第17週目 ラキア・パラミダスの一週間
◆日記
ラキアは暗闇にひとり佇んでいた。
地面には水が張ってあるらしく、下を覗くとどうやら足首あたりまであるようだ。
その水面にゆらりと白い影が映る。
ハッと顔を上げると、ラキアの目の前、数m離れた場所に誰かが立っていた。
ブロンドを短く刈りこんだ少年だ。
見間違えるハズもない、エレクだ。ラキアをかばって銃弾に倒れた、ラキアの実の弟。
「エレ…」
声をかけようとするが、背後に気配を感じて振り返る。
黒髪の中年の男が立っていた。ラキアを除いて全滅した部隊で指揮官を務めていた人物だ。
その二人だけではなかった。
気付けば、いままで死に別れてきた戦友や知人にラキアは囲まれていた。
「……」
彼らは恨み事を言うわけでもなく、ただじっとラキアを見つめて佇んでいるだけだったが、
それが余計にラキアの心をざわつかせた。
いっそ罵倒でもしてくれたほうがマシだった、「おまえのせいだ」と責めて欲しかった。
けれど、自分でも頭ではわかっていたのだ。
ラキア自身に、他者の運命を左右するような能力などあるわけがない。
自分が生き残っているのは、単に運が良かっただけだ。
だから、彼らはいつも、ただラキアを見つめて立ち尽くすのみなのだ……が、
「ラキアさんは、少し心に余裕がないのではないですかね?」
聞き覚えのある声にギクリとする。
「ボクはラキアのこと、やさしいなーって思うよ?」
霧の領域で知り合った二人が、ラキアを見下ろしていた。
思わず指差した手が震える。
「コークスに……ソラ……おまえ達、なんで…… まさか?!」
ハッと目を開けると、天井のライトがギラギラと輝いていた。
ラキアは眠るとき、必ず明かりをつけて寝る。どうやら夢を見ていたようだ。
全身ぐっしょりと汗をかいていた。繰り返し見ているこの夢から覚める時は、いつもそうだ。
そして、内容を思い出してガバッと起き上がった。
端末を起動し、部隊の死亡リストを開いてスクロールする。
二人の名前は、見当たらなかった。
当たり前のことなのだが、ラキアは安堵のため息をついた。
(情けない……)
もう誰にも心を寄せないように、もう誰が死んでも動揺しないように、
固く決意してこの地へ赴いたハズだったというのに。
時計を見ると、作戦開始は2時間後に迫っていた。
再び眠る時間はなさそうだし、そんな気にもなれなかったので、
ラキアはシャワーを浴びて出撃に備えることにした。
正体不明の繭が不気味にたたずむ、バイオスフェア要塞への大規模攻略戦。
ラキアは意識にまとわりつくイヤな予感を、無理やり振り払った。
地面には水が張ってあるらしく、下を覗くとどうやら足首あたりまであるようだ。
その水面にゆらりと白い影が映る。
ハッと顔を上げると、ラキアの目の前、数m離れた場所に誰かが立っていた。
ブロンドを短く刈りこんだ少年だ。
見間違えるハズもない、エレクだ。ラキアをかばって銃弾に倒れた、ラキアの実の弟。
「エレ…」
声をかけようとするが、背後に気配を感じて振り返る。
黒髪の中年の男が立っていた。ラキアを除いて全滅した部隊で指揮官を務めていた人物だ。
その二人だけではなかった。
気付けば、いままで死に別れてきた戦友や知人にラキアは囲まれていた。
「……」
彼らは恨み事を言うわけでもなく、ただじっとラキアを見つめて佇んでいるだけだったが、
それが余計にラキアの心をざわつかせた。
いっそ罵倒でもしてくれたほうがマシだった、「おまえのせいだ」と責めて欲しかった。
けれど、自分でも頭ではわかっていたのだ。
ラキア自身に、他者の運命を左右するような能力などあるわけがない。
自分が生き残っているのは、単に運が良かっただけだ。
だから、彼らはいつも、ただラキアを見つめて立ち尽くすのみなのだ……が、
「ラキアさんは、少し心に余裕がないのではないですかね?」
聞き覚えのある声にギクリとする。
「ボクはラキアのこと、やさしいなーって思うよ?」
霧の領域で知り合った二人が、ラキアを見下ろしていた。
思わず指差した手が震える。
「コークスに……ソラ……おまえ達、なんで…… まさか?!」
ハッと目を開けると、天井のライトがギラギラと輝いていた。
ラキアは眠るとき、必ず明かりをつけて寝る。どうやら夢を見ていたようだ。
全身ぐっしょりと汗をかいていた。繰り返し見ているこの夢から覚める時は、いつもそうだ。
そして、内容を思い出してガバッと起き上がった。
端末を起動し、部隊の死亡リストを開いてスクロールする。
二人の名前は、見当たらなかった。
当たり前のことなのだが、ラキアは安堵のため息をついた。
(情けない……)
もう誰にも心を寄せないように、もう誰が死んでも動揺しないように、
固く決意してこの地へ赴いたハズだったというのに。
時計を見ると、作戦開始は2時間後に迫っていた。
再び眠る時間はなさそうだし、そんな気にもなれなかったので、
ラキアはシャワーを浴びて出撃に備えることにした。
正体不明の繭が不気味にたたずむ、バイオスフェア要塞への大規模攻略戦。
ラキアは意識にまとわりつくイヤな予感を、無理やり振り払った。
NEWS
……バイオスフェアは生命生まれ変わる体組織、更新される細胞
流れる水のようにとどまることはなく、全てが清純のまま腐ることはなく
ただそれは輝きを持って迎えられる…………
![]() | 辺境の軍団長『ルオド』からのメッセージ 「……『ΑΦΡΟΔΙΤΗ』を手に入れるために……俺は禁じられた区域へ進んでしまった」 |
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![]() | 辺境の軍団長『ルオド』からのメッセージ 「そして、温存した軍団は繭に包まれて……全滅だよ。俺は失ったものが大きすぎた」 |
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![]() | 辺境の軍団長『ルオド』からのメッセージ 「分かるか、いや、分からないでもいい……だから俺は負けないんだ。負けられないんだ」 |
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![]() | 辺境の軍団長『ルオド』からのメッセージ 「どうせ俺の身体はすでに繭と同化しつつある。貴様らは何を失った? どんな傷を受けた? 苦しみは? 失った力は? 財産は?」 |
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![]() | 辺境の軍団長『ルオド』からのメッセージ 「いや、あってもなくても構わない。そんなお前らにできることが、どうして俺にできないというのだ」 |
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![]() | 謎の混線 「アンセトルド・システムは廃さねばならない……そう決めたのだ。お前はそれを台無しにした。せめて、破片も残さず消えてもらう」 |
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◆訓練
格闘の訓練をしました格闘が32上昇した
反応の訓練をしました反応が50上昇した
制御の訓練をしました経験値が足りない
◆送品
◆送金
◆破棄
ラキアは自己修復型操縦棺1A型を破棄した!!
ラキアは試製耐物補助輪A-0を破棄した!!
ラキアはタワーボディを破棄した!!
ラキアは白鴉脚部機構を破棄した!!
◆受品・入金ログ
フレイドから1000moneyが送金された◆購入
ラキアは星の驟雨を516cで購入した!!
ラキアはCP-5-PURIFY 邪祓を516cで購入した!!
ラキアはデイジーを1143cで購入した!!
◆作製
作成時補助発動! 薄装! APが 35 減少!!
作成時発動! 薄装甲!! パーツ重量を -52 修正!!
作成時補助発動! 高圧!! 消費ENが 35 増加!!
作成時発動! 高圧軽量!! パーツ重量を -52 修正!!
限界軽量化プラン33と機動戦闘用エンジンを素材にしてフラッシュエフェクターを作製した!!
◆戦闘システム決定
バーサーク に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1にアサルトアーマーⅡを装備した
脚部2にデイジーを装備した
スロット3にDeath of Butterflyを装備した
スロット4にDeath of Butterflyを装備した
スロット5にフラッシュエフェクターを装備した
スロット6にH.S.ヘッドを装備した
スロット7にえっちな動画(主に胸部)を装備した
スロット8にえっちな動画(主に胸部)を装備した
スロット9にえっちな動画(主に胸部)を装備した
スロット10にCP-5-PURIFY 邪祓を装備した
スロット11に星の驟雨を装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
フレイド・コークスとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……死亡許容
◆ミッション
ミッション設定……ミッションA
ユニオン活動
銀の右腕の活動記録
鉄の騎兵を駆る騎士のためのユニオン。
とある王国が買い占めた土地に建つ巨大な要塞『エクゼター』を本拠地に活動をしている。
ユニオンメンバーになるには、騎士としての十分な名声、もしくは一等以上の位をもった騎士による推薦が必要。
シンボルマークは、青地に銀のガントレット
とある王国が買い占めた土地に建つ巨大な要塞『エクゼター』を本拠地に活動をしている。
ユニオンメンバーになるには、騎士としての十分な名声、もしくは一等以上の位をもった騎士による推薦が必要。
シンボルマークは、青地に銀のガントレット
反応の訓練をしました
反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
反応の訓練をしました反応が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘において機動力を3%強化した
メッセージ
ENo.378からのメッセージ>>
メッセージを送信しました
>>Eno.378 >>Eno.129
![]() | フレイド 「それは失礼しました。 ただ、ラキアさんとの会話では、多少ウィットな冗句を挟むことで円滑に進むことを最近学びまして。」 |
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![]() | フレイド 「戦争に出た者の運命は、死ぬか生きるか…その二つしかありません。 ですから、不幸なのはラキアさんと一緒に戦場に出たことではなく…。 戦場に出たこと、それ自体ではありませんかね?」 |
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![]() | フレイド 「少なくとも、私は望んでラキアさんと組んでいますし。 私が死んだからと、貴方が私は不幸だったと決めつけられるのは本意ではありませんね。」 |
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![]() | フレイド 「……ま、死なない様に努力しましょう。(ヘルメットを被る)」 |
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![]() | フレイド 「ラキアさんも、お気をつけて。」 |
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メッセージを送信しました
>>Eno.378 >>Eno.129
◆戦闘結果

戦闘報酬
戦闘収入 1850
攻撃戦果補正10%(MAX)
支援戦果補正6.71%
防衛戦果補正9.04%
死亡許容補正12.5%
フリー補正 2%
合計現金収入2717
整備費 0
ユニオン費 -100
◆経験値が90増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
攻撃戦果補正10%(MAX)
支援戦果補正6.71%
防衛戦果補正9.04%
死亡許容補正12.5%
フリー補正 2%
合計現金収入2717
整備費 0
ユニオン費 -100
◆経験値が90増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
ラキアはコンデンサー36を入手した!
ラキアはテスラコイル36を入手した!
明日の戦場
第8ブロック
廃工場の掃除[目標物破壊]
廃工場に群れている邪魔者を一掃してくれ。影のスポンサーがいるのか、それなりの部隊だ。気を付けろよ。燃料タンクを見つけたら破壊すること
来週の霧濃度:35%
来週の電磁波:9%
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キャラデータ
名前
ラキア・パラミダス
愛称
ラキア
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プロフィール
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遠い昔、ひとりの騎士が霧の世界へと現れた。 騎士は鉄の騎兵を駆り、十二人の仲間と共に強大な悪の帝国に立ち向かい、これに勝利した。 騎士は王となり、その地に自らの王国を建てた。国の名を『ランストラ』という。 ――いま、ランストラに王はいない。 不在の王に代わり、十二の貴族が国をおさめている。 ラキア・パラミダス。 十二貴族の序列十位『パラミダス家』出身の少女。18歳。 白に近い金髪にグリーンの瞳。頭の左で雑に編まれた三つ編みがトレードマーク。 ノブレス・オブリージュが徹底しているランストラでは、ほとんどの貴族は同時に国民を護る騎士、すなわちウォーハイドラを駆るハイドラライダーであり、彼女も例外ではない。 病に伏した当主の父に代わって、パラミダスの筆頭騎士を務めている。 苛烈な序列争いを繰り広げる十二貴族の中において、長年下位に甘んじるパラミダス家を憂い、その地位を高めるため、騎士としての大きな戦功を求めて霧戦争に参加している。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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1 | 操縦棺A | アサルトアーマーⅡ [32/突撃態勢/突撃態勢]《装備:1》 | ▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | 重ブースターA | えっちな動画(主に胸部) [30/突撃態勢/突撃態勢]《装備:7》 | ▼詳細 |
3 | 照準障害誘発A | フラッシュエフェクター [35/薄装甲/高圧軽量]《装備:5》 | ▼詳細 |
4 | 補助輪A | 突撃外輪『ヴィマニヤ』 [33/突撃態勢/突撃態勢] | ▼詳細 |
5 | 電磁アックスA | 電解刃斧・グレインハルバード [33/高握力/高握力]![]() 火力[2447] 連撃数[1] 防御属性[物理] 防御値[348] 貯水量[158] 弾数[9999] 武器属性[漏出] 異常追加[15] 消費EN[1693] 金額[1129] 重量[250] [電子格闘] *作者* |
▼詳細 |
6 | 電磁ブレードA | 雷剣『エクツァー』 [30/耐粒/高握力] 火力[1964] 連撃数[1] 防御属性[粒子] 防御値[857] 精度[85] 貯水量[267] 弾数[9999] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[1347] 金額[752] 重量[200] [電子格闘] *作者* |
▼詳細 |
7 | 重ブースターA | えっちな動画(主に胸部) [30/突撃態勢/突撃態勢]《装備:8》 | ▼詳細 |
8 | 出力低下誘発A | 出力遮断装置『スターム・ブライト』 [28/高機動/機動] | ▼詳細 |
9 | 重ブースターA | えっちな動画(主に胸部) [30/突撃態勢/突撃態勢]《装備:9》 | ▼詳細 |
10 | 粒子スピアA | ホーリーランスⅢ [29/耐物/薄装甲] 火力[1549] 連撃数[1] AP[-29] 防御属性[物理] 防御値[623] 精度[156] 貯水量[156] 弾数[9999] 武器属性[貫通] 異常追加[40] 消費EN[321] 金額[611] 重量[157] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
11 | 腕部B | KYOHYOKU-v1.0 [29/高機動/高機動] | ▼詳細 |
12 | エンジンC | 予備動力ユニット『スプライト』 [31/耐粒/重量軽減] | ▼詳細 |
13 | 中車輪A | ゴールデンバウム [31/広域索敵/機動] | ▼詳細 |
14 | エンジンB | Death of Butterfly [31/突撃態勢/突撃態勢]《装備:3》 | ▼詳細 |
15 | エンジンB | Death of Butterfly [31/突撃態勢/突撃態勢]《装備:4》 | ▼詳細 |
16 | 頭部B | ウィングヘルム [34/飛行/高握力] | ▼詳細 |
17 | パイルA | 星の驟雨 [34/耐霊/高圧軽量]《装備:11》 火力[2694] 連撃数[1] 防御属性[霊障] 防御値[999] 貯水量[330] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[147] 金額[516] 弾薬費[140] 重量[49] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
18 | 粒子スピアA | CP-5-PURIFY 邪祓 [34/耐霊/臂力]《装備:10》 火力[1765] 連撃数[1] 防御属性[霊障] 防御値[659] 精度[165] 貯水量[165] 弾数[9999] 武器属性[貫通] 異常追加[40] 消費EN[339] 金額[516] 重量[200] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
19 | 素材 | ヘビーシェル35 [35/超重装甲/---] 特殊B[380] [素材] |
▼詳細 |
20 | 素材 | コンデンサー36 [36/減圧/---] 特殊B[400] [素材] |
▼詳細 |
21 | 素材 | 3年保証書35 [35/重保証/---] 特殊B[380] [素材] |
▼詳細 |
22 | 軽ブースターA | 軽ブースター『トータス』 [28/耐物/機動] | ▼詳細 |
23 | 頭部B | H.S.ヘッド [21/重量軽減/噴霧]《装備:6》 | ▼詳細 |
24 | 腕部A | 参拾日式多動関節フレーム「肢帯」 [28/機動/耐粒] | ▼詳細 |
25 | 重ブースターA | 高機動ブースター【突撃仕様】 [28/突撃態勢/突撃態勢] | ▼詳細 |
26 | 軽逆関節A | デイジー [34/突撃態勢/突撃態勢]《装備:2》 機動[860] 跳躍[289] AP[391] 旋回速度[1156] 防御属性[粒子] 防御値[235] 貯水量[114] 積載量[2100] 消費EN[141] 金額[1143] 重量[800] [逆関節] *作者* |
▼詳細 |
27 | 素材 | テスラコイル36 [36/霊障/---] 特殊B[400] [素材] |
▼詳細 |
28 | --- | --- | --- |
29 | --- | --- | --- |
30 | --- | --- | --- |