ENo.0122　ソシル=ナヅナ

一念発起して機体の大改修の案を考えるために議論の場へ出向いた、の、だが。
ここ半年分くらいの会話をたった半日でして疲れたので、箇条書きで誤魔化す事にしよう。
「領域装填はいいんすか砲塔」
「おのれ錯乱旋律」
「一発に賭ける動き、嫌いではない」
「幻想噴霧/耐粒電磁ブレードをよろしくな！(宣伝)」
「買いました！！(報告)」
「領域殲滅のやべーやつが・・・動いた！」
（こいつ殲滅のことになると早口になるよな……）
（殲滅フリークだから）
「術導肢の枠2つが割けなくて諦めた記憶」
「消費EN考えると更新しないほうが強い不思議兵器殲滅」
「オーパーツですよ」
「宮大工の道具かなんかじゃん」
「エンジンC3つでEN何とか足りません？」
「術導の重さにまた死人が出ると見たね」
「作成依頼、しよう！(運命の分岐点)」
「送れますが俺は金の亡者です」
「3000くらいでいい？」
「靴をなめそう」
「ぽんと3000出すの何怖い……」
「俗世との交流が無さ過ぎて相場感覚どころか金銭感覚すら怪しい」
「オマケ足して4122　足りるでしょ？」
「お大尽かよ……おみあしぺろぺろやん……」
「オススメは適性屋の殲滅……つまり自作ですね」
「出た噴霧の申し子」
「集いし噴霧マンたち」
「なるほどな、適正自作エンジンBか、やりおる」
「えーと…噴霧値769！」
「正気か」
「バイバイ、リイア作の殲滅……」
「粒体砲塔作って貰えばいいかな？」
（にやり）
「君たち元気過ぎる」
「領域殲滅のやべーやつがみんな元気になってる」
「おれたち殲滅のことになると早口になるから」
「点在する噴霧の民が集まってきたからね」
「殲滅大好き芸人です」
「(試算して)もう噴霧6000いってて草」
「んんｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
「ええ……」
「草」
「ここまで来ると噴霧行動そのものは必要性が薄い気がする」
「水不足上等、世紀末の民って感じがして良い響きだ」
「やっぱこれなら水不足上等でFCSだよな！」
「ここで水不足上等ってなるの、本当にやべーやつって感じがする」
「機動と旋回はアレばあるほど良い（過激派）」
「防御なんて必要ねえんだよ！(大破)」
「凍結被害者の会」
「誰かAP0インヴォークやってよ」
「俺は素材がないのでどこかから調達しなきゃいけなくなります」
「ジルさんに送るやつ横流ししちゃいます？」
「世界を焼き払えるようそうしましょう」
「俺どうせ今持ってる軽タンク処分するんで買い取りませんか！！」
「どうせなので新調しましょう(札束ビンタ)」
「有明くんも金の力には勝てない・・・」
「札束攻撃は必中」
「4122cビンタ」
「あぁ＾～」
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「知は金より重しとか確かに言ったけど！！！どんだけ、ここの集合知にだしてんの！！！」
　話の流れを後から聞いた紫の魔女──ラピアに呆れ半分驚き半分で突っ込みを貰った。
「出費は4000ちょっとだけだが…ここまで集まるとは思わなんだ」
「君の金銭感覚はわざとやってるからタチが悪い…」
「褒め言葉さね」

『当社について説明致します』
『ミナヅキ･インダストリはパーツ製造を目的としたユニオンです』
『扱う商品は主に火炎放射機、パイル･ダガー･ブレード類の近接兵器、FCSやジェネレータ等の内装部品となります』
『参加に特にこれといった条件はありません。もし上記パーツを1つ製造しているのであれば十二分でしょう』
『強いて言うのであれば、培養兵器･領域殲滅兵器の使用者を特に募集しております』
『当社からの説明は以上になります』
『貴方からの良き返答に期待しています』