第6週目 アクト=ユーティレスの一週間
◆日記
エリカ「敵影無し、任務終了です。お疲れ様でした」
通信による報告を受け、周囲への警戒を解く。あとに見えるのは敵が乗っていたであろう機体の残骸だけである。
エリカ「要塞という大きな目標をこなしただけあって、今回の依頼はさすがに簡単すぎましたかね?」
前回の任務では大規模な敵部隊を相手にした。確かに敵の勢力としては大きなものではない。それでも損害は出ているのだから、楽観出来るものでも無いのだが。
周りの仲間も今頃は生き延びたことに安堵しているのだろうか?
と言っても、任務ごとに異なるメンバーで戦う傭兵なのだからわざわざ通信を試みようとは思わないが。
エリカ「そろそろ回収部隊が到着します。帰還の準備を整えておいてください」
それから数分が経った辺りでけたたましくプロペラのローター音を響かせながらヘリが向かってくる。
吊るされたアンカーをしっかりと機体に固定させたのを確認し、ガレージへと帰還する。
道中、エリカと少しばかり雑談をする。ウォーハイドラの事に関してだが。
エリカ「少しずつですが、装備が整ってきましたね」
改めて自機のアセンブルをモニターで確認する。肩に付けたミサイルや、背部にあるブースター。
まだ足りない部分もあるが、それでも徐々に形になってきている。
エリカ「不完全な状態ではウォーハイドラとは呼べません。簡易パーツは早く付け替えて破棄してください」
時々エリカはウォーハイドラに対して異常なまでに拘りを見せる。何が彼女をそうしているのだろうか。
しかしその疑問に答えてくれるわけでもない。そこまでの信頼は得られていないのだ。
エリカ「それから、いつもの事ですが戻ったら機体を万全な状態に。僅かな不備で落とされてしまうかもしれないのですから」
わかっている事だからこそ、口を酸っぱくして言ってくる。それは理解している。
エリカ「それにしても、あなたはメカニックを雇わないのですね。アセンブルや修理等は全て自分で行っているようですし」
理由はいくつかあるが、一番は愛着の湧いた自分の機体だからこそ自分で整備したい。
もう一つは、資金面で厳しいということ。何かと入用なうえ、それほど蓄えがあるわけではないからだ。
エリカ「まぁ、あなたがそれで良いのなら構いませんが」
深くは追求してこない。それはそれで助かるが。
そうこう話しているうちに無事に帰還する事が出来た。他の戦場では死者は出ていないだろうか。そんなことばかりが気にかかる。
--数日後--
アセンブルを見直している最中に通信が入る。
エリカ「おはようございます。今日はどうしました?機体とにらめっこしているようですが」
どこから見ているのか……いや端末からか。ともかく今後の機体構成について相談をする。
エリカ「なるほど……。あなたはどうしたいのですか?コンセプトが決まらなければ何も始まらないと思いますが」
コンセプトと言われ、少しばかり頭を捻る。無いことも無いが、せっかくやるなら”アレ”を試してみたい。
エリカ「高耐久力に防御で固めた機体ですか……正直オススメはしかねます。装甲にスロットを割いてしまえば、敵の殲滅力が落ちて味方に負担がかかりますし」
正論だ。しかしそれで引くぐらいなら初めから提案などしない。
以前から考えていたプランを話す。
エリカ「ガチタン……?重装甲型のタンクですか」
どこぞの世界にあったという機体構成。機動性を捨てる代わりに、高火力・重装甲で一気に殲滅するスタイルだそうだ。
それをウォーハイドラに応用して、低い防御力を増加装甲で補い、残りを一撃の重い武器を積む形だ。
エリカはどう答えるだろうか。ウォーハイドラに関しては遥かに知識が深いはずだ。有用な意見が聞けるはず。
エリカ「そういう事なら、一考の余地はありますね。試してみては?」
オーケーサインと捉えていいのだろう。そうと決まれば必要なパーツをさらに厳選していくとしよう。
エリカ「それでは任務の説明を行います。よろしいですね?」
選択権など最初から無いだろうに、わざわざ聞いてくる。リストから目を離さずに頷く。
エリカ「今回も廃工場に集結している不審な部隊の撃破です。前回とは異なる場所ですが、やはり背後に何かの組織がいるようで油断のならない相手のようですね」
別の廃工場ということは、やはり地形も違うのだろう。立ち回りを考えなければならない必要性が出てくる。
しかしそこはオペレーターであるエリカの仕事であり、こちらはそれを元に動けば良い。
今はただ、生き延びる事を考えれば良いのだ。
通信による報告を受け、周囲への警戒を解く。あとに見えるのは敵が乗っていたであろう機体の残骸だけである。
エリカ「要塞という大きな目標をこなしただけあって、今回の依頼はさすがに簡単すぎましたかね?」
前回の任務では大規模な敵部隊を相手にした。確かに敵の勢力としては大きなものではない。それでも損害は出ているのだから、楽観出来るものでも無いのだが。
周りの仲間も今頃は生き延びたことに安堵しているのだろうか?
と言っても、任務ごとに異なるメンバーで戦う傭兵なのだからわざわざ通信を試みようとは思わないが。
エリカ「そろそろ回収部隊が到着します。帰還の準備を整えておいてください」
それから数分が経った辺りでけたたましくプロペラのローター音を響かせながらヘリが向かってくる。
吊るされたアンカーをしっかりと機体に固定させたのを確認し、ガレージへと帰還する。
道中、エリカと少しばかり雑談をする。ウォーハイドラの事に関してだが。
エリカ「少しずつですが、装備が整ってきましたね」
改めて自機のアセンブルをモニターで確認する。肩に付けたミサイルや、背部にあるブースター。
まだ足りない部分もあるが、それでも徐々に形になってきている。
エリカ「不完全な状態ではウォーハイドラとは呼べません。簡易パーツは早く付け替えて破棄してください」
時々エリカはウォーハイドラに対して異常なまでに拘りを見せる。何が彼女をそうしているのだろうか。
しかしその疑問に答えてくれるわけでもない。そこまでの信頼は得られていないのだ。
エリカ「それから、いつもの事ですが戻ったら機体を万全な状態に。僅かな不備で落とされてしまうかもしれないのですから」
わかっている事だからこそ、口を酸っぱくして言ってくる。それは理解している。
エリカ「それにしても、あなたはメカニックを雇わないのですね。アセンブルや修理等は全て自分で行っているようですし」
理由はいくつかあるが、一番は愛着の湧いた自分の機体だからこそ自分で整備したい。
もう一つは、資金面で厳しいということ。何かと入用なうえ、それほど蓄えがあるわけではないからだ。
エリカ「まぁ、あなたがそれで良いのなら構いませんが」
深くは追求してこない。それはそれで助かるが。
そうこう話しているうちに無事に帰還する事が出来た。他の戦場では死者は出ていないだろうか。そんなことばかりが気にかかる。
--数日後--
アセンブルを見直している最中に通信が入る。
エリカ「おはようございます。今日はどうしました?機体とにらめっこしているようですが」
どこから見ているのか……いや端末からか。ともかく今後の機体構成について相談をする。
エリカ「なるほど……。あなたはどうしたいのですか?コンセプトが決まらなければ何も始まらないと思いますが」
コンセプトと言われ、少しばかり頭を捻る。無いことも無いが、せっかくやるなら”アレ”を試してみたい。
エリカ「高耐久力に防御で固めた機体ですか……正直オススメはしかねます。装甲にスロットを割いてしまえば、敵の殲滅力が落ちて味方に負担がかかりますし」
正論だ。しかしそれで引くぐらいなら初めから提案などしない。
以前から考えていたプランを話す。
エリカ「ガチタン……?重装甲型のタンクですか」
どこぞの世界にあったという機体構成。機動性を捨てる代わりに、高火力・重装甲で一気に殲滅するスタイルだそうだ。
それをウォーハイドラに応用して、低い防御力を増加装甲で補い、残りを一撃の重い武器を積む形だ。
エリカはどう答えるだろうか。ウォーハイドラに関しては遥かに知識が深いはずだ。有用な意見が聞けるはず。
エリカ「そういう事なら、一考の余地はありますね。試してみては?」
オーケーサインと捉えていいのだろう。そうと決まれば必要なパーツをさらに厳選していくとしよう。
エリカ「それでは任務の説明を行います。よろしいですね?」
選択権など最初から無いだろうに、わざわざ聞いてくる。リストから目を離さずに頷く。
エリカ「今回も廃工場に集結している不審な部隊の撃破です。前回とは異なる場所ですが、やはり背後に何かの組織がいるようで油断のならない相手のようですね」
別の廃工場ということは、やはり地形も違うのだろう。立ち回りを考えなければならない必要性が出てくる。
しかしそこはオペレーターであるエリカの仕事であり、こちらはそれを元に動けば良い。
今はただ、生き延びる事を考えれば良いのだ。
NEWS
本日のニュースです辺境軍閥はバイオスフェア要塞へと前線の部隊を完全に撤退させ、企業連盟と休戦状態になりました
企業連盟もまた、攻略部隊の補給と再編を行っており、これが一時的なものであることは明らかです
一方、先日現れた未確認機についてですが、辺境軍閥も彼らのことを関知していないようです
未確認機が何なのか、依然不明なことも多く……
メフィルクライア 「おはようございます。派遣仲介人のメフィルクライアです」 |
メフィルクライア 「コロッソスの影が見えてきましたね。アレは一部のものと意思疎通できるといわれています」 |
メフィルクライア 「未確認機は時として、人間の味方をします。そして人のために戦っているようにも見えます」 |
メフィルクライア 「結局のところ、彼らがおとなしく人間に奉仕するとは思えません。コロッセオに運び込まれた冷凍機体も、本当に制御できているのでしょうか?」 |
メルサリアからのメッセージ 「今日はいいニュースを持ってきた。かわいいハイドラにかわいいお洋服を着せてやれるぞ」 |
メルサリアからのメッセージ 「HCSのアップデートだ。さらに複雑な戦闘が行えるようになる。といっても、技術はほぼ霧笛の塔からのものだがね」 |
メルサリアからのメッセージ 「それと、新規パーツのサンプルがマーケットに展示されているので見てくれ。以上だ」 |
◆破棄
◆作製
精度強化!
試製精度索敵障害誘発A-0を作製した!!
◆アセンブル
操縦棺1にCK-110-Arを装備した
脚部2に簡易重二脚Aを装備した
スロット3にPH-203を装備した
スロット4に簡易腕部を装備した
スロット5に融機歌獣型機関砲「五月雨」を装備した
スロット6に簡易エンジンを装備した
スロット7にミサイル『Zogo』を装備した
スロット8にCAN-R「キャンサーシェル」粒子装甲を装備した
スロット9にフラム・プロクスを装備した
スロット10に円筒機関部[コフィンドルカII]を装備した
スロット11にHB-P300を装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
◆意思表示設定
意志設定……整備専念
RP+1
◆ミッション
ミッション設定……ミッションC
ユニオン活動
ランダムの訓練をしました
ランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
メッセージ
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1450
攻撃戦果補正4.45%
支援戦果補正4.49%
防衛戦果補正4.74%
撃墜数補正 0.2%
販売数補正 0.1%
ノーマル補正0.1%
合計現金収入1664
整備費 -1010
ユニオン費 0
パーツ販売数 1個
今回の購入者-->>493
◆経験値が50増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
攻撃戦果補正4.45%
支援戦果補正4.49%
防衛戦果補正4.74%
撃墜数補正 0.2%
販売数補正 0.1%
ノーマル補正0.1%
合計現金収入1664
整備費 -1010
ユニオン費 0
パーツ販売数 1個
今回の購入者-->>493
◆経験値が50増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
明日の戦場
第17ブロック
企業間闘争
いわゆる代理戦争だ。こちらがハイドラ大隊だからと油断するな。敵も最新式の兵器を集めている
来週の霧濃度:148%
来週の電磁波:199%
陶玉 |
アマネ・デスバレット |
クノア= |
キサ・アルヴェイン |
闇 |
ヒト・ゴルドラブ |
アクト=ユーティレス |
星の執行者 |
仙道 健太 |
仙道 一馬 |
ブライアン・バートン |
クリス・バーミリオン |
花火や 紅扇 |
レジーナ・ティラミスト |
カエデ |
ペロ・カサドール |
Sieglinde |
ロングライン・タワー |
ラヴィタス・フルバ |
ヴァル・フルバ |
『固定砲台』[物理] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
『固定砲台』[物理] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
『霊場』[霊障] |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
『固定砲台』[物理] |
『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
『霊場』[霊障] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
装甲戦車『アルマジロ』[物理] |
『固定砲台』[物理] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
『霊場』[霊障] |
自走砲『イーグル』[粒子] |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
キャラデータ
名前
アクト=ユーティレス
愛称
アクト
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
気がついた時には残像領域にいた。成り行きでハイドラライダーになるも、この世界を生き延びるにはそれしか方法が無い事を理解しているためさほど悲観してはいない。仲間を第一に考える傾向が強く、それゆえに自身の事を後回しにしがち。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
_0_1_2_3_4_5_6_7 _8_9101112131415 1617181920212223 |
機体データ |
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1 | ミサイルA | ミサイル『Zogo』 [23/装甲/---]《装備:7》 火力[282] 発射数[12] AP[57] 防御属性[物理] 防御値[94] 精度[188] 貯水量[8] 弾数[12] 武器属性[ミサイル] 異常追加[5] 消費EN[1] 金額[378] 弾薬費[100] 重量[350] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | 重二脚A | 簡易重二脚A [22/---/---]《装備:2》 機動[264] 跳躍[88] AP[3120] 旋回速度[220] 防御属性[物理] 防御値[855] 貯水量[797] 積載量[4200] 消費EN[241] 金額[371] 重量[1600] [二脚] *作者* |
▼詳細 |
3 | 素材 | マニュピレーター26 [26/高握力/---] 特殊B[200] [素材] |
▼詳細 |
4 | 腕部A | 簡易腕部 [22/---/---]《装備:4》 | ▼詳細 |
5 | 速射砲A | 簡易速射砲 [22/---/---] 火力[226] 発射数[4] 防御属性[電子] 防御値[185] 精度[180] 貯水量[8] 弾数[15] 武器属性[速射] 異常追加[35] 消費EN[4] 金額[371] 弾薬費[50] 重量[150] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
6 | 頭部B | PH-203 [26/索敵/精度]《装備:3》 | ▼詳細 |
7 | エンジンB | 簡易エンジン [22/---/---]《装備:6》 | ▼詳細 |
8 | エンジンB | 円筒機関部[コフィンドルカII] [25/出力/出力]《装備:10》 | ▼詳細 |
9 | 操縦棺A | CK-110-Ar [22/AP回復/---]《装備:1》 | ▼詳細 |
10 | 頭部A | HU/KH-A100 [23/索敵/精度] | ▼詳細 |
11 | 重ブースターA | HB-P300 [24/旋回/装甲]《装備:11》 | ▼詳細 |
12 | 素材 | 貯水タンク24 [24/貯水/---] 特殊B[160] [素材] |
▼詳細 |
13 | 素材 | 自動修復装置25 [25/AP回復/---] 特殊B[180] [素材] |
▼詳細 |
14 | 素材 | レイドーム27 [27/広域索敵/---] 特殊B[220] [素材] |
▼詳細 |
15 | 粒子装甲A | CAN-R「キャンサーシェル」粒子装甲 [22/装甲/装甲]《装備:8》 | ▼詳細 |
16 | 素材 | テスラコイル24 [24/霊障/---] 特殊B[160] [素材] |
▼詳細 |
17 | FCSA | フラム・プロクス [23/精度/耐霊]《装備:9》 | ▼詳細 |
18 | 素材 | 反動吸収機構25 [25/変形/---] 特殊B[180] [素材] |
▼詳細 |
19 | 機関砲A | 融機歌獣型機関砲「五月雨」 [25/重装甲/耐霊]《装備:5》 火力[39] 発射数[60] AP[87] 防御属性[霊障] 防御値[40] 精度[149] 貯水量[49] 弾数[80] 武器属性[速射] 異常追加[30] 消費EN[1] 金額[577] 弾薬費[5] 重量[275] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
20 | パルス砲A | 試製重装甲パルス砲A-0 [25/重装甲/霊障] 火力[285] 発射数[4] AP[87] 防御属性[粒子] 防御値[97] 精度[228] 貯水量[95] 弾数[12] 武器属性[速射] 異常追加[40] 消費EN[73] 金額[390] 重量[75] [粒子射撃] *作者* |
▼詳細 |
21 | 素材 | 消火装置27 [27/耐火/---] 特殊B[220] [素材] |
▼詳細 |
22 | 索敵障害誘発A | 試製精度索敵障害誘発A-0 [27/精度/機動] | ▼詳細 |
23 | --- | --- | --- |
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25 | --- | --- | --- |
26 | --- | --- | --- |
27 | --- | --- | --- |
28 | --- | --- | --- |
29 | --- | --- | --- |
30 | --- | --- | --- |