ENo.0101　ベティ・ヴィーナス

「もう俺は後には引けないところまで来てしまった。これで最後だ。貴様らにとっても、俺にとっても……な」

　メフィルクライアからの通信に割り込んできた辺境の軍団長、ルオドからのメッセージを聞くや否や、私の背中に汗が伝った。
　彼らからしてみれば、我々《霧笛の塔》から依頼を凱旋されて動く傭兵達は侵略者だ。だが辺境軍閥は遺跡の技術を発掘するために、禁を破ったとも聞く。
　なぜそこまでして軍閥は、遺跡の技術を欲するのか。
　そもそも企業連盟はなぜ西方へと大隊を進めるのか。軍閥を狙う理由は彼らを断罪したいだけなのか、それとも遺産の技術を盗まれる前に回収しておきたいのか。

　何が正義で、何が悪なのか、全くわからなくなってしまった。
　仮にメフィルクライアに何か言える権利をもらえたとしたら……「お前らは一体何がしたいんだ」と吐き捨ててやろう。

マーケットの片隅に存在する、トタン屋根の小さな休憩所。
入り口は常に開け放たれており、その横には「タバコは外でお願いします」と書かれた貼り紙と共に
「白刃」と刻まれた金属製のプレートが取り付けられている。
部屋の中央には鉄の花が挿された花瓶が乗った大きなテーブルと、それを囲むように置かれた椅子があり、
壁側の棚にはウォーターサーバーやコーヒーメーカーなどが設置されている。
ここを訪れたハイドラライダーは、皆思い思いの時間を過ごしているようだ――

格闘火器使いのライダーが集う休憩所が賑わい、情報交換の場となった……というイメージです。
情報交換の他にも雑談や休憩など、ゆるめのRPも歓迎します。
設定上同じ場所に集まってダベるだけなので、RP上特定の企業や集団への所属を強制するものではありません。

◆説明
├格闘型同士わいわいやれたらいいね！という方針のユニオンです。
├ユニオン活動はずっと【格闘*5】、ユニオン購入はずっと【機動力+3%】。
│ユニオン購入費は参加者人数によって変動しますが、恐らく【100-(設立者除く人数*2)c】。
├メンバーの誰かが死亡してしまった場合、該当者の参加許可を外し、
│空いた枠で随時新たな参加者を募集する可能性があります。ご了承ください。
├【101ユニオン】での交流も歓迎いたします。
└詳細・参加申請・設立者への連絡は下記URLにて。
　http://privatter.net/p/2238181