ENo.0093　メーネ＝"クルーク"＝フライス

前回持たされた武器はとんだ欠陥兵器だった。
1発81のエネルギー消費を50発ばら撒く事によって1ターンも経たないうちにEN枯渇！
うん、私もあれにはびっくりした。
動力が落ちたせいで真っ暗になってウンともスンとも言わなくなったコクピット内で
泣きべそかいてたとかそういう事は絶対ありません。
無いの。いいわね？

あの武器を作った開発部の人はバニースーツ姿で4時間正座というケジメ案件を受けていた。
ちなみに男だ。
あまりにも酷い光景だったが、一歩間違えれば死んでいたのだ。
私の気持ちを鑑みれば、そのくらいの仕打ちは当然だと思う。

基本設計自体は優秀だったらしいので、今回その改良型が回ってきた。
多少重くなったがEN消費は（ほぼ）無くなり、
精度や火力といったカタログスペック自体も微増しているという。
ジッテの重装仕様にとっては誤差のような重さだが、軽量機をやりくりしている人にとっては
とてつもない重量増加なんだろうなぁ、コレ。

兵器メーカー、畝木（うなぎ）重工が管理する広大な射爆場です。
この度、社員以外の一般の方々にも解放させていただく運びとなりました。
弾薬やターゲットドローン等は当社負担で提供致します。
射撃能力を伸ばしたい方、無料の弾丸をとにかくぶっ放したいだけの方、
資格は問いません。どうぞご参加下さいませ。

※スペースと当社予算の関係から、募集は先着で限定10名様となります。
※ユニオン活動は射撃×5の射撃特化ユニオンとなります。
※破壊したターゲットドローンの残骸は買い取りしていただけます。
　ドローンとは言え、当社自慢の逸品です。
　残骸から何かしら有用な部品が入手できるかもしれません。
　（ユニオン購入は素材+1となります）


※射爆場内での射撃・機動のデータは畝木重工が観測・記録し、
　当社製品の技術開発に転用させていただく場合がございます。