第10週目 リオ・B・ミナスジェライスの一週間
◆日記
「はいよ、大盛りカレー定食お待ち」
「ありがとう」
安っぽい銀色のトレーの上に、カレーライスが山盛りにされた皿を乗せられる。その隣に並ぶのはコールスローの入った小皿だ。カウンターを去り際にスプーンを確保して席に向かう途中、他のカウンターから歩いてきたリビーと合流した。
「お、今日はカレーか」
おれのトレーを覗き込んだリビーが言う(彼の皿には蒸し野菜と煮豆とポテト、ウィンナーやグリルされた肉の塊などが山積みにされている)。
「ああ。食べたことがないから気になっていて」
「意外だな、まだ食ってなかったか。ってか、香辛料平気なのか?」
「この間のメンテ前に試したときは大丈夫だったし、うん、問題ないと思う」
そんな風に話しながら、手近な席に向かい合って座る。
くすんだリノリウムの床、コンクリートむき出しで配線が所々はみ出した天井。吊り下げられたテレビはノイズがひどく途切れ途切れにしか見えない。あれでは飾りだと思ったが、もしかしたら本当に飾りなのかもしれなかった。座席の座り心地はお世辞にもいいとは言えないし、テーブルにはあちこちに拭いきれない汚れがこびりついている。当然料理を運んできてくれる店員なんていなくて、客が自分でカウンターまで取りに行くタイプの店だった。
内装費も人件費もとことん切り詰めているが、その分料理は値段据え置きで山盛りにしてくれる。安くて腹が膨れる食事は、整備費や弾薬費とにらめっこを続けるハイドラ乗りにとっては正義だ。おれ達だって例外じゃない。ガレージからほど近いこの店にはちょくちょく世話になっている。店員の中年女性には既に顔を覚えられ始めていた。
茶褐色の粘体がかかったライスをスプーンで一匙、口に運ぶ。今までに食べたことのない味だった。目を見開いたおれの反応がおかしかったのか、ポテトをフォークで突き刺していたリビーが笑い声を立てた。
「どうだ、初カレー」
「悪くないな。面白い」
「そりゃ良かった。食えるもんは多い方がいい」
短い会話を挟みつつ、しばらく食事に集中する。おれは全身をほぼ機械化しているけれど、消化器系は数少ない生身の部分だ。だから外にいるときはなるべく経口摂取でエネルギー補給を行うようにしていた。ガレージやバーントイエローの中でなら充電で賄えるが、外出先におれのアダプターに合う電源が都合よくあるとは限らない。
ほとんど機械のくせに食事をするなんて、それだけでも妙な話なのに、誰かと一緒に食事をすると気が楽になるのはもっと不思議だった。
「そう言えば、どう思う? 今度の新パーツ」
お互いにほとんど食べ終えたところで、おれはリビーに話しかけた。
「B型のFCSが気になっているんだが、あなたの意見が聞きたい」
おれの言葉に、リビーは少し唸った。傍に置いていた『金鵄』の箱から煙草を一本取り出して火をつけ(ここは喫煙席だ)一息に吸い込んでから吐き出す。彼の口から伸びる煙は店内に入り込んでいる霧と混ざり合って、噴霧器でも吹いたように周囲が白く霞んだ。
「俺は積まねえからなあ。でもまあ、ロック数が6ってのは、いい感じじゃねえか?」
「うん、ミサイルと一緒に積めば、単独でも一度に装弾数の半分撃てる。瞬間火力が上がるから、おれみたいな足の遅い機体にはちょうどいいかもしれない」
「ミサイル積むのか」
「検討中なんだ。飛行する機体も増えていることだし、ミサイルを使わないにしても精度が欲しい」
「ああ、頭の上飛び回られんの面倒だしな」
顔を顰めながら、リビーがほとんど灰になった煙草を灰皿に押し付けた。
今度出くわすデボンレックスは空を駆ける戦闘機だし、出現が取り沙汰されている未確認機『エウリプテリダ』は「複合体」だった頃に戦った記憶があるが、あれも確か飛んでいた。地面から飛行する敵を狙うのは難しい。自分も飛んでしまえばいいのだが、鈍重なバーントイエローが空を飛ぶなんて到底無理な話だった。それならば、せめて撃ち落とせるだけの精度と火力が欲しい。
「他は……C型の操縦棺が出ていたな。サンプルデータはもう見たか? あなたに向いていそうだけれど」
「ん、見た。あれはマーケットチェックする」
「それなら良かった。来週には結構出ていると思うし、合うパーツがあるといいな。……っと、ちょっと失礼」
そこまで話したところで、身体補修用のタブレットを飲む日だったことを思い出す。水差しからコップに水を注いで、白い錠剤を幾つかまとめて飲み下した。定期的に飲んでいればこいつを材料にしてナノマシンが勝手に髪や皮膚の補修をしてくれる。リビーは軽く頷いただけで、何でもないことのようにしていてくれるのはありがたかった。
人心地ついて、息を吐く。気がつくとリビーはもう二本目の煙草を口に咥えていた(最近少し、煙草の消費ペースが早いように思えるのが気がかりだ)。
ふと、もう一つ聞きたかったことがあったことを思い出して、おれは口を開く。
「なあ、今度新しいシステムも出るだろう」
「ん? ああ、インヴォーク」
「……少し、興味があるんだけれど。やってもいいだろうか」
おれの問いに、リビーが目を細めた。まだ火をつけていない煙草を咥えたまま、上下に振る。考え込むような仕草。
ここしばらくバーサークでいたけれど、敵機の火力は高まるばかりだ。だからできる限り瞬間火力を上げて、動ける時に確実に敵を仕留める。その方がより効率良く僚機を守れるのではないかと、おれは最近になって考え始めていた。今度導入されるインヴォークなら、脚の遅いバーントイエローでもそれが叶うような気もしたから。
少しして、リビーは軽く肩を竦めて答えた。
「おう、いいぞ。システム的には重量機にも合うだろうし。……ただし!!」
「うん?」
「やる前に言え!! 前に!!」
いきなりリビーが念を押すように声を荒げたので、おれは思わず瞬きをした。それからようやく彼の言葉の意図を悟る。
何週か前、おれはリビーに黙って戦闘システムをバーサークに変更した。それがまだ彼の中で尾を引いているらしい。あの時はものすごく怒られて、散々議論したけれど結局リビーは納得してはくれず、最終的にはおれが我儘を通した形になった。それを思えば、この反応も無理もない。
「はは、勿論。今度はちゃんと事前に相談するよ」
「ったく、二度はごめんだぜ」
「ああ。時期が来たら試してみる」
次の戦場でいきなりインヴォークを試すのは気が進まなかった。ミサイルを搭載するデボンレックスは黒金乱眼のような軽量機にとっては天敵だ。リビーもミサイル対策はすると言っていたが、できる限りバーントイエローの方に引きつけたい。今回はバーサークでいた方がいいだろう。
そうなるともっと先の戦場で、ということになる。さて、それまではどうしていよう。
インヴォークは原義を探ると「呼びかけること」や「祈ること」を意味するらしい。ならば、おれは何に祈ろう? 神様か?
しかし、おれが祈ってもいい神なんているんだろうか? いるのだとすればどこに?
自分で考えたことに苦笑しながら、おれはコップに残っていた水を飲み干した。
「ありがとう」
安っぽい銀色のトレーの上に、カレーライスが山盛りにされた皿を乗せられる。その隣に並ぶのはコールスローの入った小皿だ。カウンターを去り際にスプーンを確保して席に向かう途中、他のカウンターから歩いてきたリビーと合流した。
「お、今日はカレーか」
おれのトレーを覗き込んだリビーが言う(彼の皿には蒸し野菜と煮豆とポテト、ウィンナーやグリルされた肉の塊などが山積みにされている)。
「ああ。食べたことがないから気になっていて」
「意外だな、まだ食ってなかったか。ってか、香辛料平気なのか?」
「この間のメンテ前に試したときは大丈夫だったし、うん、問題ないと思う」
そんな風に話しながら、手近な席に向かい合って座る。
くすんだリノリウムの床、コンクリートむき出しで配線が所々はみ出した天井。吊り下げられたテレビはノイズがひどく途切れ途切れにしか見えない。あれでは飾りだと思ったが、もしかしたら本当に飾りなのかもしれなかった。座席の座り心地はお世辞にもいいとは言えないし、テーブルにはあちこちに拭いきれない汚れがこびりついている。当然料理を運んできてくれる店員なんていなくて、客が自分でカウンターまで取りに行くタイプの店だった。
内装費も人件費もとことん切り詰めているが、その分料理は値段据え置きで山盛りにしてくれる。安くて腹が膨れる食事は、整備費や弾薬費とにらめっこを続けるハイドラ乗りにとっては正義だ。おれ達だって例外じゃない。ガレージからほど近いこの店にはちょくちょく世話になっている。店員の中年女性には既に顔を覚えられ始めていた。
茶褐色の粘体がかかったライスをスプーンで一匙、口に運ぶ。今までに食べたことのない味だった。目を見開いたおれの反応がおかしかったのか、ポテトをフォークで突き刺していたリビーが笑い声を立てた。
「どうだ、初カレー」
「悪くないな。面白い」
「そりゃ良かった。食えるもんは多い方がいい」
短い会話を挟みつつ、しばらく食事に集中する。おれは全身をほぼ機械化しているけれど、消化器系は数少ない生身の部分だ。だから外にいるときはなるべく経口摂取でエネルギー補給を行うようにしていた。ガレージやバーントイエローの中でなら充電で賄えるが、外出先におれのアダプターに合う電源が都合よくあるとは限らない。
ほとんど機械のくせに食事をするなんて、それだけでも妙な話なのに、誰かと一緒に食事をすると気が楽になるのはもっと不思議だった。
「そう言えば、どう思う? 今度の新パーツ」
お互いにほとんど食べ終えたところで、おれはリビーに話しかけた。
「B型のFCSが気になっているんだが、あなたの意見が聞きたい」
おれの言葉に、リビーは少し唸った。傍に置いていた『金鵄』の箱から煙草を一本取り出して火をつけ(ここは喫煙席だ)一息に吸い込んでから吐き出す。彼の口から伸びる煙は店内に入り込んでいる霧と混ざり合って、噴霧器でも吹いたように周囲が白く霞んだ。
「俺は積まねえからなあ。でもまあ、ロック数が6ってのは、いい感じじゃねえか?」
「うん、ミサイルと一緒に積めば、単独でも一度に装弾数の半分撃てる。瞬間火力が上がるから、おれみたいな足の遅い機体にはちょうどいいかもしれない」
「ミサイル積むのか」
「検討中なんだ。飛行する機体も増えていることだし、ミサイルを使わないにしても精度が欲しい」
「ああ、頭の上飛び回られんの面倒だしな」
顔を顰めながら、リビーがほとんど灰になった煙草を灰皿に押し付けた。
今度出くわすデボンレックスは空を駆ける戦闘機だし、出現が取り沙汰されている未確認機『エウリプテリダ』は「複合体」だった頃に戦った記憶があるが、あれも確か飛んでいた。地面から飛行する敵を狙うのは難しい。自分も飛んでしまえばいいのだが、鈍重なバーントイエローが空を飛ぶなんて到底無理な話だった。それならば、せめて撃ち落とせるだけの精度と火力が欲しい。
「他は……C型の操縦棺が出ていたな。サンプルデータはもう見たか? あなたに向いていそうだけれど」
「ん、見た。あれはマーケットチェックする」
「それなら良かった。来週には結構出ていると思うし、合うパーツがあるといいな。……っと、ちょっと失礼」
そこまで話したところで、身体補修用のタブレットを飲む日だったことを思い出す。水差しからコップに水を注いで、白い錠剤を幾つかまとめて飲み下した。定期的に飲んでいればこいつを材料にしてナノマシンが勝手に髪や皮膚の補修をしてくれる。リビーは軽く頷いただけで、何でもないことのようにしていてくれるのはありがたかった。
人心地ついて、息を吐く。気がつくとリビーはもう二本目の煙草を口に咥えていた(最近少し、煙草の消費ペースが早いように思えるのが気がかりだ)。
ふと、もう一つ聞きたかったことがあったことを思い出して、おれは口を開く。
「なあ、今度新しいシステムも出るだろう」
「ん? ああ、インヴォーク」
「……少し、興味があるんだけれど。やってもいいだろうか」
おれの問いに、リビーが目を細めた。まだ火をつけていない煙草を咥えたまま、上下に振る。考え込むような仕草。
ここしばらくバーサークでいたけれど、敵機の火力は高まるばかりだ。だからできる限り瞬間火力を上げて、動ける時に確実に敵を仕留める。その方がより効率良く僚機を守れるのではないかと、おれは最近になって考え始めていた。今度導入されるインヴォークなら、脚の遅いバーントイエローでもそれが叶うような気もしたから。
少しして、リビーは軽く肩を竦めて答えた。
「おう、いいぞ。システム的には重量機にも合うだろうし。……ただし!!」
「うん?」
「やる前に言え!! 前に!!」
いきなりリビーが念を押すように声を荒げたので、おれは思わず瞬きをした。それからようやく彼の言葉の意図を悟る。
何週か前、おれはリビーに黙って戦闘システムをバーサークに変更した。それがまだ彼の中で尾を引いているらしい。あの時はものすごく怒られて、散々議論したけれど結局リビーは納得してはくれず、最終的にはおれが我儘を通した形になった。それを思えば、この反応も無理もない。
「はは、勿論。今度はちゃんと事前に相談するよ」
「ったく、二度はごめんだぜ」
「ああ。時期が来たら試してみる」
次の戦場でいきなりインヴォークを試すのは気が進まなかった。ミサイルを搭載するデボンレックスは黒金乱眼のような軽量機にとっては天敵だ。リビーもミサイル対策はすると言っていたが、できる限りバーントイエローの方に引きつけたい。今回はバーサークでいた方がいいだろう。
そうなるともっと先の戦場で、ということになる。さて、それまではどうしていよう。
インヴォークは原義を探ると「呼びかけること」や「祈ること」を意味するらしい。ならば、おれは何に祈ろう? 神様か?
しかし、おれが祈ってもいい神なんているんだろうか? いるのだとすればどこに?
自分で考えたことに苦笑しながら、おれはコップに残っていた水を飲み干した。
NEWS
本日のニュースです本日正午、≪霧笛の塔≫は企業連盟の傘下に入ることが決定しました
大規模な人事介入が行われることが予想され、≪霧笛の塔≫幹部は口を閉ざしています
ハイドラ大隊の指揮は企業連盟に委ねられることになりました
![]() | メフィルクライア 「おはようございます。派遣仲介人のメフィルクライアです」 |
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![]() | メフィルクライア 「いや、今日の正午から上司ということになるみたいですね……こんな新参の私で、逆に居心地が悪いです」 |
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![]() | メフィルクライア 「いつも通りに扱ってくださって結構です。そう、バイオスフェアのデータが上がってきました」 |
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![]() | メフィルクライア 「不思議なことに、防衛部隊の影が全く映っていません。罠かもしれません。攻撃は7週間後あたりを予定しています。油断せず、準備を進めていきましょう」 |
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◆訓練
射撃の訓練をしました射撃が28上昇した
射撃の訓練をしました射撃が30上昇した
整備の訓練をしました整備が19上昇した
◆送品
リオはリビー・ニエロに高速化プラン27を送品した
リオはリビー・ニエロに限界軽量化プラン28を送品した
リビーから装甲板28が届いた◆送金
◆破棄
リオは試製耐熱ブースターを破棄した!!
リオは対魔呪符26を破棄した!!
リオは呪いの人形23を破棄した!!
リオはテスラコイル23を破棄した!!
◆購入
リオはしゅつりょくはせいぎを594cで購入した!!
リオは砲塔A『鉄腕』を468cで購入した!!
リオは再生型拘束セラミック装甲を594cで購入した!!
◆作製
資金を100を投入した!!
作成時補助発動! 耐粒!! 防御属性が 粒子 に変化!!
粒子強化!
精度強化!
榴弾砲『ダリア』と祈りのかたちを素材にして煙吐く鏡を作製した!!
◆戦闘システム決定
バーサーク に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1にμ-HC-Cockpit"REGENE"を装備した
脚部2に蛇の御前を装備した
スロット3に洞に座し天を動かすものを装備した
スロット4にジャガーの前脚を装備した
スロット5に煙吐く鏡を装備した
スロット6に耐雷複合観測照準器=Radiosondeを装備した
スロット7にしゅつりょくはせいぎを装備した
スロット8にMEG-R「メガロドン」ツインターボを装備した
スロット9に再生型拘束セラミック装甲を装備した
スロット10に砲塔A『鉄腕』を装備した
スロット11に翡翠の貴婦人を装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
リビー・ニエロとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションB
ユニオン活動
シトリン・マーケット残像領域支店(仮出店中)の活動記録
残像領域のあちこちに、以下のようなチラシが貼られている。
《★シトリン・マーケット 仮出店のお知らせ★
この度、シトリン・マーケット株式会社(以下弊社)は残像領域に弊社運営のコンビニエンスストアを
仮出店することとなりました。
つきましては、市場調査のため消費者モニターを募集いたします。
・住所
残像領域〇〇地区(通称「ジャンク街」)※※※-※※-※ 貸し倉庫マデイラ 103号室
・出店期間
先週より臨時店舗を上記住所に開店しています。現時点では終了時期は未定です。
・参加方法
上記住所の仮店舗のご利用
ご利用例:弊社仮店舗でのお買い物、各種サービスのご利用
※ご利用頂いた感想、品揃え等についてアンケートを実施することがございます。
※これは市場調査のための仮出店です。アンケート内容は今後の運営のために使用させて頂く可能性がございます。
あらかじめご了承ください。
ご不明な点、お問い合わせ等ございましたら、下記の弊社担当者までご連絡下さい。
・ご連絡先
シトリン・マーケット株式会社 マーケティング課市場調査部 残像領域担当
リオ・B・ミナスジェライス
(ハイドラライダー登録番号 315番 通信番号※※※-※※※※※-※※※)
※出撃中等、ご対応が難しい場合がございます。その際は折り返しご連絡をいたします。》
■ユニオンについて
・整備メインのユニオンです。
ユニオン購入は素材+1もしくはAP10%アップが基本となります。
・これといったユニオン活動は特にありません。参加、脱退ご自由に。とりあえずどこかに参加したいという方向け。
参加希望の方はEno.315までメッセージでご連絡ください。次更新時に承認します。
・ユニオン参加者はコンビニ「シトリン・マーケット」の消費者モニターという扱いになります。ロール上のご利用はユニオン参加/不参加問わずご自由にどうぞ。
・このユニオンでの「お買い物」はロール上のものです。ユニオン購入以外での送金・送品は発生しません。
■店の様子
ジャンク街の片隅にある殺風景な倉庫の一室。
入口のドアの上には黄金色の派手な文字で「シトリン・マーケット」と書かれた看板が掲げられ、ドアには「※仮出店中」というメモ書きが貼られている。
中に入ると、レジに佇む自動人形が元気よく声をかけてくる。「いらっしゃいませ!」
部屋には幾つか棚が設けられ、様々な商品が並べられているが、まだ品揃えは少ないようだ。日用品や飲食物が目につくが、何に使うのかまるで分からないものも見受けられる。
二、三体の自動人形が掃除や陳列を行っているものの、どことなく暇そうである。
壁には「機体整備 ご相談承ります」とチラシが貼られている。
たまに店のロゴを背負ったサイボーグの青年が訪れ、「臨時店長」の名札をつけた自動人形と話し込んでいるのが見受けられる。
《★シトリン・マーケット 仮出店のお知らせ★
この度、シトリン・マーケット株式会社(以下弊社)は残像領域に弊社運営のコンビニエンスストアを
仮出店することとなりました。
つきましては、市場調査のため消費者モニターを募集いたします。
・住所
残像領域〇〇地区(通称「ジャンク街」)※※※-※※-※ 貸し倉庫マデイラ 103号室
・出店期間
先週より臨時店舗を上記住所に開店しています。現時点では終了時期は未定です。
・参加方法
上記住所の仮店舗のご利用
ご利用例:弊社仮店舗でのお買い物、各種サービスのご利用
※ご利用頂いた感想、品揃え等についてアンケートを実施することがございます。
※これは市場調査のための仮出店です。アンケート内容は今後の運営のために使用させて頂く可能性がございます。
あらかじめご了承ください。
ご不明な点、お問い合わせ等ございましたら、下記の弊社担当者までご連絡下さい。
・ご連絡先
シトリン・マーケット株式会社 マーケティング課市場調査部 残像領域担当
リオ・B・ミナスジェライス
(ハイドラライダー登録番号 315番 通信番号※※※-※※※※※-※※※)
※出撃中等、ご対応が難しい場合がございます。その際は折り返しご連絡をいたします。》
■ユニオンについて
・整備メインのユニオンです。
ユニオン購入は素材+1もしくはAP10%アップが基本となります。
・これといったユニオン活動は特にありません。参加、脱退ご自由に。とりあえずどこかに参加したいという方向け。
参加希望の方はEno.315までメッセージでご連絡ください。次更新時に承認します。
・ユニオン参加者はコンビニ「シトリン・マーケット」の消費者モニターという扱いになります。ロール上のご利用はユニオン参加/不参加問わずご自由にどうぞ。
・このユニオンでの「お買い物」はロール上のものです。ユニオン購入以外での送金・送品は発生しません。
■店の様子
ジャンク街の片隅にある殺風景な倉庫の一室。
入口のドアの上には黄金色の派手な文字で「シトリン・マーケット」と書かれた看板が掲げられ、ドアには「※仮出店中」というメモ書きが貼られている。
中に入ると、レジに佇む自動人形が元気よく声をかけてくる。「いらっしゃいませ!」
部屋には幾つか棚が設けられ、様々な商品が並べられているが、まだ品揃えは少ないようだ。日用品や飲食物が目につくが、何に使うのかまるで分からないものも見受けられる。
二、三体の自動人形が掃除や陳列を行っているものの、どことなく暇そうである。
壁には「機体整備 ご相談承ります」とチラシが貼られている。
たまに店のロゴを背負ったサイボーグの青年が訪れ、「臨時店長」の名札をつけた自動人形と話し込んでいるのが見受けられる。
整備の訓練をしました
整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘においてAPを10%強化した
メッセージ
ENo.113からのメッセージ>>
ENo.316からのメッセージ>>
(にやにやと笑ってはいるが、眉間に微妙な皺が寄っている。それなりに思うところがあるようだ……)
(リオの話す残像領域の特異性に聞き入り、嫌そうに肩を竦めていたが、モニターを求められて驚いた様子。手にしたシトリン・マーケットPB品の煙草『シトロン』と、リオの顔を、何度か交互に見てから、くしゃりと頭を掻く。少し思案すると、手にしていた煙草を口元に運び、深く吸う。一拍ののち、ふう……と長く吐き出して)
(一応真面目に返事をした。三分の二ほど吸った煙草を地面に落とすと踏み消し)
(ふと、何かを思い出す様に遠くへ目線を流しながら、『シトロン』のパッケージをポケットに押し込み、仕舞った)
![]() | B・T 「たいした事が出来なくとも、こうして話を聞いてくれるだけでもありがたいものだ。 しかし……なるほど、私を接続した者たちか……」 |
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![]() | キバナ・アマ 「残念ながらその内容については最重要機密事項、シークレットです」 |
---|
![]() | キバナ・アマ 「全てはマスターの指示通りです」 |
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![]() | B・T 「どれもこれも機密事項……か。 あぁ……やはり、手がかりになるのはあの『夢』か……」 |
---|
![]() | リビー 「そうか、それならなおのこと良かった。あいつらお前にべったりだったから、寂しがってんじゃねえか? でも、戦わなくていいなら、それに越したことはねえし。……あー、それ、なあ。確かに、急にヤバい作戦が増えてる。……でかい声じゃ言えんが、裏が気になるぜ」 |
---|

![]() | リビー 「お前……、あの人のこと知らねえから、そんな気楽に……。怒ってねえ時は、羽繕いしてる鳥みてえに綺麗な人だよ。ガチ切れしてる時は夜叉みてえだけど」 |
---|
![]() | リビー 「はー。もう、拝んじまうくらいのデタラメさなんだろうな。まあ、漂着物へ神性を見出すってのは、どこの地域でも、ある程度はあるらしいけど……って、……へ?」 |
---|

![]() | リビー 「……あー、俺は馬鹿舌だから、参考になるか分からんぞ。多分な、『煙草が好きな奴』にはもの足りない。とにかく、フレーバーがキツイ。不味いとか臭いってわけじゃねえ。がっつり『柑橘』なんだよ。だから、香煙草が好きな奴でもない限り、味で選ぶってのは、ねえかなあ……。ただし、値段は大きなアドバンテージだ。この値段は、マジで安い」 |
---|

![]() | リビー 「いや、助かった。いつもは、貰い物でもない限り、あればっかり吸ってるからな。へえ? あんな安煙草が売れ筋ってことは、俺みたいに値段で選んでる奴が案外いるってことか。まあ『金鵄』は値段の割りには美味い煙草だと思うが……。……切らさずいてくれるのは、本当、ありがたい……」 |
---|

◆戦闘結果

戦闘報酬
明日の戦場
第15ブロック
地下空間探索
都市の地下に巨大な空間が発見された。謎の部隊が調査に向かっているらしい。奴らを妨害し、撃破してほしい
来週の霧濃度:135%
来週の電磁波:106%
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キャラデータ
名前
リオ・B・ミナスジェライス
愛称
リオ
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プロフィール
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リオ・バーントイエロー・ミナスジェライス 赤錆びた橙から透き通る金に移ろう、奇怪な色の髪。紫水晶に似たカメラアイ。腰には擬生体シリコン製の接続肢が、折り畳まれてしがみついている。 かつて「バーントイエロー複合体」という名で活動していた三人組ライダーの一人。最近は「複合体」のメンバーだった二人の妹達と夕闇の世界でコンビニ経営をしていた。契約満了に伴い妹達に店を任せ単身で帰還。現在は彼のみがライダーとして活動している。 コンビニ「シトリン・マーケット」の現地市場調査員という名目で戻ってきたため、常にシトリン・マーケットのロゴ入りジャケットを羽織る。 元人間のサイボーグ。外見は十代後半ぐらいの青年型。ウォーハイドラ操縦用として調整されている。脳と脊髄、一部の臓器と器官のみが生身であり、外から見える部分の大半がナノマシン製の人工物。 素直な気質ながら理屈っぽい。無表情に見えるが、よく見るとゆるゆると変わっている。コンビニ勤務の賜物か笑顔だけは妙に上手い。射撃で気が昂るようで、戦場ではかなり表情豊かになる。 腰の物体は機体接続用の接続肢。リオの脊髄に繋がっている。普段は折り畳まれているが搭乗時は展開して操縦棺に接続し、リオと機体との情報伝達を補助する。彼の意思で動かせるので、平常時でも手の代わりに使うことがある。 射撃と索敵を好む。 弾丸の腕を伸ばし、レーダーの眼を瞠り、霊障の囁きに耳を澄ます。霧の中、ここではないどこかを目指すように。 ・バーントイエロー リオが搭乗するウォーハイドラ。人型の上半身にムカデじみた脚部をした異形の機体。冠に似たレーダーを頭部に備え、射撃武器を主武装とする。 本来は管理AIを持たず、三人のライダーが分担して操縦する仕様。リオが単独で操縦することになったため、操縦支援用AI「モンテズマ」を搭載した。 リオにとっては体の一部のようなものであり、自ら整備を行う事も多い。 ・モンテズマ バーントイエローに搭載された操縦支援用AI。合成音声はリオの声を加工したものだが、何故かお調子者の人格パターンが刷り込まれているらしく口調は極めて軽薄。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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1 | 火炎装甲A | L-Test-05 [23/耐火/耐火] | ▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | 操縦棺A | μ-HC-Cockpit"REGENE" [25/超重回復/超重回復]《装備:1》 | ▼詳細 |
3 | エンジンB | しゅつりょくはせいぎ [27/出力/出力]《装備:7》 | ▼詳細 |
4 | 頭部B | 耐雷複合観測照準器=Radiosonde [26/耐電/精度]《装備:6》 | ▼詳細 |
5 | 重多脚A | 蛇の御前 [24/重精密/AP回復]《装備:2》 機動[182] 跳躍[37] AP[3223] 旋回速度[214] 防御属性[霊障] 防御値[768] 精度[28] 貯水量[568] 積載量[5400] 消費EN[864] 金額[384] 重量[1724] [多脚] *作者* |
▼詳細 |
6 | プラズマ砲A | 翡翠の貴婦人 [26/耐物/噴霧]《装備:11》 火力[1749] 発射数[1] 防御属性[物理] 防御値[495] 精度[149] 貯水量[295] 噴霧量[31] 弾数[3] 異常追加[5] 消費EN[1584] 金額[396] 重量[500] [粒子射撃] *作者* |
▼詳細 |
7 | エンジンB | MEG-R「メガロドン」ツインターボ [24/出力/出力]《装備:8》 | ▼詳細 |
8 | 火炎放射器A | 夜明けの主 [25/耐霊/装甲] 火力[834] 発射数[1] AP[62] 防御属性[霊障] 防御値[632] 精度[256] 貯水量[253] 弾数[4] 武器属性[漏出] 異常追加[50] 消費EN[20] 金額[701] 弾薬費[40] 重量[180] [火炎射撃] *作者* |
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9 | 頭部B | 葡萄酒の瞳 [20/索敵/---] | ▼詳細 |
10 | 腕部A | ジャガーの前脚 [27/重変形/変形]《装備:4》 | ▼詳細 |
11 | 焼夷機関砲B | 煙吐く鏡 [28/耐粒/精度]《装備:5》 火力[66] 発射数[52] 防御属性[粒子] 防御値[563] 精度[32] 貯水量[51] 弾数[130] 武器属性[貫通] 異常追加[15] 消費EN[1] 金額[475] 弾薬費[7] 重量[900] [火炎射撃] *作者* |
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12 | 放電コイルB | 洞に座し天を動かすもの [22/重精密/耐物]《装備:3》 火力[1318] 発射数[1] 防御属性[物理] 防御値[442] 精度[44] 貯水量[473] 弾数[8] 武器属性[対地] 異常追加[12] 消費EN[676] 金額[551] 重量[522] [電子射撃] *作者* |
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13 | 素材 | 神秘合金26 [26/高圧軽量/---] 特殊B[200] 消費EN[26] 重量[-39] [素材] |
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14 | 素材 | 反動吸収機構29 [29/変形/---] 特殊B[260] [素材] |
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15 | 素材 | 対魔呪符27 [27/耐霊/---] 特殊B[220] 防御属性[霊障] 防御値[21] [素材] |
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16 | 火炎放射器A | 五番目の太陽 [23/耐粒/AP回復] 火力[764] 発射数[1] 防御属性[粒子] 防御値[584] 精度[235] 貯水量[232] 弾数[4] 武器属性[漏出] 異常追加[50] 消費EN[18] 金額[378] 弾薬費[40] 重量[180] [火炎射撃] *作者* |
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17 | 砲塔A | 砲塔A『鉄腕』 [27/耐物/精度]《装備:10》 | ▼詳細 |
18 | 電子装甲A | リーンクラフトエレクトロンシールド [20/耐電/耐電] | ▼詳細 |
19 | 電子装甲A | リーンクラフトエレクトロンシールド [20/耐電/耐電] | ▼詳細 |
20 | 素材 | 装甲板28 [28/装甲/---] 特殊B[240] AP[70] [素材] |
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21 | 物理装甲A | 再生型拘束セラミック装甲 [27/超重回復/重装甲]《装備:9》 | ▼詳細 |
22 | 操縦棺A | AMATO[mk.1] [21/重装甲/AP回復] | ▼詳細 |
23 | 物理装甲A | BB-PA「アイスバーン」 [21/重装甲/装甲] | ▼詳細 |
24 | エンジンB | 改良エンジン【アトラスII】 [21/出力/出力] | ▼詳細 |
25 | 素材 | ナノマシン26 [26/超重回復/---] 特殊B[200] 重量[52] [素材] |
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26 | 放電コイルB | キングジョー彗星イオン球 [22/精度/耐粒]![]() 火力[1278] 発射数[1] 防御属性[粒子] 防御値[425] 精度[35] 貯水量[453] 弾数[8] 武器属性[対地] 異常追加[12] 消費EN[650] 金額[371] 重量[500] [電子射撃] *作者* |
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27 | エンジンB | 掃除機用真空静穏モーター [22/出力/重装甲] | ▼詳細 |
28 | 素材 | 演算装置28 [28/重精密/---] 特殊B[240] 精度[33] 重量[28] [素材] |
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29 | 素材 | 反応スプリング29 [29/跳躍/---] 特殊B[260] [素材] |
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