ENo.0572　白兎生体科学社生体兵器開発部門第八課第三分室

開発日誌　3333
破壊され、廃棄された前の子供がアルラウネになって戻ってきた。
完全に死んでいて、死体も再利用可能な箇所は全て取り外して、
検体に使える所も全て利用して、残った個所は新しい子供のごはんにしたのに、完全に復活している。

すごい。
記憶の再演に過ぎない残像とは違う。
アレは確かに新しい命として生きている。
そう、新しい命として古い命が蘇っている。

すごい！すごい！すごい！
この技術を使えば貴重な試験体をいくらでも量産できるようになる。
あぁ、欲しいなぁ。論理が知りたいなぁ。使ってみたいなぁ。

白兎生体科学社生体兵器開発部門第八課第三分室は愉快な仲間と共に愉快な仕事量に日夜愉快に追われるデスマーチが日常になった愉快な職場です。

現在、追加の生贄は募集しておりません。