ENo.0558　アレクセイ＝イワノフ

次の戦場の敵は霊障、火炎、物理の３系統か。
オーガアームで粒子と電子の攻撃をするのが良かろう。

粒子や電子に属する武器はEN消費が多い傾向にある。
高火力のプラズマ砲や放電コイル等はその典型だな。
高出力のエンジンを少なくとも２つは搭載してENを確保し
攻撃の機会を逃す事が無いようにしたい。
しかし、火炎防御が必要で粒子防御が不要な戦場となると
高ENを前提としたアセンブルによる火炎防御の低下は苦しい。
火力を取るか火炎防御を取るか、悩ましい二律背反である。

噂では人体改造の施術が解禁されたらしいな。
エンジンとは別枠で機体へENを供給する生体電池と
サイボーグ的な手法で戦闘能力を高める生体部品か。
不可逆的な改造であり相応の金も掛かるようだが
ふむ…そうするだけの戦術的価値は有るのだろう。
ここは戦場、脆弱なヒトの肉体を捨ててでも生き残りたい、
という発想も否定はしないが、いかがなものか…。
当面の資金はハイドラに搭載する火器に回す予定だが
今後の選択肢の一つとして頭の片隅には入れておこうか。

流行遅れの遊具の工場にカモフラージュされた秘密基地。
冬は車輪をソリに換装するロシアの３頭立て馬車が名前の由来。