第29週目 ジュネリア=ハーヴェストの一週間
◆日記
ジュネリアがコロッセオから自室へ戻ると、端末が音声メッセージの着信を告げる。
送り主はベティ・ヴィーナスのようだ。
緊急の要件ではないだろうと判断し、シャワーを浴びるため浴室へと向かう。
WH搭乗用にあつらえたベストや襟がうっすらと赤くなったシャツを脱ぎ、クリーニングの袋へと入れた。
肌着と仮面をとり、浴室に入る。
浴室の鏡には、中背に、細身ながら筋肉の乗った体が映っている。
ただしその体には多くの傷と火傷の痕が痛々しく残っておりあまり人前に晒せるようなものではなかった。
いつもは仮面に隠れている顔も例外ではない。むしろひどいくらいだ。
WHで激しい戦闘をしたせいか、ところどころ血がにじんでいる。
どれも“あの時”についたものだ。生きていたのが奇跡だと言われた。
いっそあの時死んでおいたほうがよかったのだろうか?
少なくとも、WHを探すだけの生活はしなくて済んだだろうな。
戦闘の後で感情の振れ幅が大きくなっているのか、柄にもない考えが浮かんでは消える。
火照った頭を冷やし、不要な考えを洗い流すかのように水のシャワーを浴びた。
脱衣所から部屋へ戻ると端末を操作し、届いている音声メッセージを再生した。
内容としては不可解な通信の訳を聞きたいとのことだった。
以前のやり取りは、確かコロッセオでの戦闘直後の通信だったか。
記憶が曖昧だ。
ひとまず通信ログを確認する。通信内容はひどいものだった。
どうしたものか。そもそも彼女があの通信で真実を言っているかはわからないからな。
だがあいつに関する情報をもっているようだし。
そう、ベティ・ヴィーナスの音声メッセージにはリー・インに関する話も含まれていた。
わざわざ別のブロックだったコロッセオの話を出すくらいなのだから、親しいのかもしれない。
しばし考えた後、WH搭乗用の衣装と皮手袋を手に取った。
ジュネリアは部屋を出るとまっすぐにマーケットへ向かう。
日頃マーケットに直接向かうことはない。ここに来てというもの自分で整備を行っていないからだ。
その分、あいつを探すのに時間を割くことができる。
ここの企業は先に金を払っておけばどれほどの損傷でも修復してくれる。
パーツの取引もそうだ。
マーケットの隅に、彼女の言っていたその建物はあった。
つくりと大きさのおかげで少し大きい物置くらいだろうか。
ちょうど人が出たところのようだが、マーケットの喧騒から離れているとはいえすこし騒がしい。
考え事をする環境は、私とはかなり違うようだな……。
そう思いつつ扉に手をかけ中へと入る。建物の見かけと室内の規模が違うこともなく、簡素な内装だ。
建材そのままの灰色の床と壁に古い窓がひとつ。中央に置かれた大テーブルには金属製の造花が飾ってある。
彼女はこちらの方を向いて座っていた。腰をあげ会釈をする彼女に会釈を返す。
どうぞ、と促され扉と彼女の中間にある椅子へと腰掛けた。
酒場にあるような不安定な丸椅子だ。
わずかな沈黙のあと、彼女が口を開く。
「ジュネリアさんですか。お待ちしていましたよ」
「ええ、改めてはじめまして。ジュネリア=ハーヴェストです。音声メッセージ、受け取りましたよ」
彼女に若干の緊張が混じるのを感じる。霧に覆われた領域だというのに空気が乾いていくような気がする。
私が短く息を吐くと、彼女は少し身を強張らせた。
「……まず先に、謝ります。通信では失礼いたしました」
「恥ずかしいお話ですが、私はその、戦闘になりますと感情的になってしまうところがありまして……」
私の言葉に、警戒を解くことはないが少し緊張が緩む。
「……その気持ちは大変よくわかりますよ。私だってウォーハイドラに乗って戦っていると、心の中のもやもやとしている気持ちが一時的に気にならなくなり、全身に血が巡るような感覚を得られますので」
「まあ、ご自分の短所を把握されているのならばそれ以上責める必要はないと判断いたしますが」
一口コーヒーを飲み、続ける。
「……改めてお伺いしますが、どうしてウォーハイドラの形に拘っていたのですか?」
「あー、どこからお話したものか……」
「色々と、理由はあるのですが、形に関しては、私の記憶と関係するのです」
「記憶、ねぇ…」
「ええ。私はある出来事の影響で記憶するのがあまり得意ではないのです。特にウォーハイドラは、以前とシルエットが変わってしまうだけでも自分の記憶が信じられなくなってしまうのです」
「人の顔は、そうでもないのですが。……ただそちらもあまり記憶力がいいとは言えません」
「つまり、昔から姿形の変わらないウォーハイドラを探していた、と?」
「だからといって再確認のためにあんな殺気立つようなことはないとは思いますが。仕方ないことだろうとは思いますけど、あの言い方、はっきり言って背筋が凍りそうでしたよ」
彼女の眉間にしわが寄る。
「後半には、返す言葉もありません。……ただ、声とウォーハイドラの記憶が噛み合っていなかったので、警戒と興奮で軽いパニックになっていたのです」
「ですから、感謝もしています。あの状況で貴女の“ウグイス”の脚部は、以前もああだったと言われていれば……。何をしていたかわかりませんね」
一息つき、言葉を続ける。
「私の『目的』のためにも、あまり多くは話せませんが以前の通信はそういうことだったのです」
一方的で身勝手な説明である。警戒している様子からも信じるかどうかは彼女次第だ。
万が一の準備もしてあるが、ここは彼女の指定した場所だ。何があってもおかしくはない。
「随分とはぐらかしますね」
そういいながらじっとこちらを見つめる。
彼女の瞳には無機質な仮面をつけた私が映っており、表情らしきものは存在しない。
「……訳ありなら、これ以上深入りするのはやめておきましょう」
そういって彼女は話を切り上げようとする。
完全に信用はしていない、が、こちらも目的を果たさねばな。
「あー、こちらからも、ひとつ伺いたいことがありまして」
「……なんでしょう」
「先ほどの音声メッセージでもおっしゃってましたが、ウォーハイドラ“ブライトネイル”の操縦者、リー・インのことについてです」
「あれ、何故リーさんのことを?」
リーさん、とくる。なるほど上手くあちこちにツテを作っているようだ。
意外そうな彼女に、今までより柔らかい雰囲気になるように、つとめて落ち着いて振舞う。
「ええ、彼はいろいろとコロッセオランカーやそれ以外に顔が利くようなので、『目的』のために協力していただけたらと思いましてね」
「まあ二年前からの知り合いではありましたが、私も彼について明るくないんですよねぇ。あくまでも通信越しに会話しただけで、お互いの素性がわかりきっているわけではないことだけは伝えておきます」
「というか、私から聞き出さずに直接聞けばいい話ではなくて?」
「いきなりあちらから通信飛ばしてきましたし、ジュネリアさんから通信飛ばしても変な顔はしないはず、です……アプローチを間違えなければ」
素性がわかりきっていないのは当然だろう。あいつはあらゆる情報を秘匿している。
「おお、そうだったのですか。じゃあ私も、何かメッセージを出してみるほうが早そうですね」
そう答えながら、仮面の裏であいつを釣り出すために何が効果的かと思案する。
そこに、彼女の言葉が続いた。
「でしたら、私から直接声をかけてみますよ。いつか直接お話しませんかって声をかけたので、もし良い返事が得られたら……」
自身の目が見開かれるのがわかる。自然と力がこもる。
ちがう。ここではない。彼女ではない。まだ、先の、話だ。
硬直していたのはほんの1、2秒、すぐに気を取り直す。気取られたかどうかは、わからない。
「本当ですか?お願いします」
「……さて、長居してしまいましたね。すこし急ぎの用事がありますので、私はこれで」
にこりと笑いかけ、椅子から立ちあがった。
彼女への挨拶もそこそこに建物から出る。
早まった鼓動を誤魔化すように足早に自室へと戻る。
部屋の主がまだ戻らない部屋に、一通の。
送り主はベティ・ヴィーナスのようだ。
緊急の要件ではないだろうと判断し、シャワーを浴びるため浴室へと向かう。
WH搭乗用にあつらえたベストや襟がうっすらと赤くなったシャツを脱ぎ、クリーニングの袋へと入れた。
肌着と仮面をとり、浴室に入る。
浴室の鏡には、中背に、細身ながら筋肉の乗った体が映っている。
ただしその体には多くの傷と火傷の痕が痛々しく残っておりあまり人前に晒せるようなものではなかった。
いつもは仮面に隠れている顔も例外ではない。むしろひどいくらいだ。
WHで激しい戦闘をしたせいか、ところどころ血がにじんでいる。
どれも“あの時”についたものだ。生きていたのが奇跡だと言われた。
いっそあの時死んでおいたほうがよかったのだろうか?
少なくとも、WHを探すだけの生活はしなくて済んだだろうな。
戦闘の後で感情の振れ幅が大きくなっているのか、柄にもない考えが浮かんでは消える。
火照った頭を冷やし、不要な考えを洗い流すかのように水のシャワーを浴びた。
脱衣所から部屋へ戻ると端末を操作し、届いている音声メッセージを再生した。
内容としては不可解な通信の訳を聞きたいとのことだった。
以前のやり取りは、確かコロッセオでの戦闘直後の通信だったか。
記憶が曖昧だ。
ひとまず通信ログを確認する。通信内容はひどいものだった。
どうしたものか。そもそも彼女があの通信で真実を言っているかはわからないからな。
だがあいつに関する情報をもっているようだし。
そう、ベティ・ヴィーナスの音声メッセージにはリー・インに関する話も含まれていた。
わざわざ別のブロックだったコロッセオの話を出すくらいなのだから、親しいのかもしれない。
しばし考えた後、WH搭乗用の衣装と皮手袋を手に取った。
ジュネリアは部屋を出るとまっすぐにマーケットへ向かう。
日頃マーケットに直接向かうことはない。ここに来てというもの自分で整備を行っていないからだ。
その分、あいつを探すのに時間を割くことができる。
ここの企業は先に金を払っておけばどれほどの損傷でも修復してくれる。
パーツの取引もそうだ。
マーケットの隅に、彼女の言っていたその建物はあった。
つくりと大きさのおかげで少し大きい物置くらいだろうか。
ちょうど人が出たところのようだが、マーケットの喧騒から離れているとはいえすこし騒がしい。
考え事をする環境は、私とはかなり違うようだな……。
そう思いつつ扉に手をかけ中へと入る。建物の見かけと室内の規模が違うこともなく、簡素な内装だ。
建材そのままの灰色の床と壁に古い窓がひとつ。中央に置かれた大テーブルには金属製の造花が飾ってある。
彼女はこちらの方を向いて座っていた。腰をあげ会釈をする彼女に会釈を返す。
どうぞ、と促され扉と彼女の中間にある椅子へと腰掛けた。
酒場にあるような不安定な丸椅子だ。
わずかな沈黙のあと、彼女が口を開く。
「ジュネリアさんですか。お待ちしていましたよ」
「ええ、改めてはじめまして。ジュネリア=ハーヴェストです。音声メッセージ、受け取りましたよ」
彼女に若干の緊張が混じるのを感じる。霧に覆われた領域だというのに空気が乾いていくような気がする。
私が短く息を吐くと、彼女は少し身を強張らせた。
「……まず先に、謝ります。通信では失礼いたしました」
「恥ずかしいお話ですが、私はその、戦闘になりますと感情的になってしまうところがありまして……」
私の言葉に、警戒を解くことはないが少し緊張が緩む。
「……その気持ちは大変よくわかりますよ。私だってウォーハイドラに乗って戦っていると、心の中のもやもやとしている気持ちが一時的に気にならなくなり、全身に血が巡るような感覚を得られますので」
「まあ、ご自分の短所を把握されているのならばそれ以上責める必要はないと判断いたしますが」
一口コーヒーを飲み、続ける。
「……改めてお伺いしますが、どうしてウォーハイドラの形に拘っていたのですか?」
「あー、どこからお話したものか……」
「色々と、理由はあるのですが、形に関しては、私の記憶と関係するのです」
「記憶、ねぇ…」
「ええ。私はある出来事の影響で記憶するのがあまり得意ではないのです。特にウォーハイドラは、以前とシルエットが変わってしまうだけでも自分の記憶が信じられなくなってしまうのです」
「人の顔は、そうでもないのですが。……ただそちらもあまり記憶力がいいとは言えません」
「つまり、昔から姿形の変わらないウォーハイドラを探していた、と?」
「だからといって再確認のためにあんな殺気立つようなことはないとは思いますが。仕方ないことだろうとは思いますけど、あの言い方、はっきり言って背筋が凍りそうでしたよ」
彼女の眉間にしわが寄る。
「後半には、返す言葉もありません。……ただ、声とウォーハイドラの記憶が噛み合っていなかったので、警戒と興奮で軽いパニックになっていたのです」
「ですから、感謝もしています。あの状況で貴女の“ウグイス”の脚部は、以前もああだったと言われていれば……。何をしていたかわかりませんね」
一息つき、言葉を続ける。
「私の『目的』のためにも、あまり多くは話せませんが以前の通信はそういうことだったのです」
一方的で身勝手な説明である。警戒している様子からも信じるかどうかは彼女次第だ。
万が一の準備もしてあるが、ここは彼女の指定した場所だ。何があってもおかしくはない。
「随分とはぐらかしますね」
そういいながらじっとこちらを見つめる。
彼女の瞳には無機質な仮面をつけた私が映っており、表情らしきものは存在しない。
「……訳ありなら、これ以上深入りするのはやめておきましょう」
そういって彼女は話を切り上げようとする。
完全に信用はしていない、が、こちらも目的を果たさねばな。
「あー、こちらからも、ひとつ伺いたいことがありまして」
「……なんでしょう」
「先ほどの音声メッセージでもおっしゃってましたが、ウォーハイドラ“ブライトネイル”の操縦者、リー・インのことについてです」
「あれ、何故リーさんのことを?」
リーさん、とくる。なるほど上手くあちこちにツテを作っているようだ。
意外そうな彼女に、今までより柔らかい雰囲気になるように、つとめて落ち着いて振舞う。
「ええ、彼はいろいろとコロッセオランカーやそれ以外に顔が利くようなので、『目的』のために協力していただけたらと思いましてね」
「まあ二年前からの知り合いではありましたが、私も彼について明るくないんですよねぇ。あくまでも通信越しに会話しただけで、お互いの素性がわかりきっているわけではないことだけは伝えておきます」
「というか、私から聞き出さずに直接聞けばいい話ではなくて?」
「いきなりあちらから通信飛ばしてきましたし、ジュネリアさんから通信飛ばしても変な顔はしないはず、です……アプローチを間違えなければ」
素性がわかりきっていないのは当然だろう。あいつはあらゆる情報を秘匿している。
「おお、そうだったのですか。じゃあ私も、何かメッセージを出してみるほうが早そうですね」
そう答えながら、仮面の裏であいつを釣り出すために何が効果的かと思案する。
そこに、彼女の言葉が続いた。
「でしたら、私から直接声をかけてみますよ。いつか直接お話しませんかって声をかけたので、もし良い返事が得られたら……」
自身の目が見開かれるのがわかる。自然と力がこもる。
ちがう。ここではない。彼女ではない。まだ、先の、話だ。
硬直していたのはほんの1、2秒、すぐに気を取り直す。気取られたかどうかは、わからない。
「本当ですか?お願いします」
「……さて、長居してしまいましたね。すこし急ぎの用事がありますので、私はこれで」
にこりと笑いかけ、椅子から立ちあがった。
彼女への挨拶もそこそこに建物から出る。
早まった鼓動を誤魔化すように足早に自室へと戻る。
部屋の主がまだ戻らない部屋に、一通の。
NEWS
本日のニュースですハイドラ大隊に狙われたものは全て滅びる……戦地で流れる噂ですあるものは逃げるように去り、あるものは資産の力で彼らを味方につけ、あるいは……
今後の動向が注目されます
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「ルオシュだ。貴公らにだけ明かそう。俺は、とある人物から秘密の装置を……アンビエント・ユニットを託されている」 |
辺境のレジスタンス『ルオシュ』からのメッセージ 「これはあまりにも恐ろしいシステムを内蔵している。これを起動させるのは最後の手段だ……たとえ、それが霧笛の塔から承認されているとしても」 |
メルサリアからのメッセージ 「静かな気分だ。いま、私は空虚な心の中にいる。だが、不安はない。空虚にして、満たされている」 |
メルサリアからのメッセージ 「ふふ、君たちには関係のないことであったな。これは独り言だ。誰も聞くこともない。ただ、私は語らずにいられない」 |
メルサリアからのメッセージ 「一つのシステムが欠けたまま、私の夢は完成に近づいている。それがどれほど危険なことか、承知の上だ」 |
メルサリアからのメッセージ 「なぁ、君たちは生きることを証明したくはないか? 自らが生きる目的を、存在をさ。私はそれを、証明したい」 |
メルサリアからのメッセージ 「ミッションAが私の依頼だ。私も出撃する。パズルのピースが欠けた機体で……。頼む、何も君たちに寄与できないまま、身勝手な頼みを許してくれ」 |
メルサリアからのメッセージ 「……私は、ずっと、自分だけを見ていた。自分を信じたかった。そして身勝手なまま滅ぶだろう。その時を……最後に、君たちが見届けて、証明してくれ。私の存在を」 |
メフィルクライア 「おはようございます。メフィルクライアです」 |
メフィルクライア 「『徳の禁忌』が姿を現したようですね。でも、禁忌は引き裂かれた状態ではそれほどの脅威ではないです」 |
メフィルクライア 「ハイドラには9つの頭がありますね。禁忌も似たような存在でした。組み合わせることで、圧倒的な力を発揮する……」 |
メフィルクライア 「でも、禁忌は滅びました。18の神器を持ったドゥルガーの手によって、名前さえ破壊されるほどに」 |
メフィルクライア 「つまりは、同じことを繰り返しているのです。ドゥルガーはハイドラの手によって破壊されました。今回も同じです」 |
メフィルクライア 「禁忌を滅ぼした、ドゥルガーを滅ぼした、ハイドラを……滅ぼし、新たな秩序とコントロールシステムを作ります」 |
メフィルクライア 「あなたたちはやりすぎたのです。強くなりすぎたのです。世界が揺らぐほどに。ならば、やり直すほかないのです。最初から。それでは」 |
ヒルコ教団の神聖巫女『ヒルコ』からのメッセージ 「…………わ、わ……私には見えています。すべての結末が。だから、私を、信じて……ミッションB」 |
ヒルコ教団の神聖巫女『ヒルコ』からのメッセージ 「…………信じられないよね。ゴメンネ…………」 |
ヒルコ教団の神聖巫女『ヒルコ』からのメッセージ 「(背後から聞こえる慌てた声)『ヒルコ様!』『ヒルコ様は我々が信じておりますぞ!』『クソッ……ヒルコ様を信じられないやつがいたら……俺が……俺がッ!』『馬鹿ッ!そんなこと言うなよ……だってこんなに、ヒルコ様は……ヒルコ様は……』ガチャン、ツー・ツー」 |
企業連盟の会長『バルーナス』からのメッセージ 「フハッ、フハハッ……まさか、『禁忌』を打ち破ることなど、できるはずが……フハハッ……まさか、『禁忌』に……? フハハッ……『禁忌』だぞ……まさか……『禁忌』……フハハッ……まさか……? フヒッ」 |
ノラからのメッセージ 「規定日数が経過すると送信されるメッセージです。これが送信されたということは、どうやら私は死んでしまったようですね。同時に、霧笛の塔の中枢には踏み込まれなかった、ということです」 |
ノラからのメッセージ 「本来ならば、私がエージェントとしてあなたたちにアンビエント・ユニットを供与して、HCSのシステム・オーバーロードを誘発させるはずでした」 |
ノラからのメッセージ 「でも、私はそれを躊躇してしまいました。それはハイドラの死とあなたたちの死を意味するからです」 |
ノラからのメッセージ 「このメッセージを受け取っているということは、メフィルクライアさんはあなたたちにアンビエント・ユニットを与えていないということですね。私は信じていました」 |
ノラからのメッセージ 「なんのことか分かりますか? 未来のあなたたちは、どんな状況下にありますか? メフィルクライアさんは正体を明かしてくれましたか?」 |
ノラからのメッセージ 「伝えたいことがありすぎて、何から話していいか分かりません。でも、一つだけ言えることがあります」 |
ノラからのメッセージ 「あなたたちの成し遂げることは、誰にもできることじゃないです。地獄の冷たい川底で、燃えるように輝く柘榴石です」 |
ノラからのメッセージ 「信じてほしいのです。あなた自身のことを。多分、世界は滅びに向かっているでしょう。私のせいで。私が、躊躇したせいで」 |
ノラからのメッセージ 「私はメフィルクライアさんに、信じてほしいと訴えました。あなたたちをです。この世界は……奇妙な機械や、意味不明な現象や、超常の力なんて無くたって、明日を迎えることができるって」 |
ノラからのメッセージ 「私は企業連盟の暗部に殺されるかもしれません。もう、時間がありません。次に会う機会が最後のチャンスです。畜舎を買ったなんて全部嘘です。私は結局、何も残せないのです。今もこうして、大切なことは何一つ伝えられない。最後まで、満足に仕事ができませんでした」 |
◆訓練
◆破棄
ジュネリアは射撃補助腕部A-01『ケイローン』を破棄した!!
◆送品
ジュネリアはカラーガタに眠るオルガンの足踏みふいごを送品した
ジュネリアはルオルカ・マーマレイドにマニュピレーター47を送品した
ジュネリアはニーユ=ニヒト・アルプトラにホットスポットを送品した
◆送金
ジュネリアは泥の獣達に200money送金した
◆受品・入金ログ
泥の獣から叫び声が届いたニーユから400moneyが送金された
ルオルカから100moneyが送金された
◆購入
ジュネリアはG8S-BOX-EMPTYを516cで購入した!!
◆作製
資金を100を投入した!!
作成時補助発動! 加重!! パーツ重量が 47 増加!!
作成時補助発動! 高圧!! 消費ENが 47 増加!!
作成時補助発動! 加重!! パーツ重量が 47 増加!!
作成時補助発動! 高圧!! 消費ENが 47 増加!!
スライド式砲身43とスライド式砲身45を素材にしてコラプルを作製した!!
◆戦闘システム決定
バーサーク に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1にジャンク操縦棺K3を装備した
脚部2に重多脚【プリンディリオ】を装備した
スロット3に重ハイドロジェンパーティクル投射装置を装備した
スロット4に叫び声を装備した
スロット5に腕部A『猟犬』を装備した
スロット6にドゥロールType81f:ヴェレドⅢHを装備した
スロット7にドゥロールType81f:ヴェレドⅢHを装備した
スロット8にedamameを装備した
スロット9にHHVFCS-α Squeakを装備した
スロット10にペリアルドを装備した
スロット11にカーフィリアを装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
アキラ・ハリアエトゥスとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションC
ユニオン活動
射線の活動記録
ただ無言で射撃する
ユニオン金庫……1000c
射撃の訓練をしました
射撃が1上昇した
射撃の訓練をしました射撃が1上昇した
射撃の訓練をしました射撃が1上昇した
射撃の訓練をしました射撃が1上昇した
射撃の訓練をしました射撃が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘においてAPを10%強化した
メッセージ
ENo.303からのメッセージ>>
手から離し置いた瞬間、突然に鳴動する端末。
表示は非通知、音声回線。
本来の着信を告げるアラームが間延びし、音がどんどんと高くなっていく―――切れた。
不在着信を告げる表示のまま、突然スピーカーが鳴動を再開した。
甲高いノイズが酷く耳障りだが、確かに人の発する言葉を吐き出している。
少し間が開く。まるで、返事を待つように(できるはずもない、通話ではないのだ)。
沈黙と、隙間風を歪めたようなノイズが一時を満たす。
くつくつと、笑い声。
今度は普通に連絡を寄こしな、と言うと、耳障りな笑い声を残して突然音が途切れた。
メッセージを送信しました
>>Eno.550ユニオン >>Eno.74ユニオン >>Eno.310ユニオン >>Eno.329ユニオン >>Eno.388ユニオン >>Eno.572ユニオン >>Eno.649ユニオン
手から離し置いた瞬間、突然に鳴動する端末。
表示は非通知、音声回線。
本来の着信を告げるアラームが間延びし、音がどんどんと高くなっていく―――切れた。
不在着信を告げる表示のまま、突然スピーカーが鳴動を再開した。
甲高いノイズが酷く耳障りだが、確かに人の発する言葉を吐き出している。
掠れた声 「あーあー、もしもーし。鳴ってるな。 取ってもらえるかわからんから、アナログな方法で鳴らしてる。 それを動かせば止まるが、逆に妙な真似をすればいつでもどうにかできる距離にいるということだ。 わかるな?ジュネリア=ハーヴェスト。こちらはリー・インだ。」 |
少し間が開く。まるで、返事を待つように(できるはずもない、通話ではないのだ)。
沈黙と、隙間風を歪めたようなノイズが一時を満たす。
リー 「とりあえず聞いてくれるらしいな。ふん、全くありがたいことだ。 コロッセオに出て以来、妙なファナティックやらがちょっかい仕掛けてくることはあったが。 まさかこの有事にハイドラ大隊の戦闘員をダストシュートに放り込むわけにもいかないからな。」 |
くつくつと、笑い声。
リー 「貴様の仕掛けがあんまりサッパリなんで、あんまりにもサッパリなんで、ちょっとお節介に来た。 いいか、知りたいことがあるなら人に聞け。素人がネズミの真似事をするのは自殺行為だ。 それこそその辺のどうでもいいファナティックみたいに、この辺じゃ珍しくも無い クズ肉になりたくなければな。」 |
今度は普通に連絡を寄こしな、と言うと、耳障りな笑い声を残して突然音が途切れた。
メッセージを送信しました
>>Eno.550ユニオン >>Eno.74ユニオン >>Eno.310ユニオン >>Eno.329ユニオン >>Eno.388ユニオン >>Eno.572ユニオン >>Eno.649ユニオン
◆戦闘結果
戦闘報酬
明日の戦場
第20ブロック
廃工場の掃除[侵入]
廃工場に群れている邪魔者を一掃してくれ。影のスポンサーがいるのか、それなりの部隊だ。気を付けろよ。工場内に侵入する。索敵を重視してくれ
来週の霧濃度:49%
来週の電磁波:190%
アイちゃん |
エマージェンシー・コール |
サイデル |
ぐりんてぃ |
ヘイゼル・レター |
カルロ・クワド |
アストリット・ミルキーウェイ |
バンディット |
ゲルトハルト |
ミスティア・ローエンブルク |
フィサリース |
ポイズンギフト |
タリス・シエルタ |
レーヴェ・プロミネンス・マイネン |
メル・ログ |
ルカ・タオユン |
リゼット・フォーレ |
ジュネリア=ハーヴェスト |
アキラ・ハリアエトゥス |
セイラン=ルーデ |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
『シャドウ・ウィスパー』[霊障] |
『ルミナス・メイズ』[霊障] |
未確認機『コロッソス』[電子] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
『装甲車』[火炎] |
『装甲車』[火炎] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
未確認機『コロッソス』[電子] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
戦闘機『デボンレックス』[物理] |
遊撃機『レイピア改』[物理] |
未確認機『コロッソス』[電子] |
未確認機『コロッソス』[電子] |
未確認機『コロッソス』[電子] |
キャラデータ
名前
ジュネリア=ハーヴェスト
愛称
ジュネリア
|
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プロフィール
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジュネリア=ハーヴェスト 170cm/62kg やや乱れた灰色の髪に仮面をつけた男。 基本的に大人しく、丁寧な口調で話す。 素顔を見られることを嫌っており、交戦中は過去のトラウマからかやや残虐になる。最近は特に戦場での情緒が不安定である。 それ以外は普通の感性をしており、どちらかといえば平凡。 元は裕福な貴族の家に生まれた普通の子供だったが、移動中に謎のウォーハイドラらしきものに襲撃を受け、自分だけが生き残ってしまった。仮面はその時に出来た火傷を隠すためのもの。 残像領域で自分の追っているハイドラとよく似たモノが目撃されたという噂を聞きつけてやってきた。 復讐をとげたいが、本質的には正義感の強いタイプである。 プロフ全身 http://tyaunen.moo.jp/txiloda/picture.php?user=moonnight&file=Juneryer001.png <アクラネシア> 射撃型搭乗式多脚ハイドラ 復讐のために組み上げたハイドラ。大型の腕部と蠍を模したフォルムが特徴。 腕の部分はアタッチメント式で作業用アームが内蔵されている。 尾部は伸縮式で付け根などに砲門を備えている。 緊急時には仕込んだブレードを尾部から展開することもできるが現在はオミットされている。 でかでかと描かれているのは家紋である。 適宜変更 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 |
機体データ |
|
|
1 | 狙撃砲A | カーフィリア [44/重旋回/重旋回]《装備:11》 火力[4199] 発射数[1] 旋回速度[176] 防御属性[火炎] 防御値[541] 精度[1060] 貯水量[100] 弾数[1] 武器属性[貫通] 異常追加[30] 消費EN[258] 金額[663] 弾薬費[160] 重量[1076] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | エンジンB | 叫び声 [41/重出力/重出力]《装備:4》 | ▼詳細 |
3 | 機関砲A | コラプル [47/加重高圧変形/加重高圧変形] 火力[96] 発射数[60] 防御属性[電子] 防御値[132] 精度[290] 貯水量[64] 弾数[80] 武器属性[速射] 異常追加[30] 消費EN[95] 金額[605] 弾薬費[5] 重量[344] [物理射撃] *作者* |
▼詳細 |
4 | 素材 | 限界機動プラン48 [48/突撃態勢/---] 特殊B[640] [素材] |
▼詳細 |
5 | エンジンB | ジャンクエンジンB8 [42/重旋回/広域索敵] | ▼詳細 |
6 | プラズマ砲A | カトラスディア [39/耐電/重変形] 火力[2696] 発射数[1] 防御属性[電子] 防御値[616] 精度[230] 貯水量[357] 弾数[3] 武器属性[衝撃] 異常追加[5] 消費EN[1955] 金額[697] 重量[539] [粒子射撃] *作者* |
▼詳細 |
7 | 重ブースターA | クロススラスターⅢ [42/薄装飛行/薄装飛行] | ▼詳細 |
8 | プラズマ砲A | スフェン [43/薄装飛行/出力] 火力[3107] 発射数[1] AP[-43] 防御属性[粒子] 防御値[621] 精度[266] 貯水量[379] 弾数[3] 武器属性[衝撃] 異常追加[5] 消費EN[2075] 金額[962] 重量[500] [粒子射撃] *作者* |
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9 | 重多脚A | 空間座標固定脚=NORTHSTAR [41/出力/出力] 機動[235] 跳躍[54] AP[4098] 旋回速度[314] 防御属性[霊障] 防御値[989] 貯水量[722] 積載量[5400] 消費EN[1112] 金額[564] 重量[1700] [多脚] *作者* |
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10 | 腕部A | 射撃補助腕部A-01『ケイローン』 [40/重変形/重変形] | ▼詳細 |
11 | 操縦棺A | 狙撃式操縦棺A-01『リューディアの乙女』 [38/重変形/重変形] | ▼詳細 |
12 | 放電コイルA | ペリアルド [45/重旋回/重旋回]《装備:10》 火力[3458] 発射数[1] 旋回速度[180] 防御属性[火炎] 防御値[626] 精度[147] 貯水量[382] 弾数[3] 武器属性[貫通] 異常追加[5] 消費EN[1827] 金額[671] 重量[880] [電子射撃] *作者* |
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13 | レーダーB | 対物レーダー [42/耐物/索敵] | ▼詳細 |
14 | 素材 | スライド式砲身43 [43/加重高圧変形/---] 特殊B[540] [素材] |
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15 | 焼夷機関砲B | バルヴァ [46/重減圧/出力] 火力[121] 発射数[52] 防御属性[物理] 防御値[692] 精度[18] 貯水量[64] 弾数[130] 武器属性[貫通] 異常追加[15] 金額[837] 弾薬費[7] 重量[946] [火炎射撃] *作者* |
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16 | 腕部A | 腕部A『猟犬』 [43/加重高圧変形/重出力]《装備:5》 | ▼詳細 |
17 | FCSB | HHVFCS-α Squeak [44/加重高圧変形/加重高圧変形]《装備:9》 | ▼詳細 |
18 | 砲塔A | edamame [41/重旋回/重旋回]《装備:8》 | ▼詳細 |
19 | 領域瞬間霊送箱A | G8S-BOX-EMPTY [46/---/---] | ▼詳細 |
20 | 焼夷機関砲B | horobi [43/加重高圧変形/加重高圧変形] 火力[105] 発射数[52] 防御属性[物理] 防御値[658] 精度[16] 貯水量[61] 弾数[130] 武器属性[貫通] 異常追加[15] 消費EN[87] 金額[578] 弾薬費[7] 重量[986] [火炎射撃] *作者* |
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21 | 素材 | 軽量化プラン48 [48/重量軽減/---] 特殊B[640] [素材] |
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22 | エンジンB | 重ハイドロジェンパーティクル投射装置 [40/出力/出力]《装備:3》 | ▼詳細 |
23 | 砲塔A | ドゥロールType81f:ヴェレドⅢH [44/重旋回/重旋回]《装備:7》 | ▼詳細 |
24 | --- | --- | --- |
25 | 操縦棺A | ジャンク操縦棺K3 [45/重旋回/重旋回]《装備:1》 | ▼詳細 |
26 | 砲塔A | ドゥロールType81f:ヴェレドⅢH [44/重旋回/重旋回]《装備:6》 | ▼詳細 |
27 | 重多脚A | 重多脚【プリンディリオ】 [45/重旋回/重旋回]《装備:2》 機動[246] 跳躍[73] AP[4297] 旋回速度[600] 防御属性[霊障] 防御値[1037] 貯水量[758] 積載量[5400] 消費EN[1166] 金額[592] 重量[1880] [多脚] *作者* |
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28 | 飛行ユニットA | ルフの大翼 [45/旋回/重旋回] | ▼詳細 |
29 | エンジンA | 黒鉄式旋回補助エンジン『流浪』 [44/重旋回/重旋回] | ▼詳細 |
30 | 素材 | 艦載用レドーム47 [47/重索敵/---] 特殊B[620] [素材] |
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