第21週目 リオ・B・ミナスジェライスの一週間



霊障見舞金として500cの資金が送られました

◆日記


「待ち合わせってこの辺か?」
「ああ、あと少しで来るそうだ」

水の音がする。どうして噴水なんて作ったんだろう、残像領域はいつも湿っているのに。
そんなことを考えながら正面のビルを見る。ビル壁面にかけられた街頭モニターでは、馴染みのニュース番組が近々開催されるコロッセオについて報じていた。腕利きが大勢参加しているとかで盛り上がっているが、コロッセオに行く予定のないおれ達にはあまり縁のない話だった。
ジャンク街の片隅、湿気で錆び付いたビルの谷間にある小さな広場が『里帰り』した妹達との集合場所だった。おれはリビーと二人、広場中央にある噴水の脇に立っている。

「おい、リオ」
「うん?」

リビーの声に振り返る。彼は丁度「シトロン」を一本取り出して火をつけたところだった。タンクトップの胸元から覗く、白い包帯が痛々しい。

「お前、俺なんか呼んで良かったのか?」
「……すまない、怪我をしているのに無理を言って」
「無理、とかじゃないが……久しぶりだろ、お前が出迎えたほうがいいんじゃねえか?」

兄妹水入らずで話すこともあるだろうし、と続けるリビーに、おれは少し悲しくなる。
確かに妹達と会うのは久しぶりだ。けれどその場にリビーがいてはいけない理由はない。寧ろ「いて欲しかった」からおれは今日、無理を言って怪我人の彼に同行してもらったのだ。
リビーはおれ達が自我を持って最初に出会った人だし、何より彼は奇怪な身の上のおれ達を人間として扱ってくれる。『複合体』でなくなったおれ達がどうにか人間として生活できているのは、何かと面倒を見てくれる彼の存在が大きい。

「おれだけで来たとしても、あの子達は真っ先にあなたに会いたがるよ。だから一緒に来てもらった方が丁度いいんだ」
「おかしな奴らだ。物珍しいにしてもそろそろ飽きそうなもんだが」

彼の言葉に、思わずおれは絶句した。
リビーとの会話が今ひとつ噛み合わない。おれ達のリビーへの認識は飽きる飽きないという次元の話ではないのに、どうにも伝わっていないような、逸れてしまっているような、そんな感じがする。

「あの子達も、おれも、あなたに『飽きる』ということはないよ、リビー」

絞り出したおれの言葉は、一体どこまで届いているんだろう。それでも言わずにはおれなかった。
リビーは軽く肩を竦め、ふいと視線を宙に放った。手元では「シトロン」の箱を弄んでいる。
何となく沈黙が落ちる。
少しして、先に口を開いたのは彼の方だった。

「で、宿は取ってやってんのか」
「……いや、自力で予約したそうだ」

おれは首を振って、会話の続きに戻る。

「チェックインも自分達ですると言っていた。おれがいなくても上手くやれてるらしい」
「上出来だな。兄貴としては寂しいんじゃねえか?」
「はは、否定できないな」

笑ってみたが、どこかおれの声は乾いていた。ざわざわと胸のうちで何かが蠢くのを止められない。これから妹たちを迎えないといけないし、リビーの前でこんな陰気な顔をしたくはないのに。
仕切り直すつもりで目を閉じ、三秒待って、開く。
そして丁度それに合わせたように、懐かしい声がおれの耳に響いてきた。

「リオ兄ちゃーん! おーい!」
「お待たせしましたー!」

ぱたぱたと足音を立てて近づいてくる二つの影。自分の顔が勝手にほころぶのが分かる。

「ヴェラ、アニカ」

名前を呼んで広げたおれの腕の中、妹達が勢い良く飛び込んできた。
おれより頭二つ分低い位置に、おれとそっくりな奇怪な髪色の頭が並ぶ。こちらを見上げる顔は喜色満面で、紫と黄の色違いの両目は歓喜に溢れていた。おれは小さな体を抱きしめる。

「久しいな、二人とも」
「えへへー、久しぶりリオ兄ちゃん!」
「お元気そうで良かったです!」

妹達が口々に言う。
少し見ないうちに、二人は随分服装の趣味が変わったらしい。ヴェラは白いシャツの上から深緑のベストを着て、半ズボンに編み上げブーツを合わせている。ロングヘアーのてっぺんには男物の帽子を載せていて少年のような格好だ。対するアニカはフリルとリボンを大量に使った紺のワンピース姿で、ツインテールも服に合わせたらしいレースのリボンで飾っている。
対照的な二人はほぼ同時に、おれの隣に立つリビーを見た。端から見てもはっきり分かるほどその顔が輝く。

「リビー兄ちゃん! 来てくれたんだ!」

声を弾ませるアニカに、リビーが軽く口の端を上げた。

「リオに呼ばれたもんでな」
「来てくれただけでも嬉しいよ、久しぶり!」
「ほんとです、会いたかったですよーう!」

口々に言いながら妹達がおれの腕から飛び出し、リビーの両腕にしがみつく。その姿に、おれは少し肝が冷えた。
彼が先日怪我をしたということは二人も知っている。だからそう強く抱きついてはいない……と、思うんだけれど。
リビーは入院三日目で無理やり退院してしまったから、まだ傷が完治していない。それを知っているおれとしては、二人のしがみつき方は気が気でなかった。リビーは割と痛みを我慢してしまう節があるし、万が一傷口が開いたらまずい。

「お前達、あまり強くしがみつくんじゃない。リビーの傷に障る」

だからそう釘を刺すと、不満そうにアニカが頬を膨らませた。

「分かってるよ、ちゃんと調整してるってば! ねえねえリビー兄ちゃん大丈夫? 大怪我したんでしょ?」
「大変なのに、来てくれてありがとうございます。痛かったら言ってくださいね!」
「……あー、痛くはねえが」

そこまで言って、リビーはひょいと妹達を引き剥がした。猫でもつまむような仕草。
キョトンと目を丸くする二人に、言い聞かせるようにリビーが続けた。

「嬢ちゃん達、年頃の女が軽々しく男にひっついてんじゃねえぞ。ましてや俺みたいなガラの悪いのに」
「えー? 何で?」
「リビーさんはリビーさんだから大丈夫ですよ」
「……いや、理由になってねえって」
「ううん、リビー兄ちゃんもアタシ達の兄ちゃんだもん。へーきへーき」
「お前らの兄ちゃんはリオだろうが」

呆れ顔で息を吐き、リビーがおれの方を見た。

「おいリオ、笑ってねえでちゃんと『兄ちゃん』をやれ」
「ああ、すまない」

おれは自分の口元に手を当てた。知らず知らず笑っていたようで、自覚してまた笑ってしまう。
全身で感情を表現する妹達の素直さが、おれには少し、羨ましい。
とはいえ、これ以上リビーを困らせるわけにもいかない。そもそも怪我が治りきっていないのに、無理を言ってついてきてもらっているのだから。

「お前達、あまりそうしていると邪魔になってしまうだろ。そろそろ」
「ちぇー。はーい」
「残念。わかりましたー」

口々に言いながら、二人が名残惜しそうにリビーから離れる。
リビーの方と言えば、息を吐いて新しい煙草に火をつけている。呆れてはいるようだが、気分を害している様子でもなくておれは安堵した。

「それで、二人ともどこに行きたい? 少し早いが昼飯にするか?」

おれの両隣に陣取った妹達に向かって問いかける。まだ昼飯までには間があるけれど、ピーク時に合わせると店が混むから早めに行っても良いな、などとおれは考えていた。
しかし、妹達はおれの想像もしていなかったことを言い出した。

「決まってます!」
「リオ兄ちゃんのお洋服買いに行かなきゃ!」
「……は?」

思わず固まってしまったおれの隣、こらえきれなかったらしいリビーが噴き出すのが聞こえる。

「こ、こりゃ傑作だ、なあリオ?」
「……え、おれ? お前達、何故そうなる?」

訳が分からない。第一今回は妹達の休暇じゃないか。どうしておれの服の話になるんだ。
そう思って問いかけると、妹達は真剣そのものの顔をして答えた。

「だってリオ兄さん、服のセンス壊滅的じゃないですか!」
「そうだよ、今日はアタシ達が選んだげた服着てるみたいだけど……普段も着てる?」
「……着ているけれど」
「でもそろそろ、服のローテーションに限界感じたりしてるでしょ。違います?」

図星だった。答えられず黙り込むおれに、妹達が肩を落とす。
ヴェラが困りきった顔でリビーに向かって言った。

「リビーさん知ってます? この人ほっとくと物凄い服ばっかり選んじゃうんです」
「ああ、知ってる」

まだおかしいんだろうか、リビーが喉の奥でくつくつと笑っている。

「いつだったか買い出しの時、短パンにサンダルひっかけて妙な猫のTシャツで来たっけな。目を疑った」
「マジで!?」
「やっぱり訳の分からないカッコしてる!!」

服なんて着られればいい、ぐらいの気持ちでおれは選んでいるのだけれど、妹達に言わせれば「選び方がズレている」らしい。おれには何がまずいのかさっぱり分からない。その辺りの感覚は彼女達の方が鋭いようだった。

「決まり! 今日はリオ兄ちゃんのお洋服買いにいく!」
「リビーさんも一緒に行きましょ、参考意見が知りたいです!」
「は?」

巻き込まれるとは思っていなかったのか、リビーが青い目を瞬いた。

「いや、俺はあてにならねえって。カーゴかミリタリージャケットしか分からんし」
「分かるジャンルがあるだけ立派なの!!」

そこまで言うか。
思わず気が遠くなるおれを、気の毒そうな顔でリビーが見ている。

「おいリオ、この調子だと当分離してもらえそうにねえぞ」
「……すまない、本当に」

妹達が楽しそうで嬉しいとか、リビーの負担にならないかとか、彼を付き合わせてしまう申し訳なさとか、兄としての情けなさとか、そう言う一切合切を、おれはまとめてため息にして吐き出した。



NEWS

本日のニュースです
企業連盟本社ビル120階外壁の落書きについて、企業連盟は調査チームを解散したことを発表しました
落書きは企業連盟の威信を大きく傷つけたものの、損害じたいは軽微であり、コストに見合わなくなったと思われます
書かれていた文字、「MIST UNSTOPABLE UNCOUNTABLE AND UNBREAKABLE」は様々な憶測を呼び……
企業連盟の会長『バルーナス』からのメッセージ
「メフィルクライアなる人物からのメッセージを受け取るな。見つけたら破棄しろ。以上だ」
メルサリアからのメッセージ
「メルサリアだ。不穏なメッセージを貰ったようだな。まあ、残像領域では不思議なことがあるものだ」
メルサリアからのメッセージ
「それよりも、私の実験に手を貸してくれないか? 別にコロッセオに行っても構わないが」
メルサリアからのメッセージ
「すまないが、情報は何も喋れない。他のものに聞いても無駄だ。私しか知らない装置の、私しか知らない原理を証明したい」
メルサリアからのメッセージ
「研究者や製造員を隔離して、記憶浄化を行うほど徹底した。つまり、完全な秘密兵器ってわけだ」
メルサリアからのメッセージ
「これで来週、彼女からリークがあったら、私の仮説が証明される。むしろ、彼女もそれを望んでいるはずだ」
メルサリアからのメッセージ
「一つだけヒントを言うならな……『ランページ・ユニット』と呼ばれるものだ。もちろん、誰も知らないはずの言葉だ」

◆訓練

射撃の訓練をしました
射撃が96上昇した

◆送品


◆送金


◆破棄

リオは雷迅之鋼・『ファントムストローク』を破棄した!!
リオは加速装置35を破棄した!!
リオは冷却パイプ39を破棄した!!
リオは3年保証書39を破棄した!!

◆購入

リオは対粒子シールドを688cで購入した!!
リオは試製耐物電磁アンテナA-0を468cで購入した!!

◆作製

資金を100を投入した!!

作成時補助発動! 高圧!! 消費ENが 39 増加!!
作成時発動! 高圧減霧!! 噴霧量を -175 修正!!
作成時補助発動! 高圧!! 消費ENが 39 増加!!
作成時発動! 高圧減霧!! 噴霧量を -175 修正!!
重吸着粒子38と重吸着粒子38を素材にして竜舌蘭の蜜を作製した!!


◆戦闘システム決定

ティタンフォート に決定!!


◆アセンブル

操縦棺1に円盤型高粒子発光体を装備した
脚部2に連結式重脚部『コアトリクエ』を装備した
スロット3に花の戦を装備した
スロット4に層状の甲殻に見えるを装備した
スロット5に耐雷シールドを装備した
スロット6にFCS『トライカラー』を装備した
スロット7に粒子焼却用火炎放射器『ナウイオリン』を装備した
スロット8に試製耐物電磁アンテナA-0を装備した
スロット9にμ-ER-BombCanon"E"を装備した
スロット10に対粒子シールドを装備した
スロット11に鉄兵式重発動機弐號を装備した

◆パーツ改名


◆パーツアイコン変更


◆僚機設定

リビー・ニエロとバディを結成した!!

◆意思表示設定

意志設定……生存優先

◆ミッション

ミッション設定……ミッションA

ユニオン活動

シトリン・マーケット残像領域支店(仮出店中)の活動記録


残像領域のあちこちに、以下のようなチラシが貼られている。

《★シトリン・マーケット 仮出店のお知らせ★

 この度、シトリン・マーケット株式会社(以下弊社)は残像領域に弊社運営のコンビニエンスストアを
 仮出店することとなりました。
 つきましては、市場調査のため消費者モニターを募集いたします。

 ・住所
 残像領域〇〇地区(通称「ジャンク街」)※※※-※※-※ 貸し倉庫マデイラ 103号室

 ・出店期間
 先週より臨時店舗を上記住所に開店しています。現時点では終了時期は未定です。

 ・参加方法
 上記住所の仮店舗のご利用
 ご利用例:弊社仮店舗でのお買い物、各種サービスのご利用
 ※ご利用頂いた感想、品揃え等についてアンケートを実施することがございます。
 ※これは市場調査のための仮出店です。アンケート内容は今後の運営のために使用させて頂く可能性がございます。
  あらかじめご了承ください。

 ご不明な点、お問い合わせ等ございましたら、下記の弊社担当者までご連絡下さい。
 
 ・ご連絡先
 シトリン・マーケット株式会社 マーケティング課市場調査部 残像領域担当
 リオ・B・ミナスジェライス
 (ハイドラライダー登録番号 315番 通信番号※※※-※※※※※-※※※)
 ※出撃中等、ご対応が難しい場合がございます。その際は折り返しご連絡をいたします。》

■ユニオンについて
・整備メインのユニオンです。
 ユニオン購入は素材+1もしくはAP10%アップが基本となります。

・これといったユニオン活動は特にありません。参加、脱退ご自由に。とりあえずどこかに参加したいという方向け。
 参加希望の方はEno.315までメッセージでご連絡ください。次更新時に承認します。

・ユニオン参加者はコンビニ「シトリン・マーケット」の消費者モニターという扱いになります。ロール上のご利用はユニオン参加/不参加問わずご自由にどうぞ。

・このユニオンでの「お買い物」はロール上のものです。ユニオン購入以外での送金・送品は発生しません。

■店の様子
ジャンク街の片隅にある殺風景な倉庫の一室。
入口のドアの上には黄金色の派手な文字で「シトリン・マーケット」と書かれた看板が掲げられ、ドアには「※仮出店中」というメモ書きが貼られている。

中に入ると、レジに佇む自動人形が元気よく声をかけてくる。「いらっしゃいませ!」
部屋には幾つか棚が設けられ、様々な商品が並べられているが、まだ品揃えは少ないようだ。日用品や飲食物が目につくが、何に使うのかまるで分からないものも見受けられる。
二、三体の自動人形が掃除や陳列を行っているものの、どことなく暇そうである。
壁には「機体整備 ご相談承ります」とチラシが貼られている。

たまに店のロゴを背負ったサイボーグの青年が訪れ、「臨時店長」の名札をつけた自動人形と話し込んでいるのが見受けられる。


整備の訓練をしました
整備が1上昇した
整備の訓練をしました
整備が1上昇した
整備の訓練をしました
整備が1上昇した
整備の訓練をしました
整備が1上昇した
整備の訓練をしました
整備が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘においてAPを10%強化した
ENo.281からのメッセージ>>
ドアが開く。ぶかぶかのジャケットのポケットに両手を突っ込んで、シトリン・マーケットに入店する少年。手近のカゴを片手に取る。レジの自動人形を一瞥し、そのまま視線を巡らせる。
アビ
「あっれェ。いねーのかな?
 顔見たかったんだけどなァ。」
言い言い歩を進め、菓子の並ぶ棚の前で立ち止まると、同行者らしい少女を振り返って声をかける。
アビ
「好きなもん買っていーぜぇ。なんたって商品券!持ってるからなー。
 おれは何買おっかな〜。この棚全部買ったらいくらになっかな?」
と棚の前にしゃがみ込み、スナック菓子の袋を手にとって、裏を見たり表を見たりと物色している。

メッセージ

ENo.316からのメッセージ>>
ふん、と鼻を鳴らし、目を細めるようにしてリオを見つめていたが、
リビー
「……謝るな。お前のせいじゃない」
小さく溜息を吐いてから、目を伏せ、自嘲気味に笑う。
戦場を、あの一瞬を思い出しているのか、舌打ちを一つ。それから振り切るように顔を上げて、

リビー
「だーかーら! 汚れとか言ってる暇があったら、さっさと治せってことだ!! おう、そうしろ。予備電源確保の方法も考えとけよ」
リビー
「こだわった作製なんかしてる奴らは好奇心旺盛なのが多いから、パーツもどんどん複雑化してて、黒金乱眼やバーントイエローに合うのを探すだけでも一苦労だしなあ。追いつくのが骨だ」
こちらを見据える青年の、つよく真剣な眼差し、そしてつよく言い切る声に、さらに驚いた様子。珍しく眉尻を下げるようにして困惑げな表情を見せ、
リビー
「……リオ。ヴェラとアニカと、妹たちと、そんな大事なもんと、……俺を、一緒にするな」
困ったような曖昧な笑みを浮かべつつ、幼い子に言い聞かせるように、ゆっくりと言葉を紡ぐ。
しかし直ぐさま、おどけるようにひょいと肩を竦めて、

リビー
「優しいさ。『誰に対しても優しくないと、優しいとは言わない』なんてことになったら、世の中、優しいやつなぞ一人もいなくなる」
リビー
「そう言ってくれんのはありがたい。ただなあ、万が一、だ。万が一、モンテズマが防壁やウイルスで調子を崩したら、お前にも、バーントイエローにも、影響が出る。それは結局全てに影響が出るってことだ。なのに、そこまでの危ねえ橋を渡るほどの見返りが期待できねえ。ああ、分かった。何かあったら声をかける」
お守り云々には、しれっと視線を逸らしておく。だがよく見ると口の端がかすかにヒクついている。モンテズマとの会話を思い出しているのかもしれない……

危うい雰囲気を垣間見せた青年の笑みを見て、眉根を寄せる。腕を伸ばし、リオの胸元を裏拳で、とん、と軽く叩く。落ち着け、とも、大丈夫だ、とも、言うように。

リビー
「『複合体』技術は、確かにちょいと、物騒だ。おいそれと手を出していいもんじゃねえんだろうな。お前やヴェラたちを見てると特にそう思う。……お前らはなんとかやっていけてることが救いだが」
頷く。ひとの精神や魂や存在を『加工』する。それはおそらく、ひとの手にあまる、と。
リビー
「おお、よく知ってるじゃねえか。超重力の力場に捕らえられたら戻れねえぞ。質量のない光だって出られねえし。高機動騎兵艦でも流石にそこには触れられないが、通常の宇宙空間なら艦外活動は可能だな。今の黒金乱眼はここの戦場に合わせて調整してあるが、元々はあいつも、短期なら活動可能だ」
どことなく、少し自慢げな声音。
そして、まるで遊園地に誘われた子供のような、それも、誘われ慣れていない子供のような恐る恐るの反応に、リビーは小さく声を上げて笑った。

リビー
「お前が行きたいのなら、俺がとめる謂れはねえよ。……俺ができることはしてやる。……、……まあ、最初は絶対酔うけどな」

メッセージを送信しました
>>Eno.612 >>Eno.113 

◆戦闘結果

*こちら*


戦闘報酬

戦闘収入  2050
攻撃戦果補正3.53%
支援戦果補正3.66%
防衛戦果補正12.87%
販売数補正 0.3%
サブクエスト0.45%


合計現金収入2502
整備費   -280
ユニオン費 -100
パーツ販売数 3個
今回の購入者-->>71 >>106 >>207
◆整備値が1成長しました
◆経験値が110増加しました……
◆素材が組織から支給されました……

リオはバッテリー40を入手した!
リオは粒子吸着材40を入手した!



明日の戦場

第1ブロック

性能評価試験[目標物破壊]

新型量産兵器の性能を見たい。指定された部隊に襲撃をかけてくれ。向こうのパイロットはダミーコンピュータだ。ターゲットを用意した。敵の攻撃を捌きつつ精確な射撃を見せてほしい

来週の霧濃度:129%
来週の電磁波:87%

大怪獣ファンタ
アドルク・リバーフット
アステラ
シャイボーイ
サンダーサイン
サムシング
鼠花火
球世記ガンスフィア
ルゥナ・セレナータ
F-4117
クノア=
リオ・B・ミナスジェライス
リビー・ニエロ
NANAKA14-σ
С-28 ЯСТРЕБ
ゼヴァル=メルラウカ
本木大人
How to Live on 24 Hours a Day
LOE-844-Xⅱ 葬霊騎兵 No.Xⅱ
サジェン
--- --- --- --- ---
------- vs -------
戦闘機『デボンレックス』[物理]
『火焔浮遊機雷』[火炎]
『電波塔』[霊障]
戦闘機『デボンレックス』[物理]
砲撃型WH『クレセント』[物理]
戦闘機『デボンレックス』[物理]
『火焔浮遊機雷』[火炎]
砲撃型WH『クレセント』[物理]
装甲DR『ポーン』[電子]
砲撃型WH『クレセント』[物理]
戦闘機『デボンレックス』[物理]
装甲DR『ポーン』[電子]
『電波塔』[霊障]
戦闘機『デボンレックス』[物理]
砲撃型WH『クレセント』[物理]




キャラデータ

名前

リオ・B・ミナスジェライス

愛称
 リオ
ステータス
Eno315
累積報酬42601
RP0
射撃1056
格闘100
反応100
制御110
整備417
適性100
所持資金6157
経験値133
画像データ
プロフ絵機体画像
プロフィール

リオ・バーントイエロー・ミナスジェライス

赤錆びた橙から透き通る金に移ろう、奇怪な色の髪。紫水晶に似たカメラアイ。腰には擬生体シリコン製の接続肢が、折り畳まれてしがみついている。

かつて「バーントイエロー複合体」という名で活動していた三人組ライダーの一人。最近は「複合体」のメンバーだった二人の妹達と夕闇の世界でコンビニ経営をしていた。契約満了に伴い妹達に店を任せ単身で帰還。現在は彼のみがライダーとして活動している。
コンビニ「シトリン・マーケット」の現地市場調査員という名目で戻ってきたため、常にシトリン・マーケットのロゴ入りジャケットを羽織る。

元人間のサイボーグ。外見は十代後半ぐらいの青年型。ウォーハイドラ操縦用として調整されている。脳と脊髄、一部の臓器と器官のみが生身であり、外から見える部分の大半がナノマシン製の人工物。
素直な気質ながら理屈っぽい。無表情に見えるが、よく見るとゆるゆると変わっている。コンビニ勤務の賜物か笑顔だけは妙に上手い。射撃で気が昂るようで、戦場ではかなり表情豊かになる。
腰の物体は機体接続用の接続肢。リオの脊髄に繋がっている。普段は折り畳まれているが搭乗時は展開して操縦棺に接続し、リオと機体との情報伝達を補助する。彼の意思で動かせるので、平常時でも手の代わりに使うことがある。

射撃と索敵を好む。
弾丸の腕を伸ばし、レーダーの眼を瞠り、霊障の囁きに耳を澄ます。霧の中、ここではないどこかを目指すように。

・バーントイエロー
リオが搭乗するウォーハイドラ。人型の上半身にムカデじみた脚部をした異形の機体。冠に似たレーダーを頭部に備え、射撃武器を主武装とする。
本来は管理AIを持たず、三人のライダーが分担して操縦する仕様。リオが単独で操縦することになったため、操縦支援用AI「モンテズマ」を搭載した。
リオにとっては体の一部のようなものであり、自ら整備を行う事も多い。

・モンテズマ
バーントイエローに搭載された操縦支援用AI。合成音声はリオの声を加工したものだが、何故かお調子者の人格パターンが刷り込まれているらしく口調は極めて軽薄。

__0アイコン__1アイコン__2アイコン__3アイコン__4アイコン__5アイコン__6アイコン__7アイコン
__8アイコン__9アイコン_10アイコン_11アイコン_12アイコン_13アイコン_14アイコン_15アイコン
_16アイコン_17アイコン_18アイコン_19アイコン_20アイコン_21アイコン_22アイコン_23アイコン

機体データ

機体構成
操縦棺:操縦棺
円盤型高粒子発光体
脚部:多脚
連結式重脚部『コアトリクエ』
1:腕
花の戦
2:装甲
層状の甲殻に見える
3:装甲
耐雷シールド
4:FCS
FCS『トライカラー』
5:火炎射撃
粒子焼却用火炎放射器『ナウイオリン』
6:電子射撃
試製耐物電磁アンテナA-0
7:火炎射撃
μ-ER-BombCanon"E"
8:装甲
対粒子シールド
9:ミストエンジン
鉄兵式重発動機弐號
機体データ
AP12120
EN1944EN回復量297
機動力145総重量5434
旋回速度263跳躍力29
最大火力2582
索敵範囲命中精度364
貯水量3291噴霧量164
物理防御
0
霊障防御
611
粒子防御
1326
火炎防御
1921
電子防御
2683
積載量3697/5400
機体状況AP補正…10%強化
防御値補正…10%強化
鉄壁守護可能
付加発動!!
重変形!! 加重射撃を57強化!
変形!! 射撃を38強化!
出力!! 出力を92強化!
変形!! 射撃を31強化!



アイテムリスト
1
粒子装甲A
対粒子シールド [38/耐粒/耐粒]《装備:10》

AP[1506] 防御属性[粒子] 防御値[1025] 貯水量[602]
消費EN[1] 金額[688] 重量[350] [装甲] *作者*

▼詳細
2
操縦棺A
耐霊操縦棺『蜘蛛の巣』 [34/耐霊/重量軽減]

迎撃[113] AP[1958] 防御属性[霊障] 防御値[932] 貯水量[391]
消費EN[226] 金額[516] 重量[266] [操縦棺] *作者*

▼詳細
3
腕部B
SumantecohRevolution [37/高握力/高握力]

格闘補正[212] AP[378] 防御属性[粒子] 防御値[164] 精度[148] 貯水量[79]
消費EN[356] 金額[537] 重量[100] [腕] *作者*

▼詳細
4
焼夷機関砲B
歪曲した黒曜の刃 [30/耐電/精度]

火力[69] 発射数[52] 防御属性[電子] 防御値[580] 精度[34] 貯水量[54] 弾数[130] 武器属性[貫通] 異常追加[15]
消費EN[1] 金額[489] 弾薬費[7] 重量[900] [火炎射撃] *作者*

▼詳細
5
重多脚A
連結式重脚部『コアトリクエ』 [37/重精密/装甲]《装備:2》

機動[224] 跳躍[45] AP[4262] 旋回速度[263] 防御属性[霊障] 防御値[941] 精度[44] 貯水量[735] 積載量[5400]
消費EN[1058] 金額[537] 重量[1737] [多脚] *作者*

▼詳細
6
パルス砲A
回転式パルス砲『ウィチロポチトリ』 [36/薄装甲/高圧軽量]

火力[492] 発射数[4] AP[-36] 防御属性[粒子] 防御値[208] 精度[315] 貯水量[119] 弾数[12] 武器属性[速射] 異常追加[40]
消費EN[123] 金額[530] 重量[-58] [粒子射撃] *作者*

▼詳細
7
操縦棺A
円盤型高粒子発光体 [30/耐粒/耐粒]《装備:1》

迎撃[111] AP[1802] 防御属性[粒子] 防御値[942] 貯水量[360]
消費EN[223] 金額[1085] 重量[300] [操縦棺] *作者*

▼詳細
8
火炎放射器A
耐霊火炎砲『トラウィスカルパンテクトリ』 [34/耐霊/重変形]

火力[1010] 発射数[1] 防御属性[霊障] 防御値[705] 精度[310] 貯水量[289] 弾数[4] 武器属性[漏出] 異常追加[50]
消費EN[22] 金額[516] 弾薬費[40] 重量[214] [火炎射撃] *作者*

▼詳細
9
エンジンB
無煙炉心 [29/減霧/減霧]

出力[1699] 防御属性[粒子] 防御値[316] 噴霧量[73]
消費EN[1] 金額[482] 重量[500] [ミストエンジン] *作者*

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10
腕部A
花の戦 [38/重変形/変形]《装備:3》

格闘補正[116] AP[683] 防御属性[火炎] 防御値[238] 精度[166] 貯水量[186]
消費EN[238] 金額[544] 重量[188] [腕] *作者*

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11
焼夷機関砲B
煙吐く鏡 [28/耐粒/精度]

火力[66] 発射数[52] 防御属性[粒子] 防御値[563] 精度[32] 貯水量[51] 弾数[130] 武器属性[貫通] 異常追加[15]
消費EN[1] 金額[475] 弾薬費[7] 重量[900] [火炎射撃] *作者*

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12
焼夷機関砲B
μ-ER-BombCanon"E" [36/耐電/減霧]《装備:9》

火力[84] 発射数[52] 防御属性[電子] 防御値[620] 精度[13] 貯水量[56] 噴霧量[-108] 弾数[130] 武器属性[貫通] 異常追加[15]
消費EN[1] 金額[456] 弾薬費[7] 重量[900] [火炎射撃] *作者*

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13
電磁アンテナA
試製耐物電磁アンテナA-0 [38/耐物/耐粒]《装備:8》

火力[342] 発射数[12] 防御属性[粒子] 防御値[387] 精度[274] 貯水量[114] 弾数[25] 武器属性[速射] 異常追加[40]
消費EN[5] 金額[468] 重量[300] [電子射撃] *作者*

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14
霊障装甲A
L-Test-12 [34/高圧軽量/高圧軽量]

AP[1276] 防御属性[霊障] 防御値[905] 貯水量[510]
消費EN[69] 金額[516] 重量[248] [装甲] *作者*

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15
エンジンB
竜舌蘭の蜜 [39/高圧減霧/高圧減霧]

出力[1890] 防御属性[粒子] 防御値[361] 噴霧量[-68]
消費EN[79] 金額[550] 重量[500] [ミストエンジン] *作者*

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16
火炎放射器A
粒子焼却用火炎放射器『ナウイオリン』 [31/耐粒/変形]《装備:7》

火力[929] 発射数[1] 防御属性[粒子] 防御値[674] 精度[286] 貯水量[275] 弾数[4] 武器属性[漏出] 異常追加[50]
消費EN[21] 金額[496] 弾薬費[40] 重量[180] [火炎射撃] *作者*

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17
焼夷機関砲B
星海の魔神 [35/耐物/精度]

火力[79] 発射数[52] 防御属性[物理] 防御値[623] 精度[40] 貯水量[58] 弾数[130] 武器属性[貫通] 異常追加[15]
消費EN[1] 金額[523] 弾薬費[7] 重量[900] [火炎射撃] *作者*

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18
FCSB
FCS『トライカラー』 [28/重精密/重精密]《装備:6》

射撃補正[356] ロック数[6] 防御属性[粒子] 防御値[208] 精度[154]
消費EN[124] 金額[475] 重量[176] [FCS] *作者*

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19
エンジンB
鉄兵式重発動機弐號 [33/重装甲/重装甲]《装備:11》

出力[1944] AP[230] 防御属性[粒子] 防御値[348] 噴霧量[272]
消費EN[1] 金額[1129] 重量[566] [ミストエンジン] *作者*

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20
電子装甲A
耐雷シールド [32/耐電/耐電]《装備:5》

AP[1245] 防御属性[電子] 防御値[931] 貯水量[498]
消費EN[1] 金額[502] 重量[350] [装甲] *作者*

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21
放電コイルB
ビリビリの裁きⅡ‐β [32/耐物/重量軽減]

火力[1539] 発射数[1] 防御属性[物理] 防御値[529] 精度[21] 貯水量[559] 弾数[8] 武器属性[対地] 異常追加[12]
消費EN[803] 金額[1114] 重量[468] [電子射撃] *作者*

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22
頭部C
マデイラ酒の瞳 [33/減霧/減霧]

索敵[217] AP[339] 防御属性[電子] 防御値[491] 精度[133] 貯水量[169] 噴霧量[-198]
消費EN[267] 金額[509] 重量[120] [頭] *作者*

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23
操縦棺A
Ленинград [36/超重装甲/重装甲]

迎撃[120] AP[2355] 防御属性[物理] 防御値[966] 貯水量[406]
消費EN[241] 金額[1173] 重量[408] [操縦棺] *作者*

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24
火炎装甲A
層状の甲殻に見える [37/重装甲/出力]《装備:4》

AP[1291] 防御属性[火炎] 防御値[941] 貯水量[465]
消費EN[1] 金額[537] 重量[387] [装甲] *作者*

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25
素材
バッテリー40 [40/出力/---]

特殊B[480]
[素材]
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26
素材
粒子吸着材40 [40/耐粒/---]

特殊B[480]
[素材]
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27
操縦棺C
霧棺 [28/減霧/減霧]

迎撃[83] AP[1235] 防御属性[電子] 防御値[624] 貯水量[9] 噴霧量[-320]
消費EN[249] 金額[475] 重量[200] [操縦棺] *作者*

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28---------
29
素材
対魔呪符35 [35/耐霊/---]

特殊B[380] 防御属性[霊障] 防御値[28]
[素材]
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30
素材
鉄骨36 [36/重暴力/---]

特殊B[400]
重量[36] [素材]
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