第10週目 『偽りの幸運』エイビィの一週間
◆日記
『ライズラック』が『翅』を開き、荒野の上へと緩やかに降り立った。
ほんの数十メートル先には、『ステラヴァッシュ』の偉容がある。その五脚の上には、ダリルの乗る操縦棺が鎮座しているはずだったが、今は霧に覆われてよく見えなかった。このハイドラと『ライズラック』では、ゾウと人間の子供、あるいはそれ以上に体高の差がある。
もっとも、汎用型のDRに乗り込んでこの機体と相対する羽目になった前回よりはよほど気が楽だ。この巨体を地道に登る必要もない。
「……放っておいてごめんなさいね」
操作盤を軽く撫ぜて、エイビィは小さくつぶやく。
まだ軽く動かしてきただけだが、機体の調子はすこぶるよかった。本調子でないのはハイドラライダーだけだ。何とか、『ライズラック』についていかなければならないだろう。
《ルールを決める必要はあるか?》
「どちらかが動けなくなるまででいいでしょ。修理代はそっち持ちなんだしね」
ダリルの通信につっけんどんに返しつつ、エイビィは画面の中の反応へマークを加える。長引かせるつもりもなければ、必要以上に話をするつもりもない。……ダリルの口ぶりには余裕があった。エイビィから向こうの操縦棺が見えないように、ダリルからは『ライズラック』が視認できていないはずだが、果たしてその態度には根拠があるのかどうか。
エイビィはダリルとの通信を切って、一度深呼吸をした。
レーダーの中には『ステラヴァッシュ』以外にもう一つ光点が表示されている。『キャットフィッシュ』は戦闘に巻き込まれないように、やや離れて廃墟群の中に停止していた。
「ハル、『ステラヴァッシュ』はどう?」
《……分からない。まだこどもなんだと思うけど》
その『キャットフィッシュ』に呼びかけると、やや間を置いてハルがぼそぼそと返してくる。エイビィは眉根を寄せた。
確かにダリルは、ライセンスを取得してまだ日が浅いと言っていた。だが、ハイドラに「こども」と呼べるような状態が存在し得るのか、エイビィには分からない。ハルの感性によれば、と言ったところだろう。
《ただ、なにか》
「なにか?」
《へんなかんじが》
『ステラヴァッシュ』が一歩こちらへ足を進める。
エイビィは『ライズラック』を上昇させながら、大きく後ろに飛びずさった。
『ステラヴァッシュ』の脚部の関節がわずかにきらめいたかと思うと、そこから勢いよく炎が噴き出し、『ライズラック』に追いすがるように地面を舐めていく。
「火炎放射っ?」
《まだまだ品はあるぞ!》
耳元でがなり立てるようなダリルの声に辟易しつつ、エイビィは『ライズラック』を立ち並ぶ廃墟の影へ移動させた。ほとんど頭上から速射砲の雨が降り注ぎ、盾にしたビルの壁面にぶち当たる。
「ハル、変な感じって?」
コンクリートと鉄筋の抉られる耳障りな音に顔を歪めながら、エイビィは『ライズラック』を影から影へ、上昇を続けながら移動させる。すでに頭上を取るのに申し分ない高度を確保できてはいたが、向こうの攻撃の厚さがまだ読めない。
《なにか、いやな》
「なるほど――ね!」
エイビィは小さく叫び、『ライズラック』を急速に転回させた。銃弾に打ち砕かれた破片が機体に降りかかるが、それだけだ。エイビィは操縦桿を握り直して、画面に映る情報を忙しなく確認する。
『ステラヴァッシュ』からの攻撃はほとんど間断なく行われていた。先日はほんの身じろぎする姿しか見せていなかった巨体から、いくつもの砲撃や火線が降り注いでいる。眠る小山のようだった前回とは打って変わって、小さな要塞のようだった。
(もっとも、本物の要塞よりはマシかしら)
『ライズラック』は小刻みに向きを変えながら、『ステラヴァッシュ』との距離を徐々に詰めていく。その間にも向こうからの攻撃は続いていたが、『ライズラック』にはかすりもしていない。そもそも、こちらが高度を上げたとはいえ、この霧の中でダリルは『ライズラック』の姿をほとんど視認できていないはずだ。レーダーで見たそれらしい場所へ射撃を繰り返しているに過ぎない。
だが、数を撃てばいずれ当たる、と思っているわけではなさそうだ。単純に近づかれたくない、という印象を受ける。それも、こちらの近接武器を警戒しているというよりは――
(『変』で『嫌』な感じね)
ハルの言っているものについて、想像できることはあった。
何にせよ、ダリルにこれ以上付き合うつもりはない。
程なくして、『翅』を広げた『ライズラック』が『ステラヴァッシュ』を眼下に捉えた。
《むっ――》
ダリルの呻く声を聞き届けて、エイビィは通信を切る。この濃霧の中でも、頭上からここまで近づけば、その黒い巨体を見失う心配はない。
そして、ハイドラライダーが乗っている位置を、エイビィは知っていた。
「……さようなら、短い付き合いだったわね」
『ライズラック』が『翅』を閉じ、腕を振りかぶりながら一直線に降下した。
ダリルは回避行動を取る気配を見せたが、間に合っていない。勢いのまま扁平な操縦棺の上に降り立った『ライズラック』が腕を振り下ろし、そのまま格納されたパイルを――
「っ!」
――狙いのわずかに逸れた鉄杭は、『ステラヴァッシュ』の装甲に斜めに突き立ち途中で停止した。
金属同士のぶつかる硬質な手応えに歯を食いしばって、エイビィは通信回線を開く。
「Se=Bass! 『キャットフィッシュ』を移動させて! 頭は出さないでよ!」
《どうした? 一体……》
ダリルの声を無視し、エイビィは操縦桿を握り直した。黒い操縦棺の背を滑るように駆け下り、『ライズラック』は廃墟群へ向かって飛び込んでいく。
《待て! まだ勝負は――》
「聞こえないの!? 近づいてくる連中がいる!」
《なに?》
履帯の回る音、プロペラのローター音、機械の脚が大地を踏みしめ、跳躍する音。
まだ距離はあるが、外部スピーカーからヘッドフォンを通じて届けられるそれらの音は、確実にこちらへ接近していた。索敵範囲の隅に、その反応が塊となって現れる。
《どういうんだ? 行軍中か?》
「さあね! 少なくとも、こっちには気づいて……」
エイビィは途中で言葉を飲み込んだ。レーダー上の表示が分かれて、編隊を変え始めている。
「……好戦的」
《数が多い。二機ぐらいなら駄賃にできると踏んだのかも》
ダリルの予測は恐らく正しい。確実に、こちらを食らいに来ている動きだ。
リソスフェア攻砦戦以降、ハイドラライダーが相手取る『敵』の顔ぶれに変化があったという話は聞いていた。
以前は、中心となるのは戦闘ヘリに装甲車、旧式のDR、手強いとしてもせいぜいが『テンペスト』――油断すれば危ない相手、というのは、裏を返せば気を付けてさえいれば負けることはないという意味に他ならない。迂闊な機体が落とされることはあったが、戦術的に部隊が敗北を喫したことはなかった。
ハイドラ大隊の局地的敗北。それはまさに、先日の攻砦戦で初めて起こったことだ。
当時未確認機であった『ドゥルガー』と呼ばれる機体の働きが大きかったと聞いている。その上それ以降、日銭稼ぎに行うような仕事にさえ最新のDRやハイドラが姿を現し始めた。
耳に届く音の中には、履帯や車輪に混じって、まさに足音があった。ハイドラか、DRか。『ドゥルガー』であれば、荷が勝つ可能性がある。
(いや)
『ライズラック』の姿勢を制御しながら、エイビィは視線を巡らせた。ダリルはまだ元の位置を動かず、停止したままでいる。
「ハル、あちらの顔ぶれは分かる?」
《……ヘリが五、戦車が三、『ウィンドベル』と『ポーン』が二、……それから、知らない子がいる。たぶんDR》
《分かるのか?》
ハルの声がこちらを通じて聞こえたのだろう。驚いたようなダリルの声に、エイビィは口の端を歪める。
「ダリル、チャージまであとどれぐらい?」
《五分くれ……待て、気が付いていたのか?》
「なら、接触の方が早いわね。…今ので確定よ。
あたしが時間を稼ぐわ。『キャットフィッシュ』はこのまま離れて」
《……分かった! 任せたぞ!》
「こちらのセリフよ。あたしに当てないでよね!」
エイビィは言い放ち、廃墟の陰から飛び出した。
◇ ◆ ◇
《俺の勝ちってことでいいんじゃないか?》
夕焼けに、霧が橙色に染まっている。
スクラップから立ち上る煙もまた、霧に溶けて区別がつかなくなっていた。
「馬鹿言わないで」
『キャットフィッシュ』の格納庫で、濡れタオルを首筋に当てたまま、エイビィは疲れた声を出す。『棚』に戻った『ライズラック』は、さんざん駆け回った後遺症でほとんどオーバーヒート状態。ハルはまたかんかんで、機体から叩き出されてしまった。慣らし運転のつもりが、とんだ耐久テストだ。
《そっちだけじゃ処理できなかっただろう?》
「お互い様でしょ。それとも、どれだけ装甲が持つか試してみたかった?」
《それは……》
口ごもるダリルに、エイビィは大げさに嘆息して見せる。確かに、『ステラヴァッシュ』の積んでいた領域殲滅兵器がなければ、もっと手こずってはいただろう。だが、勝負に関していえば話は別だ。
「水入りよ、水入り。杭を頭から生やしておいてよく言うわ」
《分かったよ。今日は出直す》
「また来るつもりなの?」
《金は払うさ。それじゃまた》
行く先々に転々と転がる残骸を踏み潰しながら、『ステラヴァッシュ』が悠然と離れていく。エイビィは頭を抱えて、椅子に沈み込んだ。通信が切れ、格納庫の中は静寂を取り戻している。
「……仕留めておけばよかったかしらね」
ため息交じりのその呟きは、誰にも聞かれることはなかった。
ほんの数十メートル先には、『ステラヴァッシュ』の偉容がある。その五脚の上には、ダリルの乗る操縦棺が鎮座しているはずだったが、今は霧に覆われてよく見えなかった。このハイドラと『ライズラック』では、ゾウと人間の子供、あるいはそれ以上に体高の差がある。
もっとも、汎用型のDRに乗り込んでこの機体と相対する羽目になった前回よりはよほど気が楽だ。この巨体を地道に登る必要もない。
「……放っておいてごめんなさいね」
操作盤を軽く撫ぜて、エイビィは小さくつぶやく。
まだ軽く動かしてきただけだが、機体の調子はすこぶるよかった。本調子でないのはハイドラライダーだけだ。何とか、『ライズラック』についていかなければならないだろう。
《ルールを決める必要はあるか?》
「どちらかが動けなくなるまででいいでしょ。修理代はそっち持ちなんだしね」
ダリルの通信につっけんどんに返しつつ、エイビィは画面の中の反応へマークを加える。長引かせるつもりもなければ、必要以上に話をするつもりもない。……ダリルの口ぶりには余裕があった。エイビィから向こうの操縦棺が見えないように、ダリルからは『ライズラック』が視認できていないはずだが、果たしてその態度には根拠があるのかどうか。
エイビィはダリルとの通信を切って、一度深呼吸をした。
レーダーの中には『ステラヴァッシュ』以外にもう一つ光点が表示されている。『キャットフィッシュ』は戦闘に巻き込まれないように、やや離れて廃墟群の中に停止していた。
「ハル、『ステラヴァッシュ』はどう?」
《……分からない。まだこどもなんだと思うけど》
その『キャットフィッシュ』に呼びかけると、やや間を置いてハルがぼそぼそと返してくる。エイビィは眉根を寄せた。
確かにダリルは、ライセンスを取得してまだ日が浅いと言っていた。だが、ハイドラに「こども」と呼べるような状態が存在し得るのか、エイビィには分からない。ハルの感性によれば、と言ったところだろう。
《ただ、なにか》
「なにか?」
《へんなかんじが》
『ステラヴァッシュ』が一歩こちらへ足を進める。
エイビィは『ライズラック』を上昇させながら、大きく後ろに飛びずさった。
『ステラヴァッシュ』の脚部の関節がわずかにきらめいたかと思うと、そこから勢いよく炎が噴き出し、『ライズラック』に追いすがるように地面を舐めていく。
「火炎放射っ?」
《まだまだ品はあるぞ!》
耳元でがなり立てるようなダリルの声に辟易しつつ、エイビィは『ライズラック』を立ち並ぶ廃墟の影へ移動させた。ほとんど頭上から速射砲の雨が降り注ぎ、盾にしたビルの壁面にぶち当たる。
「ハル、変な感じって?」
コンクリートと鉄筋の抉られる耳障りな音に顔を歪めながら、エイビィは『ライズラック』を影から影へ、上昇を続けながら移動させる。すでに頭上を取るのに申し分ない高度を確保できてはいたが、向こうの攻撃の厚さがまだ読めない。
《なにか、いやな》
「なるほど――ね!」
エイビィは小さく叫び、『ライズラック』を急速に転回させた。銃弾に打ち砕かれた破片が機体に降りかかるが、それだけだ。エイビィは操縦桿を握り直して、画面に映る情報を忙しなく確認する。
『ステラヴァッシュ』からの攻撃はほとんど間断なく行われていた。先日はほんの身じろぎする姿しか見せていなかった巨体から、いくつもの砲撃や火線が降り注いでいる。眠る小山のようだった前回とは打って変わって、小さな要塞のようだった。
(もっとも、本物の要塞よりはマシかしら)
『ライズラック』は小刻みに向きを変えながら、『ステラヴァッシュ』との距離を徐々に詰めていく。その間にも向こうからの攻撃は続いていたが、『ライズラック』にはかすりもしていない。そもそも、こちらが高度を上げたとはいえ、この霧の中でダリルは『ライズラック』の姿をほとんど視認できていないはずだ。レーダーで見たそれらしい場所へ射撃を繰り返しているに過ぎない。
だが、数を撃てばいずれ当たる、と思っているわけではなさそうだ。単純に近づかれたくない、という印象を受ける。それも、こちらの近接武器を警戒しているというよりは――
(『変』で『嫌』な感じね)
ハルの言っているものについて、想像できることはあった。
何にせよ、ダリルにこれ以上付き合うつもりはない。
程なくして、『翅』を広げた『ライズラック』が『ステラヴァッシュ』を眼下に捉えた。
《むっ――》
ダリルの呻く声を聞き届けて、エイビィは通信を切る。この濃霧の中でも、頭上からここまで近づけば、その黒い巨体を見失う心配はない。
そして、ハイドラライダーが乗っている位置を、エイビィは知っていた。
「……さようなら、短い付き合いだったわね」
『ライズラック』が『翅』を閉じ、腕を振りかぶりながら一直線に降下した。
ダリルは回避行動を取る気配を見せたが、間に合っていない。勢いのまま扁平な操縦棺の上に降り立った『ライズラック』が腕を振り下ろし、そのまま格納されたパイルを――
「っ!」
――狙いのわずかに逸れた鉄杭は、『ステラヴァッシュ』の装甲に斜めに突き立ち途中で停止した。
金属同士のぶつかる硬質な手応えに歯を食いしばって、エイビィは通信回線を開く。
「Se=Bass! 『キャットフィッシュ』を移動させて! 頭は出さないでよ!」
《どうした? 一体……》
ダリルの声を無視し、エイビィは操縦桿を握り直した。黒い操縦棺の背を滑るように駆け下り、『ライズラック』は廃墟群へ向かって飛び込んでいく。
《待て! まだ勝負は――》
「聞こえないの!? 近づいてくる連中がいる!」
《なに?》
履帯の回る音、プロペラのローター音、機械の脚が大地を踏みしめ、跳躍する音。
まだ距離はあるが、外部スピーカーからヘッドフォンを通じて届けられるそれらの音は、確実にこちらへ接近していた。索敵範囲の隅に、その反応が塊となって現れる。
《どういうんだ? 行軍中か?》
「さあね! 少なくとも、こっちには気づいて……」
エイビィは途中で言葉を飲み込んだ。レーダー上の表示が分かれて、編隊を変え始めている。
「……好戦的」
《数が多い。二機ぐらいなら駄賃にできると踏んだのかも》
ダリルの予測は恐らく正しい。確実に、こちらを食らいに来ている動きだ。
リソスフェア攻砦戦以降、ハイドラライダーが相手取る『敵』の顔ぶれに変化があったという話は聞いていた。
以前は、中心となるのは戦闘ヘリに装甲車、旧式のDR、手強いとしてもせいぜいが『テンペスト』――油断すれば危ない相手、というのは、裏を返せば気を付けてさえいれば負けることはないという意味に他ならない。迂闊な機体が落とされることはあったが、戦術的に部隊が敗北を喫したことはなかった。
ハイドラ大隊の局地的敗北。それはまさに、先日の攻砦戦で初めて起こったことだ。
当時未確認機であった『ドゥルガー』と呼ばれる機体の働きが大きかったと聞いている。その上それ以降、日銭稼ぎに行うような仕事にさえ最新のDRやハイドラが姿を現し始めた。
耳に届く音の中には、履帯や車輪に混じって、まさに足音があった。ハイドラか、DRか。『ドゥルガー』であれば、荷が勝つ可能性がある。
(いや)
『ライズラック』の姿勢を制御しながら、エイビィは視線を巡らせた。ダリルはまだ元の位置を動かず、停止したままでいる。
「ハル、あちらの顔ぶれは分かる?」
《……ヘリが五、戦車が三、『ウィンドベル』と『ポーン』が二、……それから、知らない子がいる。たぶんDR》
《分かるのか?》
ハルの声がこちらを通じて聞こえたのだろう。驚いたようなダリルの声に、エイビィは口の端を歪める。
「ダリル、チャージまであとどれぐらい?」
《五分くれ……待て、気が付いていたのか?》
「なら、接触の方が早いわね。…今ので確定よ。
あたしが時間を稼ぐわ。『キャットフィッシュ』はこのまま離れて」
《……分かった! 任せたぞ!》
「こちらのセリフよ。あたしに当てないでよね!」
エイビィは言い放ち、廃墟の陰から飛び出した。
◇ ◆ ◇
《俺の勝ちってことでいいんじゃないか?》
夕焼けに、霧が橙色に染まっている。
スクラップから立ち上る煙もまた、霧に溶けて区別がつかなくなっていた。
「馬鹿言わないで」
『キャットフィッシュ』の格納庫で、濡れタオルを首筋に当てたまま、エイビィは疲れた声を出す。『棚』に戻った『ライズラック』は、さんざん駆け回った後遺症でほとんどオーバーヒート状態。ハルはまたかんかんで、機体から叩き出されてしまった。慣らし運転のつもりが、とんだ耐久テストだ。
《そっちだけじゃ処理できなかっただろう?》
「お互い様でしょ。それとも、どれだけ装甲が持つか試してみたかった?」
《それは……》
口ごもるダリルに、エイビィは大げさに嘆息して見せる。確かに、『ステラヴァッシュ』の積んでいた領域殲滅兵器がなければ、もっと手こずってはいただろう。だが、勝負に関していえば話は別だ。
「水入りよ、水入り。杭を頭から生やしておいてよく言うわ」
《分かったよ。今日は出直す》
「また来るつもりなの?」
《金は払うさ。それじゃまた》
行く先々に転々と転がる残骸を踏み潰しながら、『ステラヴァッシュ』が悠然と離れていく。エイビィは頭を抱えて、椅子に沈み込んだ。通信が切れ、格納庫の中は静寂を取り戻している。
「……仕留めておけばよかったかしらね」
ため息交じりのその呟きは、誰にも聞かれることはなかった。
NEWS
本日のニュースです本日正午、≪霧笛の塔≫は企業連盟の傘下に入ることが決定しました
大規模な人事介入が行われることが予想され、≪霧笛の塔≫幹部は口を閉ざしています
ハイドラ大隊の指揮は企業連盟に委ねられることになりました
![]() | メフィルクライア 「おはようございます。派遣仲介人のメフィルクライアです」 |
---|
![]() | メフィルクライア 「いや、今日の正午から上司ということになるみたいですね……こんな新参の私で、逆に居心地が悪いです」 |
---|
![]() | メフィルクライア 「いつも通りに扱ってくださって結構です。そう、バイオスフェアのデータが上がってきました」 |
---|
![]() | メフィルクライア 「不思議なことに、防衛部隊の影が全く映っていません。罠かもしれません。攻撃は7週間後あたりを予定しています。油断せず、準備を進めていきましょう」 |
---|
◆訓練
反応の訓練をしました反応が29上昇した
反応の訓練をしました経験値が足りない
反応の訓練をしました経験値が足りない
格闘の訓練をしました格闘が19上昇した
格闘の訓練をしました経験値が足りない
◆送品
◆送金
◆破棄
エイビィは飛行用パーツ『オータス・スコープス』を破棄した!!
エイビィはバッテリー23を破棄した!!
エイビィは戦闘用鉄杭『ウッドペッカー』を破棄した!!
◆購入
エイビィは排気筒を594cで購入した!!
エイビィはアリーリルを468cで購入した!!
エイビィはアリーリルを468cで購入した!!
◆作製
機動型軽エンジン『シロヒバチ』とチキンレッグフレーム【機動仕様】を素材にして重ブースター『ワイルドビースト』を作製した!!
◆戦闘システム決定
バーサーク に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に違法操縦棺"ノスフェラトゥ"を装備した
脚部2にTHSG-RRL-01を装備した
スロット3に排気筒を装備した
スロット4に/▲▼▲▼▲▼▲\を装備した
スロット5に粒子エンジン『ウェルク』を装備した
スロット6にアリーリルを装備した
スロット7にアリーリルを装備した
スロット8に火炎放出器『サラマンダ』を装備した
スロット9にプロトレーヴェタイプヘッドを装備した
スロット10に重ブースター『ワイルドビースト』を装備した
スロット11にArm-01[コンキスタドール]を装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……フリー
ユニオン活動
MP社関連企業所属の活動記録
マヴロス・フィニクス(MAVROS PHOENIX)社は残像領域に存在する複合企業(コングロマリット)
買収・分裂・独立、政争を繰り返した結果、関連会社同士で企業間戦争を行うこともあるほど混沌とした様相を呈す。
そのエンブレムは『黒い不死鳥』であるが、マヴロス・フィニクスがすべて灰になることはない。
マヴロス・フィニクスには頭はない。ハイドラが操縦棺というコアを有するのとは対照的に、どこを潰されても、どこかが生きていれば、黒い不死鳥は生き続ける。
このユニオンは、MP社に関連するハイドラライダーが加入する互助組織の一つ。
あなたは『本社』と呼ばれる複数の部門のどれかに囲われているかも知れない。
あるいは、小さな関連企業の大事な奥の手かも知れない。
いずれにせよあなたは企業の利益のために戦うことを命じられている。あなたの肚の裡は、誰にもわからないけれど。
買収・分裂・独立、政争を繰り返した結果、関連会社同士で企業間戦争を行うこともあるほど混沌とした様相を呈す。
そのエンブレムは『黒い不死鳥』であるが、マヴロス・フィニクスがすべて灰になることはない。
マヴロス・フィニクスには頭はない。ハイドラが操縦棺というコアを有するのとは対照的に、どこを潰されても、どこかが生きていれば、黒い不死鳥は生き続ける。
このユニオンは、MP社に関連するハイドラライダーが加入する互助組織の一つ。
あなたは『本社』と呼ばれる複数の部門のどれかに囲われているかも知れない。
あるいは、小さな関連企業の大事な奥の手かも知れない。
いずれにせよあなたは企業の利益のために戦うことを命じられている。あなたの肚の裡は、誰にもわからないけれど。
反応の訓練をしました
反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘において機動力を3%強化した
メッセージ
ENo.2からのメッセージ>>
(冗談を言っているつもりはないようだ)
ENo.4からのメッセージ>>
ENo.206からのメッセージ>>

相手の素性を問うておいて自分は名乗っていない無礼にやっと気付いたようだった。
わたわたと名乗って、よろしくお願いしますっ、頭を下げる。

でも、と視線を下げる。
ENo.208からのメッセージ>>
どこか他人行儀というか、分かって無い感じの受け答えをした
聞けば、もともとは水鳥を模した機体だったらしい。それが謎のウィルスによって変化させられてしまったのだとか
ENo.233からのメッセージ>>
ENo.256からのメッセージ>>
メッセージを送信しました
>>Eno.4 >>Eno.235 >>Eno.255 >>Eno.276 >>Eno.286 >>Eno.340
![]() | キリト 「? なんのことだ」 |
---|

![]() | キリト 「ハイドラに、悪いと思う…ね」 |
---|
![]() | キリト 「機械に感情があるなんて、俺は思わない」 「だから、自機に対してそんな風に思ったことはない」 |
---|
![]() | キリト 「……いや、だからといって大事にしていないわけじゃあないが…」 |
---|
![]() | キリト 「いつ俺が自虐なんてした」 |
---|
![]() | キリト 「………あんたのほうがずっと感傷的に思えるがな」 |
---|
![]() | スー 「ああん(ぷるぷるもちもちでめちゃくちゃ触り心地がいい。スライムという割にそんなに手はべたつかないぞ!)」 |
---|
![]() | スー 「そーね そんなかんじ さいきん わりと まえに がんがん でてるから ふれんどりーふぁいあ のーさんきゅーな かんじでさあ」 |
---|
![]() | スー 「ながいから わかりやすいと おもうし よろしく よろしく」 |
---|
![]() | ニーユ 「食が細そうだなあと思ったので……残すようでしたら、持ち帰るのに包むものも出しますよ」 |
---|
![]() | ニーユ 「店主呼びをされるとくすぐったいですね……ニーユです。ニーユ=ニヒト・アルプトラ」 |
---|
![]() | モニカ 「エイビィさん」 |
---|
![]() | モニカ 「……あっ。わ、私は、モニカです。 モニカ・フランクリンですっ」 |
---|

相手の素性を問うておいて自分は名乗っていない無礼にやっと気付いたようだった。
わたわたと名乗って、よろしくお願いしますっ、頭を下げる。
![]() | モニカ 「……で、出来過ぎ、ですか?」 |
---|
![]() | モニカ 「メンターっていうのかどうかはちょっとよくわかんないですけど、 戦場では、キリトさんが――あ、ええと。 私の、お兄ちゃんと組んでた人なんですけど」 |
---|
![]() | モニカ 「先輩ライダーで。お兄ちゃんにとっても先輩で。 色々と、教えてくれる人で、そのお陰も、あると思うんですけど」 |
---|

でも、と視線を下げる。
![]() | モニカ 「キリトさんは、結局は、私とはあんまり関係のない人だし……。 教えてもらえる間は、もちろん教わりたいですけど、 でも、やっぱり私はちゃんと、一人で生きて、戦えないとですし」 |
---|
![]() | モニカ 「…………。 そういうとこですかね? 気を張りすぎ、っていうのは……」 |
---|
![]() | アズ 「(何かデータを見ていたのだろうか、一瞬の間を置いてから貴方を見た) ――あ、こんにちは。ええ、そうですね。鮫です。それも大型種のもの、でしょうね」 |
---|

聞けば、もともとは水鳥を模した機体だったらしい。それが謎のウィルスによって変化させられてしまったのだとか
![]() | アズ 「どちらにせよ、生物を模した機体は少数に思えますね。…ええと、貴方の機体のタイプをお尋ねしても? (そう言ったところでようやく視線が合うだろう。ただ、どこかオドオドしている。貴方が怖いのではない。コミュ症気味なのだ――!)」 |
---|
![]() | ガク 「客の中にもいろいろいるからね。中には暴れる奴もいるが、まあそういうのは大抵マスターがどうにかする」 |
---|
![]() | ガク 「使い続けた武器なら考えずにも身体が動くだろう?びびって頭が真っ白になっても身体は動いてくれる。そう考えると少し安心な気がしないかい」 |
---|
![]() | ガク 「まあ、そういった意味で御守りだ。相棒と言ったら、どっちかというとうちのハイドラ技師のほうになるかな。機体の整備担当。あなたにも相棒はいるのかい?」 |
---|
![]() | ガク 「マヴロス・フィニクス。名前は聞いたことあるし、結構でかい企業じゃなかったっけ?少なくともダガー工房よりは知名度のある。」 |
---|
![]() | ガク 「『ルベド』…ね。申し訳ないが聞いたこと無いな。今度持ってきて貰えたりする?ぜひ飲んでみたいし。」 |
---|
![]() | リタ 「……本当に有名なんですねあの人。ええ、昔乗ってた機体はその名前です。今は違うみたいですけど」 |
---|
![]() | リタ 「私これでも意外と経験豊富なので、悪人かそうでないかくらいは区別がつけられるんですよ?」 |
---|
![]() | リタ 「あ、そうですそうです!バルトー!こっちー!(人ごみに見知った姿を見つけると声をかける)」 |
---|
![]() | バルト 「(しばらくして、人ごみを掻き分けて一人の男が現れた)おう、探したぞお前……ったくはぐれるなんてツイてねえ……」 |
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![]() | バルト 「……と、こちらさんは誰だ?」 |
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![]() | リタ 「エイビィさん。一緒に探してもらってたのよ、バルトを」 |
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![]() | バルト 「へえ、そりゃあリタが世話になったみてえだなあ。ありがとよ」 |
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メッセージを送信しました
>>Eno.4 >>Eno.235 >>Eno.255 >>Eno.276 >>Eno.286 >>Eno.340
◆戦闘結果

戦闘報酬
明日の戦場
第2ブロック
ジャンク漁り
大型のカーゴが荒野で発見された。この貴重な物資を他のものに奪わせるわけにはいかない。すでに、ハゲワシが群がっているようだ。全員撃破してくれ
来週の霧濃度:135%
来週の電磁波:106%
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キャラデータ
名前
『偽りの幸運』エイビィ
愛称
エイビィ
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プロフィール
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エイビィ 残像領域に存在する複合企業の中のひとつに所属するハイドラライダー。企業の利益を優先し、時に自分の命を棄てるような戦術さえ取ることもある、戦場の犬。 その名は、単純にアルファベットのAとBを意味する。 ハル エイビィがメカニックとして連れている少女。人間嫌い。 『キャットフィッシュ』 エイビィの母艦。居住性と安定性を重視した小型艦であり、通常自動操縦で航行する。 『ライズラック』 エイビィの乗機。抵抗の少ない流線型のフォルム。その顔はスズメバチを思わせる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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1 | 軽ブースターA | 排気筒 [27/機動/機動]《装備:3》 | ▼詳細 |
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2 | エンジンB | /▲▼▲▼▲▼▲\ [26/旋回/旋回]《装備:4》 | ▼詳細 |
3 | 操縦棺B | 簡易操縦棺「ヴィブラフォン」 [21/装甲/耐物] | ▼詳細 |
4 | 頭部B | サーチアイII [24/索敵/精度] | ▼詳細 |
5 | パイルA | 戦術用鉄杭『ライノ』 [22/臂力/臂力]![]() 火力[1911] 連撃数[1] 防御属性[粒子] 防御値[798] 貯水量[271] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[92] 金額[371] 弾薬費[140] 重量[100] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
6 | パイルA | X/P.B04『デッドエンドⅢ』 [24/臂力/臂力] 火力[2120] 連撃数[1] 防御属性[粒子] 防御値[869] 貯水量[295] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[101] 金額[750] 弾薬費[140] 重量[100] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
7 | エンジンA | 軽量型エンジン『ハミングバード』 [26/高圧軽量/重量軽減] | ▼詳細 |
8 | 軽逆関節A | THSG-RRL-01 [24/機動/高機動]《装備:2》 機動[658] 跳躍[250] AP[400] 旋回速度[1002] 防御属性[粒子] 防御値[205] 貯水量[99] 積載量[2100] 消費EN[147] 金額[998] 重量[800] [逆関節] *作者* |
▼詳細 |
9 | 素材 | ロボットアーム26 [26/臂力/---] 特殊B[200] [素材] |
▼詳細 |
10 | エンジンB | 粒子エンジン『ウェルク』 [20/耐粒/耐粒]《装備:5》 | ▼詳細 |
11 | パイルA | アリーリル [27/耐霊/高圧軽量]《装備:6》 火力[2186] 連撃数[1] 防御属性[霊障] 防御値[903] 貯水量[303] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[129] 金額[468] 弾薬費[140] 重量[60] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
12 | パイルA | アリーリル [27/耐霊/高圧軽量]《装備:7》 火力[2186] 連撃数[1] 防御属性[霊障] 防御値[903] 貯水量[303] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[129] 金額[468] 弾薬費[140] 重量[60] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
13 | 電磁ブレードA | 電磁ブレード『ソウシャーク』 [24/機動/重量軽減]![]() 火力[1669] 連撃数[1] 防御属性[物理] 防御値[729] 精度[74] 貯水量[235] 弾数[9999] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[1152] 金額[384] 重量[176] [電子格闘] *作者* |
▼詳細 |
14 | 操縦棺B | 違法操縦棺"ノスフェラトゥ" [26/機動/高機動]《装備:1》 | ▼詳細 |
15 | ヒートソードA | 火炎放出器『サラマンダ』 [27/耐電/重量軽減]《装備:8》![]() 火力[1211] 連撃数[1] 防御属性[電子] 防御値[844] 精度[156] 貯水量[275] 弾数[5] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[40] 金額[401] 弾薬費[50] 重量[103] [火炎格闘] *作者* |
▼詳細 |
16 | 素材 | 反応スプリング28 [28/跳躍/---] 特殊B[240] [素材] |
▼詳細 |
17 | 頭部B | プロトレーヴェタイプヘッド [20/耐粒/耐物]《装備:9》 | ▼詳細 |
18 | ヒートソードA | 試製耐火ヒートソードA-0 [22/耐火/旋回] 火力[1102] 連撃数[1] 旋回速度[22] 防御属性[火炎] 防御値[778] 精度[145] 貯水量[254] 弾数[5] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[37] 金額[371] 弾薬費[50] 重量[130] [火炎格闘] *作者* |
▼詳細 |
19 | 重ブースターA | 重ブースター『ワイルドビースト』 [28/機動/機動]《装備:10》 | ▼詳細 |
20 | 素材 | 姿勢制御装置28 [28/飛行/---] 特殊B[240] [素材] |
▼詳細 |
21 | 粒子ブレードA | 研がれた前歯 [23/高機動/跳躍]![]() 火力[1290] 連撃数[1] 防御属性[電子] 防御値[647] 精度[95] 貯水量[191] 弾数[9999] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[415] 金額[560] 重量[150] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
22 | 素材 | 特殊合金29 [29/重装甲/---] 特殊B[260] [素材] |
▼詳細 |
23 | 素材 | マニュピレーター29 [29/高握力/---] 特殊B[260] [素材] |
▼詳細 |
24 | 素材 | 照準装置27 [27/精度/---] 特殊B[220] 精度[21] [素材] |
▼詳細 |
25 | レーダーA | 耐火レーダー『アクアスフィア』 [25/耐火/索敵] | ▼詳細 |
26 | 腕部B | Arm-01[コンキスタドール] [25/高握力/高握力]《装備:11》 | ▼詳細 |
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