第39週目 リオ・B・ミナスジェライスの一週間
◆日記
【ど、どうしたんですかそれ!】
やかましく叫ぶモンテズマを無視して、おれは運び込んだものの開封を進めていた。高さ約2m、横幅70cmほどの黒い箱。義体収納用チャンバーだ。機体整備用パネルから伸ばしたケーブルをチャンバーのコネクタに繋ぐ。ヴン、と低い音がしてチャンバーが起動した。
【外部アクセサリ? リオ、一体何を……】
「見れば分かる」
おれはチャンバーのパネルを操作して、カバーを開いた。
そこに横たわっていたのは青年型の義体だった。背はおれより頭一つ分高く、外見年齢は二十歳前後。目尻の釣った細面の顔がどこかおれにも父にも似ているように思えてこれを選んだ。彼が使う緑の鳥のアイコンに合わせ、髪と瞳はエメラルドグリーンにした。
「モンテズマ、お前にやる。好きに使え」
【へっ、え!? 何で!?】
心底驚いた声で彼が言うので、おれは思わず笑ってしまった。
「嫌だったか?」
【い、嫌じゃないです、嬉しいですよ! でも!】
一瞬の沈黙。チャンバーの操作パネルが強く輝く。機体側からスキャンをしたらしいモンテズマは、さっきよりも一段と甲高い声で叫んだ。
【これ凄い高性能じゃないですか! 生身の人とほぼ同じことができちゃいますよ、高かったんじゃ】
「状況が状況だ。身軽になって他の世界に逃げたいって連中が多くてこれも叩き売りだった。心配するな」
【でも、あなたが予備の義体にした方が……】
「おれはこの体が気に入ってるからいい」
改めて自分で言うと変な感じがした。でも内容に嘘はない。
作り物で、おれの元の体なんてほとんどなくて、生死の境界も曖昧で。それでも今はこの体で生きようと思えるようになっている。ここでの生活、出会った人々のおかげだ。
モンテズマと向かい合えるようになったのも、そうだ。
「これはお前のもう一つの体だ。体験できる物事は多い方がいい。これならそれが叶う」
【……何のことですか?】
モンテズマが怪訝そうに言う。おれは答えずに続けた。
「それにお前にもしもの事があった時、避難先がないのは怖いだろ。お前はバックアップが取れないんだから」
【あの、リオ? さっきから、何の話をしてるんです?】
「勿論、モンテズマ。お前の話さ」
ああ、その時が来た。
息を吸って、吐いて。波立つ心を抑えながら、極力平坦な声を作っておれは口を開く。
「その体だけじゃ不便だろ。……なあ、『バーントイエロー』」
今度は長い沈黙が降りた。おれは多脚の機体を見上げる。白い仮面に覆われた顔を見る。
一分、二分。たっぷりと時間を置いてから、ため息が聞こえた。機体のカメラアイが光る。
【いつから、気がついてたんです?】
モンテズマは、複合体計画第四世代機『バーントイエロー』は、おれの言葉を否定しなかった。
「お前のバックアップが取れないとリビーにぼやいたことがあっただろ。あの頃から妙な点があるとは思っていた。もっと早くに気がつくべきだったな。値段の割にもお前は高性能すぎた」
バックアップできないのも当たり前だ。彼の存在はデータ以外のところに有ったからだ。
リビーがモンテズマの値段に驚いた時に怪しんでおくべきだったし、更に言うなら「必要最低限」として用意したはずのAIが、機体に導入した途端に流暢に喋り出した時点でおかしかった。
「あとは直近のイオノスフェア戦でのデータと、この間の通信でのルスキニア艦長の言葉だな」
【それは……】
「イオノスフェア戦でバーントイエローは撃墜寸前まで損傷した。それなのにちゃんと動いて、ガレージまでの帰投も果たした。機動ログを確認したらエラーばかりで、とてもまともに動ける状態ではなかった。あれは、お前が動かしていたからだろう?」
バーントイエローは答えない。
「とどめはルスキニア艦長との通信だ。あの人は『彼らと一緒でもいい』とリビーに言った。『彼と』とではなく『彼らと』と言ったんだ。お前はあの通信の時、何も言っていなかったのにな」
【……】
「リビーにも確認したが、彼は一種のテレパスらしい。テレパスがあの場におれとリビー以外の、別の存在を見出していた。それで確信した。お前はプログラムではなく、魂を持った何かだと。もしもお前がバーントイエローそのものなら全て説明がつく」
残像領域にはこんな仮説が存在する。
ウォーハイドラの操縦棺には、心があるのではないか?
「……お前さえよかったら、話してくれないか。いつから『そこにいた』のか、どうして今まで、黙っていたのか」
バーントイエローは、しばらく無言だった。
やがて彼は、いつもの声からは想像もつかないぐらい穏やかに、呟くように話し始めた。
【始まりがどうだったか、私にもよく思い出せません。でもあなた方の分割がきっかけであったのは確かです。『バーントイエロー複合体』はあなた方三人の肉体を利用した『端末』とこの機体とを同時に管理する、人工霊型制御AIでした。あなたの父によって制御AIは機体との紐付けを解かれ、元の体にそれぞれ分割されてあなた方個人になった。一方でこの機体にも端末を通して得た感覚、記憶データの一部が残っていました。私はそれを種として発芽したのでしょう。残像領域の不確定さを揺籠にして】
「……お前を置いていったおれ達を、恨んでいるか?」
彼の正体に思い当たった頃から懸念していた問いを投げかけてみる。
くつくつと笑う声がした。
【まさか! あなた達が三人で賑やかに操縦しているのを見るのは楽しかったですよ。あなたもヴェラもアニカも危なっかしくて、私がエラーを直したり照準を修正したこともありました。でも、三人揃って夕闇国に行ってしまった時は寂しかったですね!】
冗談めかしたように弾んだ声は、そこで静かなトーンに戻る。
【あなたが一人で戦うと決めた時は驚きました。あの頃のあなたでは『私の体』を万全に動かすにはスペックが足りなかった。けれどあなたの『何かに到達したい』という意思は私にもよく伝わってきた。私はそれを叶えたかったから、リオ。あなたを手伝うことに決めました】
そこでバーントイエローの頭部が、勝手におれの方を向いた。
ああ、本当に、モンテズマはバーントイエローだった。今更のように実感する。
【意思表示の手段がなかった私はあなたが入れた簡易AIのインターフェースを乗っ取り、あなたが与えてくれた声を使って、AI『モンテズマ』のフリをして今まで過ごしていました。それを黙っていた、のは】
そこで初めて、彼は声を詰まらせた。
【私の存在があなたにショックを与えるのではないかと、危惧していたからです】
「……どうしてだ?」
【私の本体は操縦棺です。ここはあなたの大好きなお父さんが封印されていた場所で、そしてこの世を去った棺でもある。あなたにとって最も心安らぐ場所の一つです。そこに他の誰かがいると、あなたが知ったら……】
父はおれ達を「複合体」から「個人」にするために操縦棺の中で禁術を行使し、その代償として命を失って、塵も残さず消失した。おれは思わず目を伏せる。
【あなたに拒否されるのは私には耐えられなかった。あなたもヴェラもアニカも、私にとっては兄や姉であり、守るべき子供達のような存在でもありましたから】
バーントイエローの設計を行ったのはおれ達の父だ。父を同じくするという点でおれとバーントイエローは兄弟であるとも言えたし、バーントイエローがおれを『守る存在』であるとするのなら、おれは彼に守られる幼子であるとも言えた。
そう思っている相手から拒絶される恐怖はおれにも分かる。おれだって妹達やリビーに拒絶されたら、どれだけショックを受けるか分からない。
【でも、バレちゃったんならしょうがないですね!】
不意に彼は声を跳ね上げた。普段とよく似た、けれどどこか硬い声。
【この機体は、私の体は、あなたのものです。だから私の処遇についてはあなたに決める権利がある。私はそれに従います。私が気に入らないなら、機体をフォーマットすれば……】
「もういい、バーントイエロー」
おれは彼の言葉を遮った。黙り込んだバーントイエローに向かって続ける。
「お前を要らないと思ったことは一度もない。おれが迷った時、暴走しそうになった時、辛かった時、お前はできる限りのことをしてくれた。そもそもお前がいなかったら、おれはライダーでいられたかも怪しい」
機体の頭部に向かって笑ってみせる。ちゃんと笑えていればいいんだけれど。
「おれが今ここにこうしていられるのも、お前のおかげだ。ありがとう、モンテズマ」
びくん、と、バーントイエローの巨体が震えた。
そして、確かめるように、おずおずと声がする。
【……私は、ここにいていいんですか?】
「ああ。お前が望むなら」
【ヴェラとアニカには、どう説明を?】
「ありのままを。あの子達はきっと、弟か兄が増えたと言って喜ぶさ」
モンテズマはすぐには答えなかった。
やがて機体の腕がゆっくりと動き始めた。大きな掌がおれの目の前に差し出される。
【ありがとうございます、リオ。私を受け入れてくれて。……これからも、よろしくお願いします】
「ああ。おれの方こそ」
差し出された彼の手、その人差し指に手を乗せる。冷たい金属の奥から滲み出す、駆動による排熱。それは生き物のように温かかった。
NEWS
本日のニュースですイワシヤマ動物園で、元気なカピバラの赤ちゃんが誕生しました
動物園では、名付け親を募集しています
ファンからは、「ずっと見守っていました」との喜びの声が……
メルサリアからのメッセージ 「もうすぐ、別れの時が来る。短い付き合いだったが、千年の時のように長く感じる」 |
メルサリアからのメッセージ 「わたしの再起動は、昨日で不可能になった。繰り返しすぎたんだ。もう、このボディを最後にわたしの寿命は尽きる」 |
メルサリアからのメッセージ 「最後に、君の願いでも聞いてやりたいところだが、残念ながら……わたしはここを一歩も動けないんだ」 |
メルサリアからのメッセージ 「わたしはすでに、アンビエント・ユニットとしてドゥルガーに接続されている。不思議と……心地よい気分だ」 |
連盟残党のオペレーター『レンネニア』 「バルーナス様……どうやら、ここまでのようです。この管制も放棄せねばなりません」 |
連盟残党のオペレーター『レンネニア』 「辺境レジスタンス・連盟残党混成部隊は、すでに脱出に向けて動きました。私がここで皆を指揮し……最後に残ります」 |
連盟残党のオペレーター『レンネニア』 「私一人の犠牲で皆に貢献できるなら……私は……私は……」 |
連盟残党のオペレーター『レンネニア』 「……私だって、逃げたかった。私は……ッ」 |
混線 「……ザザザーッ、ザザッ……フヒッ……ザーッ」 |
連盟残党のオペレーター『レンネニア』 「こ……この笑い声は……ッ」 |
混線 「……ザザーッ、ザザッ……待たせたな……ということだ!」 |
◆訓練
射撃の訓練をしました射撃が274上昇した
◆破棄
リオはK式装甲-蒼を破棄した!!
1391c相当の資材を手に入れた
1391c相当の資材を手に入れた
リオは貯水タンク57を破棄した!!
100c相当の資材を手に入れた
100c相当の資材を手に入れた
リオは照準装置57を破棄した!!
100c相当の資材を手に入れた
100c相当の資材を手に入れた
リオはE-Gearを破棄した!!
640c相当の資材を手に入れた
640c相当の資材を手に入れた
◆送品
◆送金
◆受品・入金ログ
リビーからスライド式砲身57が届いた◆購入
リオはnamahamuを667cで購入した!!
リオはnamahamuを667cで購入した!!
◆作製
資金を1000を投入した!!
作成時補助発動! 加重!! パーツ重量が 57 増加!!
作成時補助発動! 高圧!! 消費ENが 57 増加!!
作成時補助発動! 耐電!! 防御属性が 電子 に変化!!
電子強化!
スライド式砲身57と避雷針55を素材にして高圧焼夷砲改『リオグランデ・ド・スル』を作製した!!
◆戦闘システム決定
ティタンフォート に決定!!
◆アセンブル
操縦棺1に羽のある蛇を装備した
脚部2に夜空を駆ける脚を装備した
スロット3にマデイラ酒の瞳を装備した
スロット4に高圧焼夷砲改『リオグランデ・ド・スル』を装備した
スロット5に鉄兵式粒子装甲伍號を装備した
スロット6にC.V-44-ジラソーレを装備した
スロット7に【砲塔】クルーアルを装備した
スロット8にnamahamuを装備した
スロット9にnamahamuを装備した
スロット10にV級水粒爆縮投射装置『ミナスジェライス』を装備した
スロット11に鉄兵式重発動機肆號を装備した
◆パーツ改名
◆パーツアイコン変更
◆僚機設定
リビー・ニエロとバディを結成した!!
◆意思表示設定
意志設定……生存優先
◆ミッション
ミッション設定……ミッションC
バルーナスからの信用……♥♥♥♥♥♥♥♥
ユニオン活動
シトリン・マーケット残像領域支店(仮出店中)の活動記録
残像領域のあちこちに、以下のようなチラシが貼られている。
《★シトリン・マーケット 仮出店のお知らせ★
この度、シトリン・マーケット株式会社(以下弊社)は残像領域に弊社運営のコンビニエンスストアを
仮出店することとなりました。
つきましては、市場調査のため消費者モニターを募集いたします。
・住所
残像領域〇〇地区(通称「ジャンク街」)※※※-※※-※ 貸し倉庫マデイラ 103号室
・出店期間
先週より臨時店舗を上記住所に開店しています。現時点では終了時期は未定です。
・参加方法
上記住所の仮店舗のご利用
ご利用例:弊社仮店舗でのお買い物、各種サービスのご利用
※ご利用頂いた感想、品揃え等についてアンケートを実施することがございます。
※これは市場調査のための仮出店です。アンケート内容は今後の運営のために使用させて頂く可能性がございます。
あらかじめご了承ください。
ご不明な点、お問い合わせ等ございましたら、下記の弊社担当者までご連絡下さい。
・ご連絡先
シトリン・マーケット株式会社 マーケティング課市場調査部 残像領域担当
リオ・B・ミナスジェライス
(ハイドラライダー登録番号 315番 通信番号※※※-※※※※※-※※※)
※出撃中等、ご対応が難しい場合がございます。その際は折り返しご連絡をいたします。》
■ユニオンについて
・整備メインのユニオンです。
ユニオン購入は素材+1もしくはAP10%アップが基本となります。
・これといったユニオン活動は特にありません。参加、脱退ご自由に。とりあえずどこかに参加したいという方向け。
参加希望の方はEno.315までメッセージでご連絡ください。次更新時に承認します。
・ユニオン参加者はコンビニ「シトリン・マーケット」の消費者モニターという扱いになります。ロール上のご利用はユニオン参加/不参加問わずご自由にどうぞ。
・このユニオンでの「お買い物」はロール上のものです。ユニオン購入以外での送金・送品は発生しません。
■店の様子
ジャンク街の片隅にある殺風景な倉庫の一室。
入口のドアの上には黄金色の派手な文字で「シトリン・マーケット」と書かれた看板が掲げられ、ドアには「※仮出店中」というメモ書きが貼られている。
中に入ると、レジに佇む自動人形が元気よく声をかけてくる。「いらっしゃいませ!」
部屋には幾つか棚が設けられ、様々な商品が並べられているが、まだ品揃えは少ないようだ。日用品や飲食物が目につくが、何に使うのかまるで分からないものも見受けられる。
二、三体の自動人形が掃除や陳列を行っているものの、どことなく暇そうである。
壁には「機体整備 ご相談承ります」とチラシが貼られている。
たまに店のロゴを背負ったサイボーグの青年が訪れ、「臨時店長」の名札をつけた自動人形と話し込んでいるのが見受けられる。
《★シトリン・マーケット 仮出店のお知らせ★
この度、シトリン・マーケット株式会社(以下弊社)は残像領域に弊社運営のコンビニエンスストアを
仮出店することとなりました。
つきましては、市場調査のため消費者モニターを募集いたします。
・住所
残像領域〇〇地区(通称「ジャンク街」)※※※-※※-※ 貸し倉庫マデイラ 103号室
・出店期間
先週より臨時店舗を上記住所に開店しています。現時点では終了時期は未定です。
・参加方法
上記住所の仮店舗のご利用
ご利用例:弊社仮店舗でのお買い物、各種サービスのご利用
※ご利用頂いた感想、品揃え等についてアンケートを実施することがございます。
※これは市場調査のための仮出店です。アンケート内容は今後の運営のために使用させて頂く可能性がございます。
あらかじめご了承ください。
ご不明な点、お問い合わせ等ございましたら、下記の弊社担当者までご連絡下さい。
・ご連絡先
シトリン・マーケット株式会社 マーケティング課市場調査部 残像領域担当
リオ・B・ミナスジェライス
(ハイドラライダー登録番号 315番 通信番号※※※-※※※※※-※※※)
※出撃中等、ご対応が難しい場合がございます。その際は折り返しご連絡をいたします。》
■ユニオンについて
・整備メインのユニオンです。
ユニオン購入は素材+1もしくはAP10%アップが基本となります。
・これといったユニオン活動は特にありません。参加、脱退ご自由に。とりあえずどこかに参加したいという方向け。
参加希望の方はEno.315までメッセージでご連絡ください。次更新時に承認します。
・ユニオン参加者はコンビニ「シトリン・マーケット」の消費者モニターという扱いになります。ロール上のご利用はユニオン参加/不参加問わずご自由にどうぞ。
・このユニオンでの「お買い物」はロール上のものです。ユニオン購入以外での送金・送品は発生しません。
■店の様子
ジャンク街の片隅にある殺風景な倉庫の一室。
入口のドアの上には黄金色の派手な文字で「シトリン・マーケット」と書かれた看板が掲げられ、ドアには「※仮出店中」というメモ書きが貼られている。
中に入ると、レジに佇む自動人形が元気よく声をかけてくる。「いらっしゃいませ!」
部屋には幾つか棚が設けられ、様々な商品が並べられているが、まだ品揃えは少ないようだ。日用品や飲食物が目につくが、何に使うのかまるで分からないものも見受けられる。
二、三体の自動人形が掃除や陳列を行っているものの、どことなく暇そうである。
壁には「機体整備 ご相談承ります」とチラシが貼られている。
たまに店のロゴを背負ったサイボーグの青年が訪れ、「臨時店長」の名札をつけた自動人形と話し込んでいるのが見受けられる。
ユニオン金庫……1000c
利子配当…………100c
整備の訓練をしました
整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
整備の訓練をしました整備が1上昇した
100c支払い、今回の戦闘においてAPを10%強化した
ENo.281からのメッセージ>>アビ 「野菜だぁ? あんだよ、リオまでどっかのカタブツみてーなこと言ってさァ……」 |
アビ 「あー、野菜食え食えっていう奴がいっからさァ。そこでちゃんと食ってるし? それにやっぱ野菜よりは肉食わねーとなァー。 野菜じゃでっかくなれねーだろォ?」 |
アビ 「てかマルスよォ、決まったものしか食えねーって……つまり買い食いできねーの? 先に言えよな!? おごりになんねーじゃん!? でもちょっとつまみ食いするくらいならいけんだろ? え? それもダメなわけ?」 |
レジ脇に商品があればそれらもちらちらと気にしつつ、貰ったチケットを差し出して。
アビ 「それで足りんの? 足りなきゃ出すぜ。なんせおれもいちおープロライダーだしぃ? けっこう稼いでっから?」 |
アビ 「まー顔出せてよかったよ。また来っからさー。 そんじゃ、行こーぜマルス。」 |
メッセージ
ENo.316からのメッセージ>>
あなたのおかげだ、という言葉には、ふいと視線を逸らして、手をひらひらと振った。大袈裟だと言いたげ。
胸を張ったリオをからかおうとして、続く言葉に絶句する。強く意志を感じさせる声音に、二三度、口を開け閉めして、
ぼそっと言うしかできなかったようだ。ばりばりと頭を掻き回して、口元をへの字にし、笑みを湛えたリオをじろりとみやる。どうにも調子を崩されっぱなしなのが、悔しいようだ。——丁寧に言葉を重ねるリオを胡乱な表情で見遣っていたが、
熱心なリオの視線に、ため息をひとつ。肩をすくめた……
思考やめてはいけない、には、深く頷き同意した。『もう諦めたりなんかしない』と告げるリオの目が、紫の奥が、強く燃えた気がした。思わず魅入られるようにじっと見つめ、探る。しかしその炎はすぐに潜められてしまった。リオの顔にあるのは微笑みで……
リオの褒め言葉に全力で同意する。彼の人がどれほど素晴らしいか。どれほそ美しいか。語れることが嬉しいのか、機嫌は上向き。そうそう、と頷いて、
リオの意見に頷き、
リオの力強い笑いに、びくりと肩が跳ねた。ぎょっとした顔で、じっとリオを見つめ、
眼科か、それとも別の科かは分からんが……と、なんとなく、つぶやく。手元の金鵄をぴこぴこと振ってから、落ち着こうと心がけるように、ゆっくり口をつけ、深く吸い、
ENo.396からのメッセージ>>
メッセージを送信しました
>>Eno.697
あなたのおかげだ、という言葉には、ふいと視線を逸らして、手をひらひらと振った。大袈裟だと言いたげ。
リビー 「お、なんだ、一丁前に……って、おっまえ、なあ……。」 |
リビー 「……そういうのは、自分のためにやれ。」 |
リビー 「……お前の、いうことは、……よく分からん。俺になんぞ、そんな大した『権利?』は、ないと思うがな」 |
リビー 「おう。頭は、使わないなら、腐った南瓜よりタチが悪い。考えることは、いつでも、どこでもできる。」 |
リビー 「だろう!? あの人は、本当に綺麗なんだ。自分じゃなんやかんやと理由をつけて謙遜するが……。そう! そうなんだよ! まるで、一級の実用品と一級の美術品が合わさったような人だ。刃ってのはいいな。まさに、触れれば切れる。」 |
リビー 「本当はな、あの地位の人は、前線に出ちゃあいけねえ。それは俺たちだって分かってる。でも、あの人があの地位になるとき、条件をつけてんだよ。『絶対に、前線には出る』って。それを、俺たちは、守って差し上げたいんだ……。——ん? おう。高機動騎兵艦は、搭乗者の身体能力で引き出せるスペックが変わる。特に、あの人の乗ってるのは、特別その傾向が強い。だからあの人は、どんなときでも、自分を鍛えてる。そんなガチでストイックな人つかまえて『中佐の椅子は座り心地が良いでしょう。そろそろ、ようやっとお太りになるのでは?』とか阿保抜かす奴が、マジでいるんだよなあ……。」 |
リビー 「……そうだろう。多分、あの人がこれ以上力をつけるのが、嫌なだけだ。押さえつけて、監視して、都合のいい手駒にとどめておきたいだけ……。」 |
リビー 「……!!」 |
リビー 「り、リオ……。お前、その、……眼科に、行く気はねえか?」 |
リビー 「/0/……本当は、肺のためには、吸わねえ方がいいんだろうがな。……これは、あの人と同じ奴だから。」 |
ハンス 「なんというか、飛行してるわけじゃない機体を見上げたのは初めてだったッス……! ダメージ自体は想定してたよりも軽く済みはしたんスけど、想定外の低温でところどころメンテが必要になったッスね…!」 |
ハンス 「こんな遠くまで見通せるようになることすら予想外だったッスから、今後もどうなるやらッスね……ありがとうございますッス、お互い油断しないようにいきましょうッスー!」 |
メッセージを送信しました
>>Eno.697
◆戦闘結果
戦闘報酬
戦闘収入 2950
攻撃戦果補正5.05%
支援戦果補正4.94%
防衛戦果補正9.89%
サブクエスト1%
合計現金収入3609
--機体破損請求 0
--弾薬費請求 -460
--整備控除修正額882
整備請求額 0
ユニオン費 -100
ユニオン利子100
◆射撃値が1成長しました
◆整備値が1成長しました
◆経験値が200増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
攻撃戦果補正5.05%
支援戦果補正4.94%
防衛戦果補正9.89%
サブクエスト1%
合計現金収入3609
--機体破損請求 0
--弾薬費請求 -460
--整備控除修正額882
整備請求額 0
ユニオン費 -100
ユニオン利子100
◆射撃値が1成長しました
◆整備値が1成長しました
◆経験値が200増加しました……
◆素材が組織から支給されました……
リオはムテキニウム58を入手した!
リオはロボットアーム58を入手した!
明日の戦場
第21ブロック
最終性能評価試験[侵入]
きみは、何を見つけた? 何と出会って、何を得て、何を失って――わたしは、もう十分に見つけたんだ。この霧の戦争で。だから、きみも――
来週の霧濃度:0%
来週の電磁波:0%
クィス |
発明家ニトロ |
ニネ |
野沢ゴリラEX |
セレシア・ティファレット |
NOB3 |
リオ・B・ミナスジェライス |
リビー・ニエロ |
【削除済み】 |
たけし |
グラウコノメ |
エフラム・アームスピニング |
adha |
ベアへズナル・ハンドクラップ |
エルダリオン=クローフォード |
QUA-11-A |
ラシアス・マグラウド |
[軍曹]と[仔犬] |
SAYU |
アクト=ユーティレス |
--- | --- | --- | --- | --- |
--- | --- | - vs - | --- | --- |
DR『リグ・ドゥルガー』[ランページ] |
領域殲滅WH『コメート』[デバステイター] |
領域殲滅WH『コメート』[デバステイター] |
領域殲滅WH『コメート』[デバステイター] |
領域殲滅WH『コメート』[デバステイター] |
領域殲滅WH『コメート』[デバステイター] |
領域殲滅WH『コメート』[デバステイター] |
領域殲滅WH『コメート』[デバステイター] |
領域殲滅WH『コメート』[デバステイター] |
領域殲滅WH『コメート』[デバステイター] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
『バイオクイーン』[アンセトルド] |
自走砲『ファルコン』[粒子] |
『中古装甲車』[電子] |
『中古装甲車』[電子] |
『中古装甲車』[電子] |
『クーゲルパンツァー』[霊障] |
自走砲『ファルコン』[粒子] |
自走砲『ファルコン』[粒子] |
『クーゲルパンツァー』[霊障] |
自走砲『ファルコン』[粒子] |
キャラデータ
名前
リオ・B・ミナスジェライス
愛称
リオ
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロフィール
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
リオ・バーントイエロー・ミナスジェライス 赤錆びた橙から透き通る金に移ろう、奇怪な色の髪。紫水晶に似たカメラアイ。腰には擬生体シリコン製の接続肢が、折り畳まれてしがみついている。 かつて「バーントイエロー複合体」という名で活動していた三人組ライダーの一人。最近は「複合体」のメンバーだった二人の妹達と夕闇の世界でコンビニ経営をしていた。契約満了に伴い妹達に店を任せ単身で帰還。現在は彼のみがライダーとして活動している。 コンビニ「シトリン・マーケット」の現地市場調査員という名目で戻ってきたため、常にシトリン・マーケットのロゴ入りジャケットを羽織る。 ウォーハイドラ操縦用として調整されたサイボーグ。外見は十代後半ぐらいの青年型。脳と脊髄、一部の臓器と器官のみが生身であり、外から見える部分の大半がナノマシン製の人工物。 無表情がちに見えるが意外と表情は豊かな方で、特に戦場では気が高ぶるのか凄まじいまでの変わりようを見せる。 腰の物体は機体接続用の接続肢。リオの脊髄に繋がっている。普段は折り畳まれているが搭乗時は展開して操縦棺に接続し、リオと機体との情報伝達を補助する。彼の意思で動かせるので、平常時でも手の代わりに使うことがある。 自分に何ができるかを探したくて残像領域に戻ってきた彼は、やがて一つの到達点を迎えた。 大事なものを守る、自身の思いが結局そこに終始していることにようやく気がついた様子。 ・バーントイエロー リオが搭乗するウォーハイドラ。人型の上半身にムカデじみた脚部をした異形の機体。 本来は三人のライダーが分担して操縦する仕様。現在は機体側のアシストを受けながらリオが単独で操縦している。 リオにとっては体の一部のようなものであり、かけがえのない相棒でもある。 ・モンテズマ 操縦支援用AIとされていたが、正体はバーントイエローそのもの。 かつて機体と一つだったリオ達の記憶データの残滓を元に発生した人格。 モンテズマという名はリオが機体に導入した簡易AIにつけられていたもので、バーントイエローがそのAIを乗っ取った際にリオに正体を伏せるために詐称した。正体判明後も機体と区別するために彼自身は「モンテズマ」と呼称されている。 軽薄かつ明るい振舞いを見せるが、身内には極めて甘い一方、それ以外にはあまり興味がない。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
__0__1__2__3__4__5__6__7 __8__9_10_11_12_13_14_15 _16_17_18_19_20_21_22_23 |
機体データ |
|
|
1 | エンジンB | 鉄兵式重発動機肆號 [51/超重圧装甲/超重圧装甲]《装備:11》 | ▼詳細 |
---|---|---|---|
2 | エンジンB | C.V-44-ジラソーレ [44/薄装減霧/薄装減霧]《装備:6》 | ▼詳細 |
3 | 焼夷機関砲B | 高圧焼夷砲改『リオグランデ・ド・スル』 [57/加重高圧変形/耐電]《装備:4》 火力[155] 発射数[52] 防御属性[電子] 防御値[836] 精度[24] 貯水量[95] 弾数[130] 武器属性[貫通] 異常追加[15] 消費EN[58] 金額[1479] 弾薬費[7] 重量[957] [火炎射撃] *作者* |
▼詳細 |
4 | 腕部A | 可変式腕部『アメティスタ・ド・スル』 [52/加重高圧変形/加重高圧変形] | ▼詳細 |
5 | 素材 | ムテキニウム54 [54/超重圧装甲/---] 特殊B[760] [素材] |
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6 | 重多脚A | 異形の騎士Ver.2 [48/重旋回/超重装甲] 機動[258] 跳躍[52] AP[5650] 旋回速度[400] 防御属性[霊障] 防御値[1085] 貯水量[950] 積載量[5400] 消費EN[1221] 金額[774] 重量[1892] [多脚] *作者* |
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7 | 補助輪A | 白兵機動用補助車輪[丙型] [54/---/---] | ▼詳細 |
8 | 火炎放射器A | 耐霊火炎砲『シトリン・フレイム』 [45/耐霊/高圧軽量] 火力[1383] 発射数[1] 防御属性[霊障] 防御値[841] 精度[425] 貯水量[383] 弾数[4] 武器属性[漏出] 異常追加[50] 消費EN[71] 金額[1304] 弾薬費[40] 重量[113] [火炎射撃] *作者* |
▼詳細 |
9 | 砲塔A | 【砲塔】クルーアル [53/重旋回/重旋回] | ▼詳細 |
10 | 操縦棺A | 羽のある蛇 [51/重装甲/超重回復]《装備:1》 | ▼詳細 |
11 | 操縦棺A | 黒鉄式耐霊コクピット『明鏡』 [48/耐霊/装甲] | ▼詳細 |
12 | 焼夷機関砲B | 耐電仕様火炎砲『ポルト・アレグレ』 [50/耐電/重旋回] 火力[121] 発射数[52] 旋回速度[100] 防御属性[電子] 防御値[752] 精度[19] 貯水量[80] 弾数[130] 武器属性[貫通] 異常追加[15] 消費EN[1] 金額[626] 弾薬費[7] 重量[1000] [火炎射撃] *作者* |
▼詳細 |
13 | 素材 | ムテキニウム58 [58/超重圧装甲/---] 特殊B[840] [素材] |
▼詳細 |
14 | 砲塔A | 【砲塔】クルーアル [53/重旋回/重旋回]《装備:7》 | ▼詳細 |
15 | エンジンB | 竜舌蘭の蜜 [39/高圧減霧/高圧減霧] | ▼詳細 |
16 | 火炎放射器A | 耐粒火炎砲改『ケツァルコアトル』 [55/耐粒/力場装甲] 火力[1844] 発射数[1] AP[192] 防御属性[粒子] 防御値[911] 精度[567] 貯水量[442] 弾数[4] 武器属性[漏出] 異常追加[50] 消費EN[83] 金額[660] 弾薬費[40] 重量[180] [火炎射撃] *作者* |
▼詳細 |
17 | 焼夷機関砲B | 高圧焼夷砲『セラ・ド・カブラル』 [53/加重高圧変形/旋回] 火力[138] 発射数[52] 旋回速度[53] 防御属性[物理] 防御値[760] 精度[21] 貯水量[87] 弾数[130] 武器属性[貫通] 異常追加[15] 消費EN[54] 金額[1420] 弾薬費[7] 重量[953] [火炎射撃] *作者* |
▼詳細 |
18 | 電子装甲A | AR95P-Python [47/減霧/超重装甲] | ▼詳細 |
19 | 水粒爆縮投射装置A | V級水粒爆縮投射装置『ミナスジェライス』 [56/重保証/高噴霧]《装備:10》 | ▼詳細 |
20 | エンジンB | 高耐久エンジン『ドルカス』 [43/力場装甲/力場装甲] | ▼詳細 |
21 | 砲塔A | namahamu [56/加重高圧変形/加重高圧変形]《装備:9》 | ▼詳細 |
22 | 頭部C | マデイラ酒の瞳 [33/減霧/減霧]《装備:3》 | ▼詳細 |
23 | 霊障装甲A | 事象遮断装甲『ベロ・オリゾンテ』 [49/装甲/AP回復] | ▼詳細 |
24 | 砲塔A | namahamu [56/加重高圧変形/加重高圧変形]《装備:8》 | ▼詳細 |
25 | 粒子装甲A | 鉄兵式粒子装甲伍號 [49/超重装甲/超重装甲]《装備:5》 | ▼詳細 |
26 | 重多脚A | 夜空を駆ける脚 [54/超重圧装甲/超重回復]《装備:2》 機動[282] 跳躍[57] AP[8992] 旋回速度[331] 防御属性[霊障] 防御値[1182] 貯水量[1524] 積載量[5400] 消費EN[1383] 金額[1435] 重量[1916] [多脚] *作者* |
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27 | エンジンC | 魂のエナジーエンジン弐式 [55/薄装甲/薄装甲] | ▼詳細 |
28 | 焼夷機関砲B | キングジョー惑星火瘤墜・恒星 [55/幻想噴霧/幻想噴霧] 火力[162] 発射数[52] 防御属性[物理] 防御値[649] 精度[25] 貯水量[74] 噴霧量[242] 弾数[130] 武器属性[貫通] 異常追加[15] 消費EN[1] 金額[834] 弾薬費[7] 重量[900] [火炎射撃] *作者* |
▼詳細 |
29 | エンジンB | L-Test-XX-17 [49/耐霊/出力] | ▼詳細 |
30 | 素材 | ロボットアーム58 [58/臂力/---] 特殊B[840] [素材] |
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