ENo.0357　赤田　幸

コウ「物騒だなぁ・・・・」

ちゃっかり此方に来てから購入したポータブルテレビ（？）でニュースを見つつ呟く、ぽっちゃり小柄な少年と。

ホウ「物騒って・・・・俺達の世界でも多少は物騒だっただろ？」

ナン「うんうん・・・・アレな事件なんて割と、あったじゃん？」

コウの肩に乗って同じくテレビを見ている式神2枚。

ホウ「いやでも・・・・この世界では戦争中（？）だから自分達の世界よりかは物騒か？」

ナン「でもさぁ・・・・俺達の居た世界じゃ『今では』表立った戦争はしない代わりにテロとか多いじゃん、どっちもどっちじゃね？」

コウ「だね・・・・結局はさ、何処の世界行っても人は何も変わらないってのが分かったかなぁ・・・・」

ホウ「だなぁ・・・・」

ナン「てかさ・・・・まさか自分達がハイドラだっけ・・・・まぁ、こういうメカに乗って戦うとは思ってなかったよね？」

コウ「だね・・・・僕もゲームだけの話とか思ってたからなぁ・・・・こういうのはさ？」

ホウ「事実は小説よりも奇なり、嘘のような本当の話だ・・・・ってか」

コウ「まさにソレだね・・・・そして慣れて来てる僕たちも大概だよね？」

ナン「まぁ仕方ないんじゃね、この世界でも飯食わなきゃ生きていけないんだし、その為に金稼ぎだの何だのしなきゃいけないしね」

ホウ「だな、後は帰る為の情報収集も何かと金がかかるかもしれんしな？」

コウ「うん・・・・そうだね、だからこそ・・・・生き残らなきゃね？」

ホウ「だな、まぁ生きてりゃそのうち何とかなるしな」

ナン「おうよ～死ななければ何だってできる」

コウ「うん、だから今日も生き残れるように頑張るよ！」


日に日に戦闘は激しくなってきているが何故だろう生き残れそうな気がしている3人だ・・・・とは言え気がしているだけなので、この先何が起こるか、どうなるかは本当に分からないのだが。

今の所は仮ですｗ