ENo.0510　ODE-30

【音声記録:4793　再生開始】

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はい、オード・サーティです。

ええ。確かに私は言いましたよ。
私はスーパーＡＩですし？
あなたを霧の中で死なせるような真似はしないと？
言いましたけどね？？？

なんで粒子ブレード引っ張り出して来たんですか！
これ今回は売るだけにするって言いましたよね！？

しかもちゃっかり戦術パターン変更してるし！！
あなたねこれ分かってます？！　相当危ういやり方ですよ！？
一発でもカスったら吹っ飛ぶって解ってます！？

ええ、ええ、まあ言いたいことは分かりますよ。
自分がどれだけ戦えるのか、知ることは大事です。
そりゃあ確かに分かりますけどね！！

何でこうも極端なんですか。
まるで、何か心境の変化でもあっ……

……ケイ？

何が、ありました？

この行動パターンは索敵機のものではありません。
最前線を切り結び、敵を能動的に倒す為のもの。
今までこんな行動は取らなかった筈。

最前線にわざわざ向かおうと考えたこと。
まるで、霧の中にいる何かを探すような。

………。

………。

………。

なるほど。

あなたの『見た』ものが。
彼の『夢』に現れるものが。
霧の中に、本当に、今も『居る』のか。

それを、見定めたいと。

承知しました。
この一戦に限り、戦闘重視の反応に書き換えましょう。

ですが油断しないでください、ケイ。
確かにあなたは操作に慣れてきた。ですが、それは、
基本的に「回避」に特化した動きです。
「攻撃」に転じた場合、あなたとこの機体は他の機体に
比べていくつかの点で大幅に劣ります。
油断したら、本当に死にますからね。

では、行きますよ。ケイ。
相当振り回しますから、覚悟してくださいね！！

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【音声記録:4793　再生終了】

人気も無く、寂れた区間にひっそりと佇む格納庫がある。
入り口は常時開け放たれていて、その横に取付られたプレートには《疾風》の文字が刻まれていた。

時々この格納庫を出入りする者達がちらほらと見受けられる。
此処を根城とする彼等は、戦場を駆け回る斥候部隊。

敵を発見する、敵の動きを妨害する、敵の攻撃を引き付けるといった役目を持つ者達。

きっと、目立たず戦場で活躍してくれるだろう。


【斥候戦闘部《疾風》】
　└ひたすら避けてめっちゃデバフしたり索敵したりするだけのグループ
　└基本的にまったり&自由
　└ロールもしたい
　└攻略で何かあれば相談もしたい！
　└ユニオン活動はずっと制御×5、ユニオン購入もずっと機動力3%
　└参加希望であれば背後Twitter@Ci_ktdm 又はメッセージで連絡してくださいませ