第15週目 『偽りの幸運』エイビィの一週間
◆日記
照明を落としたブリーフィングルームのスクリーンに、簡略化された地形図が映し出されていた。
できるだけ、音の立たないように扉を開けたつもりだったが、差し込む光まではどうにもできない。部屋中の視線が自分に集中するのを感じながら、ダリルは巨躯を丸めて後ろ手に扉を閉める。
「……すいません、遅れました」
返答はなかった。代わりに、顎をしゃくられる。さっさと座って話を聞け、ということだろう。
ダリルは息を吐いて、扉にほど近い空席に、音の立たないようにしてそっと腰かけた。
地形図の上にはハイドラやDRを表すアイコンが表示され、それぞれがゆっくりと移動している。
作戦直前のブリーフィングは、今までの打ち合わせの最終的な詰めであって、その配置はダリルにとっても既知のものだ。『ステラヴァッシュ』を示すアイコン――額に星の刻まれた、黒い牛のエンブレム――も、知った位置に配置されている。いつもの位置、と言っていい。
分厚い装甲を持つ重多脚ハイドラの防衛上の役割は、敵の攻撃を少しでも多く引きつけ、弾を無駄に使わせること、と相場が決まっている。
ダリルは『ステラヴァッシュ』のアイコンが、セオリー通りに敵機を磁石のごとく誘引するのを眺めながら、エイビィのことを思い浮かべた。あるいは、ビルのことを。
二年前、『園長』と初めて会った頃のエイビィは、今とは別人のようだったという。瞬きひとつも満足にできないような男だったと。
『園長』はそれを、エイビィがバイオノイドであるからだ、と言った。
人造人間という存在について、ダリルはそれほど造詣が深くない。『霧の向こう』からやってきた技術の一つであるとも言われていて、謎も多い。
が、バイオノイドと言えば、人間と同じ『生の肉体』を培養して作られた人造人間のことを指し、機械の使われていない、見た目は普通の人間と区別がつかない存在、程度の認識はあった。
急速に成長させたバイオノイドの脳に人格や知識を焼き付けて、生まれて間もなくとも深い経験を積んだ人間であるかのように振る舞う『製品』があるだとか、あるいは単純に生体パーツとして利用して、生きた人間の脳を移植するケースもあるとか、そういう話も聞いたことがある。
少なくとも――『園長』の話を信じるなら――エイビィはそのどちらでもない。人格がインストールされているのであれば、あるいは人間の脳を載せられていたのであれば、自分の身の振り方に迷うことなどないはずだ。
ロールアウトされることなく、廃棄処分されたバイオノイドの生き残り。
『園長』がエイビィをそのように考えているのは、その辺りが理由だろう。
(でも……)
ダリルはエイビィの顔を思い浮かべた。
彼の自信に満ちた口ぶりや行動は、深い経験に基づいているものに感じられる。
バイオノイドを差別するつもりはなかったが、人格さえ茫漠としている製作されたばかりの人造人間が、たった二年であれほどの振る舞いを身に着けられるとはとても思えなかった。
『園長』は確信をもって語っていたが、推測には違いないのだ。『園長』が示した事実も、ダリルの考えを否定するようなものではない。
エイビィは、自分は記憶喪失ではない、と言っていた。
それが嘘だとしたら、彼が記憶を失ったビルだとしたら、二年前にマヴロス・フィニクスに現れた時、自分が何者か分からない状態であるのがむしろ自然な状態だ。
しかもバイオノイドは、ありふれたとは言わないまでも、ことさら差別されるような存在ではない。ダリルを殺すというリスクを冒してまで、隠すような出自ではないはずだ。……記憶を失っているにしても、ダリルを殺そうとする理由は分からないが、とにかく『園長』の説にも説得力を与えはしない。
(やっぱりあいつがビルなんだ)
ダリルは拳を握りしめた。あれだけ探して、あれだけ追い求めていたビルの手がかりが、いま手の届くところにある。仕事を放り投げて、また『キャットフィッシュ』に出向きたいほどだった。
「……」
ふと顔を上げると、部屋中の顔がまたこちらに向けられている。気がつかないうちに立ち上がっていたらしい。声も出ていたかも知れない。……
「――すいません! 何でもありません!」
ダリルは姿勢を正して叫び、座り直した。
何でもないことがあるか、という声はかからなかった。いつものことなのだ。
◇ ◆ ◇
砂煙をまき上げながら、『ステラヴァッシュ』は傾斜を下っていく。
視認こそできなかったが、レーダーにはいくつかの敵影が映し出されていた。それだけではなく、『ステラヴァッシュ』の装甲には、すでに何発かの着弾がある。
霧の濃い戦場において、射撃武器の精度は大きく落ちる。彼我の距離が相当詰まらない限りは、相手の影さえ捉えることができないからだ。ダリルも先ほどから弾を撃ってはいるが、目視ではなくレーダーの反応だよりだった。手ごたえがあったかどうかさえ分からない。
相手側からこちらへの射撃が当たっているのは、機動性の問題ではなく、『ステラヴァッシュ』の巨躯ゆえだ。――もっとも、蚊の刺したほどのダメージにもなってはいない。操縦棺への衝撃もほとんどなかった。ダリルはぼんやりとレーダーと地形図を照らし合わせながら、『ステラヴァッシュ』を作戦通りに緩やかに前へ進める。
戦場において、ダリルはほとんど危険を感じたことはない。
ダリルのような重装甲のハイドラを駆るハイドラライダーは、最前線に立って敵の攻撃を引き付けるが、より長く戦うために過剰ともいえるほどに防御を厚くする場合がある。ダリルもその例に倣っていた。この霧の中、レーダーを見ただけでの射撃では、『ステラヴァッシュ』の装甲を貫くことはできはしない。そして、接近してこようとする敵を、こちらは弾幕で押しとどめることができる。
不意に頭上にひやりとしたものを感じて、ダリルは首をぶんぶんと横に振った。『園長』によってすっかり塞がれたものの、パイルは確かにダリルの頭上に斜めに突き立っていた。死んでいたかも知れない、と思うのは、『ステラヴァッシュ』に乗り始めてからは初めてだ。
(『ライズラック』……)
エイビィの駆るあの小型の機体は、『ステラヴァッシュ』とは全く違う思想によってアセンブルされている。小さく、素早く、脆く、そして攻撃力の高い機体。もし、エイビィがダリルの僚機であれば、ダリルは自分を目くらましにして、『ライズラック』に霧から霧へ敵を倒してもらうだろう。
だが、エイビィは『ステラヴァッシュ』よりもずっと脆いだろうあの機体を、動き回る壁として動かしていた。こちらの武器のチャージが終わるまで、敵を引き付けていたのはエイビィだ。
考え方としては珍しくない。霧の中において、高速で動く小型機を捉えるのは難しいからだ。
ハイドラライダーの報酬は、戦場における働きによって決められる。『敵の注目を引き、攻撃を引き受けた』という評価を得るために、目立つ行動を取って攻撃を引き付ける小型機はほかにもいる。だが、それが危険な行為であるのは、先日の攻砦戦のことを考えれば明らかだ。エイビィは生きて帰ってきたが、次は分からない。
ダリルは今度は背筋に怖気を感じて、操縦桿を握り締めた。
(……確かに、『エイビィはビルじゃない』)
ビルが乗っていたのは、スタンダードな二脚の機体だ。
エイビィのように機動性に寄ったピーキーなアセンブルにもしていなかった。実力への自負はあったが、それを誇示するために戦場であれほど動き回ったりもしない。エイビィにビルとしての記憶はない。それは確かだろう。
(でも、記憶がないにしたってあれはビルなんだ。危険な行動を取ってもらっちゃ困るぞ。
もっと、体を大事にしてもらわないと)
唇を引き結んで、ダリルは操縦席に沈み込む。この作戦が終わったら、エイビィに一言かけておく必要がある。
「……ッ!?」
『ステラヴァッシュ』が大きく揺れた。
パイロットスーツの一部が瞬時に風船のように膨れ上がり、衝撃を吸収する。ダリルは咳き込みながら、慌てて画面を確認した。レーダーの中、『ステラヴァッシュ』に被さるように、敵機の反応がある。思考に沈んでいたせいで接近に気が付かなかったらしい。完全に油断していた。
「くそっ、ハイドラか? DRか?」
計器が被害状況を上げてくるのを流し見ながら、外部カメラの映像を覗き込む。
霧に紛れて、小型のウォーハイドラが離脱していくのを見て、ダリルは目を見開いた。その姿が、『ライズラック』に似ていたような気がしたのだ。
(違う)
霧に消える背に『翅』がついていないのを見て取って、ダリルはその方向へ向けて速射砲を放つ。レーダーから急速に反応が離脱していく。手ごたえは、なかった。
ダリルは息を吐いて、行き交う通信に耳を傾ける。
戦いの趨勢はもう決していた。敵機はほとんど潰せていて、残りもこちらで押し包めている。逃げたのは、今離脱したハイドラのみ。その一機も追討の必要がある、というのが、隊としての判断だ。
同僚たちの事務的に気遣う声に適当に返して、ダリルは指を鳴らす。
なぜか、『園長』の言ったことを思い出していた。大量廃棄されたバイオノイド。エイビィは、その生き残り。あれは『ライズラック』ではなかったが、その動きはエイビィに、どこか似ていたようにも感じられた。エイビィのあの操縦技術が、機械的にインストールされたものだとしたら?
(そんなはずはない。……そんなはずはないよな?)
ダリルは不安を振り払うように、操縦桿を握り直した。
『ステラヴァッシュ』は、荒野をゆっくりと踏みしめ、霧の中を移動する。
できるだけ、音の立たないように扉を開けたつもりだったが、差し込む光まではどうにもできない。部屋中の視線が自分に集中するのを感じながら、ダリルは巨躯を丸めて後ろ手に扉を閉める。
「……すいません、遅れました」
返答はなかった。代わりに、顎をしゃくられる。さっさと座って話を聞け、ということだろう。
ダリルは息を吐いて、扉にほど近い空席に、音の立たないようにしてそっと腰かけた。
地形図の上にはハイドラやDRを表すアイコンが表示され、それぞれがゆっくりと移動している。
作戦直前のブリーフィングは、今までの打ち合わせの最終的な詰めであって、その配置はダリルにとっても既知のものだ。『ステラヴァッシュ』を示すアイコン――額に星の刻まれた、黒い牛のエンブレム――も、知った位置に配置されている。いつもの位置、と言っていい。
分厚い装甲を持つ重多脚ハイドラの防衛上の役割は、敵の攻撃を少しでも多く引きつけ、弾を無駄に使わせること、と相場が決まっている。
ダリルは『ステラヴァッシュ』のアイコンが、セオリー通りに敵機を磁石のごとく誘引するのを眺めながら、エイビィのことを思い浮かべた。あるいは、ビルのことを。
二年前、『園長』と初めて会った頃のエイビィは、今とは別人のようだったという。瞬きひとつも満足にできないような男だったと。
『園長』はそれを、エイビィがバイオノイドであるからだ、と言った。
人造人間という存在について、ダリルはそれほど造詣が深くない。『霧の向こう』からやってきた技術の一つであるとも言われていて、謎も多い。
が、バイオノイドと言えば、人間と同じ『生の肉体』を培養して作られた人造人間のことを指し、機械の使われていない、見た目は普通の人間と区別がつかない存在、程度の認識はあった。
急速に成長させたバイオノイドの脳に人格や知識を焼き付けて、生まれて間もなくとも深い経験を積んだ人間であるかのように振る舞う『製品』があるだとか、あるいは単純に生体パーツとして利用して、生きた人間の脳を移植するケースもあるとか、そういう話も聞いたことがある。
少なくとも――『園長』の話を信じるなら――エイビィはそのどちらでもない。人格がインストールされているのであれば、あるいは人間の脳を載せられていたのであれば、自分の身の振り方に迷うことなどないはずだ。
ロールアウトされることなく、廃棄処分されたバイオノイドの生き残り。
『園長』がエイビィをそのように考えているのは、その辺りが理由だろう。
(でも……)
ダリルはエイビィの顔を思い浮かべた。
彼の自信に満ちた口ぶりや行動は、深い経験に基づいているものに感じられる。
バイオノイドを差別するつもりはなかったが、人格さえ茫漠としている製作されたばかりの人造人間が、たった二年であれほどの振る舞いを身に着けられるとはとても思えなかった。
『園長』は確信をもって語っていたが、推測には違いないのだ。『園長』が示した事実も、ダリルの考えを否定するようなものではない。
エイビィは、自分は記憶喪失ではない、と言っていた。
それが嘘だとしたら、彼が記憶を失ったビルだとしたら、二年前にマヴロス・フィニクスに現れた時、自分が何者か分からない状態であるのがむしろ自然な状態だ。
しかもバイオノイドは、ありふれたとは言わないまでも、ことさら差別されるような存在ではない。ダリルを殺すというリスクを冒してまで、隠すような出自ではないはずだ。……記憶を失っているにしても、ダリルを殺そうとする理由は分からないが、とにかく『園長』の説にも説得力を与えはしない。
(やっぱりあいつがビルなんだ)
ダリルは拳を握りしめた。あれだけ探して、あれだけ追い求めていたビルの手がかりが、いま手の届くところにある。仕事を放り投げて、また『キャットフィッシュ』に出向きたいほどだった。
「……」
ふと顔を上げると、部屋中の顔がまたこちらに向けられている。気がつかないうちに立ち上がっていたらしい。声も出ていたかも知れない。……
「――すいません! 何でもありません!」
ダリルは姿勢を正して叫び、座り直した。
何でもないことがあるか、という声はかからなかった。いつものことなのだ。
◇ ◆ ◇
砂煙をまき上げながら、『ステラヴァッシュ』は傾斜を下っていく。
視認こそできなかったが、レーダーにはいくつかの敵影が映し出されていた。それだけではなく、『ステラヴァッシュ』の装甲には、すでに何発かの着弾がある。
霧の濃い戦場において、射撃武器の精度は大きく落ちる。彼我の距離が相当詰まらない限りは、相手の影さえ捉えることができないからだ。ダリルも先ほどから弾を撃ってはいるが、目視ではなくレーダーの反応だよりだった。手ごたえがあったかどうかさえ分からない。
相手側からこちらへの射撃が当たっているのは、機動性の問題ではなく、『ステラヴァッシュ』の巨躯ゆえだ。――もっとも、蚊の刺したほどのダメージにもなってはいない。操縦棺への衝撃もほとんどなかった。ダリルはぼんやりとレーダーと地形図を照らし合わせながら、『ステラヴァッシュ』を作戦通りに緩やかに前へ進める。
戦場において、ダリルはほとんど危険を感じたことはない。
ダリルのような重装甲のハイドラを駆るハイドラライダーは、最前線に立って敵の攻撃を引き付けるが、より長く戦うために過剰ともいえるほどに防御を厚くする場合がある。ダリルもその例に倣っていた。この霧の中、レーダーを見ただけでの射撃では、『ステラヴァッシュ』の装甲を貫くことはできはしない。そして、接近してこようとする敵を、こちらは弾幕で押しとどめることができる。
不意に頭上にひやりとしたものを感じて、ダリルは首をぶんぶんと横に振った。『園長』によってすっかり塞がれたものの、パイルは確かにダリルの頭上に斜めに突き立っていた。死んでいたかも知れない、と思うのは、『ステラヴァッシュ』に乗り始めてからは初めてだ。
(『ライズラック』……)
エイビィの駆るあの小型の機体は、『ステラヴァッシュ』とは全く違う思想によってアセンブルされている。小さく、素早く、脆く、そして攻撃力の高い機体。もし、エイビィがダリルの僚機であれば、ダリルは自分を目くらましにして、『ライズラック』に霧から霧へ敵を倒してもらうだろう。
だが、エイビィは『ステラヴァッシュ』よりもずっと脆いだろうあの機体を、動き回る壁として動かしていた。こちらの武器のチャージが終わるまで、敵を引き付けていたのはエイビィだ。
考え方としては珍しくない。霧の中において、高速で動く小型機を捉えるのは難しいからだ。
ハイドラライダーの報酬は、戦場における働きによって決められる。『敵の注目を引き、攻撃を引き受けた』という評価を得るために、目立つ行動を取って攻撃を引き付ける小型機はほかにもいる。だが、それが危険な行為であるのは、先日の攻砦戦のことを考えれば明らかだ。エイビィは生きて帰ってきたが、次は分からない。
ダリルは今度は背筋に怖気を感じて、操縦桿を握り締めた。
(……確かに、『エイビィはビルじゃない』)
ビルが乗っていたのは、スタンダードな二脚の機体だ。
エイビィのように機動性に寄ったピーキーなアセンブルにもしていなかった。実力への自負はあったが、それを誇示するために戦場であれほど動き回ったりもしない。エイビィにビルとしての記憶はない。それは確かだろう。
(でも、記憶がないにしたってあれはビルなんだ。危険な行動を取ってもらっちゃ困るぞ。
もっと、体を大事にしてもらわないと)
唇を引き結んで、ダリルは操縦席に沈み込む。この作戦が終わったら、エイビィに一言かけておく必要がある。
「……ッ!?」
『ステラヴァッシュ』が大きく揺れた。
パイロットスーツの一部が瞬時に風船のように膨れ上がり、衝撃を吸収する。ダリルは咳き込みながら、慌てて画面を確認した。レーダーの中、『ステラヴァッシュ』に被さるように、敵機の反応がある。思考に沈んでいたせいで接近に気が付かなかったらしい。完全に油断していた。
「くそっ、ハイドラか? DRか?」
計器が被害状況を上げてくるのを流し見ながら、外部カメラの映像を覗き込む。
霧に紛れて、小型のウォーハイドラが離脱していくのを見て、ダリルは目を見開いた。その姿が、『ライズラック』に似ていたような気がしたのだ。
(違う)
霧に消える背に『翅』がついていないのを見て取って、ダリルはその方向へ向けて速射砲を放つ。レーダーから急速に反応が離脱していく。手ごたえは、なかった。
ダリルは息を吐いて、行き交う通信に耳を傾ける。
戦いの趨勢はもう決していた。敵機はほとんど潰せていて、残りもこちらで押し包めている。逃げたのは、今離脱したハイドラのみ。その一機も追討の必要がある、というのが、隊としての判断だ。
同僚たちの事務的に気遣う声に適当に返して、ダリルは指を鳴らす。
なぜか、『園長』の言ったことを思い出していた。大量廃棄されたバイオノイド。エイビィは、その生き残り。あれは『ライズラック』ではなかったが、その動きはエイビィに、どこか似ていたようにも感じられた。エイビィのあの操縦技術が、機械的にインストールされたものだとしたら?
(そんなはずはない。……そんなはずはないよな?)
ダリルは不安を振り払うように、操縦桿を握り直した。
『ステラヴァッシュ』は、荒野をゆっくりと踏みしめ、霧の中を移動する。
NEWS
本日のニュースです企業連盟は虎の子であるハイドラ大隊出撃を発動しました
これに対し、辺境軍閥は何の反応も見せていません
撤退し温存したはずの軍閥軍の影が見当たらず、何らかのトラブルが……
メフィルクライア 「おはようございます。メフィルクライアです」 |
メフィルクライア 「ついにバイオスフェア攻略が下りましたね。4つの地点からバイオコクーンに向かって包囲攻撃を仕掛けます」 |
メフィルクライア 「相変わらず情報は少ないですが、敵はしょせんバイオ兵器なので、霊障攻撃に……ん……ノイズが……もしもし?……」 |
辺境の軍団長『ルオド』からのメッセージ 「……待ちくたびれたぞ。バイオスフェアへようこそ。ここが貴様らの死に場所だ……」 |
辺境の軍団長『ルオド』からのメッセージ 「俺はバイオスフェアの遺産技術を開放し、この『ΑΦΡΟΔΙΤΗ』を手に入れた……」 |
辺境の軍団長『ルオド』からのメッセージ 「もう俺は後には引けないところまで来てしまった。これで最後だ。貴様らにとっても、俺にとっても……な」 |
◆訓練
反応の訓練をしました反応が44上昇した
反応の訓練をしました経験値が足りない
反応の訓練をしました経験値が足りない
格闘の訓練をしました格闘が30上昇した
格闘の訓練をしました経験値が足りない
◆送品
◆送金
◆破棄
◆購入
エイビィは[純正]ファントムスピードを502cで購入した!!
エイビィは[純正]ファントムスピードを502cで購入した!!
◆作製
作成時補助発動! 高圧!! 消費ENが 33 増加!!
作成時補助発動! 薄装! APが 33 減少!!
作成時発動! 薄装甲!! パーツ重量を -49 修正!!
HS-02[ラプター]と窮鼠龍ヲ咬ムを素材にしてヒートソード『サラマンドラⅡ』を作製した!!
◆戦闘システム決定
バーサーク に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1にCAJA-ROJAを装備した
脚部2に片道切符を装備した
スロット3に有機エンジン『ヴェントリ』を装備した
スロット4に有機エンジン『ヴェントリ』を装備した
スロット5に[純正]ファントムスピードを装備した
スロット6に高機動ブースター【突撃仕様】を装備した
スロット7に星の嵐を装備した
スロット8にフライミートゥーザムーンⅱを装備した
スロット9にヒートソード『サラマンドラⅡ』を装備した
スロット10に[純正]ファントムスピードを装備した
スロット11に偽装隠腕『ブラック・パンサー』を装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……フリー
ユニオン活動
MP社関連企業所属の活動記録
マヴロス・フィニクス(MAVROS PHOENIX)社は残像領域に存在する複合企業(コングロマリット)
買収・分裂・独立、政争を繰り返した結果、関連会社同士で企業間戦争を行うこともあるほど混沌とした様相を呈す。
そのエンブレムは『黒い不死鳥』であるが、マヴロス・フィニクスがすべて灰になることはない。
マヴロス・フィニクスには頭はない。ハイドラが操縦棺というコアを有するのとは対照的に、どこを潰されても、どこかが生きていれば、黒い不死鳥は生き続ける。
このユニオンは、MP社に関連するハイドラライダーが加入する互助組織の一つ。
あなたは『本社』と呼ばれる複数の部門のどれかに囲われているかも知れない。
あるいは、小さな関連企業の大事な奥の手かも知れない。
いずれにせよあなたは企業の利益のために戦うことを命じられている。あなたの肚の裡は、誰にもわからないけれど。
買収・分裂・独立、政争を繰り返した結果、関連会社同士で企業間戦争を行うこともあるほど混沌とした様相を呈す。
そのエンブレムは『黒い不死鳥』であるが、マヴロス・フィニクスがすべて灰になることはない。
マヴロス・フィニクスには頭はない。ハイドラが操縦棺というコアを有するのとは対照的に、どこを潰されても、どこかが生きていれば、黒い不死鳥は生き続ける。
このユニオンは、MP社に関連するハイドラライダーが加入する互助組織の一つ。
あなたは『本社』と呼ばれる複数の部門のどれかに囲われているかも知れない。
あるいは、小さな関連企業の大事な奥の手かも知れない。
いずれにせよあなたは企業の利益のために戦うことを命じられている。あなたの肚の裡は、誰にもわからないけれど。
反応の訓練をしました
反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
格闘の訓練をしました格闘が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘において機動力を3%強化した
メッセージ
ENo.4からのメッセージ>>
ENo.61からのメッセージ>>
ENo.255からのメッセージ>>
ENo.286からのメッセージ>>
程なくして、エマが買ったディスクが再生できる機器は見つかるだろう……
ENo.340からのメッセージ>>
かぼちゃの男はその無意識の動作であろうことに何も言わなかった。かぼちゃは沈黙を守った。ただ、少しだけ言葉を滑らした。義肢を撫でる。
そう言うと男は無造作に右腕の義肢を外した。痛みに耐える声を漏らしながら。その接続部と、機体をそのまま繋げるのだと暗に言って。男は内緒、内緒ですよ、と痛みと笑みを混ぜ合わせた様に嘯いた。
メッセージを送信しました
>>Eno.2 >>Eno.4 >>Eno.206 >>Eno.208 >>Eno.233 >>Eno.235 >>Eno.256 >>Eno.276
ニーユ 「……でも、その……いえ、もう来てしまったので気にするのはやめます(そうだね)」 |
ニーユ 「まあ……ミリアピードは短くすることもできるので……長くしているのは私の趣味って感じなんですけど……」 |
ニーユ 「……お守り……?(深く追求するより早く、応接室に招き入れられる。廊下を歩いている間、どこか落ち着かない様子だった)」 |
ニーユ 「あ、ありがとうございます……」 |
ニーユ 「……砂糖とミルクをいただいても?(ブラックは飲めないらしい。)」 |
コルヴス 「いえ、単純にボクらの問題故、お気になさらず。よろしくお願いします、エイビィ」 |
パロット 「よろしくなー! にーちゃんだかねーちゃんだかよくわかんない人! 今度また戦ってるとこ見せてくれよ、めちゃくちゃかっこよかったもんな!」 |
コルヴス 「……ああ、機体と操縦者が同じ名前なんて、変ですよね。正確には、ボクの方が機体の名前を借りてる側ですが」 |
パロット 「操縦者が死んじまって廃棄されてた『コルヴス・コラクス』を拾ったのがこいつでさ。自分の名前が無いからって機体の名前名乗ってんだぜ。変な奴だろ?」 |
パロット 「あっ、あと、俺様AIじゃねーから! これでも昔はつよーい戦闘機乗りだったんだからな! 全く覚えてねーけど!」 |
コルヴス 「実はこれ、元同僚の幽霊でしてね。電子の幽霊だとか。正直仕組みはさっぱりですが」 |
マヒロ 「 」 |
エマ 「フウン、エイビィは会社に雇われてるノカ? 企業連盟とか言うのハ、チョクチョク耳にするナ」 |
エマ 「単騎デ……逆足は高機動とは言え、ムチャをスル。 まあ、私も気づいたら戦場に僚機と自分、あと数人だけ、ってコトはあったガ」 |
エマ 「これだけ“びでおでっき”があれば、どれか合うと思ってナ!(なぜか得意げだ) 拾ってきたのもあるから、そもそも動かなかったりするガ」 |
ENo.340からのメッセージ>>
かぼちゃの男はその無意識の動作であろうことに何も言わなかった。かぼちゃは沈黙を守った。ただ、少しだけ言葉を滑らした。義肢を撫でる。
パンプキンヘッド 「自分の、自分の機体は、ある意味。いや。自分の義体そのものなんですよ。繋げるんです、機体に、そのまま。この“自分の身体”を取って」 |
パンプキンヘッド 「テストケースなんです、自分。こういう肉体欠損を利用したシステムに丁度いいから。まぁていのいい実験体ですね。 だから、してやったりっていうのは……(だから、ガキなんですよ、とかぼちゃの奥で男は笑った)」 |
メッセージを送信しました
>>Eno.2 >>Eno.4 >>Eno.206 >>Eno.208 >>Eno.233 >>Eno.235 >>Eno.256 >>Eno.276
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1750
攻撃戦果補正7.26%
支援戦果補正4.74%
防衛戦果補正7.49%
販売数補正 0.1%
未確認機補正5%
合計現金収入2221
整備費 0
ユニオン費 -98
パーツ販売数 1個
今回の購入者-->>283
◆経験値が80増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
攻撃戦果補正7.26%
支援戦果補正4.74%
防衛戦果補正7.49%
販売数補正 0.1%
未確認機補正5%
合計現金収入2221
整備費 0
ユニオン費 -98
パーツ販売数 1個
今回の購入者-->>283
◆経験値が80増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
エイビィは限界軽量化プラン34を入手した!
エイビィはフィルター34を入手した!
明日の戦場
第1ブロック
企業間闘争
いわゆる代理戦争だ。こちらがハイドラ大隊だからと油断するな。敵も最新式の兵器を集めている
来週の霧濃度:185%
来週の電磁波:18%
アイン |
キース・コリンズ |
岡崎 花澄 |
Dr.オズ |
ニヒト=バーキンス |
タルト |
アルマロス |
エステラ・ヴォルフラント |
アルティフィシャル |
湯守 |
ブライアン・バートン |
『偽りの幸運』エイビィ |
超弩級巨大豆腐 -KINU- |
楓・エルドリッジ |
キリー=エヴァンス |
O・B・チューン |
ソルディード |
ジグノード・アストランド |
17番 |
Ash Furter |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
『火焔浮遊機雷』[火炎] |
『火焔浮遊機雷』[火炎] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
未確認機『コロッソス』[電子] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
機動DR『ウィンドベル』[粒子] |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
未確認機『コロッソス』[電子] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
機動破壊兵器『テンペスト』[粒子] |
キャラデータ
名前
『偽りの幸運』エイビィ
愛称
エイビィ
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
エイビィ 残像領域に存在する複合企業の中のひとつに所属するハイドラライダー。企業の利益を優先し、時に自分の命を棄てるような戦術さえ取ることもある、戦場の犬。 その名は、単純にアルファベットのAとBを意味する。 ハル エイビィがメカニックとして連れている少女。人間嫌い。 『キャットフィッシュ』 エイビィの母艦。居住性と安定性を重視した小型艦であり、通常自動操縦で航行する。 『ライズラック』 エイビィの乗機。抵抗の少ない流線型のフォルム。その顔はスズメバチを思わせる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 |
機体データ |
|
|
1 | エンジンB | 有機エンジン『ヴェントリ』 [29/突撃態勢/突撃態勢]《装備:3》 | ▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | エンジンB | 有機エンジン『ヴェントリ』 [29/突撃態勢/突撃態勢]《装備:4》 | ▼詳細 |
3 | 操縦棺A | 操縦棺『ペンゴリン』 [29/重装甲/装甲] | ▼詳細 |
4 | 操縦棺A | CAJA-ROJA [31/機動/耐火]《装備:1》 | ▼詳細 |
5 | ヒートソードA | ヒートソード『サラマンドラⅡ』 [33/高握力/薄装甲]《装備:9》 火力[1361] 連撃数[1] AP[-33] 防御属性[火炎] 防御値[897] 精度[170] 貯水量[300] 弾数[5] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[76] 金額[438] 弾薬費[50] 重量[81] [火炎格闘] *作者* |
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6 | 腕部B | 偽装隠腕『ブラック・パンサー』 [31/高握力/高機動]《装備:11》 | ▼詳細 |
7 | エンジンA | 軽量型エンジン『ハミングバード』 [26/高圧軽量/重量軽減] | ▼詳細 |
8 | 重ブースターA | 重ブースター『ワイルドビーストⅡ』 [32/高機動/高握力] | ▼詳細 |
9 | ヒートソードA | 火炎放出器『フォックステイル』 [31/臂力/臂力] 火力[1292] 連撃数[1] 防御属性[火炎] 防御値[872] 精度[165] 貯水量[291] 弾数[5] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[42] 金額[426] 弾薬費[50] 重量[130] [火炎格闘] *作者* |
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10 | エンジンB | 粒子エンジン『ウェルク』 [20/耐粒/耐粒] | ▼詳細 |
11 | パイルA | アリーリル [27/耐霊/高圧軽量] 火力[2186] 連撃数[1] 防御属性[霊障] 防御値[903] 貯水量[303] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[129] 金額[468] 弾薬費[140] 重量[60] [物理格闘] *作者* |
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12 | パイルA | アリーリル [27/耐霊/高圧軽量] 火力[2186] 連撃数[1] 防御属性[霊障] 防御値[903] 貯水量[303] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[129] 金額[468] 弾薬費[140] 重量[60] [物理格闘] *作者* |
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13 | 素材 | 限界軽量化プラン34 [34/薄装甲/---] 特殊B[360] [素材] |
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14 | 重ブースターA | フライミートゥーザムーンⅱ [30/薄装甲/高圧軽量]《装備:8》 | ▼詳細 |
15 | ヒートソードA | 火炎放出器『サラマンダ』 [27/耐電/重量軽減] 火力[1211] 連撃数[1] 防御属性[電子] 防御値[844] 精度[156] 貯水量[275] 弾数[5] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[40] 金額[401] 弾薬費[50] 重量[103] [火炎格闘] *作者* |
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16 | 重ブースターA | 高機動ブースター【突撃仕様】 [28/突撃態勢/突撃態勢]《装備:6》 | ▼詳細 |
17 | 頭部B | プロトレーヴェタイプヘッド [20/耐粒/耐物] | ▼詳細 |
18 | ヒートソードA | CS-3-SCORCH [30/高握力/耐粒] 火力[1356] 連撃数[1] 防御属性[粒子] 防御値[902] 精度[166] 貯水量[292] 弾数[5] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[72] 金額[489] 弾薬費[50] 重量[130] [火炎格闘] *作者* |
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19 | 素材 | オッドサーキット33 [33/高誘発/---] 特殊B[340] 消費EN[33] [素材] |
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20 | ヒートソードA | CASTRUM [28/耐物/機動] 火力[1375] 連撃数[1] 防御属性[物理] 防御値[913] 精度[169] 貯水量[296] 弾数[5] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[43] 金額[1056] 弾薬費[50] 重量[130] [火炎格闘] *作者* |
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21 | 素材 | 衝撃吸収板33 [33/耐物/---] 特殊B[340] 防御属性[物理] 防御値[26] [素材] |
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22 | 電磁ブレードA | 電磁ブレード『エレクトリック・イール』 [30/高握力/耐火] 火力[1852] 連撃数[1] 防御属性[火炎] 防御値[822] 精度[81] 貯水量[257] 弾数[9999] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[1290] 金額[420] 重量[200] [電子格闘] *作者* |
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23 | 軽逆関節A | 片道切符 [30/突撃態勢/突撃態勢]《装備:2》 機動[757] 跳躍[273] AP[376] 旋回速度[1092] 防御属性[粒子] 防御値[223] 貯水量[108] 積載量[2100] 消費EN[134] 金額[1085] 重量[800] [逆関節] *作者* |
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24 | パイルA | 星の嵐 [28/耐物/重量軽減]《装備:7》 火力[2290] 連撃数[1] 防御属性[物理] 防御値[917] 貯水量[304] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[104] 金額[475] 弾薬費[140] 重量[72] [物理格闘] *作者* |
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25 | 重ブースターA | [純正]ファントムスピード [32/突撃態勢/突撃態勢]《装備:5》 | ▼詳細 |
26 | 重ブースターA | [純正]ファントムスピード [32/突撃態勢/突撃態勢]《装備:10》 | ▼詳細 |
27 | 素材 | 衝撃吸収板32 [32/耐物/---] 特殊B[320] 防御属性[物理] 防御値[25] [素材] |
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28 | 素材 | フィルター34 [34/減霧/---] 特殊B[360] [素材] |
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