ENo.0001　マンノウォーシステム

アリゼオ「…随分と派手に壊してくれたね」
ヴェネラブル「あの…怒っていらっしゃいますでしょうか…？」
アリゼオ「別に、これが俺の仕事だし。それに元々こういう顔」
ヴェネラブル「あ、はい」
アリゼオ「ところでさ。どうだった？“ゲルダ”は」
ヴェネラブル「どうって…。ただ乗ってるだけとしか言えないな」
アリゼオ「だろうね。…ウォースパイトから聞いたろ？レックス以外は動かせないって」
ヴェネラブル「ああ」
アリゼオ「レックスはゲルダと会話できるんだ。ゲルダはレックスの言った通りに動く、でもレックスは戦場のことなんて知らない」
ヴェネラブル「だから俺がレックスに指示を出さないといけない」
アリゼオ「そう」
ヴェネラブル「俺がここに回された訳は分かった。…ところで、なんでそんなめんどくさい仕組みにしたんだ？それならレックス以外でも動くようにした方が」
アリゼオ「知らないし。多分、ウォースパイトしか知らないよ。聞いても答えないと思うけど。…ねえ、作業に入りたいんだけど」
ヴェネラブル「あぁ…邪魔したな」