第30週目 マシーナ=クローイェヴナ・アンドロースカヤの一週間
◆日記
「おそらくはFCSに近いパーツであると考えられます。ただFCSよりも、更に言えばパイロット休暇中の出撃時に使用されるAIよりも高度な演算が可能なもののようです」
発見された「10本目の首」を精査した整備士はわたしにそう告げた。結局のところその首との接続は完全に破断していて、これまでの出撃において何ら影響はしていないだろうとも。
だが彼はそれの果たす、あるいは果たすべきだった役割には既に察しがついているのだろう。わたしですら概ねの理解はしているのだから、わたしよりもハイドラの構造に詳しい彼ならば当然のことだ。
「わかりました。当該パーツは機体から取り外し、ガレージに保管してください」
「……本来、あのパーツは操縦棺の付属物となるべきものだと思います。そちらに組み入れて同時に操縦棺を改修するべきじゃないかと思うんですが」
「却下します。現状の操縦棺で、このハイドラは問題なく稼働していることは先週申し上げた通りです。軽量化を推し進め機動力に特化した現状の機体状況において、デッドウェイトが僅かでも存在することは看過できません」
「……正直に申し上げます。あの状態でハイドラが動くとは思えません」
「でしたら出撃記録をご参照いただければ。大隊の映像記録、戦果の計算記録、いずれでも構いません。少なくとも、大隊の動的機関欠如機や重量超過機よりは障害程度が軽いことはご確認いただけるでしょう」
「…………」
整備士は眉根を寄せて一度目を伏せた。その思案が何を思うものかわたしにはわからない。奇妙だと思っているのはハイドラかライダーか、あるいはそのいずれでもなく、まったく別のことを考えているのか。
これまで契約してきた整備士よりは口数の多く、また同様にこちらへ意見することの多い彼は、わたしの方から切らなくともあまり関係の長続きするようには思えなかった。そう分かる程度に判断材料も多いものの、今のその脳内は読めなかった。
やがて彼は根負けしたように、
「……わかりました」
と声を絞り出した。
整備士のトラックが去っていったのを確認してから、格納庫の扉を施錠する。迎える相手などそうそうはおらず、いつもわたしが出向くばかりだから問題はない。
そうして踵を返し、向き合う。先刻『キッシンジャー』から取り出された、通常のものに比すればずっと小さなパーツに。
とはいえそもそもが巨大なハイドラの内蔵物であるそれは、小型と言えども見上げるほどもある。ぐるりと周囲を回れば、埃や油で汚れきった外装を穿つように配されたコネクタを見つける。つい先程まで破断したコードに守られていたと見えるそこだけは目に見えて美観を保っていた。
今一度自らの状態を確認する。ミストエネルギーの余剰を得たエネルギー蓄積系、全身を動かす駆動系、それを統括し思考する人工知能状態、そしてそれを悪性プログラムから保護する対外ファイアウォール。
オールグリーン。
その確信を持ってから、わたしは無造作に剥き出しのコネクタへ自らの腕を突き入れた。
『キッシンジャー』の操縦棺は、HCSへ接続されていない。
機体内、棺が収まるべき中空に違いなくパーツそのものは配されている。戦場において他機と連絡を取り、また残像領域における広域ネットワークに接続するための無線接続も、操縦棺に標準搭載されるライダー用内蔵コンピュータも配備されている。だが、それだけだ。本来操縦棺に存在するHCS統制機構への接続はない。
それはとうの昔に、わたしがこの機体を手にするよりも前に失われている。故にこの機体は『死んだ』。統制機構は操縦棺を認識できず、そのためいかなるライダーにも動かすことのできない機体として『キッシンジャー』は残像領域に捨て置かれた。
その死を覆したのはわたしだ。
手足、指先、脊髄部延長コード、頭髪に擬した微細接続端子に至るまで機体のあらゆる部位を端子として、あらゆる他の機体へアクセスし制御下に置く。
そうした目的のもと創られた義体を持っていて、HCSに疑似的な形で操縦棺として受容されることのできた、わたしだ。
わたしは今まで、そう思っていた。
わたしがこの機体を操れるのは、わたしが現在使用する義体の特性故だと認識していた。
それに根本的な誤りがあったとしたら。
現在のわたしではなく、『キッシンジャー』の特性こそがこの事態を生んだとしたら。
そもそもこの機体が、操縦棺を搭載し、その中に人間のライダーを収めることそのものを想定していなかった機体だとしたら?
『キッシンジャー』が、それを統制するAI専用の機体として開発されたのだとしたら?
接続を完了する。敵対プログラムの兆候はない。
扉をノックするようなPing送信。一定の間隔を置き、一度ならず続ける。
わたしの側からエネルギーの供給はされているはずで、整備士の見立てでもこれはAIだ。『生きて』いるならば、応答はあるだろう。
それがなくとも構わなかった。
むしろわたしは、それがないことを確かめに来たと言っても良い。
ないのなら、わたしは。
その思いは何気なく、当たり前に裏切られた。
高い電子音のPongが返った。女の声がした。
『Who are you? I'm ”Like-Lake” Kissinger――Did you repair me?』
発見された「10本目の首」を精査した整備士はわたしにそう告げた。結局のところその首との接続は完全に破断していて、これまでの出撃において何ら影響はしていないだろうとも。
だが彼はそれの果たす、あるいは果たすべきだった役割には既に察しがついているのだろう。わたしですら概ねの理解はしているのだから、わたしよりもハイドラの構造に詳しい彼ならば当然のことだ。
「わかりました。当該パーツは機体から取り外し、ガレージに保管してください」
「……本来、あのパーツは操縦棺の付属物となるべきものだと思います。そちらに組み入れて同時に操縦棺を改修するべきじゃないかと思うんですが」
「却下します。現状の操縦棺で、このハイドラは問題なく稼働していることは先週申し上げた通りです。軽量化を推し進め機動力に特化した現状の機体状況において、デッドウェイトが僅かでも存在することは看過できません」
「……正直に申し上げます。あの状態でハイドラが動くとは思えません」
「でしたら出撃記録をご参照いただければ。大隊の映像記録、戦果の計算記録、いずれでも構いません。少なくとも、大隊の動的機関欠如機や重量超過機よりは障害程度が軽いことはご確認いただけるでしょう」
「…………」
整備士は眉根を寄せて一度目を伏せた。その思案が何を思うものかわたしにはわからない。奇妙だと思っているのはハイドラかライダーか、あるいはそのいずれでもなく、まったく別のことを考えているのか。
これまで契約してきた整備士よりは口数の多く、また同様にこちらへ意見することの多い彼は、わたしの方から切らなくともあまり関係の長続きするようには思えなかった。そう分かる程度に判断材料も多いものの、今のその脳内は読めなかった。
やがて彼は根負けしたように、
「……わかりました」
と声を絞り出した。
整備士のトラックが去っていったのを確認してから、格納庫の扉を施錠する。迎える相手などそうそうはおらず、いつもわたしが出向くばかりだから問題はない。
そうして踵を返し、向き合う。先刻『キッシンジャー』から取り出された、通常のものに比すればずっと小さなパーツに。
とはいえそもそもが巨大なハイドラの内蔵物であるそれは、小型と言えども見上げるほどもある。ぐるりと周囲を回れば、埃や油で汚れきった外装を穿つように配されたコネクタを見つける。つい先程まで破断したコードに守られていたと見えるそこだけは目に見えて美観を保っていた。
今一度自らの状態を確認する。ミストエネルギーの余剰を得たエネルギー蓄積系、全身を動かす駆動系、それを統括し思考する人工知能状態、そしてそれを悪性プログラムから保護する対外ファイアウォール。
オールグリーン。
その確信を持ってから、わたしは無造作に剥き出しのコネクタへ自らの腕を突き入れた。
『キッシンジャー』の操縦棺は、HCSへ接続されていない。
機体内、棺が収まるべき中空に違いなくパーツそのものは配されている。戦場において他機と連絡を取り、また残像領域における広域ネットワークに接続するための無線接続も、操縦棺に標準搭載されるライダー用内蔵コンピュータも配備されている。だが、それだけだ。本来操縦棺に存在するHCS統制機構への接続はない。
それはとうの昔に、わたしがこの機体を手にするよりも前に失われている。故にこの機体は『死んだ』。統制機構は操縦棺を認識できず、そのためいかなるライダーにも動かすことのできない機体として『キッシンジャー』は残像領域に捨て置かれた。
その死を覆したのはわたしだ。
手足、指先、脊髄部延長コード、頭髪に擬した微細接続端子に至るまで機体のあらゆる部位を端子として、あらゆる他の機体へアクセスし制御下に置く。
そうした目的のもと創られた義体を持っていて、HCSに疑似的な形で操縦棺として受容されることのできた、わたしだ。
わたしは今まで、そう思っていた。
わたしがこの機体を操れるのは、わたしが現在使用する義体の特性故だと認識していた。
それに根本的な誤りがあったとしたら。
現在のわたしではなく、『キッシンジャー』の特性こそがこの事態を生んだとしたら。
そもそもこの機体が、操縦棺を搭載し、その中に人間のライダーを収めることそのものを想定していなかった機体だとしたら?
『キッシンジャー』が、それを統制するAI専用の機体として開発されたのだとしたら?
接続を完了する。敵対プログラムの兆候はない。
扉をノックするようなPing送信。一定の間隔を置き、一度ならず続ける。
わたしの側からエネルギーの供給はされているはずで、整備士の見立てでもこれはAIだ。『生きて』いるならば、応答はあるだろう。
それがなくとも構わなかった。
むしろわたしは、それがないことを確かめに来たと言っても良い。
ないのなら、わたしは。
その思いは何気なく、当たり前に裏切られた。
高い電子音のPongが返った。女の声がした。
『Who are you? I'm ”Like-Lake” Kissinger――Did you repair me?』
NEWS
本日のニュースです企業連盟の支配下にあったイオノスフェア要塞に突如として現れた巨人は、防衛部隊を壊滅させた後、沈黙を保っています氷に包まれたイオノスフェアはこの未確認巨人に奪われたまま、奪還のめどすら立っていません
企業連盟の光と影の禁忌でさえも、この巨人には……
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「ルオシュだ。メフィルクライアからのメッセージを受け取った。どうやら、あいつは禁忌では貴公らを止められないと悟ったようだ」 |
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「HCSの進化にも失敗し、禁忌による共倒れにも失敗した。残されたのは、プランC。自らの力でもって、ハイドラのシステムを更新する……らしい」 |
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「俺は均衡や世界の仕組みには興味はない。たとえその鍵を握っているとしてもだ。俺は戦う。俺が終わるまで歩みを止める必要はない」 |
メルサリアからのメッセージ 「HCSは制御不能に陥っている。君たちはHCSのアップデートにより、その力を250%にまで引き出している」 |
メルサリアからのメッセージ 「友人からのメッセージを受け取ったよ。どうやらあいつは君たちにお熱なようだ。私のことはそれほどにも思わないようだ」 |
メルサリアからのメッセージ 「ドゥルガーは不完全なシステムだ。できそこないだ。全てが破壊された後の残骸だ。正直、君たちのハイドラには敵わないな」 |
メルサリアからのメッセージ 「自らの夢が……不完全だった、そんなとき、君たちならどうする? 夢を追っても、誰にも追いつけないまま取り残されてしまう」 |
メルサリアからのメッセージ 「ドゥルガーは私の夢なんだ。たとえそれがハイドラの足元にも及ばなくとも。恐らくハイドラは無限の力を手に入れるだろう」 |
メルサリアからのメッセージ 「……私はどうやったら夢を信じられる? 答えは一つしかない。私のドゥルガーが、ハイドラを超えて、無限を超えて……初めて、ドゥルガーは……」 |
メフィルクライア 「おはようございます。メフィルクライアです」 |
メフィルクライア 「風のシステム、風のユニット。剣のシステム、剣のユニット。そして、狼のシステム……狼のユニット」 |
メフィルクライア 「わたしはこの世界に新たな秩序とシステムを生み出します。3つの力を組み合わせた、新たなコントロールシステム」 |
メフィルクライア 「フロストエンジンの開発は完全に成功しました。この力によって、残像領域全土を永久凍土で覆います」 |
メフィルクライア 「わたしはこの時をずっと待っていました。氷点下に『種子』を晒し、完全に死滅させます」 |
メフィルクライア 「わたしはイオノスフェアでこの力を行使します。あなたたちと未確認機を戦わせ、フロストエンジンを進化させ続けた成果が出ました」 |
メフィルクライア 「そして、ついに完成したのです。この、フィンブルヴェト・コントロール・システムが……」 |
ヒルコ教団の神聖巫女『ヒルコ』からのメッセージ 「わ、わたしも……出ます! わたしのハイドラの力で……ミッションBで、共に!」 |
ヒルコ教団の神聖巫女『ヒルコ』からのメッセージ 「(背後から聞こえる歓声)『ヒルコ様!』『我々も共に!』『どこまでもお供しますぞ!』『ヒルコ様、お弁当は忘れていませんか?』『馬鹿ッ!ヒルコ様がそんな初歩的なミスを……えっ、お忘れに?』ガチャン、ツー・ツー」 |
企業連盟の会長『バルーナス』からのメッセージ 「フーーーーーーーッ、どいつもこいつも馬鹿にして……もういい。私が、次なる禁忌、『大地の禁忌』を開放するしかないようだな……言っておくが、これのロックはかなり頑強で、できれば開放したくはなかったのだが……仕方がない。仕方がないということだ!」 |
少女のような謎の声の混線 「ルオシュ、あなたは……どうして、立ち止まってくれないの……?」 |
◆訓練
◆破棄
シニカは天窓48を破棄した!!
100c相当の資材を手に入れた
100c相当の資材を手に入れた
シニカは対魔呪符48を破棄した!!
100c相当の資材を手に入れた
100c相当の資材を手に入れた
シニカは幻像投影装置『チアートル』を破棄した!!
530c相当の資材を手に入れた
530c相当の資材を手に入れた
◆送品
シニカはここに名前書けばいいんですか?に”Crustacea”を送品した
◆送金
◆受品・入金ログ
相性? 大体誰とでも寝れますから200moneyが送金された◆購入
シニカは風火補助輪『ナーザ』を522cで購入した!!
シニカは風火補助輪『ナーザ』を522cで購入した!!
シニカはKSK重工業製ブレイジングユニットαを1333cで購入した!!
◆作製
資金を100を投入した!!
作成時補助発動! 薄装!! APが 48 減少!!
作成時発動! 薄装甲!! パーツ重量を -72 修正!!
作成時補助発動! 薄装!! APが 48 減少!!
作成時発動! 薄装甲!! パーツ重量を -72 修正!!
霊障回転灯『フリューギル』と軽量妨害機構『物体X散布装置』ver3を素材にして空間転移装置『アクノー』を作製した!!
◆戦闘システム決定
コネクト に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に断霧操縦棺『テプラヤ・ソーンツェワ』を装備した
脚部2に白鴉突撃逆関節脚部を装備した
スロット3にMEB2066-Phantasmaを装備した
スロット4にハイドラは電気黒猫に横切られるか?Ⅲを装備した
スロット5にハイドラは電気黒猫に横切られるか?Ⅲを装備した
スロット6に分離型レーダー『リトーチア・ミーシ』を装備した
スロット7に強化型索敵機(軽量型)を装備した
スロット8に索敵強化システム『隼の目』を装備した
スロット9に強化型索敵器(反重力型)を装備した
スロット10にMTRL-749Ω R.A.Ωを装備した
スロット11に祈念増幅機構『マリーツァ』を装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
クロムノート・ウェルサキオンとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションA
ユニオン活動
チアーズの活動記録
生き残った者達へ。
これから往く者達へ。
私たちは歌おう、今日この日があることを。
私たちは祝おう、今日この身があることを。
全ての生きとし生けるもの達へ。
健やかに、でもなく。末永く、でもなく。
ただただ只管満足な生と、満足な死が迎えられるように。
乾杯。
これから往く者達へ。
私たちは歌おう、今日この日があることを。
私たちは祝おう、今日この身があることを。
全ての生きとし生けるもの達へ。
健やかに、でもなく。末永く、でもなく。
ただただ只管満足な生と、満足な死が迎えられるように。
乾杯。
ユニオン金庫……1000c
適性の訓練をしました
適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
適性の訓練をしました適性が1上昇した
100c支払い、経験値を1手に入れた
アンナ 「そもそもハイドラがやられなきゃ発動しないシステムなンだよ。マシン・オーバーロードは。つまりアタシには…無縁…」 |
シニカの言葉は耳に入っていたらしく、もちろん! と空を切る空き瓶。
いい加減呑むのを止めたほうがいい男 「アなんとかユニットとか、シャドウなんとかとか、変なログ、諸々エトセトラ……。 やーネエ、世界のOWARIって感じじゃン。 こういう時こそ飲み明かそうぜ!」 |
男の顔が渋い。
まだお 「オーバーロードねえ……。 間違っても、俺はンな機体を駄目にするようなこたァしたくネエが……。 どーだろ? ちょっと暴れてくるわア。そこの暴れん坊のレディなら、もっと魅せてくれるかもだぜ」 |
まだお 「」 |
メカヶ原博士 「クックック……噂の次元潜航が、ずいぶんとお求めやすい難易度になったようじゃの」 |
メカヶ原博士 「まァ、儂は当面様子見じゃがな。虚無に至るまでのコストで何ができるか考えると、迂闊に手が出せん」 |
メッセージ
ENo.66からのメッセージ>>
うわまじで人形(ロボ)だ。男は歯に衣着せぬ物言いで反応した。
恐らく聴こえてくる機械音に、少し耳をすませてみたりしている。
シニカの問いを反芻する。
幾度か首肯く。幾度か瞬きをする。
全く人間らしい、そして光を受け付けない胡乱な眼が転じて相手に向いた。
類推から導き出された結論には、男もほぼ同感らしい。
技術者並に知識がなくとも、嫌と言うほど戦場を渡り歩いけば理解している。
“外来っぽい酒”と言って、男がどこからともなく持ち出した酒瓶。
小ぶりで文字が書いてある。筆のような字、男は読めないそうだが――『サツママサムネ』と呼んでいた人間がいると。
外から来た人間の所有物で、男の知る限りでは見られない酒らしい。
ENo.105からのメッセージ>>
メッセージを送信しました
>>Eno.101 >>Eno.176
うわまじで人形(ロボ)だ。男は歯に衣着せぬ物言いで反応した。
恐らく聴こえてくる機械音に、少し耳をすませてみたりしている。
伸びをする男 「魔法(マジック)かア……まじであるンだな。科学と魔法はハウ、シャッダイ……ナントヤラ。 似たようなものねえ。でも、“霧”には包まれてないンだろ?」 |
幾度か首肯く。幾度か瞬きをする。
全く人間らしい、そして光を受け付けない胡乱な眼が転じて相手に向いた。
顎に手をかけた男 「あれだけ外部の人間を取り込んでおいて、結局この世界じゃ霧の力を軸にするしかないのに変わりねえか。 最近じゃ益々改造ライダーもお盛ンらしいし、外の力は必要ねえのかもナア」 |
技術者並に知識がなくとも、嫌と言うほど戦場を渡り歩いけば理解している。
ぼやっとした男 「ウン、まあ、スキルの話ばっかしてたけどよォ……。 文化的な話についてはホントーにお外と内でゴッチャゴチャなのよ。 いや、寧ろ多くあるかもしンねー世界と変わりねえのかもしれねえ」 |
小ぶりで文字が書いてある。筆のような字、男は読めないそうだが――『サツママサムネ』と呼んでいた人間がいると。
外から来た人間の所有物で、男の知る限りでは見られない酒らしい。
仄かに酒臭い男 「ロボって酒呑めないよナ。 そっちのウマイ酒の一つでも訊いておきてえとこだが、味がわからないだろーし」 |
ノエル 「・・・、さて、ねぇ? もしかしたらあなたの後ろに誰かが居るのかもしれませんけれど、わたくしに見えてませんわね」 |
ノエル 「除霊なら多少の心得があったりしますが、はてさて電脳の時空まで届くかは試したことないですね…なんて、ね?」 |
メッセージを送信しました
>>Eno.101 >>Eno.176
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 2500
攻撃戦果補正3.51%
支援戦果補正10%(MAX)
防衛戦果補正6.31%
販売数補正 0.1%
未確認機補正5%
サブクエスト0.5%
禁忌戦闘補正4%
合計現金収入3324
--機体破損請求 0
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額103
整備請求額 0
ユニオン費 -84
パーツ販売数 1個
今回の購入者-->>513
◆制御値が1成長しました
◆経験値が156増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
攻撃戦果補正3.51%
支援戦果補正10%(MAX)
防衛戦果補正6.31%
販売数補正 0.1%
未確認機補正5%
サブクエスト0.5%
禁忌戦闘補正4%
合計現金収入3324
--機体破損請求 0
--弾薬費請求 0
--整備控除修正額103
整備請求額 0
ユニオン費 -84
パーツ販売数 1個
今回の購入者-->>513
◆制御値が1成長しました
◆経験値が156増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
シニカは反応スプリング49を入手した!
シニカは重機動プラン49を入手した!
明日の戦場
第5ブロック
地下空間探索[目標物破壊]
都市の地下に巨大な空間が発見された。謎の部隊が調査に向かっているらしい。奴らを妨害し、撃破してほしい。調査班のホバーを見つけたら破壊してほしい
来週の霧濃度:197%
来週の電磁波:183%
OLD BLUE |
カラメル・デスプリン・アラモード |
キャスウェイ・フィニング |
マーテル・ヤシャゴ |
S.I.R.O.I |
グリスフランネル |
マルス・H・アテナ |
デュラハン |
フランツィスカ |
P・ドロレス |
レイシア |
クィス |
竜御子 |
残像領域連合艦隊 |
イーゴン・ロックネイル |
バンディット |
マシーナ=クローイェヴナ・アンドロースカヤ |
クロムノート・ウェルサキオン |
ガク=ワンショット |
マヒロ |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
『シャドウ・ウィスパー』[霊障] |
『ルミナス・タワー』[攻撃不能] |
『火焔放射戦車』[火炎] |
培養型WH『コワトリクェ』[霊障] |
火撃型WH『タイガ』[火炎] |
装甲戦車『ヒポポタマス』[物理] |
火撃型WH『タイガ』[火炎] |
火撃型WH『タイガ』[火炎] |
培養型WH『コワトリクェ』[霊障] |
火撃型WH『タイガ』[火炎] |
『中古装甲車』[電子] |
『中古装甲車』[電子] |
『火焔放射戦車』[火炎] |
装甲戦車『ヒポポタマス』[物理] |
培養型WH『コワトリクェ』[霊障] |
『火焔放射戦車』[火炎] |
装甲戦車『ヒポポタマス』[物理] |
装甲戦車『ヒポポタマス』[物理] |
装甲戦車『ヒポポタマス』[物理] |
キャラデータ
名前
マシーナ=クローイェヴナ・アンドロースカヤ
愛称
シニカ
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プロフィール
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
・搭乗者 マシーナ・クローイェヴナ=アンドロースカヤ。愛称もしくは通名はシニカ。 中肉中背と言った風情の、際だった特徴のない女。特徴があるとすれば分け隔てのない無愛想で事務的な対応と、瞬き一つしない死んだ眼。 その肉体は他世界産の魔導機械。 残像領域に打ち棄てられていたウォーハイドラ「キッシンジャー」を拾い上げ、直接接続によって自らのパワードスーツのように操る。 ・乗機 かつては「水鏡のキッシンジャー」あるいは「静寂のキッシンジャー」と呼ばれたウォーハイドラ。 本来はその呼び名の通りステルス型として設計されたが、数多の持ち主の手を渡り歩くうちにその原形は失われ、汎用型と大差ない性能と化した。 操縦系統の故障によりもはや人間のパイロットには操縦できぬものとなり残像領域の片隅に打ち棄てられていたが、直接接続の可能なシニカによって再び霧の戦場を駆けることとなる。 ―――― ・行動は気分と電磁波濃度と敵属性でマグス以外のすべてを選択肢に入れたいタイプ ・武器を持つかノーエンジンやるかを検討して前者が勝った ・通りすがりにメッセ飛ばして軽率に打ち切る族 ・連絡先:@Pitti1097 ・プロフ絵およびアイコン0・1は、カスタム立ち絵(http://aebafuti.github.io/CustomStand/ 喘葉淵様)を利用+加工して作成しています | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 |
機体データ |
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1 | 補助輪A | 風火補助輪『ナーザ』 [47/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | 照準障害誘発A | 祈念増幅機構『マリーツァ』 [44/薄装甲/薄装甲]《装備:11》 | ▼詳細 |
3 | レーダーB | 分離型レーダー『リトーチア・ミーシ』 [42/薄装飛行/薄装飛行]《装備:6》 | ▼詳細 |
4 | 補助輪A | ハイドラは電気黒猫に横切られるか?Ⅲ [46/幻想機動/幻想機動]《装備:4》 | ▼詳細 |
5 | 領域瞬間霊送箱A | 空間転移装置『アクノー』 [48/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
6 | 軽逆関節A | 白鴉突撃逆関節脚部 [39/突撃態勢/突撃態勢]《装備:2》 機動[1000] 跳躍[305] AP[410] 旋回速度[1221] 防御属性[粒子] 防御値[250] 貯水量[121] 積載量[2100] 消費EN[150] 金額[1216] 重量[800] [逆関節] *作者* |
▼詳細 |
7 | エンジンB | ”Crustacea” [41/幻想機動/幻想機動] | ▼詳細 |
8 | 操縦棺C | 断霧操縦棺『テプラヤ・ソーンツェワ』 [47/薄装減霧/薄装減霧]《装備:1》 | ▼詳細 |
9 | ロケットA | おばあちゃんのロケット(OB-Ra1) [44/薄装甲/高圧軽量] 火力[1409] 発射数[1] AP[-44] 防御属性[物理] 防御値[352] 貯水量[126] 弾数[5] 武器属性[速射] 異常追加[40] 消費EN[45] 金額[504] 弾薬費[20] 重量[-82] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
10 | 補助輪A | 風火補助輪『ナーザ』 [47/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
11 | 操縦棺B | 禁忌操縦棺"ラーン=テゴス" [44/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
12 | 領域殲滅兵器A | 領域殲滅兵装『ツァーリ』 [45/高誘発/高誘発] | ▼詳細 |
13 | 重ブースターA | まぼろしぶーすたー [42/幻想機動/幻想機動] | ▼詳細 |
14 | 重ブースターA | 高噴霧スラスター『ビエリ・ソーカル』 [46/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
15 | 重ブースターA | 重ブー [43/幻想機動/幻想機動] | ▼詳細 |
16 | 硬質ダガーA | 弐 [44/薄装甲/薄装甲] 火力[953] 連撃数[3] AP[-88] 防御属性[粒子] 防御値[327] 精度[246] 貯水量[197] 弾数[12] 武器属性[速射] 異常追加[40] 消費EN[16] 金額[504] 弾薬費[10] 重量[-82] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
17 | エンジンB | MEB2066-Phantasma [45/幻想機動/幻想機動]《装備:3》 | ▼詳細 |
18 | 飛行ユニットA | KSK重工業製ブレイジングユニットα [47/薄装甲/薄装甲] 飛行[314] AP[574] 旋回速度[200] 防御属性[電子] 防御値[219] 貯水量[267] 噴霧量[267] 消費EN[494] 金額[1333] 重量[-40] [飛行補助] *作者* |
▼詳細 |
19 | レーダーA | MTRL-749Ω R.A.Ω [37/広域索敵/広域索敵]《装備:10》 | ▼詳細 |
20 | 重ブースターA | 重ブー [43/幻想機動/幻想機動] | ▼詳細 |
21 | 軽車輪A | Airleacain-α2 [44/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
22 | レーダーB | 強化型索敵機(軽量型) [45/薄装甲/薄装甲]《装備:7》 | ▼詳細 |
23 | 補助輪A | ハイドラは電気黒猫に横切られるか?Ⅲ [46/幻想機動/幻想機動]《装備:5》 | ▼詳細 |
24 | 噴霧機A | HM29C-renkon [46/高圧回復/力場装甲] | ▼詳細 |
25 | レーダーB | 強化型索敵器(反重力型) [39/薄装飛行/薄装飛行]《装備:9》 | ▼詳細 |
26 | レーダーA | 索敵強化システム『隼の目』 [42/突撃態勢/突撃態勢]《装備:8》 | ▼詳細 |
27 | 素材 | 反応スプリング49 [49/跳躍/---] 特殊B[660] [素材] |
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28 | 操縦棺A | ゴリラ族の証 [45/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
29 | 素材 | 重機動プラン49 [49/重機動/---] 特殊B[660] [素材] |
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