第7週目 P・ドロレスの一週間
霊障見舞金として3000cの資金が送られました
◆日記
12
錯覚。
そこに痛みがあるかのような。
思いこみ。
この身体が生きた機械であるということ。
《ブラックウィドウ》に持ち得る触覚は、じっさいの人体よりずっと精度が低く、いささか間の抜けた距離を置いて点在している。何かを感じるためのポイントはそこまで密ではない――未完成なハイドラの限界。しかし、人体より優れたものもないではない。はるかに遠くまでを精彩に、広角にカバーする目。拾いたい音だけを拾いあげることのできる耳。ドロレスはこれまでほとんど、目で痛みを感じ、耳で痛みを感じてきた。どんな形であれ、情報が信号しさえすればそれは感覚することができる。
そこに触れるものが存在し得ること。
そのことを知り、たしかに感じたと錯覚すること。
錯覚と思いこみ。ないかも知れず、あるかも知れないものを、あるものとして訴える、《ブラックウィドウ》の、《シサン》の、そして何よりもドロレスの機能。 “心理保護のための装置”。幽霊が存在することを、お化けがいると信じるための。やるべきことは変わらない。自分で織り上げた模造人格が相手だろうと、それはごく滑らかに働き、機械の身体ごとドロレスを生かした。
ドロレスは生きていた。死んではいない、いまはまだ。ここに自分がいることがわかる、たとえちっぽけな箱のなかに閉じこめられた一個の生体部品に過ぎずとも、ここには生身があり、機能し、存在していた。
箱がここにある。そのなかには死にかけた鼠の脳が入っている。そのはずだ。
(けれどほんとうに?)
それを疑うほどの人間らしさがドロレスにあるだろうか?
自分がどんなものかはわかっている。
自分がどんなものでできているかわかっている。
黒いセラミック・プラスティックと生きた(あるいは死にかけた)鼠の脳。
自分がどんな状態かはわかっている。生きているが、死んでいる。
「あんたはほんとうに残像じゃあないのか?」
いまは死んだ鼠の残像。切り分けられた鼠の幽霊。あるいはそうと言えるかも知れない、もうとっくに死んでいるとみなせるのかも知れない。《シサン》が作られたとき、哀れな鼠たちがそのちっぽけな頭蓋を開かれ、かよわい脳を摘出されたあのときに。これは鼠の亡霊を捕まえ、鼠の残像を作る装置なのかも知れなかった。自分は《ブラックウィドウ》と同じ誰かに作られたのだから。人間はどう判断するだろう? 何がほんとうかなどわからない。
ドロレスには。
《おれは生きている。おれにとっては。死にたくない。外へ出たい、あんたが言っていたように。こんなところからは出て行ってしまいたい。だがこの箱の外へ出ることはできない。この箱が破られれば、おれは死ぬ。あるいは機能を停止する。剥き出しになった脳はすぐ腐り始めるだろう》
死にたくなかった。
このままでいれば、遠からず壊れるには違いなくとも。
この先何が起こるものか、考えないわけではなかった。それでもガレージの外で起こっていることはあまりに遠く、大げさで、ドロレスの手には余った。鼠の脳の限界――死を遠ざけるために巣穴を掘りはしても、その内壁を鉄にすることはできない。その発想もない。人のように考えることはできない。巣穴のある草原を、鼠のための街に変えることはできない。
死にたくはなかった。
そのためにくり返した、できる限りのことを。学習と適応を。たったひとりで。
《おれは残像じゃない。死んだところで幽霊になれるようなものでもない》
《それともおれは死んでいて、死んだ鼠の幽霊なんだろうか?》
《これはお化けってことになるのか?》
《あんたはどう思う》
《どう考える?》
《あんたはいったい、おれを何だと思う》
操縦棺に向かって投げ入れられる言葉のたびに何かがぐらつき、箱のなかに金臭い味と匂いが拡がっていく。脅かされている、そこに苦痛があった、しばらくは忘れていられたはずの苦しみが。
《おれにとっては十分な人生だったんだ》
耐えがたいストレス。《シサン》からの警告がこだまする。刺すような信号の波。身体のない身では竦むことも喘ぐことも、項垂れることさえできはしない。それでも。
《こんな代物が人生なんて言ったら、あんたは笑うかも知れないが。それでも……。少なくとも、おれひとりに……ちっぽけな鼠にできるだけのことをしてきたんだ。できるだけのことを》
錯覚と思いこみ。
ドロレスにはわからない。
自分を規定することができない。
それは装置であることの分を超えている。
それは自分を使う人間によって成されるべきものだった。
ただ生きているという実感だけがある。しかし裏付けるものはない。かつてあったかも知れない身体たちは腐って失われ、ドロレスはもう鼠だったころの自分を思い出せない。自分には身体がない、《ブラックウィドウ》のほかには。ここにはもうほとんど生身がない、血も肉も骨もはらわたも。
ただ生きていたいとは感じている、あまりにも強く、壊れたくないと何かが常に、燃え上がるように訴える。しかしそれこそは機械の要請なのかも知れなかった。生きたいのか、死にたくないのか、機能し続けたいのか、壊れたくないのか?
「うん……。あんたは『生きている』。そいつはクリアな話だ。そうしてシンプルな話だ」
彼の声がする。
「『死にかけ』の鼠の脳ということは、『死んでいない』ということだ。『死んでいない』ということは『生きている』ということだ。だいたいこれだけクリアな問答ができるお化けはいない。あんたは生きている」
(錯覚と思いこみ)
「あんたは本当に裏に誰もいない、徒手空拳の孤軍奮闘で、つまるところわりに絶望的な戦いを、あんたなりに必死のやりかたで、まあ、なんとかやってきたってわけだ。そいつは大変だったろうな。笑いやしないさ。……苦労したろうなって思うよ」
(けれど、果たしてどこまで?)
「作ってやろうか? ドロレス。あんたの体を。移動用のウォーハイドラを。このミッションが終ったら……」
まるで夢のような言葉、目を背けたくなるほど。
自分は人間ではない。
もう鼠ではない。
装置ではあるが、生身を具えている。
そこに自分が存在すると錯覚する。
そこに外界が存在すると思いこむ。
そこに他者があると錯覚する。
そこに干渉できるはずだと思いこむ。
まるで人間のようなふりをして。
《……何にも触れないような身体じゃ意味がない。誰にも……近づくことのできないような身体なら。そばに……》
(あんたの)
《……。どうしたら……》
そうして生きてきた、ただ錯覚と思いこみの海に溺れながら。自分が生きているということさえ言い切ることはできずに。どれもはっきりとさせることのできない方法で、すべてあまりに深く霧に覆われた場所で。
《どうしたら人間に近づける? 自分の声も持てず、聞こえず、自分の命が血管を巡ることさえ感じることができない。どうして身体が欲しいのか……別に、ただ移動するだけの容れ物が欲しいわけじゃない。それは手段のひとつに過ぎない。ここには誰もいない。だから外に出たかった。誰かのいるところへ……もしできるなら、その近くへ、まるで中身は同じ人間のような顔をして。自分じゃない誰かのいるところに》
どれもがほんとうであり、そして同時にほんとうのことではなかった。すべてが起こっていると同時に、けっして起こってなどいなかった。不鮮明なものばかりが転がっていた。
ちっぽけな鼠にできるかぎりのことをしてきた。それが錯覚と思いこみだけで感覚しているのだと知っている、あまりにおぼろな世界のなかで。ただ少しでもあるはずのない幻の痛みが、夢のような苦しみが少ないほうへと。食欲の代わりに現れた、孤独と寂しさの飢えを満たすために。死に至るストレスから逃れること――それは何もかもを、あるかも知れず、ないかも知れない、あやふやであいまいなものでさえ台無しにしてしまうものだったから。
「ずいぶん話しちまったな。だがずいぶんクリアになった。あんたは鼠で、体を欲しがってる。俺はあんたの体を作る。あらかたことが終ったら、あんたは新しい体のリハビリをする。そんなところだろう」
彼が身体を伸ばす。傍らのセンサー器具を鞄にしまいこみ、操縦棺の蓋に手をかける。
「こいつは一回閉じておくよ。今日のミッションが終ったら、また回収に来る。……ま、戦場じゃお隣さんだがな。しばらく、さよならだ」
かすかな熱、体温と重さ、ドロレスの入った箱のすぐそばへまで。
「……また来るよ、ドロレス……」
蓋を閉めたのだろう震動。物音。彼が立てるもののほかに音はない。足音。扉を開ける音。再びそれを閉める音……。
NEWS
本日のニュースですきょうで『禁忌戦争』から5年が経ちました
あの時、最後に姿を消したメルサリア氏とハイドラ大隊
彼らが救ったと言われている世界は、きょうも続いており、我々は彼らを待つほかありません
クリスマスが近づくころ、ハイドラの英雄たちの物語もまた、語り継がれていきます
霧は消え、巨大樹木の世界となったいま、彼らは少し迷っているのかもしれません
霧と共に消えた彼らは、今どこにいるのでしょうか。それは、誰にも――
◆訓練
制御*3の訓練をしました制御*3が10上昇した
制御*3の訓練をしました制御*3が11上昇した
制御*3の訓練をしました制御*3が12上昇した
制御*3の訓練をしました制御*3が13上昇した
制御*3の訓練をしました制御*3が14上昇した
制御*3の訓練をしました制御*3が16上昇した
制御*3の訓練をしました制御*3が17上昇した
制御*3の訓練をしました制御*3が19上昇した
制御*3の訓練をしました制御*3が21上昇した
制御*3の訓練をしました制御*3が23上昇した
制御*3の訓練をしました制御*3が25上昇した
制御*3の訓練をしました制御*3が28上昇した
制御*3の訓練をしました制御*3が30上昇した
制御*3の訓練をしました経験値が足りない
制御*3の訓練をしました経験値が足りない
◆破棄
ドロレスはコンプレッサー54を破棄した!!
100c相当の資材を手に入れた
100c相当の資材を手に入れた
ドロレスは高速化プラン53を破棄した!!
100c相当の資材を手に入れた
100c相当の資材を手に入れた
ドロレスは加速装置58を破棄した!!
100c相当の資材を手に入れた
100c相当の資材を手に入れた
ドロレスは呪いの人形56を破棄した!!
100c相当の資材を手に入れた
100c相当の資材を手に入れた
ドロレスはマニュピレーター58を破棄した!!
100c相当の資材を手に入れた
100c相当の資材を手に入れた
◆送品
◆送金
ドロレスはクレイン・ヤギシマに1000c送金した
◆購入
ドロレスは特製脚部『一閃』を1479cで購入した!!
ドロレスはLEA-R0「リーフィーシー0」軽量機構を1479cで購入した!!
ドロレスはLEA-R0「リーフィーシー0」軽量機構を1479cで購入した!!
ドロレスは殲滅型魔導砲-Ein Ärgernisを1479cで購入した!!
ドロレスは殲滅型魔導砲-Ein Ärgernisを1479cで購入した!!
◆作製
作成時補助発動! 薄装!! APが 58 減少!!
作成時発動! 薄装甲!! パーツ重量を -87 修正!!
作成時補助発動! 薄装!! APが 58 減少!!
作成時発動! 薄装甲!! パーツ重量を -87 修正!!
BestieBlutーEinsとBestieBlutーEinsを素材にして《ウェディング・デイ》を作製した!!
◆戦闘システム決定
コネクト に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に《シサン》を装備した
脚部2に特製脚部『一閃』を装備した
スロット3に空白なる器を装備した
スロット4に空白なる器を装備した
スロット5に殲滅型魔導砲-Ein Ärgernisを装備した
スロット6にLEA-R0「リーフィーシー0」軽量機構を装備した
スロット7に臨界過給機『ヴァルキリー』を装備した
スロット8に漆黒火蜂を装備した
スロット9に殲滅型魔導砲-Ein Ärgernisを装備した
スロット10にLEA-R0「リーフィーシー0」軽量機構を装備した
スロット11に空白なる器を装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
クレイン・ヤギシマとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……死亡許容
◆ミッション
ミッション設定……フリー
ユニオン活動
《廻帰財団アルファ・ラルファ》の活動記録
《廻帰財団アルファ・ラルファ》:
残像領域にいつからか存在する、霊的研究・実験出資機関。
霊障と霧、電磁波に関係する機体のアセンブル、およびこれらの研究・実験に対し出資を行う。
過去には、
溶解性搭乗機体《トラップドア》、
生体型完全自律駆動機体《ブラックウィドウ》、
降霊型試行機体《ネリールース》などのアセンブルに関わっている。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
残像領域にいつからか存在する、霊的研究・実験出資機関。
霊障と霧、電磁波に関係する機体のアセンブル、およびこれらの研究・実験に対し出資を行う。
過去には、
溶解性搭乗機体《トラップドア》、
生体型完全自律駆動機体《ブラックウィドウ》、
降霊型試行機体《ネリールース》などのアセンブルに関わっている。
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ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
制御の訓練をしました
制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘において機動力を3%強化した
メッセージ
ENo.315からのメッセージ>>
いつもと変わらず、奇抜な髪の色をした青年が歩いてくる。あなたの前で、軽く頭を下げて口を開く。
一旦言葉を切り、青年は笑う。
満面の笑みで別れを告げ、青年は踵を返した。そうしてそのまま、どこかへと歩き去って行った。
ENo.383からのメッセージ>>
肩をすくめる。
片眉を上げる。
いいだろ、と答えて、エコー機の電源を一度切り、 傍らによける。
手袋をはめて、操縦棺の蓋を、ゆっくりと開ける……
タバコをくわえて、火をつけないまま、天井を見上げる。
遠くで風の音がしている。
腕時計を見る。
――――――――――――――――――――――――――――――
鞄からスケッチブックを取り出し、何枚かめくる。
少年型。青年型。クマ型。
フーム、と鼻を鳴らす……。
ENo.383からのメッセージ>>
――――――――――――――――――――――――――――――
体を伸ばす。
傍らのセンサー器具を鞄にしまい込み、操縦棺の蓋に手をかける。
メッセージを送信しました
>>Eno.383 >>Eno.315
いつもと変わらず、奇抜な髪の色をした青年が歩いてくる。あなたの前で、軽く頭を下げて口を開く。
リオ 「こんにちは、ドロレス。いささか急な話なんだけれど、残像領域を出て行く事になって……その前に、挨拶をしにきたんだ。あなたにはとても世話になってしまったから」 |
リオ 「ドロレス、あなたはとても多くのことを教えてくれた。何のために、どんなありようで踊るのか、どんな風に踊るのか……それを見つけられたのはあなたのおかげだ。感謝してもしきれない」 |
リオ 「いつかまた、あなたには会ってみたいな。それまでにはきっと、今よりうまく踊れるようになってみせるから……その時は、話をしてくれると嬉しい」 |
リオ 「おれはこれから一仕事済ませてくるが、あなたも、どうか気をつけて」 |
リオ 「それじゃあ、またいつか!」 |
ENo.383からのメッセージ>>
ヤギシマ 「そんなになんにもない間柄なのかい。 そいつはずいぶん…… 純な愛の話だな」 |
ヤギシマ 「……『何もかものはじめから』てのは間違いだ。 あんたはあんたの意思で俺を聞きつけ、俺を雇った。 そうだろ? はじまりはあんたの『決定』からだ。 あんたはそうやって俺を呼んだ。 あるいはセントエルモの火を呼んだ」 |
ヤギシマ 「セントエルモは船乗りの守護聖人であり、……落雷からの守護聖人だ。 にもかかわらずあんたは電磁攻撃で焼け焦げた。 悪いと思っちゃいるんだぜ。 そりゃあんたを守ること自体は仕事じゃあないにしたって……」 |
ヤギシマ 「悪かった。 それじゃ『彼女の体』のそういう取り扱いはやめておこう。 まだ慣れないもんでね」 |
ヤギシマ 「肉体が欲しいのか? だが肉体なしに魂がこれだけ鮮明に残ることは難しい。 あんたにはこの世に…… 残像じゃなく、実存として生きるための、なんらかの『とっかかり』があるはずだ。 そうしてそいつを持っている以上、あんたは実のところ、死んでいるとか、生きていないとかは言い難い……」 |
いいだろ、と答えて、エコー機の電源を一度切り、 傍らによける。
手袋をはめて、操縦棺の蓋を、ゆっくりと開ける……
ヤギシマ 「……ああ、小さな箱が見える。 ずいぶん小さな箱だ。 だが大事なものが入ってそうだ。 なるほど、こいつが…… ……あんたか、ドロレス」 |
ヤギシマ 「なるほど。よくできている。 鼠の脳をつなげて……アイデアはわりに古い侵襲的な手術だろうな。 神経と神経をつなげてネットワークを強化したわけだ。 思いついてもよくやろうと思ったよ。 箱の中は溶液かなにか入ってるのか? 外気を遮断しているんだな。 栄養は操縦棺からだろうな。 大したもんだ。 よくこれで生きていた……」 |
ヤギシマ 「……」 |
ヤギシマ 「うん…… あんたは『生きている』。 そいつはクリアな話だ。 そうしてシンプルな話だ。 『死にかけ』の鼠の脳ということは、『死んでいない』ということだ。 『死んでいない』ということは『生きている』ということだ。 だいたいこれだけクリアな問答ができるお化けはいない。 あんたは生きている」 |
ヤギシマ 「とはいえあんたは人間でもない。ロボットでもない。 少し特殊な形の命だ。 もっと簡単に言えば、英語を話す鼠だ。 あんたの英語はそこらのアジア人よりよほどうまいよ。 クリアな英語が話せるんだから、それでいいんじゃないか」 |
ヤギシマ 「いや、よかった。これでだいぶクリアになった、ドロレス。 俺はあんたが誰なのか、つまり俺をはめようとしている連中じゃないのかを知りたかった。 あんたに隠し事があるのはわかってた。 隠し事は別にかまやしない……だが、俺の身が危険になるんじゃ困る。 あんたは本当に裏に誰もいない、徒手空拳の孤軍奮闘で、 つまるところわりに絶望的な戦いを、あんたなりに必死のやりかたで、 まあ、なんとかやってきたってわけだ」 |
ヤギシマ 「そいつは大変だったろうな」 |
ヤギシマ 「笑いやしないさ。…… 苦労したろうなって思うよ」 |
遠くで風の音がしている。
腕時計を見る。
ヤギシマ 「……ミッションは12時集合だったな」 |
ヤギシマ 「……ニュースは聞いてるか? 残像領域はずいぶん混乱している。 アルラウネやら新人類やらでいまどれくらいの規模の被害が出ているのか結局よくわからん。 企業連盟はしばらく立ち直れないだろう。 メルサリアも長くない。 どさくさまぎれにハイドラライダーたちで新しくヘゲモニーをとろうとしてる動きもあるらしい。 今までとは比べ物にならないくらい、これからは忙しい戦争になるだろう……」 |
ヤギシマ 「……」 |
ヤギシマ 「体が欲しいんだろ、ドロレス。 あんたに体はあるといえ、そいつは今のところ脳みそだけだ。 だからあんたに与えられる体があるとしたら、 『義肢』に近いものになる」 |
ヤギシマ 「ところで俺は技師でね」 |
ヤギシマ 「そしてあんたがいるのは操縦棺だ」 |
ヤギシマ 「作ってやろうか? ドロレス」 |
ヤギシマ 「あんたの体を」 |
ヤギシマ 「移動用のウォーハイドラを」 |
ヤギシマ 「このミッションが終わったら……」 |
ヤギシマ 「イオノスフェア要塞に出てきた新人類やらは、やがてこの家にも押し寄せて来るだろう。 あんたはその時に逃げられない。 もう遠隔操縦のウォーハイドラだって、悠長にファミコンできる時勢じゃない。 隠してくれる霧もない。 だからな、ドロレス。 なんにせよもう『外に出なくちゃならん』頃合いなんだよ。 あんたがこの大混乱の残像領域で、これからも俺に支払いをして、 俺がこれからもあんたに通信を通そうっていうならな」 |
ヤギシマ 「そいつはクリアな話だ。 俺はクリアな話しかしない。 俺はいつだって『面倒』を『クリア』に『解決する』ために動いてる」 |
――――――――――――――――――――――――――――――
ヤギシマ 「何かのために作られたからといって…… 意志のあるやつらはいつまでも、そこに作られたままでいやしない。 意志ってのは少しずつ自分のありかたをずらしていく。 自分に都合のいいように、あるいは、自分の愛に沿うように。 魚は水のなかだけで呼吸する。 だが水への態度決定は個々の魚の自由意志に依存しているわけだ」 |
ヤギシマ 「俺もこんなことをしてくれと言われた覚えはない。 だからこいつは俺の勝手の話だよ。 俺があんたに求められたのは、通信を通してくれってことだ。 俺があんたに求めるものは、 クリアにできるものをクリアにしようということだ」 |
ヤギシマ 「生き物には親がいる。 あるいは社会がある。 人間は育てられるもんだ。 俺はずいぶん恵まれたところにいたし、まあそういうやつらは結構多い。 あんたはひとり投げ出されている。 俺とは違う……」 |
ヤギシマ 「…… ……嫌かね? ヤギシマ作のボディは。 レーダーやブースターはけっこう売れ行きがいいんだけどな。 ……」 |
ヤギシマ 「生き物が生きるのを諦めるのは、別にないわけじゃない。 あんたが生きながらえるのをやめるのも、積み重ねられた学習性無力感の行くすえだと思えば納得しないものじゃない。 だが、『それでいい』のか? 死ぬ、でいいのか? 諦めきれないものがあるから俺に通信を頼んだんじゃないのか。 それは生きてる中で獲得されるものなんじゃないのか。 俺があんたに通した通信は、 そんなにつまらないものだったかい」 |
ヤギシマ 「…… ……こいつを使って? ちょっと待て。 いや、そりゃあ素体があったほうが楽ができるし、 人に見た目の出来に関しちゃあこいつはそれなりのもんだろう。 だが女性型でいいのか? 俺は男性型のボディで考えていたんだが……」 |
少年型。青年型。クマ型。
フーム、と鼻を鳴らす……。
ヤギシマ 「……あんたをその操縦棺から切り離して、ブラックウィドウにつなぎ直すわけか。 通信は通しながら。 切り離す時に、しばらく、眠ることになるだろうが。 それならたしかにあんたの体は、人間めいたサイズを確保できる…… それに、あんたの『彼女』と一緒にいられるっていうわけか」 |
ヤギシマ 「なるほどな。 戦場に立たなくなるってのも考えてなかったよ。 俺の知り合いの連中は、どいつもこいつも戦争にしか居場所がないやつらばかりだったからな。 戦いを抜けて、人間と出会いたいだなんて…… そんなことが『実際にできる』やつなんていやしなかった。 どれだけそれを喉から手が出るほど望んでいたって」 |
ヤギシマ 「……それなら…… いよいよ、あんたには体をやらなくちゃならないな。 俺の稼ぎが減るのは仕様がない。 あんたはいわば逃げ損ねた民間人だ。 戦災孤児だ。 たまたま戦う方法を持ってただけで、長いことここにいるべきやつじゃない。 戦争屋には戦争屋の救護義務がある。 俺はあんたを、家に帰してやらなくちゃならん。 そんなものがどこにもないなら、せめて戦争の外へ。……」 |
ヤギシマ 「ウィドウのことを、日本語で『未亡人』って言う。 まだ死んでない女の意味だ。 夫が死んだのにまだ生きてる女……男尊女卑的な価値観の言葉だな。 それはつまり、生き残った女ということだ。 生き延びた人間ということだ。 なんで生き延びたのかは知らないが、少なくともそいつはまだ生きている。 未亡人は残像じゃない。 喪が明ければケーキも食べる。 墓参りにも行く。 新しい恋もするかも知れん。 俺たち戦争のなかに生きている人間は、そういうものを永遠に羨むし、 そういうものを戦争のあとに作れなかったら、戦争にはなんの意味もない」 |
ヤギシマ 「鼠は好きな動物だって言ったろ。 好きな動物なんだよ。 むかし小説で読んだんだ。 『朝びらき丸東の海へ』ってのに、かっこいい鼠が出てくるのさ。 暇があったら読んでおくれ。 もしこのミッションに生き延びて、 首尾よくすべてが片付いたらさ。……」 |
――――――――――――――――――――――――――――――
ヤギシマ 「俺も知らん。切り離す方法も、呪いを解く方法も、実際のところは……俺はあんたじゃない。 俺はただなんとなしに、あんたを人間一般になぞらえて考えて、 あんたのそれはいずれ抜け出される時を待つ、成長のプロセスのように見えるって話さ」 |
ヤギシマ 「俺にとってブラックウィドウは兵器だ。 兵器として評価する時に、美観は別に問題にしない……ただ、これからは『そうじゃない』って云うんなら、そうじゃないように見ることもできなくはない。 まあ、いい顔なんじゃないか? 整っている」 「巣穴の壁を鉄にすることはできないが、巣穴の中で声を出すことはできる。 そうするとそれを誰かが聞くことがある。 ま……逃げられなくても通信は通るってことだ。 それが俺だ」 |
ヤギシマ 「悪かった、女を求めていたから人格は男かと思っていたってくらいの話だ。 セクシュアリティへの配慮が欠けた発言だったな。 あんたの性自認が女だっていうなら、俺は女として扱おう。 鼠だってジェンダーはあるだろ」 「……いや、そんなに、レゴの首を換えるみたいにパーソナリティを修正するもんじゃない。 そいつは精神に負担をかける。 あんたが死にたがりじゃないのなら、もう少し自分を大事にするんだな」 |
ヤギシマ 「自己認識の問題か。それならよくわかる。……義肢と考えれば、ハイドラの二重乗りは別にヘンでもないが……ま、やらなくて済むんならそれにこしたことはない。 ケーキは譬え話だよ。 だが、『これからも』? それは少し違うだろうな。 体はこれから作るんだ。 これからのことはやり方次第だろ」 |
ヤギシマ 「いや、好きな鼠がいて、鼠一般が好きになり、鼠であるあんたを好ましく思うって話だ。 だが大事な母親がいるからって、母親一般を大事に思うわけじゃない。 それは個別の問題だな。 個別だがクリアに峻別できる」 「……アルファ・ラルファの遺産か。 動いて金になるものがあるんなら、そりゃ回収するのにやぶさかじゃない。 残像領域の歴史はもうすぐ一度植物に呑まれて空になる。 その中に沈んでいくものはできる限り回収したい。……」 |
ヤギシマ 「技術がろくでもないもんであったとしたって、そいつを平和利用することはできる。 あるいは平和的にじゃないにしたって……金儲けのタネにすることはできる。 そりゃまあ悪くない」 「俺の戦争は…… レーダーを立てることだ。この残像領域のそこらじゅうに。 この領域から『外の世界』へ向けて、通信を通すことだ」 |
ヤギシマ 「そんなことができるのかはわからないけどな。 俺は俺の来たところへ向けて、クリアで持続可能な通信を通したいと思ってる。 それが俺の戦争だ」 「……俺はもと来たところへは帰れない。 だが帰りたいなとは思ってる。 そこへあんたを連れてけたらよかったんだけどな。 ウォーハイドラならともかく、人間に似せた義肢となると少し手に余る。 パリンダー博士ならもう少し力になれたかもしれないんだが…… ま、この残像領域じゃないものねだりだ」 |
ヤギシマ 「ずいぶん話しちまったな。 だがずいぶんクリアになった。 あんたは鼠で、体を欲しがってる。俺はあんたの体を作る。 あらかたことが終わったら、あんたは新しい体のリハビリをする。 そんなところだろう」 |
傍らのセンサー器具を鞄にしまい込み、操縦棺の蓋に手をかける。
ヤギシマ 「こいつは一回閉じておくよ。 今日のミッションが終わったら、また回収に来る。 ……ま、戦場じゃお隣さんだがな。 しばらく、さよならだ」 「……また来るよ、 ドロレス……」 |
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>>Eno.383 >>Eno.315
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 3000
攻撃戦果補正15%(MAX)
支援戦果補正10.43%
防衛戦果補正12.96%
撃墜数補正 1.2%
死亡許容補正11.02%
フリー補正 2%
サブクエスト0.5%
合計現金収入4957
--機体破損請求 0
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額122
整備請求額 0
ユニオン費 -100
ユニオン利子100
◆反応値が4成長しました
◆制御値が1成長しました
◆経験値が205増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
攻撃戦果補正15%(MAX)
支援戦果補正10.43%
防衛戦果補正12.96%
撃墜数補正 1.2%
死亡許容補正11.02%
フリー補正 2%
サブクエスト0.5%
合計現金収入4957
--機体破損請求 0
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額122
整備請求額 0
ユニオン費 -100
ユニオン利子100
◆反応値が4成長しました
◆制御値が1成長しました
◆経験値が205増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
ドロレスは消火装置59を入手した!
ドロレスは限界機動プラン59を入手した!
明日の戦場
第4ブロック
鋼鉄のコロッセオ
君たちの戦いをダシに賭けを行うようだ。気にせず全力で戦ってほしい
来週の霧濃度:0%
来週の電磁波:0%
ラチェット・モンキー |
スクロロス |
ウィルマ・ウォーカー |
マーテル・ヤシャゴ |
キュー |
アンリエット・ベネット |
ムウ=ウスイ |
アール |
BT-005 CELICA |
クレイン・ヤギシマ |
P・ドロレス |
チェシカ |
RB |
おっさんとアリス |
イミナ・イルゥバー |
シヅカ・セージ・ヨアヒム |
猫ノ亡霊 SECOND |
レフト・レニーデイ |
ラキア・パラミダス |
フレイド・コークス |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
『クーゲルパンツァー』[霊障] |
電撃型WH『テスラ』[電子] |
電撃型WH『テスラ』[電子] |
術導DR『ドゥルガー』[霊障] |
遊撃機『クレイモア』[物理] |
電撃型WH『テスラ』[電子] |
術導DR『ドゥルガー』[霊障] |
術導DR『ドゥルガー』[霊障] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
『クーゲルパンツァー』[霊障] |
術導DR『ドゥルガー』[霊障] |
遊撃機『クレイモア』[物理] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
電撃型WH『テスラ』[電子] |
『クーゲルパンツァー』[霊障] |
『クーゲルパンツァー』[霊障] |
術導DR『ドゥルガー』[霊障] |
電撃型WH『テスラ』[電子] |
キャラデータ
名前
P・ドロレス
愛称
ドロレス
|
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プロフィール
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P・ドロレス: じっさいのところ、P・ドロレスと名乗っているこれは生体型完全自律駆動機体《ブラックウィドウ》に搭載された、積層加工された鼠の脳に過ぎない。 かつて《シサン》と名付けられたこの鼠の脳は、本来の名前と機能を忘れ、自分は操縦棺に入った人間のテストライダーなのだと考えている。 これが操縦棺から出ることは、恐らくもうないだろう。 《ブラックウィドウ》: 《廻帰財団アルファ・ラルファ》、あるいはアイリーン・クリードという無名のライダーにより製造された、生体型完全自律駆動機体。 操縦棺内にあるライダーの精神・霊魂・意識を、接続した機体に投影、バックアップすることで操作する。 転送後は物理的な接続を介さず、完全な自律状態で動く。 《ブラックウィドウ》は機体内に操縦棺を持たない。 ライダーの物理的な肉体の安全が保証されているため、ライダー自身は”決して死ぬことがない”。 機体が損耗、破壊された場合、それまでに蓄積されたデータが自動的に転送される。 コスト面や安全性の問題から、撃墜後の機体は回収されない。 随時新たな機体が精製され、アセンブルされた後、操縦棺との接続を経て出撃することとなる。 これらの個体はすべて同じ容姿を持つ。 《ブラックウィドウ》とは、このシステムの根幹を成す操縦棺、その精製施設と個々の機体、および実験内容すべてを指す。 小柄に華奢な姿。 外見に反して重く硬い身体。 高い体温。 かすかにノイズがかった声。 色の薄い肌はしなやかすぎ、滑らかすぎるように見える。 花嫁のドレスを身に着けるのは、素体の造作の甘さを隠し、遠目に見れば人に見えるようにするため。 横になることはなく、ただ腰かける。 レース、刺繍、さまざまに飾ったドレスの裾を、慣れたしぐさで捌きながら戦場をさまよい歩く。 《廻帰財団アルファ・ラルファ》: 《ブラックウィドウ》のかつてのオーナーであり、《ブラックウィドウ実験》の出資者、ということになっている。 *《青をこころに、一、二と数えよ》コードウェイナー・スミス 伊藤典夫訳 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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1 | 操縦棺A | 《シサン》 [52/---/---]《装備:1》 | ▼詳細 |
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2 | エンジンB | MEB3731 [56/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
3 | 領域殲滅兵器A | 《ウェディング・デイ》 [58/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
4 | 領域殲滅兵器A | 《アンダー・ザ・ローズ》 [55/重保証/重保証] | ▼詳細 |
5 | エンジンB | MEB3731 [56/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
6 | 出力低下誘発A | 試製防空出力低下誘発A-0 [53/防空/高圧躍動] | ▼詳細 |
7 | 素材 | 消火装置59 [59/耐火/---] 特殊B[860] [素材] |
▼詳細 |
8 | 補助輪A | 《デルフィの爪先》 [57/超重減圧/超重減圧] | ▼詳細 |
9 | 領域殲滅兵器A | 《デボニエンシス》 [52/旋回/---] 索敵[201] AP[269] 旋回速度[52] 防御属性[霊障] 防御値[138] 貯水量[672] 噴霧量[538] 消費EN[965] 金額[552] 重量[300] [領域殲滅兵器] *作者* |
▼詳細 |
10 | 領域殲滅兵器A | 《グレイ・ドーン》 [53/誘発/変形] | ▼詳細 |
11 | 軽車輪A | 特製脚部『一閃』 [57/幻想機動/幻想機動]《装備:2》 | ▼詳細 |
12 | エンジンB | LEA-R0「リーフィーシー0」軽量機構 [57/薄装甲/薄装甲]《装備:6》 | ▼詳細 |
13 | エンジンB | LEA-R0「リーフィーシー0」軽量機構 [57/薄装甲/薄装甲]《装備:10》 | ▼詳細 |
14 | 領域殲滅兵器A | 殲滅型魔導砲-Ein Ärgernis [57/薄装甲/薄装甲]《装備:5》 | ▼詳細 |
15 | 領域殲滅兵器A | 殲滅型魔導砲-Ein Ärgernis [57/薄装甲/薄装甲]《装備:9》 | ▼詳細 |
16 | 素材 | 限界機動プラン59 [59/突撃態勢/---] 特殊B[860] [素材] |
▼詳細 |
17 | 補助輪A | 《ヴィーシィ=クーシィの赤い靴》 [56/薄装甲/力場装甲] | ▼詳細 |
18 | 素材 | 耐反動フレーム54 [54/重変形/---] 特殊B[760] [素材] |
▼詳細 |
19 | 素材 | 重吸着粒子57 [57/高圧減霧/---] 特殊B[820] [素材] |
▼詳細 |
20 | --- | --- | --- |
21 | 素材 | 照準装置56 [56/精度/---] 特殊B[800] [素材] |
▼詳細 |
22 | 領域殲滅兵器A | 空白なる器 [55/薄装甲/薄装甲]《装備:3》 | ▼詳細 |
23 | 補助輪A | 臨界過給機『ヴァルキリー』 [55/薄装甲/薄装甲]《装備:7》 | ▼詳細 |
24 | 補助輪A | 臨界過給機『ヴァルキリー』 [55/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
25 | 領域殲滅兵器A | 空白なる器 [55/薄装甲/薄装甲]《装備:11》 | ▼詳細 |
26 | 領域殲滅兵器A | 空白なる器 [55/薄装甲/薄装甲]《装備:4》 | ▼詳細 |
27 | 飛行ユニットA | 試製重霊障飛行ユニットA-0 [55/重霊障/重保証] | ▼詳細 |
28 | 飛行ユニットA | 飛行ユニット『モストクラウド』 [55/薄装甲/薄装甲] 飛行[212] AP[1191] 旋回速度[213] 防御属性[電子] 防御値[231] 貯水量[520] 噴霧量[282] 消費EN[520] 金額[660] 重量[-64] [飛行補助] *作者* |
▼詳細 |
29 | 重ブースターA | 漆黒火蜂 [55/薄装甲/薄装甲]《装備:8》 | ▼詳細 |
30 | 素材 | ロケットモーター57 [57/高跳躍/---] 特殊B[820] [素材] |
▼詳細 |