ENo.0228　叢雲

戦闘収入　　1200
追加収入　　50
攻撃戦果補正10％(MAX)
支援戦果補正6.76％
防衛戦果補正15％(MAX)
撃墜数補正　0.6％
販売数補正　0.2％
ノーマル補正0.1％
敵警戒値補正0.52％

合計現金収入1712
--弾薬費請求　　-3362
--整備控除修正額-2812
整備請求額　　-1212


人間というものは、ときに都合の悪い現実から目を逸したいがために、自らに暗示をかけ、幻を見せるということを私はここで実際に知ることになった。

前回のミッション収支明細を見て、最初はまだ私は眠っていて夢を見ているのだと思った。それもとびきり悪いやつを。
試しに頬を思いっきりつねってみたが、目の前の数字はまったく変化がなかった。
ついでに偶々隣にいたペーターに思いっきりぶん殴ってもらったが、やはり悪夢的な終始結果は依然として変わらず、激しく痛む頬に怒り狂ったあまり愛すべき隣人を殴り倒してしまった。

おかしい。ミサイルの撃ち過ぎか？
いや……、焼夷機関砲……、あの幸福円満な一般家庭を焼き滅ぼすと名高い焼夷機関砲Bの親戚である焼夷機関砲Aを撃ちまくったせいなのか？
そうだ。そうに違いない。
私の愛するミサイルが私をこんな形で経済的に苦しめるはずもなし。
すべて焼夷機関砲Aというやつが悪いんだ。

現況がわかれば話は早い。
下手人たるかのパーツを原子配列変換システムに放り込みエロ本に変換して速やかにマーケットに出品した。
金によって犯された罪は、金によってのみ清算される。
これが残像領域の常識だ。

ヤギサワ機関
かつて禁忌戦争において実験的に参戦していたチーム如月の上位組織。
クローン研究員で構成された末端組織の如月とは異なり、ヤギサワは全員がオリジナルであり『不死の研究会』の会員である。ヤギサワ機関オリジナルの研究者はその体質ゆえに精神性が極めて保守的であり、機関の技術革新を推進させるために定命の研究者かつ高い知性を備えた定命のクローンを量産し、それらを如月のように末端部隊として残像領域の各地で活動させている。なお、禁忌戦争におけるチーム如月の成果は時空震の影響により失われたが、時空震から獲た時間操作技術を発展させタイムリープによってすべて回収済みである。

現在の所属ハイドラライダーは
Eno.228　叢雲