ENo.0002　キリト・閃鐳・イサラギ

《Welcome,お帰りなさい、キリト》
《どうでしたか？今週のモニカさんとの会合は》

「……」
「まあ…」

《ということは！うまくいったのですね！？》

「まだ何も言ってないだろう」
「…」
「だが、まあ…そんな感じだ」
「ちゃんと伝えるべきことは伝えたし…しゃべったと思う」

《Excellent,やればちゃんとできると信じていました》

「……」

AIに心配され続けていたというのは正直不満なのだが、
何故か今は そこまで悪い気はしなかった。

「…『きっかけ』になるかはわからんがな」

《NoProblem,大丈夫ですよ、キリト》
《私には十分、進展があったように思えます。キリト、あなたは前に進めました》
《私がこんなことを言うのも変だとは思いますが…大丈夫だと信じれます》

「……」
「本当に、お前が機械なのかどうか疑わしいが…まあ、そんなことはどうでもいいな…」
「俺がいない間、何かあったか？」

《Notice,メールが一件きています。…精神接続者向けのスーツブランドカタログの更新情報です》
《更新しますか？》

「………そうだな、更新しておいてくれ。後で見る」

《Sir,了解です》


キリトは操縦席に座ると長い息を吐いた。

G.I.M.S.ほどではないが、
迷い、考えていたことを正直にフランクリンに話すことができた。

以前から、ずっと彼女のことを『ロニーの妹』という目でしか見ていなかったことに
気がついたのは、つい最近……それこそ、フランクリンが脚を変えた時くらいの、つい最近の話だ。


（あれは、ロニーでも…『ロニーの妹』でもない…）



彼女はモニカ・フランクリン。
以前の僚機で かつての閃鐳の仲間 ロニー・フランクリンの妹。
共に戦い、守り合う 相棒だ。

荒れた丘陵地に住み着いた子どもたちが、夜な夜な的を立てている。
ハイドラライダーは各自が利用料を払って訓練に使用している

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ユニオン活動：射撃*5 固定
ユニオン購入：経験値+1
ロールプレイ：やる気なし
参加脱退：自由（先着