第23週目 アンドリュー・ツォンの一週間
◆日記
洗濯物を取り込み、たっぷりと陽の光を吸ったナース服を早速身に纏う。
一枚、二枚。
三、四、五……七枚。
七色のナース服を全て身に纏う。心も体も引き締まる思いだ。興奮で、体の中心から力がみなぎってくる。
「うおおおおおおおお!」
《愛宕》の棺の中に乗り込み、俺は吠えながら出撃した。遥かな、空の高みへと。
霧の晴れた冬の青空の中を飛ぶのは快適だった。しかし、油断はならない。ここは戦場なのだ。機体を傾け更に上空へと飛び、索敵範囲を最大に広げたレーダーを展開する。
すると辺りには案の定、ステルスシールドを張った敵機がいくつも潜んでいた。
「みんな、気を付けろ!そのまま突っ込むとヤバイぞ!」
映像通信機能をオンにし、同じ戦場にいる各ハイドラライダーに告げる。カメラの位置取りが悪く、ナース服姿の下半身がアップになって通信されてしまった。
「ンもう!エッチ!!」
俺は顔を赤らめながら、ブースターを最大出力に切り替える。《愛宕》が霧を噴きながら高く跳躍し、同時に棺の内部では、エッチな動画が再生され始めた。
ホログラムの動画の中では、ナース服を着たおっぱいのおっきなエッチなお姉さんがめちゃくちゃセクシーなポーズを取っている。何を隠そう、実はこのエッチなお姉さんは俺である。VR(ヴァーチャル・リアリティ)というやつだ。
このお姉さんは、VR内での俺のアバターである。つまり、この画面の中でセクシーなポーズを取っているのは、俺自身だ。そう。俺は最近ではナース服のみならず、エッチな動画も自作するようになっていたのである!
ナース服を買って余ったお金を使い、VRという技術を習得したおかげで、おっぱいのおっきなエッチなお姉さんになりたい……という長年の夢がこうして叶うことになった。実家にいた頃には、俺の夢を笑う者もいた。ドン引きして逃げる者もいた。けれど……俺は、諦めなかった。だから俺は今、こうしてナース服を着て、おっぱいのおっきなエッチなお姉さんになることができている。
大事なのは、思いの強さ。
諦めなければ、夢は、きっと叶う。
だから……俺は今ここでも、諦めてはいけない!
「絶対ぜったい茨城に帰るぞおおおおおおお!!!」
《愛宕》の棺内のコントロールパネルに表示される、噴霧量を示す計器の針が降りきれんばかりの数値を示している。生体電池手術の影響か、俺の思いの強さに反応して供給されるエネルギーの量が増大しているのだ。暴走寸前のエネルギー量である。操縦桿の制御すら危うい。それはほとんど、《愛宕》が自らの意志で持とうとしているかのようであった。
「大丈夫――俺の嫁艦はただ一人、愛宕だけだよ……」
慈しむように語り掛ける。すると一瞬、《愛宕》のコントロールシステムの表示が、嬉しそうに光った。気がした。
「うおおおおおおおおおおおおお」
内臓が押し潰されそうな重力の圧に耐え――跳躍する俺と《愛宕》はとうとう、上昇する放物線の頂点に達した。
体が一瞬、ふわりと浮く。時間も重力も何もかも静止したような刹那が、そこにはあった。
ここが俺たちの、空の彼方だ。
無限にも思えるような刹那の最中、地上のハイドラや敵機たちが、ゴマ粒のように小さく見えた。みんな、戦闘の真っただ中だというのに、ぽかんとした様子で上空を見上げている。
見上げているのは――俺か?
まさか、と思って棺内を見回すと――案の定だった。先ほど入れた映像通信のスイッチが入りっぱなしで、しかも、カメラはエッチな動画ホログラム投影をばっちり捉え、同じ戦場にいる皆さんに敵味方の区別なく一斉配信していた。
しかもしかも何がどうなったのか、動画の中でセクシーポーズを取っているのはVRのエッチなお姉さんではなく、なんか知らんけどただの俺になっていた。
「ンもう!!!!エッチーーーーーー!!!!!!」
俺はすっかり慌ててしまって通信を切るのも忘れ、混乱して勢いでナース服を全部脱いだ。一枚、二枚、三、四……七枚。七色のナース服が棺の外にばらまかれ、宙を舞う。
――その日。
残像領域には、虹がかかった。
一続きの雁の群れのように連なって、青空を舞う七色のナース服は、まさに虹だった。
遥か上空をひらひらと舞う七色の虹を見留めた者は、少なくなかっただろう。慌ただしい交戦中では、その人々の心を奪うことは叶わなかっただろうが……それでも、この青空にかかった虹の美しさは、俺の心に焼きついた。
突如、ぐらり、と《愛宕》の機体が傾き、俺は棺の中で慌てて操縦桿を握りしめる。静止した時が動き出す。機体の降下が始まったのだ。
このままただ墜落したのでは、何をしにここまで来たのかわからない。俺は降下する際の重力圧に負けないよう、しっかりと歯を食いしばりながら、設えたレーダー七基を地上に向け、最大広域で展開した。
「ふんぬーーーーーーーー!!!!!」
広く、広く、残像領域の果てまで届きそうなほど、索敵範囲が拡大されていく。 生体電池手術を受けた俺の体は半ば機体と同期している状態なので、レーダーからの情報は『愛宕』を通し、直接俺の脳みそにも送られてくる。人間の認識能力という狭い入り口を無理やり押し広げ、脳というデバイスが拡張されていく。
神から託宣を授かる巫女のように――あるいは、初めて目を開いた盲人のように。視界が俺という存在から解き放たれて、無限に広がっていくようだった。
その中で、俺は一瞬、この残像領域の全てを見た。街があって、戦場があって、そこで人々が生きていた。無念のままに死んでいく人がいた。何かを守って微笑みながら死んでいく人もいた。自分を守って死んだ友の亡骸を、抱きしめながら慟哭している人がいた。同胞の屍を踏み越えて、必死に戦っている人がいた。
みんな、この青空を守るために戦っていた。
俺の切り取った一瞬はレーダーが見せる光景としてはあまりに鮮明であり、幻覚と言ったほうが近いかもしれないものだった。けれど、俺は……この光景を、いつまでも忘れずにいようと思った。この青空を抱きしめて、故郷に帰ろうと思った。
涙ぐみながら、レーダーの補足した情報を必死に精査する。その情報量はあまりに膨大だった。『愛宕』のコントロールシステムと自分の脳が、悲鳴をあげているのがわかる。
これ以上は、持ちこたえられない。
そう感じたとき、地上に何か違和感を感じた。
レーダーの索敵範囲を絞り、その地点の情報を精査する。
同時に『愛宕』の着陸軌道に修正を加え、目標地点を付近に設定した。
レーダーには、確かに反応がある。敵の機体や、味方の機体ではない。何かの構造物のようだ。
しかし、レーダーの反応を見る限りはその正体は不明だった。建造物などではないようだ。生体反応も無い。何か洞穴のような人間一人分の入口があって、どこかに続く構造になっているようだ。
だが、それがどこに繋がっているのか皆目わからない。スキャン結果を表示すると、空間が捩くれたようになっている。こんなことは、初めてだった。
俺は、期待が一気に高まるのを抑えられなかった。
そのとき、上空からきらきらとした光が降ってきた。俺は目を細めながら思わず空を見上げる。
遥か遠い空の上で、七色のナース服が太陽の光を瞬くように反射して、きらきらと輝いて見えた。まるで、本物の虹のようだ。
さらにその虹が反射する光は、光の帯となって地上のある一点に降り注いでいた。
俺はとある予感に突き動かされながら、レーダーの探知結果を照合する。虹の光の根元と、レーダーの指す地点は、見事に重なっていた。
だから何だと言うわけではない。けれど、ナース服に勇気付けられたような気分だった。最後の最後に、背中をそっと押してもらえた気がした。
俺は機体を急降下させた。軽やかな『愛宕』の機体がその優美な逆関節の脚を地上に降ろす。
着陸すると目の前には、大人の男一人が通るのがやっとといった大きさの、小さな抜け穴があった。
その抜け穴を目の前にして俺は、ようやく全てを思い出していた。そう、俺はあの日、この穴を通って残像領域に来たのだと。
ついに、見つけた。これで、茨城に帰れる。
感極まる思いだった。今までの残像領域での日々のことが、走馬灯のように脳内を流れていった。
『愛宕』から降りることもせず、喜びなのか恐れなのか自分でも判別が出来ない感情に震えていた、そのとき。
不意に、棺の中で声がした。
「まったく……。気合いが入ってるのは良いんだけどね。そんな格好で茨城に帰ったら、すぐお巡りさんに逮捕されちゃうわよ?」
「あっ!?」
謎の声に言われて、気付く。そうだ。勢いでナース服を全部脱いでしまったから、俺は今全裸なのだ。
は、恥ずかC〜っ!!
いや、それは良い。いや、あんまりよくないけど、でもとりあえずは良い。
それよりも、この声は誰だ!?
……いや。
俺は知っている。この声が誰のものなのか。この女が、誰なのかを。
まさか、残像領域に来てからこんなにも探していたものが、どちらも一日のうちに見つかるなんて思いもしなかった。興奮で、ぶるりと体が震えた。武者震いだ。
「……探したぜ、相方」
「ふふ……全然見つけてくれないんだもの。待ちくたびれちゃった」
私は、こんなにも近くにいたのに。
女の声がそう言うと、突然、棺内のモニターが一斉に切り替わった。
「久しぶりね、アンドリュー……いいえ、つよし」
ホログラムのメインモニターには、よく見慣れた女が映っていた。
「『愛宕』専用HGS(ハイドラ・コントロール・システム)……スカーレッ
一枚、二枚。
三、四、五……七枚。
七色のナース服を全て身に纏う。心も体も引き締まる思いだ。興奮で、体の中心から力がみなぎってくる。
「うおおおおおおおお!」
《愛宕》の棺の中に乗り込み、俺は吠えながら出撃した。遥かな、空の高みへと。
霧の晴れた冬の青空の中を飛ぶのは快適だった。しかし、油断はならない。ここは戦場なのだ。機体を傾け更に上空へと飛び、索敵範囲を最大に広げたレーダーを展開する。
すると辺りには案の定、ステルスシールドを張った敵機がいくつも潜んでいた。
「みんな、気を付けろ!そのまま突っ込むとヤバイぞ!」
映像通信機能をオンにし、同じ戦場にいる各ハイドラライダーに告げる。カメラの位置取りが悪く、ナース服姿の下半身がアップになって通信されてしまった。
「ンもう!エッチ!!」
俺は顔を赤らめながら、ブースターを最大出力に切り替える。《愛宕》が霧を噴きながら高く跳躍し、同時に棺の内部では、エッチな動画が再生され始めた。
ホログラムの動画の中では、ナース服を着たおっぱいのおっきなエッチなお姉さんがめちゃくちゃセクシーなポーズを取っている。何を隠そう、実はこのエッチなお姉さんは俺である。VR(ヴァーチャル・リアリティ)というやつだ。
このお姉さんは、VR内での俺のアバターである。つまり、この画面の中でセクシーなポーズを取っているのは、俺自身だ。そう。俺は最近ではナース服のみならず、エッチな動画も自作するようになっていたのである!
ナース服を買って余ったお金を使い、VRという技術を習得したおかげで、おっぱいのおっきなエッチなお姉さんになりたい……という長年の夢がこうして叶うことになった。実家にいた頃には、俺の夢を笑う者もいた。ドン引きして逃げる者もいた。けれど……俺は、諦めなかった。だから俺は今、こうしてナース服を着て、おっぱいのおっきなエッチなお姉さんになることができている。
大事なのは、思いの強さ。
諦めなければ、夢は、きっと叶う。
だから……俺は今ここでも、諦めてはいけない!
「絶対ぜったい茨城に帰るぞおおおおおおお!!!」
《愛宕》の棺内のコントロールパネルに表示される、噴霧量を示す計器の針が降りきれんばかりの数値を示している。生体電池手術の影響か、俺の思いの強さに反応して供給されるエネルギーの量が増大しているのだ。暴走寸前のエネルギー量である。操縦桿の制御すら危うい。それはほとんど、《愛宕》が自らの意志で持とうとしているかのようであった。
「大丈夫――俺の嫁艦はただ一人、愛宕だけだよ……」
慈しむように語り掛ける。すると一瞬、《愛宕》のコントロールシステムの表示が、嬉しそうに光った。気がした。
「うおおおおおおおおおおおおお」
内臓が押し潰されそうな重力の圧に耐え――跳躍する俺と《愛宕》はとうとう、上昇する放物線の頂点に達した。
体が一瞬、ふわりと浮く。時間も重力も何もかも静止したような刹那が、そこにはあった。
ここが俺たちの、空の彼方だ。
無限にも思えるような刹那の最中、地上のハイドラや敵機たちが、ゴマ粒のように小さく見えた。みんな、戦闘の真っただ中だというのに、ぽかんとした様子で上空を見上げている。
見上げているのは――俺か?
まさか、と思って棺内を見回すと――案の定だった。先ほど入れた映像通信のスイッチが入りっぱなしで、しかも、カメラはエッチな動画ホログラム投影をばっちり捉え、同じ戦場にいる皆さんに敵味方の区別なく一斉配信していた。
しかもしかも何がどうなったのか、動画の中でセクシーポーズを取っているのはVRのエッチなお姉さんではなく、なんか知らんけどただの俺になっていた。
「ンもう!!!!エッチーーーーーー!!!!!!」
俺はすっかり慌ててしまって通信を切るのも忘れ、混乱して勢いでナース服を全部脱いだ。一枚、二枚、三、四……七枚。七色のナース服が棺の外にばらまかれ、宙を舞う。
――その日。
残像領域には、虹がかかった。
一続きの雁の群れのように連なって、青空を舞う七色のナース服は、まさに虹だった。
遥か上空をひらひらと舞う七色の虹を見留めた者は、少なくなかっただろう。慌ただしい交戦中では、その人々の心を奪うことは叶わなかっただろうが……それでも、この青空にかかった虹の美しさは、俺の心に焼きついた。
突如、ぐらり、と《愛宕》の機体が傾き、俺は棺の中で慌てて操縦桿を握りしめる。静止した時が動き出す。機体の降下が始まったのだ。
このままただ墜落したのでは、何をしにここまで来たのかわからない。俺は降下する際の重力圧に負けないよう、しっかりと歯を食いしばりながら、設えたレーダー七基を地上に向け、最大広域で展開した。
「ふんぬーーーーーーーー!!!!!」
広く、広く、残像領域の果てまで届きそうなほど、索敵範囲が拡大されていく。 生体電池手術を受けた俺の体は半ば機体と同期している状態なので、レーダーからの情報は『愛宕』を通し、直接俺の脳みそにも送られてくる。人間の認識能力という狭い入り口を無理やり押し広げ、脳というデバイスが拡張されていく。
神から託宣を授かる巫女のように――あるいは、初めて目を開いた盲人のように。視界が俺という存在から解き放たれて、無限に広がっていくようだった。
その中で、俺は一瞬、この残像領域の全てを見た。街があって、戦場があって、そこで人々が生きていた。無念のままに死んでいく人がいた。何かを守って微笑みながら死んでいく人もいた。自分を守って死んだ友の亡骸を、抱きしめながら慟哭している人がいた。同胞の屍を踏み越えて、必死に戦っている人がいた。
みんな、この青空を守るために戦っていた。
俺の切り取った一瞬はレーダーが見せる光景としてはあまりに鮮明であり、幻覚と言ったほうが近いかもしれないものだった。けれど、俺は……この光景を、いつまでも忘れずにいようと思った。この青空を抱きしめて、故郷に帰ろうと思った。
涙ぐみながら、レーダーの補足した情報を必死に精査する。その情報量はあまりに膨大だった。『愛宕』のコントロールシステムと自分の脳が、悲鳴をあげているのがわかる。
これ以上は、持ちこたえられない。
そう感じたとき、地上に何か違和感を感じた。
レーダーの索敵範囲を絞り、その地点の情報を精査する。
同時に『愛宕』の着陸軌道に修正を加え、目標地点を付近に設定した。
レーダーには、確かに反応がある。敵の機体や、味方の機体ではない。何かの構造物のようだ。
しかし、レーダーの反応を見る限りはその正体は不明だった。建造物などではないようだ。生体反応も無い。何か洞穴のような人間一人分の入口があって、どこかに続く構造になっているようだ。
だが、それがどこに繋がっているのか皆目わからない。スキャン結果を表示すると、空間が捩くれたようになっている。こんなことは、初めてだった。
俺は、期待が一気に高まるのを抑えられなかった。
そのとき、上空からきらきらとした光が降ってきた。俺は目を細めながら思わず空を見上げる。
遥か遠い空の上で、七色のナース服が太陽の光を瞬くように反射して、きらきらと輝いて見えた。まるで、本物の虹のようだ。
さらにその虹が反射する光は、光の帯となって地上のある一点に降り注いでいた。
俺はとある予感に突き動かされながら、レーダーの探知結果を照合する。虹の光の根元と、レーダーの指す地点は、見事に重なっていた。
だから何だと言うわけではない。けれど、ナース服に勇気付けられたような気分だった。最後の最後に、背中をそっと押してもらえた気がした。
俺は機体を急降下させた。軽やかな『愛宕』の機体がその優美な逆関節の脚を地上に降ろす。
着陸すると目の前には、大人の男一人が通るのがやっとといった大きさの、小さな抜け穴があった。
その抜け穴を目の前にして俺は、ようやく全てを思い出していた。そう、俺はあの日、この穴を通って残像領域に来たのだと。
ついに、見つけた。これで、茨城に帰れる。
感極まる思いだった。今までの残像領域での日々のことが、走馬灯のように脳内を流れていった。
『愛宕』から降りることもせず、喜びなのか恐れなのか自分でも判別が出来ない感情に震えていた、そのとき。
不意に、棺の中で声がした。
「まったく……。気合いが入ってるのは良いんだけどね。そんな格好で茨城に帰ったら、すぐお巡りさんに逮捕されちゃうわよ?」
「あっ!?」
謎の声に言われて、気付く。そうだ。勢いでナース服を全部脱いでしまったから、俺は今全裸なのだ。
は、恥ずかC〜っ!!
いや、それは良い。いや、あんまりよくないけど、でもとりあえずは良い。
それよりも、この声は誰だ!?
……いや。
俺は知っている。この声が誰のものなのか。この女が、誰なのかを。
まさか、残像領域に来てからこんなにも探していたものが、どちらも一日のうちに見つかるなんて思いもしなかった。興奮で、ぶるりと体が震えた。武者震いだ。
「……探したぜ、相方」
「ふふ……全然見つけてくれないんだもの。待ちくたびれちゃった」
私は、こんなにも近くにいたのに。
女の声がそう言うと、突然、棺内のモニターが一斉に切り替わった。
「久しぶりね、アンドリュー……いいえ、つよし」
ホログラムのメインモニターには、よく見慣れた女が映っていた。
「『愛宕』専用HGS(ハイドラ・コントロール・システム)……スカーレッ
NEWS
本日のニュースですイワシヤマ動物園で、元気なカピバラの赤ちゃんが誕生しました
動物園では、名付け親を募集しています
ファンからは、「ずっと見守っていました」との喜びの声が……
メルサリアからのメッセージ 「もうすぐ、別れの時が来る。短い付き合いだったが、千年の時のように長く感じる」 |
メルサリアからのメッセージ 「わたしの再起動は、昨日で不可能になった。繰り返しすぎたんだ。もう、このボディを最後にわたしの寿命は尽きる」 |
メルサリアからのメッセージ 「最後に、君の願いでも聞いてやりたいところだが、残念ながら……わたしはここを一歩も動けないんだ」 |
メルサリアからのメッセージ 「わたしはすでに、アンビエント・ユニットとしてドゥルガーに接続されている。不思議と……心地よい気分だ」 |
ヒルコ教団の信者 「ヒルコ様はもうすぐ目覚められる……時が、近づいている」 |
ヒルコ教団の信者 「おお、まさに……ドゥルガーとハイドラの「演武」によって、世界が目覚めるのだ」 |
残像に手向ける女神『ヒルコ』 「くわっ! いやー、よく寝ました」 |
ヒルコ教団の信者 「ひひひ、ヒルコ様が起きたー!?」 |
◆訓練
制御の訓練をしました制御が368上昇した
制御の訓練をしました経験値が足りない
◆破棄
アンドリューはミリアサービス式薄装操縦棺『ガイナード』を破棄した!!
612c相当の資材を手に入れた
612c相当の資材を手に入れた
アンドリューはMEB2066-Phantasmaを破棄した!!
1304c相当の資材を手に入れた
1304c相当の資材を手に入れた
アンドリューはLEA-R「リーフィーシーEx」軽量機構を破棄した!!
1391c相当の資材を手に入れた
1391c相当の資材を手に入れた
◆送品
◆送金
◆購入
アンドリューはミリアサービス式薄装棺『コーテシア』を1020cで購入した!!
アンドリューはナース服・MK.2を1464cで購入した!!
生体電池手術成功!!
アンドリューはMEB3731を1464cで購入した!!
アンドリューはナース服・MK.2を1464cで購入した!!
◆作製
資金を1000を投入した!!
作成時補助発動! 薄装!! APが 57 減少!!
作成時発動! 薄装甲!! パーツ重量を -85 修正!!
作成時補助発動! 薄装!! APが 57 減少!!
作成時発動! 薄装甲!! パーツ重量を -85 修正!!
限界軽量化プラン53とナース服・改を素材にしてナース服・dueを作製した!!
◆戦闘システム決定
コネクト に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1にミリアサービス式薄装棺『コーテシア』を装備した
脚部2に帝國式軽装甲型逆関節脚部を装備した
スロット3にとってもすっごくエッチな動画を装備した
スロット4にナース服・MK.2を装備した
スロット5にナース服・改二甲を装備した
スロット6にナース服・改二を装備した
スロット7にナース服・改二甲を装備した
スロット8にナース服・乙を装備した
スロット9にナース服・dueを装備した
スロット10にナース服・改二乙を装備した
スロット11にMEB3731を装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションC
バルーナスからの信用……♥♥♥♥♥♥♥♥
ユニオン活動
ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
ランダムの訓練をしました
利子配当…………100c
ランダムの訓練をしました
ランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
ランダムの訓練をしましたランダムが1上昇した
メッセージ
ENo.698からのメッセージ>>
並べられた大量のナース服 それを見て、私は絶句した
語る彼女の声は幼子で、とてもそんなキャリアなど積んでいるとは思えない
メッセージを送信しました
>>Eno.685 >>Eno.70 >>Eno.61 >>Eno.667
並べられた大量のナース服 それを見て、私は絶句した
G.E.K.O. 「…私は軍医…ここでは新入りじゃが、これでも数々の戦場を見ておる」 |
G.E.K.O. 「だが、私はナース服は着たことがない。白衣は常に付けているがの …女らしさが求められるから、な ま、だがたまにはファッションセンスを磨くのも良いだろう ナース服、白衣と合わせて着させてもらうぞ 」 |
G.E.K.O. 「…とぅーない」 |
メッセージを送信しました
>>Eno.685 >>Eno.70 >>Eno.61 >>Eno.667
◆戦闘結果
戦闘報酬
明日の戦場
第23ブロック
最終性能評価試験[侵入]
きみは、何を見つけた? 何と出会って、何を得て、何を失って――わたしは、もう十分に見つけたんだ。この霧の戦争で。だから、きみも――
来週の霧濃度:0%
来週の電磁波:0%
レフト・レニーデイ |
ジェヴォーダン |
ミラージュ |
エマージェンシー・コール |
ポーラ・ポラリス |
レイリア・ブライダル&ルクシア・ムーンブルグ |
ロコト |
マルス・H・アテナ |
デュラハン |
赤田 幸 |
アンドリュー・ツォン |
非モテの狂った女 |
ベルフィーユ・マックロイ |
K.I.D. |
神々廻ヨウスケ |
サクラ・ブレイクバーストスピード |
リズ |
amnesty incinerate |
ジーナ・リリィ |
ササクレ |
--- | --- | --- | --- | --- |
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DR『リグ・ドゥルガー』[ランページ] |
領域殲滅WH『コメート』[デバステイター] |
領域殲滅WH『コメート』[デバステイター] |
領域殲滅WH『コメート』[デバステイター] |
領域殲滅WH『コメート』[デバステイター] |
領域殲滅WH『コメート』[デバステイター] |
領域殲滅WH『コメート』[デバステイター] |
領域殲滅WH『コメート』[デバステイター] |
領域殲滅WH『コメート』[デバステイター] |
領域殲滅WH『コメート』[デバステイター] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
自走砲『ファルコン』[粒子] |
『中古装甲車』[電子] |
『中古装甲車』[電子] |
『中古装甲車』[電子] |
『クーゲルパンツァー』[霊障] |
自走砲『ファルコン』[粒子] |
自走砲『ファルコン』[粒子] |
『クーゲルパンツァー』[霊障] |
自走砲『ファルコン』[粒子] |
キャラデータ
名前
アンドリュー・ツォン
愛称
アンドリュー
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
故郷の村を焼かれ、復讐者となった青年。 家族や友人を殺した仇を探し、生きるために彷徨う内に、残像領域へと流れついた。 だが、領域内で初めて購入したものはエッチな動画である。また現在はパイロットスーツとして、ナース服を愛用している。 自機のウォーハイドラには『愛宕』と名前をつけている。結婚はしていないがケッコンカッコカリはしている。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 |
機体データ |
|
|
1 | レーダーB | ナース服・改二甲 [55/高圧回復/広域索敵]《装備:5》 | ▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | レーダーB | 7B式37-4A型レーダー『J7IBK』 [55/高圧回復/高圧回復] | ▼詳細 |
3 | 重ブースターA | えっちな動画(黒髪ボイン) [44/幻想機動/幻想機動] | ▼詳細 |
4 | レーダーB | ナース服・改二甲 [55/高圧回復/広域索敵]《装備:7》 | ▼詳細 |
5 | レーダーA | ナース服・乙 [51/幻想機動/幻想機動]《装備:8》 | ▼詳細 |
6 | レーダーB | ナース服・MK.2 [56/広域索敵/広域索敵]《装備:4》 | ▼詳細 |
7 | 重ブースターA | とってもすっごくエッチな動画 [52/幻想機動/幻想機動]《装備:3》 | ▼詳細 |
8 | レーダーB | ナース服・改二 [53/高圧回復/薄装甲]《装備:6》 | ▼詳細 |
9 | 素材 | アンテナ57 [57/索敵/---] 特殊B[820] [素材] |
▼詳細 |
10 | レーダーA | ナース服・due [57/薄装甲/薄装甲]《装備:9》 | ▼詳細 |
11 | 軽逆関節A | 帝國式軽装甲型逆関節脚部 [54/幻想機動/幻想機動]《装備:2》 機動[1643] 跳躍[361] AP[577] 旋回速度[1445] 防御属性[粒子] 防御値[187] 貯水量[144] 積載量[2100] 消費EN[177] 金額[1435] 重量[800] [逆関節] *作者* |
▼詳細 |
12 | レーダーB | ナースコスプレセット(とパロット) [38/超重回復/超重回復] | ▼詳細 |
13 | 重ブースターA | えっちな動画(主に胸部) [30/突撃態勢/突撃態勢] | ▼詳細 |
14 | 操縦棺A | ミリアサービス式薄装棺『コーテシア』 [56/薄装甲/薄装甲]《装備:1》 | ▼詳細 |
15 | エンジンC | 次元割断『突破』 [51/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
16 | レーダーB | ナース服・MK.2 [56/広域索敵/広域索敵] | ▼詳細 |
17 | エンジンB | 第捌式-魔動力創成炉《アスタルテ》 [52/AP回復/AP回復] | ▼詳細 |
18 | レーダーB | ナース服・改二乙 [54/薄装索敵/薄装甲]《装備:10》 | ▼詳細 |
19 | 素材 | 雨傘57 [57/防空/---] 特殊B[820] [素材] |
▼詳細 |
20 | レーダーB | 試作型索敵支援レーダー [53/幻想機動/幻想機動] | ▼詳細 |
21 | 素材 | 噴霧ノズル58 [58/噴霧/---] 特殊B[840] [素材] |
▼詳細 |
22 | エンジンB | MEB3731 [56/薄装甲/薄装甲]《装備:11》 | ▼詳細 |
23 | レーダーB | ナース服・MK.2 [56/広域索敵/広域索敵] | ▼詳細 |
24 | 素材 | ゴーストステップ55 [55/幻想機動/---] 特殊B[780] [素材] |
▼詳細 |
25 | 軽逆関節A | 機動軽逆『トロンプ・ルイユ』 [50/薄装甲/薄装甲] 機動[1420] 跳躍[346] AP[457] 旋回速度[1385] 防御属性[粒子] 防御値[283] 貯水量[139] 積載量[2100] 消費EN[170] 金額[1377] 重量[650] [逆関節] *作者* |
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26 | 素材 | パルスジェット58 [58/重跳躍/---] 特殊B[840] [素材] |
▼詳細 |
27 | レーダーA | ナース服・改 [50/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
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