第2週目 ブラック・タグの一週間
◆日記
「――生プログラム開始……活動再開まで3……2……1……脈拍異常ありません」
「――格のインストールを開始……完了まであと2592000秒です」
「――ブシステムを起動します……起動完了」
「――理プログラム開始……コントロール譲与まであと5秒です」
まるで長い夢を見ているかのようであった。
深い水溜りに沈んでいくような、何かを失っていくかのような感覚。
それだと言うのに見ていたはずの夢を思い出すことが出来ない。
本当は夢など見ていなかったかもしれないと疑うほどに灰色の靄が頭の中を漂う。
あぁ――これは霧だ。
どこまでも深い、全てを覆い尽くしてしまうような深い霧が私を包み込んでいる。
まるで体に纏わり付いた霧を払うかのように意識が覚醒していく。
「お覚醒めですか、マスター」
ニア『君は……?』
『その姿は……』
「君は……?」
一瞬、頭の中を何かが過ぎった感覚に陥る。
だがそれは霧のように包まれて何も判らなくなってしまう。
「私はキバナ・アマ、このウォーハイドラの情報統括および支援AIです」
「マスターとの再会はおよそ4147200秒です、この時をずっと心待ちにしていました」
「早速ですがバイタルチェックを――」
矢継ぎ早に喋り始めたAIの彼女に同反応を返したら良いのかわからない。
再会?
私は彼女のことを知らないそれどころか……。
ニア『私は誰だ?』
『何が起きている……?』
「私は誰だ?」
私は自分自身が何者なのかすらわかっていなかった。
記憶が無いと言うべきだろうか。
「マスターはマスターです。 それ以上でもそれ以下でもありません」
それ以上の答えを彼女は口にしなかった。
情報を封鎖しているのだろうか……なんともどかしい気分なのであろうか。
頭を抱えたくなる状況だ。
手を頭に触れた時にようやく気がついた。
何だこれは……私の頭を覆う硬質なヘルメット、体を包み込む防護服。
それらに包み込まれた私は台座のような場所に座った状態で繋がれていたのだ。
知覚した途端に拘束感に襲われ、脱ぎ捨てようと手をかけた途端にけたたましいアラートが鳴り響いた。
「マスター! そのスーツを脱ぐことは許されません! 死にたいのですか!?」
突如として現れた死という単語。
死……死ぬ?
私は一体どういう状況なのだ。
「そのスーツおよび周辺の機器はマスターの生命維持装置を担っているので……ので! くれぐれも手を付けたり脱がないようにお願いしますね!」
「そうです、マスターのミッションは生き残ることです」
「な! の! で! 絶対に……触ったり脱いだりしないでくださいね!」
「大事なことなので――」
確かにおびただしいほどのコンソールには様々な数値や文字などが映されている。
それらの意味は全くわからないが容易に触れていいものではないらしい。
せめて私の情報が無いか目を通したもののそれらしきものは見つからなかった。
名前だけでもと思ったのであるが……。
ため息を付いた時に目にした文字、名乗るのには不便であるのでこれを借りるとしよう。
私は『ブラック・タグ』と名乗ることにしよう。
この霧の中で生き残るためにも――
「――格のインストールを開始……完了まであと2592000秒です」
「――ブシステムを起動します……起動完了」
「――理プログラム開始……コントロール譲与まであと5秒です」
まるで長い夢を見ているかのようであった。
深い水溜りに沈んでいくような、何かを失っていくかのような感覚。
それだと言うのに見ていたはずの夢を思い出すことが出来ない。
本当は夢など見ていなかったかもしれないと疑うほどに灰色の靄が頭の中を漂う。
あぁ――これは霧だ。
どこまでも深い、全てを覆い尽くしてしまうような深い霧が私を包み込んでいる。
まるで体に纏わり付いた霧を払うかのように意識が覚醒していく。
「お覚醒めですか、マスター」
ニア『君は……?』
『その姿は……』
「君は……?」
一瞬、頭の中を何かが過ぎった感覚に陥る。
だがそれは霧のように包まれて何も判らなくなってしまう。
「私はキバナ・アマ、このウォーハイドラの情報統括および支援AIです」
「マスターとの再会はおよそ4147200秒です、この時をずっと心待ちにしていました」
「早速ですがバイタルチェックを――」
矢継ぎ早に喋り始めたAIの彼女に同反応を返したら良いのかわからない。
再会?
私は彼女のことを知らないそれどころか……。
ニア『私は誰だ?』
『何が起きている……?』
「私は誰だ?」
私は自分自身が何者なのかすらわかっていなかった。
記憶が無いと言うべきだろうか。
「マスターはマスターです。 それ以上でもそれ以下でもありません」
それ以上の答えを彼女は口にしなかった。
情報を封鎖しているのだろうか……なんともどかしい気分なのであろうか。
頭を抱えたくなる状況だ。
手を頭に触れた時にようやく気がついた。
何だこれは……私の頭を覆う硬質なヘルメット、体を包み込む防護服。
それらに包み込まれた私は台座のような場所に座った状態で繋がれていたのだ。
知覚した途端に拘束感に襲われ、脱ぎ捨てようと手をかけた途端にけたたましいアラートが鳴り響いた。
「マスター! そのスーツを脱ぐことは許されません! 死にたいのですか!?」
突如として現れた死という単語。
死……死ぬ?
私は一体どういう状況なのだ。
「そのスーツおよび周辺の機器はマスターの生命維持装置を担っているので……ので! くれぐれも手を付けたり脱がないようにお願いしますね!」
「そうです、マスターのミッションは生き残ることです」
「な! の! で! 絶対に……触ったり脱いだりしないでくださいね!」
「大事なことなので――」
確かにおびただしいほどのコンソールには様々な数値や文字などが映されている。
それらの意味は全くわからないが容易に触れていいものではないらしい。
せめて私の情報が無いか目を通したもののそれらしきものは見つからなかった。
名前だけでもと思ったのであるが……。
ため息を付いた時に目にした文字、名乗るのには不便であるのでこれを借りるとしよう。
私は『ブラック・タグ』と名乗ることにしよう。
この霧の中で生き残るためにも――
STORY
本日のニュースです先日発生した企業連盟の基地爆破事件について、連盟は熾天使旅団を名指しで批判しています
熾天使旅団はリソスフェア要塞を支配する西方辺境最大の軍閥であり、素直に賠償を受け入れるとは思えません
各地の勢力は、企業連盟、または熾天使旅団を中心とした辺境軍閥か。いずれかの勢力への支持を迫られています
一方、ハイドラ大隊の総指揮を執る≪霧笛の塔≫関係者は企業連盟に対し不信感をあらわにしています
証拠こそないものの、基地爆破事件は絶妙なタイミングであり、辺境軍閥は苦しい立場に立たされ……
◆訓練
制御の訓練をしました制御が10上昇した
制御の訓練をしました制御が11上昇した
制御の訓練をしました制御が12上昇した
整備の訓練をしました整備が10上昇した
整備の訓練をしました整備が11上昇した
◆送品
メイヤードからバッテリー20が届いた◆送金
◆破棄
◆購入
B・Tは高性能レーダーを360cで購入した!!
B・TはSPD-AN1を360cで購入した!!
B・Tは葡萄酒の瞳を360cで購入した!!
◆作製
資金を1000を投入した!!
バッテリー20とバッテリー20を素材にしてYASAKANI-JEWEL[mk.1]を作製した!!
◆戦闘システム決定
ステルス に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に簡易操縦棺を装備した
脚部2にSPD-AN1を装備した
スロット3に葡萄酒の瞳を装備した
スロット4に簡易腕部を装備した
スロット5に簡易速射砲を装備した
スロット6に高性能レーダーを装備した
スロット7に簡易エンジンを装備した
スロット8に簡易レーダーを装備した
スロット9に広域型索敵レーダーを装備した
スロット10にYASAKANI-JEWEL[mk.1]を装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
自立型人工知能とバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
ユニオン活動
パスクワ機関の活動記録
当機関は残像領域における医療情報機関です。
人工知能による新型医療情報統合システムの技術研究を嘱託されています。
現在進行中の「■■■■■計画」は――
――故ニヨり中断――
――――――からの出資は停止されタタめ規模を大幅に縮小しておリマス。
霧侵食により施設――――棄シマシタ。
――続セヨ――継続セヨ――
-----
※ユニオン活動は「制御*5」、「素材+1」で固定されます。
人工知能による新型医療情報統合システムの技術研究を嘱託されています。
現在進行中の「■■■■■計画」は――
――故ニヨり中断――
――――――からの出資は停止されタタめ規模を大幅に縮小しておリマス。
霧侵食により施設――――棄シマシタ。
――続セヨ――継続セヨ――
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※ユニオン活動は「制御*5」、「素材+1」で固定されます。
制御の訓練をしました
制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
制御の訓練をしました制御が1上昇した
100c支払い、素材を1個手に入れた
メッセージ
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 1100
攻撃戦果補正4.68%
支援戦果補正5.08%
防衛戦果補正4.69%
販売数補正 0.4%
合計現金収入1271
整備費 -79
ユニオン費 -100
パーツ販売数 4個
◆経験値が15増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
攻撃戦果補正4.68%
支援戦果補正5.08%
防衛戦果補正4.69%
販売数補正 0.4%
合計現金収入1271
整備費 -79
ユニオン費 -100
パーツ販売数 4個
◆経験値が15増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
B・Tは特殊合金21を入手した!
B・Tは対魔呪符21を入手した!
B・Tは自動修復装置21を入手した!
明日の戦場
第17ブロック
廃工場の掃除
廃工場に群れている邪魔者を一掃してくれ。影のスポンサーがいるのか、それなりの部隊だ。気を付けろよ
来週の霧濃度:40%
来週の電磁波:40%
蒼乃 海 |
フリッツ=ベルネット |
Marie |
自立型人工知能 |
ブラック・タグ |
ピクサードル |
星の執行者 |
ロコ・シュタール |
デコボシ |
ホークアイ&シェガーガート |
どどめ |
ギィネシアヌ |
ブラフボーイ |
バルトロイ・クルーガー |
ローデット・ダイス |
クラトス・イェーガー |
ジグノード・アストランド |
17番 |
クノア= |
イワッパラ |
『装甲車』 |
『装甲車』 |
機動DR『ウィンドベル』 |
機動破壊兵器『テンペスト』 |
『装甲車』 |
装甲戦車『アルマジロ』 |
『装甲車』 |
装甲戦車『アルマジロ』 |
機動DR『ウィンドベル』 |
機動DR『ウィンドベル』 |
『装甲車』 |
装甲戦車『アルマジロ』 |
機動DR『ウィンドベル』 |
装甲戦車『アルマジロ』 |
機動DR『ウィンドベル』 |
『装甲車』 |
キャラデータ
名前
ブラック・タグ
愛称
B・T
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プロフィール
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目覚めたのは操縦棺の中であった。 『私』が何者であるかの記憶は失われていた。 全身を包み込むパイロットスーツ、妙に息苦しい、胸が押し潰されそうだ。 理解出来ぬ状況はまるで月の隠れた夜のように真っ暗だ。 唯一の光、雲の隙間から差し込む月光の救いの手。 『私』をマスターと呼ぶ高度な人格を有するAI『キバナ・アマ』に導かれていく。 この世界を生き抜くこと、それが『私』に課せられた使命のようだ。 『キバナ・アマ』、彼女に『私』の名前を問いかけたがマスターとしか呼んではくれないようだ。 名前……コンパネに映る情報にもそれらしきものはない。 唯一、近いものを名前として使うことにしよう。 『私』は『ブラック・タグ』、そう名乗ることにした……。 記憶の失われた兵士。 パイロットスーツに身を包み、操縦棺に繋がれている。 与えられた事は生きること……ただそれだけである。 索敵重視型のウォーハイドラ『シュラウド』はパイロットの生命維持装置を兼ねる。 まるで人間のように精巧な人格を有するAI『キバナ・アマ』が戦闘や開発などを務める。 兵士は操縦棺から動かない。 PL:墓石 TW:Grave49856 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
_0_1_2_3_4_5_6_7 _8_9101112131415 1617181920212223 |
機体データ |
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1 | 操縦棺A | 簡易操縦棺 [20/---/---]《装備:1》 | ▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | 中二脚A | 簡易中二脚A [20/---/---] 機動[406] 跳躍[131] AP[1316] 旋回速度[438] 防御属性[物理] 防御値[360] 貯水量[175] 積載量[2500] 消費EN[180] 金額[360] 重量[1000] [二脚] *作者* |
▼詳細 |
3 | 頭部A | 簡易頭部 [20/---/---] | ▼詳細 |
4 | 腕部A | 簡易腕部 [20/---/---]《装備:4》 | ▼詳細 |
5 | 速射砲A | 簡易速射砲 [20/---/---]《装備:5》 火力[219] 発射数[4] 防御属性[電子] 防御値[180] 精度[175] 貯水量[8] 弾数[15] 武器属性[速射] 異常追加[35] 消費EN[4] 金額[360] 弾薬費[50] 重量[150] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
6 | 粒子ブレードA | 簡易粒子ブレード [20/---/---] 火力[1053] 連撃数[1] 防御属性[電子] 防御値[540] 精度[87] 貯水量[175] 弾数[9999] 武器属性[漏出] 異常追加[30] 消費EN[360] 金額[360] 重量[150] [粒子格闘] *作者* |
▼詳細 |
7 | エンジンB | 簡易エンジン [20/---/---]《装備:7》 | ▼詳細 |
8 | レーダーA | 簡易レーダー [20/---/---]《装備:8》 | ▼詳細 |
9 | レーダーA | 広域型索敵レーダー [20/索敵/---]《装備:9》 | ▼詳細 |
10 | エンジンB | YASAKANI-JEWEL[mk.1] [20/出力/出力]《装備:10》 | ▼詳細 |
11 | 素材 | 対魔呪符20 [20/耐霊/---] | ▼詳細 |
12 | 素材 | 対魔呪符20 [20/耐霊/---] | ▼詳細 |
13 | 素材 | 特殊合金21 [21/重装甲/---] 特殊B[100] [素材] |
▼詳細 |
14 | 領域殲滅兵器A | 高性能レーダー [20/索敵/---]《装備:6》 | ▼詳細 |
15 | 軽多脚A | SPD-AN1 [20/臂力/---]《装備:2》 機動[470] 跳躍[122] AP[965] 旋回速度[605] 防御属性[霊障] 防御値[180] 貯水量[175] 積載量[3600] 消費EN[720] 金額[360] 重量[900] [多脚] *作者* |
▼詳細 |
16 | 頭部B | 葡萄酒の瞳 [20/索敵/---]《装備:3》 | ▼詳細 |
17 | 素材 | 対魔呪符21 [21/耐霊/---] 特殊B[100] [素材] |
▼詳細 |
18 | 素材 | 自動修復装置21 [21/AP回復/---] 特殊B[100] [素材] |
▼詳細 |
19 | --- | --- | --- |
20 | --- | --- | --- |
21 | --- | --- | --- |
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23 | --- | --- | --- |
24 | --- | --- | --- |
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30 | --- | --- | --- |