ENo.0191　レーヴェ・プロミネンス・マイネン

生きて還る。それだけだ。

訳の分からねぇ場所で、訳の分からねぇモンに乗って、訳の分からねぇモンと戦ってる。全く理不尽極まりない。
とはいえ、理不尽なのは今に始まった話じゃない。戦う道具があるだけまだマシだ。
一体どういう仕組みなのか、ドシロウトの俺が乗ってもマァ動く動く。
敵だって何も幽霊じゃない。目に見える。認識できる。見えてかわせるなら問題はない。
気に入らねぇのは、時折武器もなしに不可思議な攻撃をしてくる奴がいるってことだ。しかも敵に限った話じゃないってのがまた気味の悪い。
とにかく、そういう面倒な野郎は真っ先にぶったたくに限る。生きて還るためにはな。

そうだ、俺は死なねぇ。妹に、リーシャに会うまで。