第28週目 コルヴス・コラクスの一週間
◆日記
コルヴス・コラクスは、操縦棺のシートの上で膝を抱えた姿勢のまま、深く息を吸って、吐く。かつてのような肺腑の崩れる感覚もなく、喉が絞まるような感覚もない。問題ない。何一つ、問題はない。
しかし、モニタに映りこむパロットは、普段あれだけ騒々しく喚いているのが嘘のように、どこか思案げな様子でこちらを見つめている。
その理由も、当然わかってはいたけれど。
『コルヴス、大丈夫か?』
「問題ないよ。強いて言えば――普段より、よい霧の日だと思うだけさ」
機体を包む霧の冷たさに、肌に触れる張り詰めた空気、あたりを満たすハイドラの気配。生と死が入り混じる境界の空気に触れると、不思議と気分が高揚する。それに応えるように、愛機もまた、低い駆動音を鳴らす。
ストラトスフェア要塞攻略戦。
足を伸ばし、姿勢を整える。パロットもコルヴスが戦闘態勢に入ったと見るや、一瞬前までの何ともいえない表情を綺麗さっぱり消し飛ばし、獰猛な笑みを浮かべてみせる。その切り替えの速さはいっそ羨ましい。
「さあ、往くよ、パロット」
『あいよ! 誰よりも速く、誰よりも高く、ってな!』
今回の要塞戦も、色々と気になる情報が入ってはいるが、コルヴスのすることは変わらない。
ただ、愛する船に抱かれて踊るだけだ。
『コルヴス・コラクスは残像である』
パロットからそう伝えられたコルヴスが、真っ先に思ったことは「やっぱり」であった。
驚きはなかった。何しろコルヴス・コラクス――と呼ばれる前の男は、確かに死んだはずなのだから。死んだその瞬間を、絶頂を、そして薄れゆく意識の中で、友から贈られた別れの言葉を、はっきりと記憶しているのだから。
故に、己は残像なのだろう、と考えるのはごく自然なことだ。
しかし、パロットの言葉には、いくつか決定的に足らない点がある。コルヴスが残像領域で目覚めてから常に抱えていた疑問は、残像である、という説明では何一つ解決しないのだ。
生者とも死者とも言い切れない男は、手のひらに伝わる操縦桿の感覚を確かめながら、ブースターに火を入れる。乗り手の体に強烈な負荷をかけながら、コルヴスと同じ名を持つ船は、一息で霧を裂く。
光の軌道を描き、空中を滑るように行く白の鴉が狙うのは、戦場に立ち並び、ハイドラ大隊の進行を阻む電波塔の一つ。身を捻らせるようにして、粒子で構成された刃の翼を電波塔に叩きこむ。
狙い過たず電波の発生源を貫いた刃を、電波塔の壁面を蹴り飛ばすことで引き抜き、離脱。直後に来る爆発が生み出す衝撃すらも翼に乗せて、更に加速する。
霧の中に姿を隠して飛ぶコルヴスを捉えられる者はそう多くない。それに、近頃はあえて敵の目を引くように動くライダーも増えてきたお陰で、コルヴスは自らの役割に専念することができる。
白鴉のウォーハイドラ『コルヴス・コラクス』は、小型かつ速度と飛行能力を重視しているため、火力は期待できない。もちろん、それら条件を満たしながら大火力を担うアセンブルを成立させるハイドラも存在するが、今のコルヴスの理想とは少々異なる。
闇雲に戦うだけが、ウォーハイドラではないのだ。
加速を続けながら、並行して索敵の網を広げてゆく。目には見えない網に絡め取られた敵機の情報を、パロットが素早く取りまとめて送信する。
『今んとここんな感じ! よろしくなー!』
「タカムラ、大物は任せるよ。露払いは任せて」
後方に控える僚機に声をかければ、『ああ』という、簡潔ながら確かな答えが帰ってくる。タカムラが駆る翼持つ蛇は、コルヴスに足らない火力を担う。コルヴスの役目は、そんなタカムラの視界を晴らし、彼の攻撃を確実に叩き込むために、相手を縛ることだ。
視界は依然霧に包まれてはいるが、戦場の景色は一秒ごとにクリアになっていく。コルヴスは、電波塔をもう一基落とした勢いで、未確認機――『エウリプテリダ』と呼ばれるそれの死角へともぐりこむ。
じりじりと、昂ぶりが体を満たしていく。操縦棺を通して、頭から四肢の先端までが、『コルヴス・コラクス』と溶け合うような感覚。今にも暴れ出しそうな熱情を理性の力で抑え込み、口元だけを歪ませる。
「さあ……、さあ、もっとボクを楽しませてよ……!」
閃く刃。重力に反して飛ぶ船。常に理想に向けて変化していく船に、今この瞬間、抱かれている。体全体でその快楽を貪りながら、それでもコルヴスの魂魄は酷く冷え切っている。
熱に流されるのは簡単だ。コルヴスがただ一人であったならば、とっくにそうしていたし、何度だって地に落ちていただろう。霧を纏うこともやめ、欲望のままに己と船の限界を試行し続けていただろう。
けれど、今は何故か、そうする気にはなれなかった。
――これからの、話をした。
それは、未来を考えたこともなかったであろうルーゼンエッタの生き様が、どこか自分に似ていたから、ということもある。しかし、それ以上に、コルヴス自身の意識が、残像領域での出来事を通して変わっていたのだと思う。
元の世界で「生きて」いる間、コルヴスに自由意志はなかった。好きや嫌いを主張することはあっても、それが行動の判断基準にはなり得なかった。言われたことを確実に遂行するだけの、人のふりをした自動装置。
それ故に、残像領域で目覚めてから、途方にくれたのも事実だった。パロットに導かれるままにハイドラに乗ったのも、単純に、それ以外に快楽を得る方法を知らないからであったし、再び至高の悦楽のなかで死ねるならそれが一番幸福だろうと思ったからだった。
もちろん、それはそれで、愉快な日々だった。
けれど、自身の「これから」を考えたことは、なかった。
自分とよく似た境遇を持ち、未来を見ることも知らないルーゼンエッタを前にして。彼女の行く末を、彼女なりの幸せを見届けたいと思って、それが初めて自分にとっての「これから」であることに気づいた。
そんな「これから」を希求している自分に、気づいた。
だからこそ。
今ここに来て、どうしても考えずにはいられない。
果たして、コルヴス・コラクスに未来はあるのだろうか?
既に死を迎えたはずの男は、今こうして息をしている。人のふりをしている。
だが、この身が、戦場でのみ存在を許される残像であるならば。
例えば、この霧が晴れ、戦の音が絶えたその日――コルヴス・コラクスは。
『コルヴス!』
ほんの刹那、戦場を離れて思索の海に入りかけていた意識を引き戻す、声。
コルヴスは考えるよりも先に操縦桿を倒し、『コルヴス・コラクス』の身を捻らせていた。
ごう、と。形の無い「何か」が船体を掠めたのを、腹に響く衝撃から察する。次の瞬間、単なる攻撃をかわした時には感じようもない、肌を這い上がるような冷気のようなものに、コルヴスは眉を顰める。
「霊障、攻撃……?」
確かに戦闘開始時に術導DRの姿は見えていたが、とっくのとうに撃滅されている。時々姿を現しては無数のミサイルをばら撒くミサイルキャリアーと、ぽつぽつとエウリプテリダの姿が残されているだけで、霊障を見舞うような相手は見当たらない。
――見当たらない。
あくまで、レーダーに映る範囲では。
俄かに襲い来る頭痛、背筋を走る悪寒、僅かに乱れたように見える計器。「勘」というものをコルヴスは信じてはいなかったが、こればかりは今まさに身を繋げている『コルヴス・コラクス』からの警告だと信じて、空を蹴る。
途端、強烈な突風にも似た衝撃が横から船の腹を叩き、全身を揺さぶる。上下左右の感覚が狂い、ただ、ただ、白く何も無い世界に放り出されたような感覚に陥る。
それでも「直撃は避けた」のだと、まだ『コルヴス・コラクス』が空中に存在していられていること、そして己の意識が消し飛んでいないことで理解する。今の衝撃をもろに受けていたなら、防御を捨てているこの船などあっけなく消し飛んでいたに違いない。
ついでに、今の攻撃で計器表示は完全にイカれたらしい。コンマ一秒で計器に頼るのを諦め、体にかかる負荷だけを信じて体勢を立て直す。高度が低ければ、おそらく、とっくに地面とキスをしていたに違いない。
そこに、パロットの喚き声が割り込む。
『コルヴス! 前! 前!!』
ブースターの力を駆りて高度を上げながら、コルヴスは「それ」を目にする。
パロットの言うとおり、「それ」は本当にすぐ目の前にいた。なのに、レーダーの画面はおかしな数字の羅列を映し出すだけ。それに、パロットの声こそ聞こえるが、本来その姿を映し出すはずのモニタは完全に沈黙している。
だから、あくまで、コルヴスが視認できるのは、風防を通して見える、滑らかな曲線を描いた、妙に平たい漆黒の船体だけだ。かつての世界の海を泳いでいた魚の一種――海鷂魚と呼ばれていたそれに、よく似ている。
「これ、は」
意識せず、声が漏れていた。
記憶を満たしていた霧が晴れる感覚。
そうだ、自分は、この船を知っている。
今までどうして思い出せなかったのだろう。全ては、この船から始まっていたというのに。
空に浮かぶ海鷂魚から、声がする。
音声通信ではなく、魂魄に直接響く、懐かしい感覚。
《――久しぶりだな、お前が俺を否定した日以来か》
「ああ。ボクは二度と会いたくなかったけどね、『カミサマ』」
【Sequel:27 疑心対峙のストラトスフェア】
しかし、モニタに映りこむパロットは、普段あれだけ騒々しく喚いているのが嘘のように、どこか思案げな様子でこちらを見つめている。
その理由も、当然わかってはいたけれど。
『コルヴス、大丈夫か?』
「問題ないよ。強いて言えば――普段より、よい霧の日だと思うだけさ」
機体を包む霧の冷たさに、肌に触れる張り詰めた空気、あたりを満たすハイドラの気配。生と死が入り混じる境界の空気に触れると、不思議と気分が高揚する。それに応えるように、愛機もまた、低い駆動音を鳴らす。
ストラトスフェア要塞攻略戦。
足を伸ばし、姿勢を整える。パロットもコルヴスが戦闘態勢に入ったと見るや、一瞬前までの何ともいえない表情を綺麗さっぱり消し飛ばし、獰猛な笑みを浮かべてみせる。その切り替えの速さはいっそ羨ましい。
「さあ、往くよ、パロット」
『あいよ! 誰よりも速く、誰よりも高く、ってな!』
今回の要塞戦も、色々と気になる情報が入ってはいるが、コルヴスのすることは変わらない。
ただ、愛する船に抱かれて踊るだけだ。
『コルヴス・コラクスは残像である』
パロットからそう伝えられたコルヴスが、真っ先に思ったことは「やっぱり」であった。
驚きはなかった。何しろコルヴス・コラクス――と呼ばれる前の男は、確かに死んだはずなのだから。死んだその瞬間を、絶頂を、そして薄れゆく意識の中で、友から贈られた別れの言葉を、はっきりと記憶しているのだから。
故に、己は残像なのだろう、と考えるのはごく自然なことだ。
しかし、パロットの言葉には、いくつか決定的に足らない点がある。コルヴスが残像領域で目覚めてから常に抱えていた疑問は、残像である、という説明では何一つ解決しないのだ。
生者とも死者とも言い切れない男は、手のひらに伝わる操縦桿の感覚を確かめながら、ブースターに火を入れる。乗り手の体に強烈な負荷をかけながら、コルヴスと同じ名を持つ船は、一息で霧を裂く。
光の軌道を描き、空中を滑るように行く白の鴉が狙うのは、戦場に立ち並び、ハイドラ大隊の進行を阻む電波塔の一つ。身を捻らせるようにして、粒子で構成された刃の翼を電波塔に叩きこむ。
狙い過たず電波の発生源を貫いた刃を、電波塔の壁面を蹴り飛ばすことで引き抜き、離脱。直後に来る爆発が生み出す衝撃すらも翼に乗せて、更に加速する。
霧の中に姿を隠して飛ぶコルヴスを捉えられる者はそう多くない。それに、近頃はあえて敵の目を引くように動くライダーも増えてきたお陰で、コルヴスは自らの役割に専念することができる。
白鴉のウォーハイドラ『コルヴス・コラクス』は、小型かつ速度と飛行能力を重視しているため、火力は期待できない。もちろん、それら条件を満たしながら大火力を担うアセンブルを成立させるハイドラも存在するが、今のコルヴスの理想とは少々異なる。
闇雲に戦うだけが、ウォーハイドラではないのだ。
加速を続けながら、並行して索敵の網を広げてゆく。目には見えない網に絡め取られた敵機の情報を、パロットが素早く取りまとめて送信する。
『今んとここんな感じ! よろしくなー!』
「タカムラ、大物は任せるよ。露払いは任せて」
後方に控える僚機に声をかければ、『ああ』という、簡潔ながら確かな答えが帰ってくる。タカムラが駆る翼持つ蛇は、コルヴスに足らない火力を担う。コルヴスの役目は、そんなタカムラの視界を晴らし、彼の攻撃を確実に叩き込むために、相手を縛ることだ。
視界は依然霧に包まれてはいるが、戦場の景色は一秒ごとにクリアになっていく。コルヴスは、電波塔をもう一基落とした勢いで、未確認機――『エウリプテリダ』と呼ばれるそれの死角へともぐりこむ。
じりじりと、昂ぶりが体を満たしていく。操縦棺を通して、頭から四肢の先端までが、『コルヴス・コラクス』と溶け合うような感覚。今にも暴れ出しそうな熱情を理性の力で抑え込み、口元だけを歪ませる。
「さあ……、さあ、もっとボクを楽しませてよ……!」
閃く刃。重力に反して飛ぶ船。常に理想に向けて変化していく船に、今この瞬間、抱かれている。体全体でその快楽を貪りながら、それでもコルヴスの魂魄は酷く冷え切っている。
熱に流されるのは簡単だ。コルヴスがただ一人であったならば、とっくにそうしていたし、何度だって地に落ちていただろう。霧を纏うこともやめ、欲望のままに己と船の限界を試行し続けていただろう。
けれど、今は何故か、そうする気にはなれなかった。
――これからの、話をした。
それは、未来を考えたこともなかったであろうルーゼンエッタの生き様が、どこか自分に似ていたから、ということもある。しかし、それ以上に、コルヴス自身の意識が、残像領域での出来事を通して変わっていたのだと思う。
元の世界で「生きて」いる間、コルヴスに自由意志はなかった。好きや嫌いを主張することはあっても、それが行動の判断基準にはなり得なかった。言われたことを確実に遂行するだけの、人のふりをした自動装置。
それ故に、残像領域で目覚めてから、途方にくれたのも事実だった。パロットに導かれるままにハイドラに乗ったのも、単純に、それ以外に快楽を得る方法を知らないからであったし、再び至高の悦楽のなかで死ねるならそれが一番幸福だろうと思ったからだった。
もちろん、それはそれで、愉快な日々だった。
けれど、自身の「これから」を考えたことは、なかった。
自分とよく似た境遇を持ち、未来を見ることも知らないルーゼンエッタを前にして。彼女の行く末を、彼女なりの幸せを見届けたいと思って、それが初めて自分にとっての「これから」であることに気づいた。
そんな「これから」を希求している自分に、気づいた。
だからこそ。
今ここに来て、どうしても考えずにはいられない。
果たして、コルヴス・コラクスに未来はあるのだろうか?
既に死を迎えたはずの男は、今こうして息をしている。人のふりをしている。
だが、この身が、戦場でのみ存在を許される残像であるならば。
例えば、この霧が晴れ、戦の音が絶えたその日――コルヴス・コラクスは。
『コルヴス!』
ほんの刹那、戦場を離れて思索の海に入りかけていた意識を引き戻す、声。
コルヴスは考えるよりも先に操縦桿を倒し、『コルヴス・コラクス』の身を捻らせていた。
ごう、と。形の無い「何か」が船体を掠めたのを、腹に響く衝撃から察する。次の瞬間、単なる攻撃をかわした時には感じようもない、肌を這い上がるような冷気のようなものに、コルヴスは眉を顰める。
「霊障、攻撃……?」
確かに戦闘開始時に術導DRの姿は見えていたが、とっくのとうに撃滅されている。時々姿を現しては無数のミサイルをばら撒くミサイルキャリアーと、ぽつぽつとエウリプテリダの姿が残されているだけで、霊障を見舞うような相手は見当たらない。
――見当たらない。
あくまで、レーダーに映る範囲では。
俄かに襲い来る頭痛、背筋を走る悪寒、僅かに乱れたように見える計器。「勘」というものをコルヴスは信じてはいなかったが、こればかりは今まさに身を繋げている『コルヴス・コラクス』からの警告だと信じて、空を蹴る。
途端、強烈な突風にも似た衝撃が横から船の腹を叩き、全身を揺さぶる。上下左右の感覚が狂い、ただ、ただ、白く何も無い世界に放り出されたような感覚に陥る。
それでも「直撃は避けた」のだと、まだ『コルヴス・コラクス』が空中に存在していられていること、そして己の意識が消し飛んでいないことで理解する。今の衝撃をもろに受けていたなら、防御を捨てているこの船などあっけなく消し飛んでいたに違いない。
ついでに、今の攻撃で計器表示は完全にイカれたらしい。コンマ一秒で計器に頼るのを諦め、体にかかる負荷だけを信じて体勢を立て直す。高度が低ければ、おそらく、とっくに地面とキスをしていたに違いない。
そこに、パロットの喚き声が割り込む。
『コルヴス! 前! 前!!』
ブースターの力を駆りて高度を上げながら、コルヴスは「それ」を目にする。
パロットの言うとおり、「それ」は本当にすぐ目の前にいた。なのに、レーダーの画面はおかしな数字の羅列を映し出すだけ。それに、パロットの声こそ聞こえるが、本来その姿を映し出すはずのモニタは完全に沈黙している。
だから、あくまで、コルヴスが視認できるのは、風防を通して見える、滑らかな曲線を描いた、妙に平たい漆黒の船体だけだ。かつての世界の海を泳いでいた魚の一種――海鷂魚と呼ばれていたそれに、よく似ている。
「これ、は」
意識せず、声が漏れていた。
記憶を満たしていた霧が晴れる感覚。
そうだ、自分は、この船を知っている。
今までどうして思い出せなかったのだろう。全ては、この船から始まっていたというのに。
空に浮かぶ海鷂魚から、声がする。
音声通信ではなく、魂魄に直接響く、懐かしい感覚。
《――久しぶりだな、お前が俺を否定した日以来か》
「ああ。ボクは二度と会いたくなかったけどね、『カミサマ』」
【Sequel:27 疑心対峙のストラトスフェア】
NEWS
本日のニュースです各地に出没した『影』について、企業連盟は彼らを完全にコントロールしているとの声明を出しましたハイドラ大隊は一般的なWHを凌駕する圧倒的な戦力を保持し、もはや誰も彼らを止めることはできません
影はこの世界に秩序をもたらすのか、それとも……
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「ルオシュだ。どうやら、俺も貴公らと同様、影の目標に選ばれたようだ……俺のことは心配するな。このハイドラ中隊は死ぬまで戦う覚悟だ」 |
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「俺はどこまでも行くつもりだ。勝利か、敗北かが決する時まで。その時までは、俺は無敵だ。その時まで、俺は永久に戦いのさなかだ」 |
メルサリアからのメッセージ 「最終テストを要請する。水粒爆縮投射装置の完成形のテストだ。ミッションAが私の依頼だ」 |
メルサリアからのメッセージ 「もちろん前回ロールアウトしてもよかった。でも、それは私の何かが許さなかった」 |
メルサリアからのメッセージ 「ユニット・オーバーロードだ。それを実証するまで、私は完成を許さなかった」 |
メルサリアからのメッセージ 「ランページ・ユニットのシステムはHCSでは定義されていない。強制的に接続しているに過ぎないんだ。それをHCSのアップデートで完璧にオーバーロードさせる」 |
メルサリアからのメッセージ 「それはデバステイター・ユニットや他のシステムでも可能なはずだ。やがてHCSを超えるシステムが完成する。君たちの協力が必要だ。HCSを目覚めさせてきた、君たちなら……」 |
メフィルクライア 「おはようございます。メフィルクライアです!」 |
メフィルクライア 「『影の禁忌』って呼んでいるようだね。わたしたちはもう少し正確に受け継いでいる。その禁忌……『カルマの禁忌』」 |
メフィルクライア 「『それは矮小なるもの。殺意でもってすべてを死に至らしめるもの』……神話の時代から続く、ひとつの禁忌だね」 |
メフィルクライア 「わたしは……あなたたちに、全てを破壊してほしいと思っている。禁忌ごとね。そのうえで、あなたたちに共倒れしてほしいとも思う」 |
メフィルクライア 「あなたたちはどこへ向かうの? それ以上強くなって、永遠に強くなって……行きつく果ては何なの? 何を叶えたいの?」 |
メフィルクライア 「……終わりはやってくる。でも、あなたたちは終わらない。永遠に勝ち続けるのだから。だから、わたしはあなたたちを凌駕して、全てを終わらせるしかないの」 |
ヒルコ教団の神聖巫女『ヒルコ』からのメッセージ 「…………ア……協力して、ほしいの。ミッションB。私たちの依頼。よろ……しくね」 |
ヒルコ教団の神聖巫女『ヒルコ』からのメッセージ 「(背後から聞こえる賑やかな声)『ヒルコ様もう少しですぞ!一息、一息に言い切ってくだされ!』『す、すごい……台本を読めていますぞ!』『ヒルコ様!や、やった……ヒルコ様が無線通信を!』『馬鹿ッ!黙ってろ!相手に聞こえ……あ、ああっ!ヒルコ様が!台本を!』ガチャン、ツー・ツー」 |
企業連盟の会長『バルーナス』からのメッセージ 「おや、まだ降伏していないようだな。残念ながら、そのまま影に食われて死んでしまうほかないようだな。だが、私は容赦しない。次なる禁忌……『光の禁忌』を開放した。貴様らが死ぬまで、永遠に終わらない戦場の檻だ。よもや生き残れるとは思うまいが……もし生き残ったとしても、さらに強い禁忌が二つ控えている。逃げ出すのなら、今のうちだぞ」 |
謎の混線 「気温20℃以下、日照時間950時間以下を維持せよ。それを超えると、発芽が促進される」 |
謎の混線 「維持しなければならない。滅びゆく世界が、滅びぬように。維持無ければ世界は滅びるだろう。いままで築き上げた全てを破壊して」 |
謎の混線 「そのたびに我々は何度でも手を差し伸べる。滅びゆく世界が、滅びぬように」 |
◆訓練
制御の訓練をしました制御が203上昇した
◆破棄
コルヴスとパロットはナガマキを破棄した!!
コルヴスとパロットはカミカゼエンジンを破棄した!!
コルヴスとパロットはロボットアーム46を破棄した!!
コルヴスとパロットは呪いの人形46を破棄した!!
コルヴスとパロットはMedoūsa:支配者の証Ⅲを破棄した!!
◆送品
◆送金
◆購入
コルヴスとパロットはUSAMIMI-Wolfエンジン改を1304cで購入した!!
コルヴスとパロットはN'qui:Eslovitjaanを1304cで購入した!!
コルヴスとパロットは超軽量操縦棺[null]を748cで購入した!!
◆作製
資金を1000を投入した!!
作成時補助発動! 薄防!! 防御値が 46 減少!!
作成時補助発動! 薄防!! 防御値が 46 減少!!
重ブースター『セイルフィッシュ』と重ブースター『セイルフィッシュ』を素材にして白鴉幻想飛行機構改を作製した!!
◆戦闘システム決定
ステルス に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に超軽量操縦棺[null]を装備した
脚部2に白鴉幻想逆関節脚部を装備した
スロット3にUSAMIMI-Wolfエンジン改を装備した
スロット4に厚揚げを装備した
スロット5に白鴉幻想頭部機構改を装備した
スロット6にN'qui:Eslovitjaanを装備した
スロット7に軽量槍【ファルコン】を装備した
スロット8に白鴉幻想飛行機構改を装備した
スロット9にえっちな動画(黒髪ボイン)を装備した
スロット10にえっちな動画(黒髪ボイン)を装備した
スロット11に\u767dを装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
タカムラ=カミツとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションC
ユニオン活動
下宿付きレンタル格納庫・ニゲラ会館の活動記録
【設定】
+ご案内+
入居者募集中!
下宿付きレンタル格納庫・ニゲラ会館はハイドラライダー専門の下宿です。
格納庫は小型のハイドラから大型のハイドラまで対応。
美味しく栄養バランスの良い朝食・夕食の二食付き ※希望者にはお弁当も作ります(日曜日のお食事 は休みです)
+共同設備+
・レンタル格納庫
・食堂兼談話室
・トイレ(各階1)
・シャワールーム(1)
・洗濯室(コイン式洗濯機3/コイン式乾燥機1)
+お部屋について+
部屋ごとに異なります。
お問い合わせ下さい。
【NPC】
・大家のお婆ちゃん
もう40年前位にハイドラライダーとして活躍していた老婆。
本名が不明なので、お婆ちゃん、ババァ、婆さんなど各々の好きに呼ばれる。
飯が美味い。
【PL向け情報】
皆でワイワイ生活しようぜ! 別にワイワイじゃなくてもいいけどな!
な感じの、お婆ちゃん(NPC)が運営する下宿付きレンタル格納庫設定のユニオンです。
・制御を上げたい方。
・住処が欲しい方。
・ロールのネタにしたい方。
・交流のネタにしたい方。
・なんかよくわからないけれど気になった方。
等の方を募集します。
ロール色濃い目のユニオンですが、交流及びロールの有無は問いません。
お部屋の設定(設備)は豪華に6LDKだぜ! などではない限り自由でOK。
+ご案内+
入居者募集中!
下宿付きレンタル格納庫・ニゲラ会館はハイドラライダー専門の下宿です。
格納庫は小型のハイドラから大型のハイドラまで対応。
美味しく栄養バランスの良い朝食・夕食の二食付き ※希望者にはお弁当も作ります(日曜日のお食事 は休みです)
+共同設備+
・レンタル格納庫
・食堂兼談話室
・トイレ(各階1)
・シャワールーム(1)
・洗濯室(コイン式洗濯機3/コイン式乾燥機1)
+お部屋について+
部屋ごとに異なります。
お問い合わせ下さい。
【NPC】
・大家のお婆ちゃん
もう40年前位にハイドラライダーとして活躍していた老婆。
本名が不明なので、お婆ちゃん、ババァ、婆さんなど各々の好きに呼ばれる。
飯が美味い。
【PL向け情報】
皆でワイワイ生活しようぜ! 別にワイワイじゃなくてもいいけどな!
な感じの、お婆ちゃん(NPC)が運営する下宿付きレンタル格納庫設定のユニオンです。
・制御を上げたい方。
・住処が欲しい方。
・ロールのネタにしたい方。
・交流のネタにしたい方。
・なんかよくわからないけれど気になった方。
等の方を募集します。
ロール色濃い目のユニオンですが、交流及びロールの有無は問いません。
お部屋の設定(設備)は豪華に6LDKだぜ! などではない限り自由でOK。
ユニオン金庫……1000c
制御の訓練をしました
制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
ラヴ・セカンド 「……ただいま、ファースト!」 |
メッセージ
ENo.41からのメッセージ>>
ENo.70からのメッセージ>>
ミオ 「わ…すごい。どんどん高くに…」 |
ミオ 「え?…行きたい、とこ?」 |
ミオ 「ん…ならね、えと…海。 ね…おじさん、海、行ける?」 |
エルシス 「あ、大きな星がついたり消えたりしてる……彗星かなぁ?」 |
エルシス 「違うよね。彗星はもっとこう、バァーッて動くもんね!」 |
ユリア 「……………」 |
ユリア 「……え、えーっと。ありがとう、コルヴス。礼はいつか、幻想機動の素材が手に入った時に、そちらへ送る事、でいいかな?」 |
エルシス 「誰かいませんか~? 出してくださいよ、ねえ!」 |
セロ 「エルシスの事は気にするな。システムを再起動すれば直る。さすがに今回は、多少バグるかもしれないがな」 |
◆戦闘結果
戦闘報酬
明日の戦場
第16ブロック
廃工場の掃除
廃工場に群れている邪魔者を一掃してくれ。影のスポンサーがいるのか、それなりの部隊だ。気を付けろよ
来週の霧濃度:51%
来週の電磁波:151%
九龍寨城 |
クレイン・ヤギシマ |
P・ドロレス |
ディルアムⅠ |
ギルデンロウ |
サキミ |
#4682b4 -Steelblue- |
ソシル=ナヅナ |
wyeth |
グランドレッサー |
codename:garra |
アステラ |
This |
ミスティア・ローエンブルク |
テンノ・アミジマ |
フランツィスカ |
ドーリス |
リグ |
ヴェレカ・クラウン |
コルヴス・コラクス |
タカムラ=カミツ |
--- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
『シャドウ・コメット』[粒子] |
『焼夷爆撃機』[火炎] |
『焼夷爆撃機』[火炎] |
未確認機『レッドドラゴン』[火炎] |
未確認機『レッドドラゴン』[火炎] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
未確認機『レッドドラゴン』[火炎] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
『焼夷爆撃機』[火炎] |
『戦闘ヘリ』[物理] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
キャラデータ
名前
コルヴス・コラクス
愛称
コルヴスとパロット
|
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プロフィール
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・コルヴス・コラクス 飛行型ウォーハイドラ『コルヴス・コラクス』を駆るハイドラライダー。残像領域に流れ着いたときに拾ったハイドラの名前をそのまま自らの登録名としている。 戦闘狂というよりは「操縦狂」。乗機の能力を限界まで引き出すことに喜びを感じる変人。また、乗機を自在に操る腕を持つライダーに一方的に好意を寄せる性質がある。自らの欲望を満たすため、また欲望を満たしてくれる相手を求めて戦場を徘徊していた。 近頃は意識が変わったのか、何でもない日常を噛みしめるように過ごすことが多くなった。 戦闘時は極めて情熱的な一方で、普段は飄然とした態度をとる。言動が何故か気障っぽい。元同僚のパロットに対しては対応が塩。 かつて別の世界で「空飛ぶ船」に乗って戦争をしていた元軍人らしいが詳細は不明。 男性、身長190cm、34歳。 ・パロット 戦場に打ち棄てられていたウォーハイドラ『コルヴス・コラクス』に住み着く人格、当人曰く「通信網を渡り歩く幽霊」。コルヴスの補佐として主に『コルヴス・コラクス』の通信と索敵、兵器管制を司る。 コルヴスの元同僚らしいが、当人はコルヴスを覚えていない。よく喋り、よく歌い、何よりも空を飛ぶことを好む陽気で子供っぽい幽霊。普段は極めて知能が低いが、こと空戦となると別人のような頭の回転を見せる飛行狂。 ちなみにハイドラに宿る前はコンビニで酒を売っていた。 男性、身長180cm(データ体なので変更可能)、外見年齢20代前半(享年30歳)。 ・『コルヴス・コラクス』 白鴉のウォーハイドラ。胴体部に飛行ユニットを積んでおり、鳥を模した形状どおり空戦を得意とする。また、特徴である巨大な翼は飛行ユニットではなく、光の尾を引いて敵を切り裂く刃であり、基本的には近接格闘型。パロット曰く「ザリガニに変形する! すごい!」らしいが詳細は不明。 出会い編:http://hdrkaratachi.tumblr.com/post/157429679184/ プロフ絵、アイコン:紙箱みど様 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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1 | 飛行ユニットA | 白鴉幻想飛行機構 [42/幻想機動/幻想機動] | ▼詳細 |
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2 | 軽逆関節A | 白鴉幻想逆関節脚部 [43/幻想機動/幻想機動]《装備:2》 機動[1139] 跳躍[320] AP[511] 旋回速度[1279] 防御属性[粒子] 防御値[176] 貯水量[127] 積載量[2100] 消費EN[157] 金額[1275] 重量[800] [逆関節] *作者* |
▼詳細 |
3 | エンジンA | USAMIMI-Wolfエンジン改 [45/薄装甲/薄装甲]《装備:3》 | ▼詳細 |
4 | 頭部B | 白鴉幻想頭部機構改 [45/幻想機動/幻想機動]《装備:5》 | ▼詳細 |
5 | 重ブースターA | えっちな動画(黒髪ボイン) [44/幻想機動/幻想機動]《装備:10》 | ▼詳細 |
6 | 頭部A | 白鴉幻想飛行機構改 [46/幻想機動/幻想機動]《装備:8》 | ▼詳細 |
7 | 素材 | ちらつく蝶46 [46/高圧躍動/---] 特殊B[600] [素材] |
▼詳細 |
8 | 素材 | 冷却パイプ47 [47/薄装貯水/---] 特殊B[620] [素材] |
▼詳細 |
9 | エンジンB | エンジンB『火男』 [38/出力/出力] | ▼詳細 |
10 | 頭部B | 白鴉幻想頭部機構 [41/幻想機動/幻想機動] | ▼詳細 |
11 | 重ブースターA | えっちな動画(黒髪ボイン) [44/幻想機動/幻想機動]《装備:9》 | ▼詳細 |
12 | 粒子スピアA | 軽量槍【ファルコン】 [44/薄装甲/薄装甲]《装備:7》 火力[2582] 連撃数[1] AP[-88] 防御属性[電子] 防御値[722] 精度[188] 貯水量[189] 弾数[9999] 武器属性[貫通] 異常追加[40] 消費EN[387] 金額[663] 重量[68] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
13 | 重ブースターA | えっちな動画(主に胸部) [30/突撃態勢/突撃態勢] | ▼詳細 |
14 | レーダーB | \u767d [44/幻想機動/幻想機動]《装備:11》 | ▼詳細 |
15 | 素材 | 木人42 [42/重圧応力/---] 特殊B[520] [素材] |
▼詳細 |
16 | 粒子スピアA | N'qui:Eslovitjaan [45/幻想機動/突撃態勢]《装備:6》 火力[2728] 連撃数[1] AP[-45] 防御属性[電子] 防御値[706] 精度[196] 貯水量[196] 弾数[9999] 武器属性[貫通] 異常追加[40] 消費EN[402] 金額[1304] 重量[200] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
17 | 硬質ダガーA | GD-09[ブーステッド・マンⅡ] [43/出力/幻想機動] 火力[971] 連撃数[3] 防御属性[粒子] 防御値[285] 精度[246] 貯水量[197] 弾数[12] 武器属性[速射] 異常追加[40] 消費EN[16] 金額[578] 弾薬費[10] 重量[50] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
18 | 操縦棺B | 超軽量操縦棺[null] [45/薄装甲/薄装甲]《装備:1》 | ▼詳細 |
19 | レーダーB | \u6563 [40/幻想機動/幻想機動] | ▼詳細 |
20 | エンジンB | 厚揚げ [43/高握力/高握力]《装備:4》 | ▼詳細 |
21 | 素材 | ヘビーシェル47 [47/超重装甲/---] 特殊B[620] [素材] |
▼詳細 |
22 | 操縦棺B | ミリアサービス式電探搭載棺『アリエナ』 [42/薄装索敵/薄装索敵] | ▼詳細 |
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25 | 素材 | 限界軽量化プラン44 [44/薄装甲/---] 特殊B[560] [素材] |
▼詳細 |
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