ENo.0142　白兎生体科学社生体兵器開発部門第八課第三分室

開発日誌　825
ハゲから十分な試作2号では必要なデータが取れたので、
テストのレベルを一段上げろと言われた。

つまり現在の得たデータを持ち帰る為に既定の損傷を超えたら帰還させていたが、
今回から高負荷時や異常時のデータ取得を目的に稼働停止まで戦闘するように優先度を変更した。

この子は兵器、消耗品なのでこれも必要なテストなのは解る。
でも目の前で手塩にかけた子供達が破壊されるのはやっぱり何度見ても慣れない。
皆も私と同じように新しいデータが取れる事は喜んでいるが、この子とのお別れが近い事を悟って少しブルーだ。
というか、新人ちゃんは少し涙ぐんでいる。青くて可愛い。
じゃなくて、今からこの調子だとこの子が死んだ時は大変そうだ。
何かフォローを考えておかないと。

それにしても確かに必要なデータはとれているが、いつもならもう少し稼働データを集めるのよね。
何で今回はこんなにせっかちなのかしら？上からせっつかれたのかな。

まぁいいや。政治や企業力学は私達技術屋には関係ないし。
さて、次の子の仕様を考えないと。

白兎生体科学社生体兵器開発部門第八課第三分室はブラックな労働環境でイカレタ仲間とハゲの上司と共にクレイジーな研究を行う愉快な職場DEATH!

残念ながら現在も新たなる犠牲者は募集しておりませんが、
パーツのオーダーメイド作成は承っております。
作成をご希望の方は、『パーツ名称』・『作成をご希望するパーツの種類』と、代金である『資金１０００』か『資金５００と卵』をセットでお送りください。
注文頂いた翌週（依頼が重複した場合は翌週以降）作成し、翌々週お届けいたします。
※基本的には先着順ですが、上層部と繋がりがある方を優先する場合がある事をご了承ください。

詳しくは白兎生体科学社生体兵器開発部門広報課にお問い合わせください。