第29週目 リオ・B・ミナスジェライスの一週間
◆日記
朝の空気は銀色に光っていた。おれは助手席の窓からぼんやりと、遠くに霞む山並みを見つめていた。近景には黄色く枯れた草原がどこまでも広がっていて、時折見える木々は既にかなり葉を落としていた。
おれ達を乗せた車はがらがらの街道を走っている。晩秋の、もう随分と遅くなった夜明けが始まる前におれ達は住み慣れた屋敷を出発した。トランクには最低限の荷物、大事なものだけを詰めた(母さんの写真も忘れずに)。東の空が赤く燃えて、太陽が顔を出して、朝霧の中を進むおれ達を照らし出した。ヴェラとアニカは普段とはまるで違う時間の出発にはしゃいでいたけれど、少し前から後部座席で静かになっていた。穏やかな二人分の寝息が聞こえる。
「すまないな、急な出発になって」
運転席、ハンドルを握った父が言った。妹達を起こしたくなかったんだろう、ごく小さな声だった。
だからおれも声を潜めて答えた。
「大丈夫だよ、父さん」
「学校も途中で休ませることになってしまったな。ヴェラとアニカは来年度から編入できるかも知れないが、リオ、お前は……悪いが、中退扱いになってしまうかも知れない」
「うん、分かってる」
もうあの制服を着ることはないのだろうな、とおれは思う。
特に惜しくはない。ただ少し寂しいだけ。
「信用できる家庭教師を手配している。私の今のプロジェクトが終わるまで、向こうで彼の指導を受けなさい。落ち着いたらお前にはしかるべき試験を受けさせてやる。それに受かれば、高等部修了相当の経歴にはできるはずだ」
「ありがとう。頑張るよ」
昨日、久しぶりに帰ってきた父はおれを呼び出して「しばらく首都を離れろ」と言った。
父が主導しているウォーハイドラ開発プロジェクトが佳境に入っている。それはとても重要な仕事だから、敵国のスパイや国内の不穏分子に命を狙われる危険があるらしい。開発主任の父だけでなく、その家族であるおれ達も。
だから父のプロジェクトが終了するまでの間、おれ達は首都から離れて身を隠せと。その準備を父は全て終えているようだった。
おれはそれ以上深くは尋ねなかった。妹達にも急な引越しとだけ告げた。だからおれ達はこれからどこに行くのか、どこで暮らすのかも知らないでいる。少なくとも、長い休みの時に滞在していたあの湖畔の別荘ではないようだった。ずっと遠くに見える山々は、恐らく北の大山脈だ。おれは首都周辺でしか暮らしたことがないから、北に行くのであれば初めてのことだった。
父は屋敷のじいややメイド達を連れてこなかった。彼らには何らかの通達が行ったんだろうか? おれには分からない。ただ、今までの日常には当面戻れないことは理解していた。
じわりと不安が忍び寄ってきて、おれは息を吐く。
「何も心配しなくていい」
おれの内心を察したのだろう。穏やかな声で父が言った。
「これから行く場所は、父さんの信頼しているごく一部の人を除いて誰も知らない。家は小さいが住みやすいところにある。お前には家事の手間をかけてしまうが……」
「大丈夫、うまくやるよ」
多少は家事ができるようになっておかないと独り立ちの時に差し障る。そう思っていたから、おれはじいやに頼み込んで掃除や料理の手伝いをしていた。何もしてない奴よりは動けると自負している。
だから、おれ達三人だけの暮らしになっても、きっと大丈夫だ。
おれはそう自分に言い聞かせる。
「明日までは、私もお前達のところに滞在できる。そのあとは……正直なところ、いつ帰って来られるか、まだ分からない」
父の切れ長の目がちらりとおれを見て、すぐに道路の方に戻る。
「しばらくの辛抱だ。すまないが、ヴェラとアニカを頼む」
「うん、分かった」
頷く。
父さんはおれに家のことや妹達のことを任せてくれる。それはおれにとって嬉しくて誇らしいことだ。
だからおれは、父さんに心配させたくない。任せられたのだから、やり遂げなければ。
「大丈夫だよ、父さん。今まで通りうまくやれる」
そう言っておれは笑った。うまく笑えていればいいんだけれど。
状況は決して良くないけれど、久しぶりの父との時間だった。だから目的地に着くまでは眠るまいと思っていたのに、車の振動のせいか家族と一緒にいる安堵感からか、おれはいつの間にか眠り込んでしまっていた。
そして目を覚ましたら、知らない場所にいた。
「……え?」
いや、正確には違う。
ここ数ヶ月、おれは何度か変な夢を見ていた。いつもじっとりとして肌寒くて、どこを見ても深い霧が立ち込めている世界の夢だった。何をしていたかはほとんど思い出せないのだけれど、だだっ広いガレージに自分が寝泊まりしていて、恐らく自分のものであろうウォーハイドラがそこにあったのは覚えていた(それにしても夢の中のおれはどうしてあんな奇怪なハイドラを選んだんだろう?)。
ここはその夢で見た場所に似ている。
「夢なのか?」
身を起こしながら呟く。自分の思い通りに動けるし喋れる。普段よりも鋭敏な五感が迫ってくる。夢にしては信じがたいほどリアルだった。
周囲を見回してみる。おれが寝ていたのは粗末なパイプベッドで、周囲とはパーテーションで区切られている。
【リオ?】
「っ!?」
不意に声をかけられておれは飛び上がった。
【どうしたんです? 起きてるんですよね?】
聞き覚えがあるようなないような、妙な声だった。おれの声に似ているのは何なんだろう。少なくとも敵意は感じられないので、恐る恐る返答してみる。
「誰か、いるのか?」
声の主が息を呑むのが聞こえた。おれはパーテーションの外に出た。
想像通りそこはガレージだった。夢に見た通りの、異形のウォーハイドラも停留されている。しかしおれの父も妹達の姿はどこにもない。声の主らしき人物も見当たらなかった。
心臓をじわじわと掴みあげられるような不快感が、喉元までせり上がってくる。
「父さん? ヴェラ、アニカ?」
何かがおかしい。おれが眠ってからどれだけ経っているんだ? おれの家族はどこに行った? ここはどこなんだ?
【リオ、落ち着いてください。私が分かりますか?】
姿を見せずに声が追い打ちをかける。分からない、分からない、分からない。
混乱しているおれの視界を赤いものが横切った。錆び付いた色にぎょっとする。やけに目に近い位置にある。触れてみてようやく、それが自分の前髪なのだと気がついた。その感触の奇妙なことと言ったら。やけにつるつるしていて、カツラに使う人工毛髪みたいだった。
(いや、おれの髪は黒かったはずだ。どうなってるんだ?)
体を見下ろす。さっきから腰のあたりに妙な感覚があった。その正体が分かった。紫色の、折りたたまれた触手のようなものが、おれの腰にしがみついていた。
それにはしっかりとおれの触覚があった。望めばおれの好きなように動かせるのだという、訳のわからない確信もあった。
自分の体が自分のものでないようで、おれは本格的にパニックに陥った。
【話を聞いてください、記憶の混乱が起こっているだけです!】
鏡、鏡はないのか。
見えすぎるほどよく見える視界の中、ガレージの隅に設置された四角い箱が見えた。おれの身長より一回り背の高い細長い箱。簡易シャワー室だとおれの中で誰かが答えた。あそこになら鏡がある。
足を縺れさせながらおれは走った。全力で走っているはずなのにうまく進めない。
どうしておれの体はこんなに重いんだ? そんな疑問を抱きながら力任せにシャワー室のドアを開けて転がり込む。
鏡はシャワーのすぐ近くにあった。
【リオ! リオったら!】
例の声を無視しながら、おれは鏡を覗き込んだ。
赤錆びた橙から金に変わり、透き通る白に推移する髪。後頭部で二ふさ、伏せた犬の耳のように跳ねている。
グラスファイバーじみて硬い光を跳ね返すその質感。
人間よりもずっと凹凸の少ない、不自然なほどになめらかな白い肌。
ガラスめいて透き通った両の目は鮮やかな紫をしている。
眠る前とはまるで違う派手な色に変わってしまった鏡の中、ただ顔立ちだけが元のおれとそっくりだった。
怯えきった子供の表情。
【リオ! リビーさんと打ち合わせに行くんでしょう、しっかりしてください!】
あの声が聞こえて、それで。
(……リビー)
声に出さずにその名前を呼ぶ。
一瞬の空白の後、腑に落ちる感覚がした。
おれは目を閉じて、シャワー室の中にうずくまった。喉奥まで胃の中身がこみ上げてくるのを必死でこらえる。
【大丈夫ですか!? 返事を……】
「……大丈夫、大丈夫だ。モンテズマ」
口元を押さえて立ち上がりながら、モンテズマの声に応える。
「すまない、寝ぼけていた」
【寝ぼけてたってレベルですか! ちゃんとメンテしないと……】
「本当に大丈夫だ。もう、目が覚めた」
まだ何か言おうとするモンテズマを遮って、おれはシャワー室を出た。
ソファーに腰を下ろして、もう一度長く息を吐く。
「リビーには、言わないでくれ。無駄な心配はかけたくない」
【……言わずにいて、もしものことがあったらどうするんですか】
「無茶はしない。約束する」
これはモンテズマを宥めるためだけの嘘だ。彼にも分かりきっているだろうけれど、言わずにはいられなかった。
リビーに心配をかけるわけにはいかないし、おれはあの人の盾でいたいんだから。
だから、こんな夢なんか気にしてはいられないんだ。
怖がっている暇なんてない。そのはずなのに。
(どこまで思い出すんだ? あの日は、あの日のあとも、おれは思い出すのか?)
どうしてか体の震えが止められなくて、おれはしばらくソファーの上から動けずにいた。
おれ達を乗せた車はがらがらの街道を走っている。晩秋の、もう随分と遅くなった夜明けが始まる前におれ達は住み慣れた屋敷を出発した。トランクには最低限の荷物、大事なものだけを詰めた(母さんの写真も忘れずに)。東の空が赤く燃えて、太陽が顔を出して、朝霧の中を進むおれ達を照らし出した。ヴェラとアニカは普段とはまるで違う時間の出発にはしゃいでいたけれど、少し前から後部座席で静かになっていた。穏やかな二人分の寝息が聞こえる。
「すまないな、急な出発になって」
運転席、ハンドルを握った父が言った。妹達を起こしたくなかったんだろう、ごく小さな声だった。
だからおれも声を潜めて答えた。
「大丈夫だよ、父さん」
「学校も途中で休ませることになってしまったな。ヴェラとアニカは来年度から編入できるかも知れないが、リオ、お前は……悪いが、中退扱いになってしまうかも知れない」
「うん、分かってる」
もうあの制服を着ることはないのだろうな、とおれは思う。
特に惜しくはない。ただ少し寂しいだけ。
「信用できる家庭教師を手配している。私の今のプロジェクトが終わるまで、向こうで彼の指導を受けなさい。落ち着いたらお前にはしかるべき試験を受けさせてやる。それに受かれば、高等部修了相当の経歴にはできるはずだ」
「ありがとう。頑張るよ」
昨日、久しぶりに帰ってきた父はおれを呼び出して「しばらく首都を離れろ」と言った。
父が主導しているウォーハイドラ開発プロジェクトが佳境に入っている。それはとても重要な仕事だから、敵国のスパイや国内の不穏分子に命を狙われる危険があるらしい。開発主任の父だけでなく、その家族であるおれ達も。
だから父のプロジェクトが終了するまでの間、おれ達は首都から離れて身を隠せと。その準備を父は全て終えているようだった。
おれはそれ以上深くは尋ねなかった。妹達にも急な引越しとだけ告げた。だからおれ達はこれからどこに行くのか、どこで暮らすのかも知らないでいる。少なくとも、長い休みの時に滞在していたあの湖畔の別荘ではないようだった。ずっと遠くに見える山々は、恐らく北の大山脈だ。おれは首都周辺でしか暮らしたことがないから、北に行くのであれば初めてのことだった。
父は屋敷のじいややメイド達を連れてこなかった。彼らには何らかの通達が行ったんだろうか? おれには分からない。ただ、今までの日常には当面戻れないことは理解していた。
じわりと不安が忍び寄ってきて、おれは息を吐く。
「何も心配しなくていい」
おれの内心を察したのだろう。穏やかな声で父が言った。
「これから行く場所は、父さんの信頼しているごく一部の人を除いて誰も知らない。家は小さいが住みやすいところにある。お前には家事の手間をかけてしまうが……」
「大丈夫、うまくやるよ」
多少は家事ができるようになっておかないと独り立ちの時に差し障る。そう思っていたから、おれはじいやに頼み込んで掃除や料理の手伝いをしていた。何もしてない奴よりは動けると自負している。
だから、おれ達三人だけの暮らしになっても、きっと大丈夫だ。
おれはそう自分に言い聞かせる。
「明日までは、私もお前達のところに滞在できる。そのあとは……正直なところ、いつ帰って来られるか、まだ分からない」
父の切れ長の目がちらりとおれを見て、すぐに道路の方に戻る。
「しばらくの辛抱だ。すまないが、ヴェラとアニカを頼む」
「うん、分かった」
頷く。
父さんはおれに家のことや妹達のことを任せてくれる。それはおれにとって嬉しくて誇らしいことだ。
だからおれは、父さんに心配させたくない。任せられたのだから、やり遂げなければ。
「大丈夫だよ、父さん。今まで通りうまくやれる」
そう言っておれは笑った。うまく笑えていればいいんだけれど。
状況は決して良くないけれど、久しぶりの父との時間だった。だから目的地に着くまでは眠るまいと思っていたのに、車の振動のせいか家族と一緒にいる安堵感からか、おれはいつの間にか眠り込んでしまっていた。
そして目を覚ましたら、知らない場所にいた。
「……え?」
いや、正確には違う。
ここ数ヶ月、おれは何度か変な夢を見ていた。いつもじっとりとして肌寒くて、どこを見ても深い霧が立ち込めている世界の夢だった。何をしていたかはほとんど思い出せないのだけれど、だだっ広いガレージに自分が寝泊まりしていて、恐らく自分のものであろうウォーハイドラがそこにあったのは覚えていた(それにしても夢の中のおれはどうしてあんな奇怪なハイドラを選んだんだろう?)。
ここはその夢で見た場所に似ている。
「夢なのか?」
身を起こしながら呟く。自分の思い通りに動けるし喋れる。普段よりも鋭敏な五感が迫ってくる。夢にしては信じがたいほどリアルだった。
周囲を見回してみる。おれが寝ていたのは粗末なパイプベッドで、周囲とはパーテーションで区切られている。
【リオ?】
「っ!?」
不意に声をかけられておれは飛び上がった。
【どうしたんです? 起きてるんですよね?】
聞き覚えがあるようなないような、妙な声だった。おれの声に似ているのは何なんだろう。少なくとも敵意は感じられないので、恐る恐る返答してみる。
「誰か、いるのか?」
声の主が息を呑むのが聞こえた。おれはパーテーションの外に出た。
想像通りそこはガレージだった。夢に見た通りの、異形のウォーハイドラも停留されている。しかしおれの父も妹達の姿はどこにもない。声の主らしき人物も見当たらなかった。
心臓をじわじわと掴みあげられるような不快感が、喉元までせり上がってくる。
「父さん? ヴェラ、アニカ?」
何かがおかしい。おれが眠ってからどれだけ経っているんだ? おれの家族はどこに行った? ここはどこなんだ?
【リオ、落ち着いてください。私が分かりますか?】
姿を見せずに声が追い打ちをかける。分からない、分からない、分からない。
混乱しているおれの視界を赤いものが横切った。錆び付いた色にぎょっとする。やけに目に近い位置にある。触れてみてようやく、それが自分の前髪なのだと気がついた。その感触の奇妙なことと言ったら。やけにつるつるしていて、カツラに使う人工毛髪みたいだった。
(いや、おれの髪は黒かったはずだ。どうなってるんだ?)
体を見下ろす。さっきから腰のあたりに妙な感覚があった。その正体が分かった。紫色の、折りたたまれた触手のようなものが、おれの腰にしがみついていた。
それにはしっかりとおれの触覚があった。望めばおれの好きなように動かせるのだという、訳のわからない確信もあった。
自分の体が自分のものでないようで、おれは本格的にパニックに陥った。
【話を聞いてください、記憶の混乱が起こっているだけです!】
鏡、鏡はないのか。
見えすぎるほどよく見える視界の中、ガレージの隅に設置された四角い箱が見えた。おれの身長より一回り背の高い細長い箱。簡易シャワー室だとおれの中で誰かが答えた。あそこになら鏡がある。
足を縺れさせながらおれは走った。全力で走っているはずなのにうまく進めない。
どうしておれの体はこんなに重いんだ? そんな疑問を抱きながら力任せにシャワー室のドアを開けて転がり込む。
鏡はシャワーのすぐ近くにあった。
【リオ! リオったら!】
例の声を無視しながら、おれは鏡を覗き込んだ。
赤錆びた橙から金に変わり、透き通る白に推移する髪。後頭部で二ふさ、伏せた犬の耳のように跳ねている。
グラスファイバーじみて硬い光を跳ね返すその質感。
人間よりもずっと凹凸の少ない、不自然なほどになめらかな白い肌。
ガラスめいて透き通った両の目は鮮やかな紫をしている。
眠る前とはまるで違う派手な色に変わってしまった鏡の中、ただ顔立ちだけが元のおれとそっくりだった。
怯えきった子供の表情。
【リオ! リビーさんと打ち合わせに行くんでしょう、しっかりしてください!】
あの声が聞こえて、それで。
(……リビー)
声に出さずにその名前を呼ぶ。
一瞬の空白の後、腑に落ちる感覚がした。
おれは目を閉じて、シャワー室の中にうずくまった。喉奥まで胃の中身がこみ上げてくるのを必死でこらえる。
【大丈夫ですか!? 返事を……】
「……大丈夫、大丈夫だ。モンテズマ」
口元を押さえて立ち上がりながら、モンテズマの声に応える。
「すまない、寝ぼけていた」
【寝ぼけてたってレベルですか! ちゃんとメンテしないと……】
「本当に大丈夫だ。もう、目が覚めた」
まだ何か言おうとするモンテズマを遮って、おれはシャワー室を出た。
ソファーに腰を下ろして、もう一度長く息を吐く。
「リビーには、言わないでくれ。無駄な心配はかけたくない」
【……言わずにいて、もしものことがあったらどうするんですか】
「無茶はしない。約束する」
これはモンテズマを宥めるためだけの嘘だ。彼にも分かりきっているだろうけれど、言わずにはいられなかった。
リビーに心配をかけるわけにはいかないし、おれはあの人の盾でいたいんだから。
だから、こんな夢なんか気にしてはいられないんだ。
怖がっている暇なんてない。そのはずなのに。
(どこまで思い出すんだ? あの日は、あの日のあとも、おれは思い出すのか?)
どうしてか体の震えが止められなくて、おれはしばらくソファーの上から動けずにいた。
NEWS
本日のニュースですハイドラ大隊に狙われたものは全て滅びる……戦地で流れる噂ですあるものは逃げるように去り、あるものは資産の力で彼らを味方につけ、あるいは……
今後の動向が注目されます
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「ルオシュだ。貴公らにだけ明かそう。俺は、とある人物から秘密の装置を……アンビエント・ユニットを託されている」 |
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「これはあまりにも恐ろしいシステムを内蔵している。これを起動させるのは最後の手段だ……たとえ、それが霧笛の塔から承認されているとしても」 |
メルサリアからのメッセージ 「静かな気分だ。いま、私は空虚な心の中にいる。だが、不安はない。空虚にして、満たされている」 |
メルサリアからのメッセージ 「ふふ、君たちには関係のないことであったな。これは独り言だ。誰も聞くこともない。ただ、私は語らずにいられない」 |
メルサリアからのメッセージ 「一つのシステムが欠けたまま、私の夢は完成に近づいている。それがどれほど危険なことか、承知の上だ」 |
メルサリアからのメッセージ 「なぁ、君たちは生きることを証明したくはないか? 自らが生きる目的を、存在をさ。私はそれを、証明したい」 |
メルサリアからのメッセージ 「ミッションAが私の依頼だ。私も出撃する。パズルのピースが欠けた機体で……。頼む、何も君たちに寄与できないまま、身勝手な頼みを許してくれ」 |
メルサリアからのメッセージ 「……私は、ずっと、自分だけを見ていた。自分を信じたかった。そして身勝手なまま滅ぶだろう。その時を……最後に、君たちが見届けて、証明してくれ。私の存在を」 |
メフィルクライア 「おはようございます。メフィルクライアです」 |
メフィルクライア 「『徳の禁忌』が姿を現したようですね。でも、禁忌は引き裂かれた状態ではそれほどの脅威ではないです」 |
メフィルクライア 「ハイドラには9つの頭がありますね。禁忌も似たような存在でした。組み合わせることで、圧倒的な力を発揮する……」 |
メフィルクライア 「でも、禁忌は滅びました。18の神器を持ったドゥルガーの手によって、名前さえ破壊されるほどに」 |
メフィルクライア 「つまりは、同じことを繰り返しているのです。ドゥルガーはハイドラの手によって破壊されました。今回も同じです」 |
メフィルクライア 「禁忌を滅ぼした、ドゥルガーを滅ぼした、ハイドラを……滅ぼし、新たな秩序とコントロールシステムを作ります」 |
メフィルクライア 「あなたたちはやりすぎたのです。強くなりすぎたのです。世界が揺らぐほどに。ならば、やり直すほかないのです。最初から。それでは」 |
ヒルコ教団の神聖巫女『ヒルコ』からのメッセージ 「…………わ、わ……私には見えています。すべての結末が。だから、私を、信じて……ミッションB」 |
ヒルコ教団の神聖巫女『ヒルコ』からのメッセージ 「…………信じられないよね。ゴメンネ…………」 |
ヒルコ教団の神聖巫女『ヒルコ』からのメッセージ 「(背後から聞こえる慌てた声)『ヒルコ様!』『ヒルコ様は我々が信じておりますぞ!』『クソッ……ヒルコ様を信じられないやつがいたら……俺が……俺がッ!』『馬鹿ッ!そんなこと言うなよ……だってこんなに、ヒルコ様は……ヒルコ様は……』ガチャン、ツー・ツー」 |
企業連盟の会長『バルーナス』からのメッセージ 「フハッ、フハハッ……まさか、『禁忌』を打ち破ることなど、できるはずが……フハハッ……まさか、『禁忌』に……? フハハッ……『禁忌』だぞ……まさか……『禁忌』……フハハッ……まさか……? フヒッ」 |
ノラからのメッセージ 「規定日数が経過すると送信されるメッセージです。これが送信されたということは、どうやら私は死んでしまったようですね。同時に、霧笛の塔の中枢には踏み込まれなかった、ということです」 |
ノラからのメッセージ 「本来ならば、私がエージェントとしてあなたたちにアンビエント・ユニットを供与して、HCSのシステム・オーバーロードを誘発させるはずでした」 |
ノラからのメッセージ 「でも、私はそれを躊躇してしまいました。それはハイドラの死とあなたたちの死を意味するからです」 |
ノラからのメッセージ 「このメッセージを受け取っているということは、メフィルクライアさんはあなたたちにアンビエント・ユニットを与えていないということですね。私は信じていました」 |
ノラからのメッセージ 「なんのことか分かりますか? 未来のあなたたちは、どんな状況下にありますか? メフィルクライアさんは正体を明かしてくれましたか?」 |
ノラからのメッセージ 「伝えたいことがありすぎて、何から話していいか分かりません。でも、一つだけ言えることがあります」 |
ノラからのメッセージ 「あなたたちの成し遂げることは、誰にもできることじゃないです。地獄の冷たい川底で、燃えるように輝く柘榴石です」 |
ノラからのメッセージ 「信じてほしいのです。あなた自身のことを。多分、世界は滅びに向かっているでしょう。私のせいで。私が、躊躇したせいで」 |
ノラからのメッセージ 「私はメフィルクライアさんに、信じてほしいと訴えました。あなたたちをです。この世界は……奇妙な機械や、意味不明な現象や、超常の力なんて無くたって、明日を迎えることができるって」 |
ノラからのメッセージ 「私は企業連盟の暗部に殺されるかもしれません。もう、時間がありません。次に会う機会が最後のチャンスです。畜舎を買ったなんて全部嘘です。私は結局、何も残せないのです。今もこうして、大切なことは何一つ伝えられない。最後まで、満足に仕事ができませんでした」 |
◆訓練
整備の訓練をしました整備が86上昇した
◆破棄
リオは無煙炉心を破棄した!!
リオは重機動プラン47を破棄した!!
リオはラジウム卵47を破棄した!!
◆送品
◆送金
◆購入
リオはバルヴァを837cで購入した!!
リオはF-3二層式換気装置『網俵』を995cで購入した!!
リオは試製力場防空粒子爆雷A-0を516cで購入した!!
◆作製
資金を500を投入した!!
作成時補助発動! 高圧!! 消費ENが 47 増加!!
作成時補助発動! 耐粒!! 防御属性が 粒子 に変化!!
粒子強化!
試製力場防空粒子爆雷A-0と円盤型高粒子発光体を素材にして対空機構搭載火器『ツィツィミトル』を作製した!!
◆戦闘システム決定
ティタンフォート に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1にF-3二層式換気装置『網俵』を装備した
脚部2に異形の騎士を装備した
スロット3に高耐久エンジン『ドルカス』を装備した
スロット4にedamameを装備した
スロット5にバルヴァを装備した
スロット6にS-heavenを装備した
スロット7に竜舌蘭の蜜を装備した
スロット8に重圧設計腕部『オウロ・プレト』を装備した
スロット9に対空機構搭載火器『ツィツィミトル』を装備した
スロット10にS-heavenを装備した
スロット11に層状の甲殻に見えるを装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
リビー・ニエロとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションD
ユニオン活動
シトリン・マーケット残像領域支店(仮出店中)の活動記録
残像領域のあちこちに、以下のようなチラシが貼られている。
《★シトリン・マーケット 仮出店のお知らせ★
この度、シトリン・マーケット株式会社(以下弊社)は残像領域に弊社運営のコンビニエンスストアを
仮出店することとなりました。
つきましては、市場調査のため消費者モニターを募集いたします。
・住所
残像領域〇〇地区(通称「ジャンク街」)※※※-※※-※ 貸し倉庫マデイラ 103号室
・出店期間
先週より臨時店舗を上記住所に開店しています。現時点では終了時期は未定です。
・参加方法
上記住所の仮店舗のご利用
ご利用例:弊社仮店舗でのお買い物、各種サービスのご利用
※ご利用頂いた感想、品揃え等についてアンケートを実施することがございます。
※これは市場調査のための仮出店です。アンケート内容は今後の運営のために使用させて頂く可能性がございます。
あらかじめご了承ください。
ご不明な点、お問い合わせ等ございましたら、下記の弊社担当者までご連絡下さい。
・ご連絡先
シトリン・マーケット株式会社 マーケティング課市場調査部 残像領域担当
リオ・B・ミナスジェライス
(ハイドラライダー登録番号 315番 通信番号※※※-※※※※※-※※※)
※出撃中等、ご対応が難しい場合がございます。その際は折り返しご連絡をいたします。》
■ユニオンについて
・整備メインのユニオンです。
ユニオン購入は素材+1もしくはAP10%アップが基本となります。
・これといったユニオン活動は特にありません。参加、脱退ご自由に。とりあえずどこかに参加したいという方向け。
参加希望の方はEno.315までメッセージでご連絡ください。次更新時に承認します。
・ユニオン参加者はコンビニ「シトリン・マーケット」の消費者モニターという扱いになります。ロール上のご利用はユニオン参加/不参加問わずご自由にどうぞ。
・このユニオンでの「お買い物」はロール上のものです。ユニオン購入以外での送金・送品は発生しません。
■店の様子
ジャンク街の片隅にある殺風景な倉庫の一室。
入口のドアの上には黄金色の派手な文字で「シトリン・マーケット」と書かれた看板が掲げられ、ドアには「※仮出店中」というメモ書きが貼られている。
中に入ると、レジに佇む自動人形が元気よく声をかけてくる。「いらっしゃいませ!」
部屋には幾つか棚が設けられ、様々な商品が並べられているが、まだ品揃えは少ないようだ。日用品や飲食物が目につくが、何に使うのかまるで分からないものも見受けられる。
二、三体の自動人形が掃除や陳列を行っているものの、どことなく暇そうである。
壁には「機体整備 ご相談承ります」とチラシが貼られている。
たまに店のロゴを背負ったサイボーグの青年が訪れ、「臨時店長」の名札をつけた自動人形と話し込んでいるのが見受けられる。
《★シトリン・マーケット 仮出店のお知らせ★
この度、シトリン・マーケット株式会社(以下弊社)は残像領域に弊社運営のコンビニエンスストアを
仮出店することとなりました。
つきましては、市場調査のため消費者モニターを募集いたします。
・住所
残像領域〇〇地区(通称「ジャンク街」)※※※-※※-※ 貸し倉庫マデイラ 103号室
・出店期間
先週より臨時店舗を上記住所に開店しています。現時点では終了時期は未定です。
・参加方法
上記住所の仮店舗のご利用
ご利用例:弊社仮店舗でのお買い物、各種サービスのご利用
※ご利用頂いた感想、品揃え等についてアンケートを実施することがございます。
※これは市場調査のための仮出店です。アンケート内容は今後の運営のために使用させて頂く可能性がございます。
あらかじめご了承ください。
ご不明な点、お問い合わせ等ございましたら、下記の弊社担当者までご連絡下さい。
・ご連絡先
シトリン・マーケット株式会社 マーケティング課市場調査部 残像領域担当
リオ・B・ミナスジェライス
(ハイドラライダー登録番号 315番 通信番号※※※-※※※※※-※※※)
※出撃中等、ご対応が難しい場合がございます。その際は折り返しご連絡をいたします。》
■ユニオンについて
・整備メインのユニオンです。
ユニオン購入は素材+1もしくはAP10%アップが基本となります。
・これといったユニオン活動は特にありません。参加、脱退ご自由に。とりあえずどこかに参加したいという方向け。
参加希望の方はEno.315までメッセージでご連絡ください。次更新時に承認します。
・ユニオン参加者はコンビニ「シトリン・マーケット」の消費者モニターという扱いになります。ロール上のご利用はユニオン参加/不参加問わずご自由にどうぞ。
・このユニオンでの「お買い物」はロール上のものです。ユニオン購入以外での送金・送品は発生しません。
■店の様子
ジャンク街の片隅にある殺風景な倉庫の一室。
入口のドアの上には黄金色の派手な文字で「シトリン・マーケット」と書かれた看板が掲げられ、ドアには「※仮出店中」というメモ書きが貼られている。
中に入ると、レジに佇む自動人形が元気よく声をかけてくる。「いらっしゃいませ!」
部屋には幾つか棚が設けられ、様々な商品が並べられているが、まだ品揃えは少ないようだ。日用品や飲食物が目につくが、何に使うのかまるで分からないものも見受けられる。
二、三体の自動人形が掃除や陳列を行っているものの、どことなく暇そうである。
壁には「機体整備 ご相談承ります」とチラシが貼られている。
たまに店のロゴを背負ったサイボーグの青年が訪れ、「臨時店長」の名札をつけた自動人形と話し込んでいるのが見受けられる。
ユニオン金庫……1000c
整備の訓練をしました
整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘においてAPを10%強化した
ENo.281からのメッセージ>>アビ 「ハイアルンっつったらあれよ。すんげーハイドラばんばん作ってるさァ。 おれもちょっと前にだいぶ稼がしてもらっ…… ……」 |
アビ 「おっ。さんきゅー!! え? 誰にでもカンキ? 何?」 |
ごまかすようにカゴを受け取る。
アビ 「そおそォ。新鮮なもんは手に入りづれーんだよな。 まー野菜なんかどうせ食わねーけど。」 |
アビ 「置いてほしいもの? 肉かなァ〜! なんかこう気軽に食える系の?」 |
メッセージ
ENo.316からのメッセージ>>
少し安心したように頷く。そのおかげもあるのか、呆然としたり側と気を取り直したりと忙しそうな相手をにやにや眺める。少々揶揄うような人の悪い笑みを湛え、若者の様子を堪能。
『星の雷』に込められた様々な想いを物思うのか、ゆっくりともう一度、目を瞬かせてから、ふと力を抜くようにしてリオを見やる。己の安全を、安寧を、願ってくれるものたちを、どこか不思議そうに眺めている。照れ臭そうに笑った青年の顔を見て、ようやく、にっと大きく笑い、それから同じく、声を上げて楽しげに笑った。
ふと思い立って聞いてみる。問いかけの内容は、彼女らは年齢的に——と言っていいのかどうかは微妙なところだが、年齢的に——目の前の青年よりもなお年若い存在として、判断しているため出てきた疑問で……。
煙草を咥えた唇を歪め、些か不機嫌そうな声で一言、似合わぬ小言めいたことを告げる。柄ではないと思っているのか、その一言だけで、すぐにふうっと息を吐いて気を取り直し、
そこまで言ってから、自分がどういう状況を想定——想像、していたのか気づき、微かに目を見開いた。一度軽く頭を振り、ゆるい笑いを口端に浮かべ、
ENo.612からのメッセージ>>
「もちろん。《彼女》は美しいからな」
笑い声。
「《彼女》に戦闘の忠告か?
誰より安全なハイドラに?
たしかに心配症だな――それとも、考えすぎと言うべきか」
「とはいえ、悪いことじゃない。
それがあんただってことなんだろう」
「いろんなやつがいる。
あんたみたいのもいれば、そうじゃないやつもいる。
まるで考えないやつも、よくよく考えるやつもな。
……あんたがそうして深々考えることで、とれるバランスもあるのかも知れない」
ヴェールの下、眉のない額をひそめる。
「……事故?」
首をかしげる、やはりいくらか性急なしぐさで。
「言わせてもらえば、機械仕掛けの身体は最高だ。
――だが、逆を言えば、それが気に入らないと思うやつもいるだろう」
「踊れよ。
ほかのすべてと同じに、そいつは、やればやるほどうまくなるぜ」
「そうだな――もしあんたが、自分が生きているかどうかを決められないなら。
誰かに決めてもらっちゃどうだい?
たしか、組んでるやつがいるだろう」
「死にたくないなら、それで十分じゃないかって、思うがね……」
メッセージを送信しました
>>Eno.113
リビー 「そうか。メンテは欠かすな。頼むぞ」 |
リビー 「あっはは! 虫みたい、ってお前!! あー、まあ確かにバーントイエローはちょっと変わったシルエットだよな。多脚が外骨格の生物めいて見えるのは、脚部の性能上よくあることだが……」 |
リビー 「黒金乱眼は軽二脚だからな、当たり前だが、積載量が常にきつい。付加といえば最近は機体の重量を反重力レベルまで持っていってるハイドラがいるが、あいつらマジで信じられねえ。……まあ、黒金乱眼は元が機動重視だから、調整によっては、あのレベルを狙えない事もねえんだが、難しい……」 |
リビー 「おう、ありがとな。いつも助かってる。マーケットは一期一会すぎるぜ。お前も何か欲しいものあったら遠慮せずに言えよ?」 |
リビー 「ヴェラとアニカも、お前がいるところを、お前を、故郷だと思ってるだろ。そういや、二人とも変わりないか? つか、あいつら、お前みたいな勉強? は、してんのか? 今はコンビニの世話が大変だろうけど……」 |
リビー 「ありがとよ……。そう言われると、なんつーか、まあ、悪い気はしねえ。……まあ、黒金乱眼は、有能だからな。」 |
リビー 「……おい、リオ。お前の体に機械の部分が多いことは知ってる。……が、だからと言ってそれがイコール『機械』になるわけじゃねえ。分かってるだろ」 |
リビー 「おいおい、身軽なのはいいが、飯は入ってないと、ぷかぷか浮いたままへたばるぞ。逆に言えば、重力が弱いところなら、お前の体重でも今よりずっと身軽に動ける。1以下の区域も多いから、きっと、最初のうちは遊びがてら動き方を覚えたほうがいい……」 |
リビー 「……まあ、お前がいつか、宇宙に行くことがあれば、そういう経験も、するだろ……」 |
リビー 「あ? あ、ああ、船だなあ。宇宙船、って言えばいいのか。俺の居た部隊っつーか、所属は、3隻編成の艦隊だったが、俺の乗ってたのは旗艦で母艦だったから。それなりにでけえ。だから普通にしてると、多分お前の言ってる感じの、『もろに宇宙』って感じは、あんまりしねえんだよ。その母艦から艦載機で外に出てると、あー、そらとんでんなー……って思うけどな。黒金乱眼も艦載機だぜ? 艦載の高機動騎兵艦のうちの一機、って位置付けだ」 |
「もちろん。《彼女》は美しいからな」
笑い声。
「《彼女》に戦闘の忠告か?
誰より安全なハイドラに?
たしかに心配症だな――それとも、考えすぎと言うべきか」
「とはいえ、悪いことじゃない。
それがあんただってことなんだろう」
「いろんなやつがいる。
あんたみたいのもいれば、そうじゃないやつもいる。
まるで考えないやつも、よくよく考えるやつもな。
……あんたがそうして深々考えることで、とれるバランスもあるのかも知れない」
ヴェールの下、眉のない額をひそめる。
「……事故?」
首をかしげる、やはりいくらか性急なしぐさで。
「言わせてもらえば、機械仕掛けの身体は最高だ。
――だが、逆を言えば、それが気に入らないと思うやつもいるだろう」
「踊れよ。
ほかのすべてと同じに、そいつは、やればやるほどうまくなるぜ」
「そうだな――もしあんたが、自分が生きているかどうかを決められないなら。
誰かに決めてもらっちゃどうだい?
たしか、組んでるやつがいるだろう」
「死にたくないなら、それで十分じゃないかって、思うがね……」
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>>Eno.113
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 2450
攻撃戦果補正10%(MAX)
支援戦果補正4.36%
防衛戦果補正10.63%
未確認機補正3%
禁忌戦闘補正4%
合計現金収入3333
整備費 0
ユニオン費 -100
◆整備値が1成長しました
◆適性値が1成長しました
◆経験値が150増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
攻撃戦果補正10%(MAX)
支援戦果補正4.36%
防衛戦果補正10.63%
未確認機補正3%
禁忌戦闘補正4%
合計現金収入3333
整備費 0
ユニオン費 -100
◆整備値が1成長しました
◆適性値が1成長しました
◆経験値が150増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
リオは姿勢制御装置48を入手した!
リオは3年保証書48を入手した!
明日の戦場
第26ブロック
性能評価試験
新型量産兵器の性能を見たい。指定された部隊に襲撃をかけてくれ。向こうのパイロットはダミーコンピュータだ
来週の霧濃度:49%
来週の電磁波:190%
リオ・B・ミナスジェライス |
リビー・ニエロ |
アカネ |
ハク |
フロウ・シリマナイト |
YLI |
ミクローナ・ミジン |
シド・ザ・クラーケン |
老兵ウーリ |
冷凍室onカマキリ |
全くダメなウォーハイドラ乗りの男 |
ハニ太郎 |
フリズルシズル |
GrinBoy |
キリト・閃鐳・イサラギ |
モニカ・フランクリン |
ハーヴェイ=アボット |
フリント=ヘイトリッド |
フェゼント |
ナタリー・ナイン |
ジータ |
--- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
『シャドウ・ライトニング』[電子] |
『ルミナス・メイズ』[霊障] |
機動破壊兵器『ダウンバースト』[粒子] |
装甲DR『ポーン』[電子] |
発光DR『メガロパ』[粒子] |
装甲DR『ポーン』[電子] |
発光DR『メガロパ』[粒子] |
機動破壊兵器『ダウンバースト』[粒子] |
機動破壊兵器『ダウンバースト』[粒子] |
発光DR『メガロパ』[粒子] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
機動破壊兵器『ダウンバースト』[粒子] |
発光DR『メガロパ』[粒子] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
装甲DR『ポーン』[電子] |
車輪戦車『レベデンコ』[物理] |
発光DR『メガロパ』[粒子] |
キャラデータ
名前
リオ・B・ミナスジェライス
愛称
リオ
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プロフィール
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リオ・バーントイエロー・ミナスジェライス 赤錆びた橙から透き通る金に移ろう、奇怪な色の髪。紫水晶に似たカメラアイ。腰には擬生体シリコン製の接続肢が、折り畳まれてしがみついている。 かつて「バーントイエロー複合体」という名で活動していた三人組ライダーの一人。最近は「複合体」のメンバーだった二人の妹達と夕闇の世界でコンビニ経営をしていた。契約満了に伴い妹達に店を任せ単身で帰還。現在は彼のみがライダーとして活動している。 コンビニ「シトリン・マーケット」の現地市場調査員という名目で戻ってきたため、常にシトリン・マーケットのロゴ入りジャケットを羽織る。 元人間のサイボーグ。外見は十代後半ぐらいの青年型。ウォーハイドラ操縦用として調整されている。脳と脊髄、一部の臓器と器官のみが生身であり、外から見える部分の大半がナノマシン製の人工物。 素直な気質ながら理屈っぽい。無表情に見えるが、よく見るとゆるゆると変わっている。コンビニ勤務の賜物か笑顔だけは妙に上手い。射撃で気が昂るようで、戦場ではかなり表情豊かになる。 腰の物体は機体接続用の接続肢。リオの脊髄に繋がっている。普段は折り畳まれているが搭乗時は展開して操縦棺に接続し、リオと機体との情報伝達を補助する。彼の意思で動かせるので、平常時でも手の代わりに使うことがある。 射撃と索敵を好む。 弾丸の腕を伸ばし、レーダーの眼を瞠り、霊障の囁きに耳を澄ます。霧の中、ここではないどこかを目指すように。 ・バーントイエロー リオが搭乗するウォーハイドラ。人型の上半身にムカデじみた脚部をした異形の機体。冠に似たレーダーを頭部に備え、射撃武器を主武装とする。 本来は管理AIを持たず、三人のライダーが分担して操縦する仕様。リオが単独で操縦することになったため、操縦支援用AI「モンテズマ」を搭載した。 リオにとっては体の一部のようなものであり、自ら整備を行う事も多い。 ・モンテズマ バーントイエローに搭載された操縦支援用AI。合成音声はリオの声を加工したものだが、何故かお調子者の人格パターンが刷り込まれているらしく口調は極めて軽薄。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機体データ |
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1 | 粒子装甲A | 対粒子シールド [38/耐粒/耐粒] | ▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | エンジンB | C.V-44-ジラソーレ [44/薄装減霧/薄装減霧] | ▼詳細 |
3 | 狙撃砲A | 長距離砲『テンペストフロムアステロイド』 [40/耐物/重精密] 火力[3452] 発射数[1] 防御属性[物理] 防御値[544] 精度[919] 貯水量[103] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[244] 金額[557] 弾薬費[160] 重量[940] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
4 | 腕部A | 重圧設計腕部『オウロ・プレト』 [46/加重高圧変形/重変形]《装備:8》 | ▼詳細 |
5 | パイルA | AD-04[ガルエデ] [44/耐物/高握力] 火力[3778] 連撃数[1] 防御属性[物理] 防御値[1136] 貯水量[374] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[172] 金額[585] 弾薬費[140] 重量[100] [物理格闘] *作者* |
▼詳細 |
6 | 砲塔A | edamame [41/重旋回/重旋回] | ▼詳細 |
7 | 火炎放射器A | 対空機構搭載火器『ツィツィミトル』 [47/力場防空/耐粒]《装備:9》 火力[1428] 発射数[1] 防御属性[粒子] 防御値[848] 精度[439] 貯水量[394] 弾数[4] 武器属性[漏出] 異常追加[50] 消費EN[74] 金額[927] 弾薬費[40] 重量[180] [火炎射撃] *作者* |
▼詳細 |
8 | 火炎放射器A | 耐霊火炎砲『シトリン・フレイム』 [45/耐霊/高圧軽量] 火力[1383] 発射数[1] 防御属性[霊障] 防御値[841] 精度[425] 貯水量[383] 弾数[4] 武器属性[漏出] 異常追加[50] 消費EN[71] 金額[1304] 弾薬費[40] 重量[113] [火炎射撃] *作者* |
▼詳細 |
9 | 焼夷機関砲B | バルヴァ [46/重減圧/出力]《装備:5》 火力[121] 発射数[52] 防御属性[物理] 防御値[692] 精度[18] 貯水量[64] 弾数[130] 武器属性[貫通] 異常追加[15] 金額[837] 弾薬費[7] 重量[946] [火炎射撃] *作者* |
▼詳細 |
10 | 物理装甲A | FelsenPanzer-Zwei [44/超重回復/AP回復] | ▼詳細 |
11 | 砲塔A | edamame [41/重旋回/重旋回]《装備:4》 | ▼詳細 |
12 | 焼夷機関砲B | μ-ER-BombCanon"E" [36/耐電/減霧] 火力[84] 発射数[52] 防御属性[電子] 防御値[620] 精度[13] 貯水量[56] 噴霧量[-108] 弾数[130] 武器属性[貫通] 異常追加[15] 消費EN[1] 金額[456] 弾薬費[7] 重量[900] [火炎射撃] *作者* |
▼詳細 |
13 | 焼夷機関砲B | KYURYUSHINKATOH-v1.5 [40/重旋回/重旋回] 火力[100] 発射数[52] 旋回速度[160] 防御属性[物理] 防御値[654] 精度[15] 貯水量[61] 弾数[130] 武器属性[貫通] 異常追加[15] 消費EN[1] 金額[1080] 弾薬費[7] 重量[1060] [火炎射撃] *作者* |
▼詳細 |
14 | 砲塔A | S-heaven [45/重旋回/重旋回]《装備:10》 | ▼詳細 |
15 | エンジンB | 竜舌蘭の蜜 [39/高圧減霧/高圧減霧]《装備:7》 | ▼詳細 |
16 | 焼夷機関砲B | 回転式焼夷砲『テスカトリポカ』 [42/耐粒/重旋回] 火力[96] 発射数[52] 旋回速度[84] 防御属性[粒子] 防御値[683] 精度[15] 貯水量[67] 弾数[130] 武器属性[貫通] 異常追加[15] 消費EN[1] 金額[571] 弾薬費[7] 重量[984] [火炎射撃] *作者* |
▼詳細 |
17 | 焼夷機関砲B | 星海の魔神 [35/耐物/精度] 火力[79] 発射数[52] 防御属性[物理] 防御値[623] 精度[40] 貯水量[58] 弾数[130] 武器属性[貫通] 異常追加[15] 消費EN[1] 金額[523] 弾薬費[7] 重量[900] [火炎射撃] *作者* |
▼詳細 |
18 | 電子装甲A | ElektrizitätPanzer [42/重装甲/超重回復] | ▼詳細 |
19 | エンジンB | 鉄兵式重発動機弐號 [33/重装甲/重装甲] | ▼詳細 |
20 | エンジンB | 高耐久エンジン『ドルカス』 [43/力場装甲/力場装甲]《装備:3》 | ▼詳細 |
21 | 物理装甲A | 対物理超重装甲一式 [43/耐物/超重装甲] | ▼詳細 |
22 | 頭部C | マデイラ酒の瞳 [33/減霧/減霧] | ▼詳細 |
23 | 操縦棺A | Ленинград [36/超重装甲/重装甲] | ▼詳細 |
24 | 火炎装甲A | 層状の甲殻に見える [37/重装甲/出力]《装備:11》 | ▼詳細 |
25 | 重多脚A | 異形の騎士 [43/重旋回/超重装甲]《装備:2》 機動[250] 跳躍[51] AP[5178] 旋回速度[379] 防御属性[霊障] 防御値[1050] 貯水量[872] 積載量[5400] 消費EN[1181] 金額[1275] 重量[1872] [多脚] *作者* |
▼詳細 |
26 | 操縦棺A | F-3二層式換気装置『網俵』 [46/幻想噴霧/耐粒]《装備:1》 | ▼詳細 |
27 | レーダーB | 強化型飛行索敵機 [43/薄装飛行/薄装飛行] | ▼詳細 |
28 | 砲塔A | S-heaven [45/重旋回/重旋回]《装備:6》 | ▼詳細 |
29 | 素材 | 姿勢制御装置48 [48/飛行/---] 特殊B[640] [素材] |
▼詳細 |
30 | 素材 | 鉄骨36 [36/重暴力/---] 特殊B[400] 重量[36] [素材] |
▼詳細 |