ENo.0083　オパール・フェアリー＆マイタイ・カザド

　二人の初出撃の後、ガレージにて
「……のぅ、マイタよ、こやつ……重いぞ！　思ったようにうごかぬではないか！　それにわっちの機関砲はどこにいったのじゃ！　装備してくれたのではなかったのか！？」
「ふむ、すまぬの、どうやらエンジンの出力不足だったようじゃ。それから機関砲は少し遅れて届いたみたいでの、うっかり装備し忘れていたようじゃ」
「マイター！　全く、もっとしっかりして欲しいのじゃ……これではわっちが立派な鋼竜になるという夢が叶わなくなってしまうではないか！」
「すまなかったのぅ……。……ほれ、再整備完了じゃ、今度はちゃんと動くはずだよ。」
「おお！　でかしたぞ！　……では早速、例の射爆場とやらで試運転してくるのじゃ！」
「うむ、オパールや、気を付けていっておいで。……さて、またカタログが更新されているようじゃのう、今度のラインナップは……と。」

二人のハイドラライダーとしての日々はまだはじまったばかりだ。