ENo.0276　ローデット・ダイス

「……」

戦闘の結果を溜息をついた。
バルトのおっさんが死亡許容をやめた、そこまではいい。

「だからってこれはねぇだろ……」

相手の残りAPもさることながら、自分の索敵量まで下がっていると流石に凹んだ。
一つのでかい仕事が終わって油断しすぎたのか
それもあるんだろうとは思う、ただ単純に集中ができなかったんだと思う。
理由は単純だった。



「……その、バルトと付き合ってるって、ホントなんです……？」

「ちょ、ちょっと待ってくれリタ嬢、何で知って……じゃない、何なんだ、いきなり？」

「聞いた時はチカちゃんと二人で驚いたんですよ」


こっちの方が驚いて聞いた時は思い切りテーブルに頭をぶつけた。
二人に話しただなんて微塵も聞いてなかったからわけのわからない変なダメージがきた。
その後あのおっさんは人のことからかうもんだから、あのおっさんの家には暫く行かねえ、そう思った。
あと死亡許容じゃないなら次やばい時はこっちがトドメを刺してやるとも思った。



「\u3076\u3063\u6bba\u3059\u3001\u3042\u306e\u304a\u3063\u3055\u3093\u2026\u2026」

「おいおい、んな物騒な言葉言うもんじゃねえよ、生理か？」

「……本当、身近にロクな男がいねえよ。んなもんくるはずねえだろ？こちとら一回死んでんだぞ」

「冗談じゃないか。ほれ、言ってたやつ」

「ん？」

「飲み物飲めるようにしろって言ったのそっちだろ、ほら、メンテするぞ」

「マジかよ、はええな！」

「つーか、そんだけできるならもっと早く他のとこも開発してくれよ」

「お前が稼げばこっちも開発費が増えるから頑張れ」

「結局それかよ……」


ああ、でも、これで安い酒でも一杯いけるのはありがたい話だ――

とあるものを求める為の集まり場。
それが何であろうと構わない、情報収集の場でもある。


制御*5、ユニオン購入は適当