ENo.0145　ニール・E・C・A・ウエザラル

「さて・・・・無事に着いたね」
　
「上手く行ったな・・・・」
　
「半分、賭けだったけど上手く行って良かったよ」
　
　
以前は霧がたちこめ・・・・今では巨大な樹木に覆われた世界にやって来た青年達。
　
　
「まぁ・・・・『計算』通りっちゃ通りだと思うけどね？」
　
「とは言え結構、運任せぽい所もあったけど？」
　
「でも『証言』のお蔭で、ある程度は『座標』の特定も出来たから上手く行けたと思うけどな？」
　
　
ああだこうだ何やら言っている青年達・・・・その姿は何処からどう見ても異形・・・・世に言う『人外』な姿をしていた。
彼等の背には四枚の翼、髪の代わりに葉が生えており・・・・そして最大の特徴は一つの体に顔が三つ・・・・そう彼等は一人であり三人でもあった。
　
　
「まぁ取り敢えず、無事に着いたんだ・・・・後はやる事は分かっているよね『ノア』、『ネイ』？」
　
ノア「分かってるって『ニール』」
　
ネイ「この世界の『調査』・・・・ならびに『関連性』だろ？」
　
ニール「そう・・・・『ヒロ兄ちゃん』や『コウ君たち』が持った『疑問』を解決する為・・・・それと・・・・」
　
ノア「俺達の『問題』を解決させるための糸口を探すため・・・・」
　
ネイ「応用できそうな『技術』を手に入れる為だったよな？」
　
ニール「そう・・・・まぁ少々、手こずる事も多いかもだけどね・・・・」
　
ノア「どの道、簡単に行くとは思ってないよ」
　
ネイ「ま・・・・なるように、なれだな？」
　
ニール「いきあったり、ばったりも困るけどね・・・・まぁ取り敢えず到着したし・・・・早速、諸々の準備を始めようか？」
　
ノア「そだね・・・・生活とか色々と考えないといけないしね？」
　
ネイ「あとは余り目立たないようにしないとな・・・・まぁ『姿』の方は問題ないだろうけどね・・・・事前に聞いたところによると『人外』もチラホラ居るようだしな？」
　
ニール「らしいね・・・・まぁ兎に角、行こうか色々と大変だからね？」
　
ノア「了解」
　
ネイ「まぁ・・・・ぼちぼちやろうぜ？」
　
　
と・・・・何やら相談しつつ、何処かへと歩を進める人外の青年達・・・・この先、彼等が如何なるかは今はまだ何も分からない。

一応立ててみた・・・・方向性は決まってないかもね？