7IAV』を装備した
スロット10に鉄兵式電子装甲肆號を装備した
スロット11にトナバリアーεを装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
クリスティアン・フライベルグとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションA
ユニオン活動
おじさんの家の活動記録
よぉ、ここはおじさんの家だ。
おじさんって誰かって?おじさんはおじさんだ。
CVは大塚明夫で頼むぜ。
「おじさん、誰に向かって話してんの…」
おっと。こいつは俺の親友とこのガキ。名前はクリスティアン。
女子みてぇな名前してるが生意気な坊主だ。
こいつをうちで預かることになったついでに、ユニオンとして自宅を開放してみることにした。
おじさんは整備士やってんだ。機体を置けるでけぇ格納庫も整備道具もある。
多少は役に立てると思うぜ?
それから、うちは増築に増築を重ねた結果、軽く迷子になれるくれぇには
家ん中が広いからよ、使ってねぇ部屋適当に使ってくれてもいいぜ。
ま、片付けねぇとゆっくり休めやしないがな。
そこは自分でなんとかやってくれよ。好きに改装してくれてもいいぜ。
そんなところだ。よろしくな。
・・・・・・
ENO.168クリスの親戚のおじさんの家系ユニオンです。
宿屋としても活用できます。ロール用にどうぞ。(別に住まなくてもユニオンには入れます)
玄関から入り大広間を中心に食堂(共用)、シャワールーム(男女別)、トイレ(男女別)、おじさんの部屋、増築した数多の部屋と繋がっています。部屋数は不明。廊下や階段が入り組んでいるのでわかりやすい場所を自分の部屋にしましょう。いっそ壁際の部屋を取って、外へと繋がる扉を作ってしまえば迷子にならずに済むかもしれません。
離れに格納庫、道具小屋なんかもあるようです。
部屋の広さや数はお好みで。ただし片付けないと使用できない状態です。
食堂は、数人が同時に使っても大丈夫な広さのキッチンが併設されています。
食事は基本的に自分で用意することになりますが、たまにおじさんがいっぱいカレーを作ります。
宿代は、いらなくなった機体のパーツで。
(ロール上の設定です。実際のやりとりは発生しません)
・・・・・・
成長方針:射撃3 整備2
ユニオン購入:その時々による
ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
射撃の訓練をしました
射撃が1上昇した
射撃の訓練をしました射撃が1上昇した
射撃の訓練をしました射撃が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
100c支払い、経験値を1手に入れた
クリス 「はっはっは!いや、すまんな。 こういう話を聞くと、ついからかいたくなっちまう。」 |
クリス 「ほぉ~、そうか。女の子の友達がたくさん、ねぇ…。 クリスの奴がモテモテだから、バハルギュルちゃんもうかうかしてられねぇってことだ。 って、ん…?抱き着いて寝てる……?」 |
クリス 「……。 ま、仲がいいのは何よりだ。頑張れよ。」 |
メッセージ
ENo.168からのメッセージ>>
クリスは一度深く息を吐くと、もぞもぞとズボンを脱ぎ始めた。
ボクサーパンツ一枚になった尻部分には、ちょこんと小さなふわふわの尻尾が出ている。
脱いだズボンを両手で握り込みながら、振り向かずにそう言ったクリスの顔は真っ赤だった。
ENo.552からのメッセージ>>
クリス 「う、うん。じゃあ、えっと。ちょっと待ってね…」 |
ボクサーパンツ一枚になった尻部分には、ちょこんと小さなふわふわの尻尾が出ている。
クリス 「バハルみたいに立派な尻尾じゃなくて恥ずかしいけど…。 その…さ、触っても、大丈夫だから…。」 |
ENo.552からのメッセージ>>
ニルス 「ニルス・ヴォルフトンだ。依頼のあったレーダーの作製を完了したので、その報告だ。次の戦闘までには配備できるだろ。スペックだけ先に知らせておく。参考にしてくれ。今日の戦闘はよろしく頼むぜ。(通信のあと、送られてくる予定のレーダーの設計図等が展開される。設計図の端には、プロヴィデンスと記されていた。) 」 |
◆戦闘結果
戦闘報酬
明日の戦場
第7ブロック
横たわる闇の未来[防衛]
冬が終わったら春が来るはずでしょう。なぜ……?
来週の霧濃度:0%
来週の電磁波:0%
まかろに |
ヘイゼル・レター |
試作操縦用人工調整体『セイス・アリティズ』 |
アイリス=フォン=フロアライナ |
H.S.J.B. |
unknown |
泉沢 翔子 |
クワゥチー・サビラ |
ぷかぷか号 |
クリスティアン・フライベルグ |
バハルギュル |
ボンボンバー・ボンボンバー |
残像領域連合艦隊 |
Sieglinde |
ジャンク・ジャンキー・テッカー |
漆生 |
ロット |
--- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
生命と全ての『装甲車』[火炎] |
生命と全ての自走砲『ファルコン』[粒子] |
生命と全ての自走砲『ファルコン』[粒子] |
生命と全ての自走砲『ファルコン』[粒子] |
生命と全ての術導DR『ドゥルガーⅡ』[霊障] |
生命と全ての『固定砲台』[物理] |
生命と全ての発光DR『メガロパ』[粒子] |
生命と全ての『装甲車』[火炎] |
生命と全ての自走砲『ファルコン』[粒子] |
生命と全ての術導DR『ドゥルガーⅡ』[霊障] |
生命と全ての発光DR『メガロパ』[粒子] |
生命と全ての『固定砲台』[物理] |
生命と全ての術導DR『ドゥルガーⅡ』[霊障] |
生命と全ての自走砲『ファルコン』[粒子] |
生命と全ての自走砲『ファルコン』[粒子] |
生命と全ての発光DR『メガロパ』[粒子] |
生命と全ての術導DR『ドゥルガーⅡ』[霊障] |
生命と全ての発光DR『メガロパ』[粒子] |
生命と全ての『装甲車』[火炎] |
生命と全ての『固定砲台』[物理] |
キャラデータ
名前
バハルギュル
愛称
バハルギュル
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
彼女には夢がある。 残像領域の戦いで生き残り、大きな報酬を手にする。 それは人生における、初めての巨大な冒険であった。 ▼来歴 バハルギュルは白い大地に存在する寒村の娘。 幼い頃から都会のとある卸問屋の元で働き、故郷の家族を支えて来た。 長年に渡り奉公を続けた卸問屋の主人との関係は非常に良好。 この度も快く暇を許し、出立を見送ってくれた。 年齢19歳。 ほんの少し鼻が利くことを除けば、身体能力は何もかも人並み。 時折り帽子の中がピクピクと動く。 そしてちょっぴり寒がり。 身長170cm程度。 大酒飲みの兄がいる。 ▼ペガサス(トナ)について 卸問屋の主人に紹介された人物の、そのまた紹介により引き渡されたペガサス。 のんびりした見掛けとは裏腹に、軍用化に向け様々な調整が施された破天荒な生物。 元手となる資金を持たなかったバハルギュルは、軍用ペガサスの試験運用を引き受けることでレンタル料を免除されている。 その為、彼女が残像領域の戦いを中途で投げ出すことは許されない。 ◆ アイコンNo.0~10及び人物プロフィール画像はへたのヨコスキーさんより頂きました。 この場を借りて、御礼申し上げます。 とっても素晴らしく可愛い! | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 |
機体データ |
|
|
1 | 電子装甲A | 静電気防止処置済み毛皮 [51/広域索敵/広域索敵] | ▼詳細 |
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2 | 物理装甲A | ごわごわ毛皮 [53/広域索敵/広域索敵]《装備:5》 | ▼詳細 |
3 | 操縦棺A | C-A34VHPS2 [52/超重圧装甲/超重圧装甲]《装備:1》 | ▼詳細 |
4 | 飛行ユニットA | 羽ばたくトナ [46/広域索敵/広域索敵]《装備:3》 飛行[198] AP[669] 旋回速度[279] 防御属性[電子] 防御値[217] 貯水量[267] 噴霧量[264] 消費EN[580] 金額[1318] 重量[100] [飛行補助] *作者* |
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5 | 重多脚A | 夜空を駆ける脚 [54/超重圧装甲/超重回復]《装備:2》 機動[282] 跳躍[57] AP[8992] 旋回速度[331] 防御属性[霊障] 防御値[1182] 貯水量[1524] 積載量[5400] 消費EN[1383] 金額[1435] 重量[1916] [多脚] *作者* |
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6 | エンジンB | トナバリアーδ [36/広域索敵/広域索敵] | ▼詳細 |
7 | 電子装甲A | 鉄兵式電子装甲肆號 [54/超重圧装甲/超重圧装甲]《装備:10》 | ▼詳細 |
8 | 電子装甲A | トナトナアース [48/高圧回復/力場装甲] | ▼詳細 |
9 | 火炎装甲A | 燃えないトナカイ [47/超重回復/超重装甲] | ▼詳細 |
10 | エンジンB | トナバリアーε [46/広域索敵/広域索敵]《装備:11》 | ▼詳細 |
11 | 砲塔A | 【砲塔】クルーアル [53/重旋回/重旋回]《装備:4》 | ▼詳細 |
12 | 電子装甲A | 攻電磁反射装甲 [46/超重装甲/重装甲] | ▼詳細 |
13 | レーダーB | 特殊レーダー [48/超重回復/超重回復] | ▼詳細 |
14 | 素材 | ムテキニウム47 [47/超重圧装甲/---] 特殊B[620] [素材] |
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15 | レーダーB | 7B式37-4A型レーダー『J7IAV』 [52/高圧回復/高圧回復]《装備:9》 | ▼詳細 |
16 | エンジンA | USAMIMI-Wolfエンジン改 [45/薄装甲/薄装甲]《装備:7》 | ▼詳細 |
17 | 砲塔A | 【砲塔】クルーアル [53/重旋回/重旋回] | ▼詳細 |
18 | レーダーB | OMIASHI [51/広域索敵/広域索敵] | ▼詳細 |
19 | 水粒爆縮投射装置A | 試製超重装甲水粒爆縮投射装置A-0 [51/超重装甲/超重減霧] | ▼詳細 |
20 | 砲塔A | 蒸気機関歯車砲塔=花魁鳥 [47/重旋回/重旋回] | ▼詳細 |
21 | 霊障装甲A | 雪嵐結界 [55/広域索敵/広域索敵]《装備:8》 | ▼詳細 |
22 | 火炎装甲A | 試製超重減霧火炎装甲A-0 [54/超重減霧/重保証]《装備:6》 | ▼詳細 |
23 | エンジンB | ジャンクエンジンB11 [51/高圧回復/高圧回復] | ▼詳細 |
24 | 素材 | 呪いの人形56 [56/重霊障/---] 特殊B[800] [素材] |
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25 | 素材 | 機械油56 [56/旋回/---] 特殊B[800] [素材] |
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